明日は娘のピアノ発表会です。
今夕、本番前最後のレッスンがありました。
ソロは毎日の練習で聴いていますが、娘と先生の連弾は初めて聴かせてもらいました。
私の技量では絶対にこんな難しい曲は弾けない、娘は先生と組んで正解だった。と実感しました。
明日の演奏がうまく行きますように・・・。でも二人とも笑顔で弾いていたから、きっと大丈夫だと思います。
ここ近年、山に行く時の地図は、電子国土ポータルからダウンロードした地図と
昭文社のエアリアマップを用意していました。(エアリアは該当する山が載っている場合)
ダウンロードは自分の欲しい縮尺で用意できるし最新の情報なので確実ですが、
コピー用紙に印刷した地図に何となく釈然としなくなり、やっぱり既製の地形図を使いたくなりました。
(近くに置いている書店が無かったのでネットサービスを利用しました。)
↑ 封筒に「四つ折り」での発送は地図10枚まで送料110円で届きます。地図は一枚270円
(折りすじが嫌な人は宅配便で。)
何年ぶりに手にする「地形図」。懐かしいです!
三角の透かし、昔からも入っていたっけ?
数枚取り寄せましたが、旧タイプと新タイプが混在で届きました。
「神子畑」の地図が旧版、「西河内」が新版です。
地図面のサイズが新版の方が大きいです。
旧版は、ほぼぎりぎりに区切ってありますが、新版は「重なり部分」が多く取ってあるからです。
(新版、旧版で折り方も少し違いました。)
最近登っている兵庫100山や、宍粟の山々はマイナーな低山が多く、
既製の地図があまり無いです。
こうやって2.5万図で組み合わせて、数座の山を繋げてみました。とても嬉しい瞬間!!
久々に地形図を折っていたら 、学生時代の色んなことを思い出して笑っちゃった。
旧版は折った時に区分名が解りやすいけれど、新版はこんな感じなのでちょっと見難いかな。
やっぱりこの重さ、この紙の質感が手にしっくり来ます!
(手:長男)
2,5万図、ユポ紙の香りのエアリアマップ、コンパス でこれからも色々な山を楽しみます!
追記:三角△の透かしは30年前もありました。(山友 杉澤氏からの報告)
今日は兵庫100山の一座、播磨の妙見山へ登って来ました。
妙見山といえば、関西では能勢(大阪と兵庫の県境)の妙見山が有名ですが、今日私が登ったのは、多可町の妙見山です。
途中まで草いきれが鬱蒼として暑かったですが、
展望の利く場所が途中、途中にあり、暑さが救われました。
ニセピークをいくつか越えて・・・
△妙見山 693mピークハント! 二等三角点
頂上の登山ノートに登頂記念を記しておきました。
眺望良し! 夏は大きな雲に手が届きそうです。
鬱蒼(うっそう)とした樹林を下ります。
登山口周辺は古墳が多いです。手前が東山一号古墳、奥が登ってきたばかりの妙見山。
2012.8.26(日)
△妙見山(多可町) 693m
アクセス: (往復とも) 神戸三田IC-中国自動車道ー滝野社IC-R175-R472-多可ふれあい館(東山登山口)―妙見山
メンバー:単独
感想:3合目までとにかく激暑。アブに苛まれましたが、虫除けスプレーと蚊取り線香のお陰で事なきを得ました。
養父市の須留ヶ峰へ登って来ました。
須留ヶ峰は兵庫100山です。
登り初めから稜線まで、鬱蒼としていてなかなか視界の利く場所が無かったせいか、
気分的に長く感じました。
今日は稜線に出るまで珍しく写真を撮りませんでしたので、いきなりピーク前の写真です。
赤矢印を進むとようやく大杉山のピーク
大杉山 1048m 眺望の良いピークです!
ここまでいっきに登ったので大休止を取りました。
大杉山の由来?いくつもに分かれた古木が。
山から水が流れて川になって、川の流域に人が住み始めて村が出来て・・・
稜線から、山々の隆起や川を見下ろす度、実感します。
さ、メインピークの須留ヶ峰を目指してひと頑張り。
大杉山から一度下って、再び登って・・・
木立の下は比較的涼しいんですが、幾たび登り下りがあってでどっと汗をかきます。
やっと・・・!!
△須留ヶ峰 1053.5m 登頂!
