三郡山に登りました。(宍粟別撰5山)
GPS軌跡(クリックで拡大されます。)
2024.6.2(日)
行程:ゲストハウス繁盛=三郡山登山口1/Pー三郡山ー黒原山ー奥組山ー登山口2ー登山口1/P
ルート図:宍粟別選5山「三郡山」
1/25000地形図:『神子畑』
水道施設の手前Pに車を停めて出発
登山口
ここからの斜面は雨上がりも相まって、ヤマビル(しかも極太)
うようよエリアでしたが、ヤマビル&急登に打ち勝つ達成感を
得ることが出来ます!
サワフタギ/沢蓋木(ハイノキ科)
山の中に点在する、土管の埋まった遺構?はとても好きな
物体です。
三郡山 950m登頂
すぐ近くの地展望地にてお昼休憩を取りました。
木々の間から藤無山が見えます。
ゆっくり休み、先を進みました。
黒原山
四等三角点
点名:『神子畑』(みこばた)
標高:977.48m
この山でもギンリョウソウ/銀龍草(ツツジ科)が盛りでした。
尾根はヤマビルが居ないので安穏な気持ちで歩けます。
全縁のカエデは・・
イタヤカエデ/板屋楓(カエデ科)が雨に濡れて瑞々しい
ここのサワフタギはもう花から実に変わっていました。
成長したこの実が秋にコバルト色になるのですね。
奥組山 845.6m登頂
四等三角点
点名:『朝来』(あさご)
標高:845.59m
ここからの下り斜面にもヤマビルは居りましたが少数で中サイズでした。
作業道へ下りて来ると、オオバアサガラ/大葉麻殻(エゴノキ科)
花はシャンデリアやレースのカーテン様にドレッシーな感じです。
生長がとても早い樹木で、登山道を覆ってしまった場所で
伐採作業をしたことを思い出しました。
ここの山もミツマタが広範囲で繁殖しています。
宍粟ではミツマタを至る場所で見かけますが、いづれも来る度に
範囲を広げていることを感じます。鹿が食べない&繁殖力が強いので、
旺盛に拡大していくのでしょうか!
無事下山し、駐車場に到着。ピンク色のヤマボウシを下から写しました。
登山口2の神社近く、白いクリンソウ自生地に
寄って下さり、撮影しました。
☆途中、霧雨にも遭いましたが、滞りなく整備・調査登山が
終了しました。久しぶりに盛りだくさんのヤマビル対応
でしたが、スプレーのお陰で被害は皆無でした!
宍粟市一ノ宮町のゲストハウス繁盛校(旧繁盛小学校)に泊まりました。
ゲストハウス繁盛校宿泊
2024.6.1(土)
行程:ちくさスキー場=R429=R29=ゲストハウス繁盛校
メンバー:自分
☆ちくさでの登山会終了後、宍粟市一宮町繁盛(はんせ)のゲストハウスへ移動しました。
翌日も宍粟市での活動が控えていた為です。
標高315mとのこと、車を降りるとひんやりとした空気を感じました。
2年ぶり、2度目の再訪です。
今回は一人での宿泊ですが、こちらの宿へ泊ることは予約時から
わくわくでした。
今回は6年生のお部屋へ贅沢にのびのびと。
窓からは校庭、周囲の山々・・・。は~~っと深呼吸をしたくなる、
素敵な眺めでした。
お夕飯までの時間、お腹と喉を空かせておこうと思い、村の中を散策しました。
黒原川の流れはきれいな澄んだお水。この橋の上もきっと通学路だったのかな・・・
と、色々な想像を巡らせながら散歩をしました。
お夕飯の時間になりました。一階にある、元職員室の素敵な
カフェレストランへ。
ジビエのお食事は鹿肉のバーベキューです。
一人で食べ切れるかどうか、ちょっと心配でしたが、
柔らかくて新鮮な鹿のお肉はあっさりとしているので、
あっという間に完食しました。繁盛米(はんせまい)やお味噌、
地元のお野菜もすべて美味しかったです。
途中から、隣のテーブルでスタッフの方々のお夕飯も始まりました。
「ご一緒にいかがですか?」と、思いがけず声をかけて下さり、
ご相伴させていただきました。
米田ご夫妻とスタッフの皆さんの優しいお気持ちには
感動しきりでした。
名残惜しく食堂を失礼し、部屋に帰ると・・・
窓の網戸にオオミズアオが貼りついていました。
生きたオオミズアオを見るのは、小学生の時以来です。
自然に溢れた場所に居ることを実感しました・・・
今夜の宿泊客はなんと私一人。
山々に囲まれた静かな空間の中、朝までぐっすりと眠りました。
****
素敵な宿、ゲストハウス繁盛へまたぜひ訪れたいです。
第10回岡山・兵庫県境交流けんこう登山会に参加しました。
GPS軌跡(クリックで拡大されます。)
2024.6.1(土) 峰越峠(みそぎとうげ)ー長義山(なぎさん)ーダルガ峰(だるがなる)ー大海里山(だいかいりやま)縦走
行程:ちくさスキー場駐車場集合ー峰越峠ー長義山ーダルガ峰ー大海里山ー大海里峠ー登山口ースキー場駐車場
ルート図:宍粟50名山ルートマップ『15長義山』『8ダルガ峰』
昭文社 山と高原地図『氷ノ山』
1/25000地形図:『西河内』
メンバー:登山会にご参加の方々+岡山・兵庫県境交流けんこう登山会実行委員会・他諸々の方々
ちくさスキー場駐車場に集合し、ここから出発
峰越峠(みそぎとうげ)へ向かいます。
昨年の県交登山会はここまででしたので、続きを繋げます・・。
山の端っこから登って行きます。
一年ぶりに再会する、美作市、西粟倉村の方々と挨拶を交わし、
気持ちが温まりました。岡山の言葉はとても優しく、私は
とても好きなのです。
ちょっとした急斜面を登り、長義山(なぎさん)1106mへ登頂。
三等三角点
点名:『森上』(もりうえ)
標高:1105.39m
数年前の積雪季にクラブの方々と登った折、雪の下に埋まった山頂標を
皆で探した懐かしい思い出があります。
それから間伐材で造った、「カメラ台」が設置されていた時もありました。
ほぼ眺望の無いピークですが、楽しい思い出がある山頂です。
****
長義山からいったん、いっきに下り、また登ってダルガ峰へ。
途中、スキー場リフトトップの広場でお昼休憩を取りました。
ダルガ峰が近くなると、マンネンスギ(ヒカゲノカズラ科)
の植生が足元に広がります。若い新芽も瑞々しく見られました。
オオイタヤメイゲツ・大板屋名月(ムクロジ科)
もダルガ峰に多く、青モミジが爽やかでした。
ダルガ峰(だるがなる)1163m登頂
山頂標だけ写して、休憩はせずに先を進みます。
大海里山へ本日最後の登りを詰めると・・
大海里山 1206m登頂!
