野へ山へ

2004年~

△御嶽山(おんたけさん)①

2020年09月07日 | 山行記

△御嶽山(おんたけさん)に登りました。

GPS軌跡(クリックで拡大されます。)


2020.8.30(日)-31(月)
行程:(30日)JR新三田=JR新大阪=(のぞみ)=JR名古屋=(特しなの)=JR木曽福島
=(おんたけ交通バス)=(御岳ロープウェイ)=飯森高原駅ー女人堂ー石室山荘ー△剣ヶ峰ー二ノ池山荘ーサイノ河原ー摩利支天山ー五ノ池小屋泊
   (31日)五ノ池小屋ー飛騨頂上ー継子岳ー開田頂上ー三ノ池避難小屋ー二ノ池山荘ー石室山荘ー女人堂ー飯森高原駅=(ロープウェイ)=(バス)
=JR木曽福島~~ 往路に同じ ~~JR新三田
地図:昭文社 山と高原地図『御嶽山2020年度版』
メンバー:夫・自分


JR新三田を始発(4:54)で出発、JR木曽福島に8:29到着。
おんたけ交通バスでロープウェイ乗り場へ向かいます。


細い道、霊場も通りながらロープウェイ乗り場へ到着。
ここからロープウェイに乗り、


飯森高原駅に着地。


黒沢口 登山口から登り始めます。


八合目女人堂


八合目から御嶽山稜線を眺望
ナナカマドの一部が既に紅葉を始めていました。(写真、〇の中)


少し雲行きが怪しくなり、ぽつぽつ雨が降り出しました。


入山の挨拶をしました。


写真では判り難いですが、大粒の雨が降り出しました。
雨具を着て、一路、写真の石室山荘へ。山荘内で20分ほど休憩させていただきました。


なかなか止まないゲリラ雨なので、意を決して剣ヶ峰へ。


コニーデ型の御嶽山は色々と富士山に似ています。裾野へたなびくスロープを見て
富士山を彷彿しました。


登山道に流れる水が黄色いのは硫黄の色でしょうか。




一ノ池の側を通り


いよいよ剣ヶ峰への登り。


石室山荘からすぐ近くですが、頂へ行くにつれ険しい感じの地形でした。


新設されたシェルター


改修された頂上直下にはアンテナや観測装置?、慰霊碑などが設置されていました。
そして虹が・・


御嶽神社奥社に到着し、参拝。


あらためて一ノ池を眺めます。噴火を思うと、何とも言えない不思議な感じでした。


△一等三角点
点名:『御岳山』(おんたけさん)
標高:3063.61m


二ノ池(中央)を眺める
すっかり雨は上がりました。石室山荘の方が言われた通り、ゲリラ雨だった様です。





後から登って来た方から「『剣ヶ峰』ってどこですか?」と、ここで尋ねられました。


二ノ池は日本最高所の高山湖とのこと。


二ノ池小屋の前を通ると、池から流れる水が滝の様でした。
山上の池から川が流れる様子というのも珍しい光景なのでは・・


サイノ河原


サイノ河原は一見、荒涼としていますが、緑地は天然の日本庭園の趣にも
感じます。


摩利支天乗越(まりしてんのっこし)に到着。
摩利支天山へ向かいます。


乗越から剣ヶ峰を振り返る


北方向を見下ろすと、ガスの中に五の池小屋が見えました。


岩の陰にザックをデポして、いざ。


崩れそうな斜面ですが、登山道は細くもしっかりしています。


△摩利支天山 2959.2m 


△三等三角点
点名『御嶽』(おんたけ)
標高:2959.45m


北方面、眼下の眺望


再び剣ヶ峰を望む


頂上を辞し、往路を戻ります。


先ほどのガスが晴れ、五ノ池小屋、五ノ池、△乗鞍岳まで現れました。


摩利支天展望台にて摩利支天頂を眺める


美しい三ノ池


懐かしい五の池小屋に到着しました。


素敵なデッキが新設されていました。


気圧で袋がパンパン。
前回、泊まった時には美味しいお食事をいただきましたが、
今回はのんびりと呑みながら食べたかったので、素泊まりにしました。


夕刻はどんどん寒くなり、ダウンを着込んでの食当。
デッキで食事後は薪ストーブ燃える小屋の中へ。


今回は五の池小屋名物の、ピザを予約しておきました。
(下の段で焼いています。)


お待ちかね、特製ピザの焼き上がり! 
生地もチーズもこだわりの材料との事、スモーキーで絶品でした!
(レトルトパウチのワインは持参)


ピザを食べ終えると、夕焼け雲海ショーが始まるところでした。


思わず小屋後ろの飛騨頂上に駆け上りました。
斜面も小屋も夕陽に染まっていました。


眼下に雲海、染まる天・・・
ここに泊まる醍醐味です。

夜半は月が煌々と摩利支天山の尾根を照らしていました。
翌日に続く。

(30日に撮った植物)

オヤマリンドウ(リンドウ科)


ナナカマド(バラ科)の実


オンタデ(タデ科)


イワギキョウorチシマギキョウ(キキョウ科)


シラタマノキ(ツツジ科)


ガンコウラン(ツツジ科)


イワツメクサ(ナデシコ科)


トウヤクリンドウ(リンドウ科)


コマクサ(ケシ科)


ミヤマオトコヨモギ(キク科)




イワベンケイ(ベンケイソウ科)の花の終わったもの?




イワギキョウ(キキョウ科)

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