ヨガみたいなシンプルな標識
二等三角点
ヨガみたいな古木
さて・・・元来た道を下山。
斜め撮りしているのではなく、斜面なので木が斜めに生えているのです。
登山口へ下山。
2012.8.19(日)
△ 須留ヶ峰 1053.3m(兵庫100山)
アクセス: (往)神戸三田IC―(中国自動車道)―福崎JC―(播但自動車道)―朝来IC―県道70号線―建屋―餅耕地奥林道終点(登山口)
―大杉山―須留ヶ峰―大杉山―登山口
(復)往路と同じ
メンバー:夫・私
感想:今日は暑かったせいかバテました。
“鬱蒼感”豊かな山でした。
8月12日(日)、宍粟市の赤谷山へ夫と登りました。
赤谷山は兵庫100山・宍粟50山の一山です。
今回、リング状のルートで登ってくることにしましたが、下山後に車道(国道)を歩くのがどうも・・・と思い、
車に自転車を積んで行きました。
新戸倉トンネル手前の空き地に自転車をデポ。
車で戸倉スキー場(戸倉スノーパーク)へ向かいます。
夏の戸倉スキー場 ここは確か10年前くらいに家族でスキーに来ました。
見た目は爽やかですが、この草、丈が160cm以上ある笹。
見た目はなだらかですが、雪の無いスキー場って意外に傾斜がきついです。
始まりから「藪漕ぎ」とは予想外でした。 白やじるし↑は夫です。かろうじて頭部だけ見えます。
足元がまったく見えないのでマムシがいたらどうしよう~~~ そればかり考えて恐怖でした。
やっと第一リフト上まで登りました。 ふぅ~~
正直、北アルプスよりしんどい。
第二リフト上。 もうゲレンデを登るのは嫌だ~~
笹を漕いだので、腕が傷だらけになりました。
やっと取り付き。 折れた標識をどなたかが石で押さえて下さってありました。
この地面の標識が無かったらどこが登山口か解らなかったです。
ひたすら県境尾根を登ります。
ブナ林がきれいでした。
人の多い北アとは反対に夏のマイナーな低山では当たり前ですが誰にも会わず。
鹿には会いました。びっくりして駿足で斜面を駆けて行きました。
そうこうしているうちに・・・
△赤谷山 1216m ピークハント! (二等三角点)
ゲレンデの藪漕ぎで少々バテていたので、思ったよりピークまで長く感じました。
この山は 加藤文太郎が万歳三唱した といういわれのある山です。
行動食を食べて出発。
戸倉峠方面へ県境の尾根を下ります。
下山。
林道をてくてく下ります。
しばらく下ると、旧29号線に出ました。
旧道に残された「波賀町」の標識
2005年に山崎町・一宮町・千種町が合併して宍粟市(しそうし)になった為、現在は宍粟市波賀町○○
という広域地名になっているそうです。
あ、トンネルが! 近くに行ってみました。
旧国道のトンネルということは・・以前はこのトンネルを大型車輌も通っていたと。
戸倉随道 とのこと。 向こう側へ行けそうです。次はここをくぐってみます!
15年前まではここを車がびゅんびゅん走っていたとは・・・
(今は車止めがしてあり、車は通れません。)
ヘビ注意
新戸倉トンネル
新しいバイパスが通って、このトンネルに。
標識も今はこれ。
右カーブ、緑の線が元の旧国道29号線。
この先、ずい分ヘアピンカーブの多い山道でした。
現在は、右の新しいまっすぐ道路に変わったんですねー!
デポしておいた自転車は無事、待っていてくれました。
さて、車を止めた戸倉スキー場まで走ります!
川沿いを走るので、涼しくて快適でした。登山口から下山口を自転車で繋いだのは得策だった様です。
振り出しに戻る。
あらためてまた見上げる藪漕ぎゲレンデ
夫の自転車はロード、私のはクロスバイクです。
共に輪だけ外して載せて来ました。
△赤谷山(宍粟市) 1261.4m ・
行程: 中国自動車道 神戸三田IC-山崎IC-R29-新戸倉トンネル手前Pへ自転車デポ
―戸倉スキー場(スノーパーク)に車を駐車 ゲレンデより登山―リフト最上部(アンテナ小屋)
―県境尾根―赤谷山頂上△
―戸倉峠側登山口―林道―旧国道29号線―新戸倉トンネル手前P(自転車で)―戸倉スキー場へ戻る
―R29-山崎IC-神戸三田IC
※登山ルートに水場無し、 ルート中はほぼ圏外
メンバー:夫・私
感想:いきなりの藪漕ぎには参りましたが、身の丈ほどの笹漕ぎに北海道の山を縦走している趣を感じ、楽しかったです。
思いがけず、廃道(旧国道)や廃トンネルと出会ったりしたのも嬉しかったです。
明神から1ピッチで懐かしい徳沢。今も昔と変わらず穏やかな雰囲気、草地のきれいな幕地でした。
さて、徳沢から長い登りの長塀山ルートを取ります。下りて来たことはあっても、こちらから登ったのは初めてでした。
コースタイム4時間40分、気合いを入れてひたすら登りました。
一人だとバテてしまいそうな急登も、恵ちゃんと終始おしゃべりをしながらの行程で汗をかきながらも楽しくクリア。
森林限界に出て、ほーっとする頃に “妖精の池” 通過
ぱっと視界が開けて、稜線!
そうこうしているうちに・・・
ついに△蝶ヶ岳 2677m 登頂!! ヒュッテとテント場が見えます!
懐かしい懐かしい天上の場所!