本日唯一の展望地でした。
四等三角点
点名:『大海里』(だいかいり)
標高:1206.60m
ここからは兵庫県標高1番の氷ノ山、2番の三室山、3番の後山(うしろやま)
が望める、爽快な山頂です。
山頂周辺にはサラサドウダン/更紗満天星(ツツジ科)が
群生しており、ちょうど満開を迎えていました。
サワフタギ/沢蓋木(ハイノキ科)もふわふわした花を付けていました。
アキグミ・秋茱萸(グミ科)も。
***
小さな面積の頂上は大勢の人達でいっきに賑やかになりました。
本日最後の山にて眺望を楽しんだ後は、急な斜面をゆっくり慎重に
下りました。
大海里峠
ここから下山。
タニギキョウ/谷桔梗(キキョウ科)
ギンリョウソウ・銀龍草(ツツジ科)
終盤の姿は、エリマキトカゲの様にうろこをひろげるのですね・・
フタリシズカ/二人静(センリョウ科)
ミズタビラコ/水田平子(ムラサキ科)
見落としそうな小さな小さなお花です・・
山友さんが見つけ、指さして下さったので、見つめられました。
エンレイソウ/延齢草(シュロソウ科)
船木山登山口に無事、下山。
あとは車道を歩いてスキー場駐車場へ。
沿道にタニウツギ/谷空木(スイカズラ科)が満開でした。
☆今年もけんこう登山会に参加することが出来ました。
爽やかな好天の下、大勢のかたがたと県境尾根を歩いて繋ぐ、
和やかな登山会した。
また来年も皆さんと元気に再会出来ることを楽しみにしています。
三尾山に登りました。
GPS軌跡(クリックで拡大されます)
2024.5.30(木)三尾山(兵庫県丹波市)
行程:自宅=R176=県道97号線=69号線=權太夫大神駐車場ー三尾山東峰ー西峰ー主峰ー駐車場=正覚寺=~~往路に同じ~~自宅
1/25000地形図:『宮田』
メンバー:山友さん+自分
三尾山をこのルートで登るのは初めてでした。
コナスビ/小茄子(サクラソウ科)
いたる所で咲いていました。
登山道は沢沿いでした。
コガクウツギ/小額空木(アジサイ科)
チャルメルソウ/哨吶草(ユキノシタ科)
花は終わっている様でした。
三尾山東峰 登頂
東方向の眼下には舞鶴若狭自動車道が見えました。
ヤマツツジ/山躑躅(ツツジ科)が盛りを迎えていました。
ナツハゼ/夏櫨(ツツジ科)の小さな赤い花が満開
ツクバネウツギ/衝羽根空木(ツツジ科)のお花も満開
西峰も踏んでおきます。
三尾山西峰 552m登頂
こちらは眺望は適わず。
三尾山 主峰 登頂!
昨春以来、一年ぶりの三尾山でした。
頂上からもさらに丹波市春日町方面の眺望は良く・・
南には黒頭峰620mの丸いピークも見え・・
夏栗山、そして後方は小金ヶ嶽と三嶽でしょうか・・。
お昼休憩をゆっくりと取り、再び往路を戻りました。
ゲートを通過し・・
他には誰も停めていない駐車場へ。
セイヨウイボタノキ/西洋水蝋木・西洋疣取木(モクセイ科)
駐車場周辺には色々なお花が盛りを迎えています。
ネジキ/捩木(ツツジ科)
車に乗って、近くの三角点を訪ねました。
正覚寺の山門近くに・・・
四等三角点
点名:『正覚寺』
標高:130.28m
☆三尾山の西峰、東峰を含む三峰を登りました。
今日は一人の登山者にも会わず、気心知れた山友さんと
おしゃべりにも花が咲き、和やかな山路でした。
近所を散歩していて見かけた植物です。
アマドコロ/甘野老(クサスギカズラ科)
ウツギ/空木(アジサイ科)
ヒメカンアオイ/姫寒葵(ウマノスズクサ科)の葉でしょうか?
根元には終わった花?が縮こまっていました。
コアジサイ/小紫陽花(アジサイ科)
薄い水色の繊細な花が星の様