安曇方面が一望
目の前には、乗鞍、焼、西穂、前穂、奥穂、北穂、涸沢、南岳、そしてエンピツ、常念、大天井・・・見える限り見渡せる眺望。
蝶ヶ岳は19歳の時に初めて登った北アルプスです。あの時の感動は今も忘れられません。
(あまり素晴らしい山だったので、20歳の夏休みに父と母を連れて登りました。
今思うと、両親があの歳でよく登ったなぁ~と感心します。 私と両親には一生の良い思い出です。)
しばし見とれてから、ヒュッテに入りました。
西穂山荘ほどではありませんでしたが、やはり蝶ヒュッテも混んでいました。
夜、外に出て星を見たり、安曇の夜景を見たり、穂高のシルエットを見たり・・・2600mの夜を楽しみました。
私は高い山から見る下界の夜景が好きです。 2000m以上の山から見る里や街の灯は、懐かしさというか温かみというか・・・
展望台などから見る華やかな夜景とは違う・・・なんとも言えない街の灯です。
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6日の朝は曇っていて少し霧雨が降っていましたが、展望は充分。涼しくて歩きやすい天候でした。
蝶ヶ岳ヒュッテとさよなら。
蝶槍(ちょうやり)までピストンをして、下山ルートは横尾へ取りました。
ここは新錬の時に重いキスリングに泣きながら登った尾根です。
今では歩き易く感じますが、新人の時はただただきつい登りだった・・・
横尾着。 きれいに改装?された横尾山荘
いつのまにかすごく立派になっていた横尾大橋。 涸沢方面はこの橋を渡って横尾谷を詰めます。
30年前は小さな木の橋だったはず・・・
横尾を後に、再び徳沢、明神、小梨平を経て・・・上高地。
蝶ヶ岳アタック隊は無事成功を納めました。
ここで解散とし、恵ちゃんは岡山へ、私は大阪へ・・・それぞれの帰路へ就きます。
往路と同じくアルピコの高速バスで一路大阪へ。
往きはレギュラーの4シートでしたが、帰りは3シートが取れたので、のんびりゆったりです。
初めて乗る高速バスのグリーンカー。嬉しくて写真を撮りました。
前の座席との間隔が広く、座り心地良いです!リクライニングも!
毛布、スリッパ、フットレスト付。
乗る前に買った 長野名物おやき(辛野菜・かぼちゃ)・黒ビール
4日間の完遂に乾杯!!
おやきもビールもすごく美味しいし、最高な気分でした。
WVの皆さんにメールを送りながら・・・うとうとと爆睡に入りました。
夜8時30分、滞りなく梅田(大阪)に到着。
10時前に新三田に到着、我が家へ。
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長々と記しましたが、実際たったの4日間。
でもどの事柄も省けなくてだらだら記してしましました。
ただただ、WVの皆さんと留守宅の家族へ感謝しています。
(おわり)
8月5日。上高地で一泊した翌朝、朝ご飯の前に周辺を散策しました。
河童橋の上から 焼岳と月
5時とは言え、登る人、降りてくる人、散策の人が行き交い、静かな中にも
活気のある上高地の朝でした。
霞沢岳
北アルプスに見下ろされて動くのは・・・なんと贅沢な気分でした。
気持ちよく練習をしていると・・・周囲の笹むらががさがさと音がして、
次々にお猿さんが出て来ました。
とてもびっくりしました。何匹もに遠巻きにされ、正直怖かったです。
目を合わさないほうがいいのだろうか??と思いましたが、四方に居るのでそれとなく目が合います。
じっと固まっていると、「何もくれないの?フン!」という感じでまた笹の中に返って行きました。
(後で知りましたが、上高地周辺で「猿の人慣れ」が進んでいるようです。)
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ロッジに戻り、皆さんと朝食をいただいてから荷物をまとめて、玄関の前で集合写真を撮りました。
また次の機会もこのメンバー全員に会えますように・・と思いました。
後輩君達3人はここでお別れ、8人は明神池へ散策に行きました。
明神もまた通過点でしかなかった場所ですが、明神宮という神社があり、その奥にひっそりと二つの美しい池があること・・・
恵ちゃん(岡山)の誘いが無かったら知らずじまいになる場所でした。
さて、ここで先輩方と同輩達6人ともお別れ。
6人の皆さん、ありがとうございました。またお会いする日を楽しみにしています!
そして・・・恵ちゃん&私の蝶ヶ岳アタック隊は、一路徳沢へ向かいました。
次は最終章です。
8月4日の夕方、上高地 五千尺ロッジにWVの仲間が集まりました。
福島から2名、東京1名、千葉1名、新潟1名、富山1名、岐阜1名、兵庫1名、岡山1名、大分2名
の計11名(男子6名、女子5名)が今夜のために遠路より上高地へ集まって来ました。
千葉、富山、岐阜の3人は下の学年の男子で、私は数十年ぶり?の再会でした。
3人とも大学生の頃から容姿がちっとも変わっておらず、とても驚きました。
(私にはそう見えましたよ。)
昨秋にお会いした先輩方、同輩達、そしてずっと会いたかった同級生、九州の恵ちゃん、
満面の笑顔で会えた事、最高の気持ちでした。
学生の頃、上高地は単に登山口であり通過点でしかありませんでした。
夕食までの数時間、河童橋周辺や散策路を巡ったりして、全員が「上高地って観光地だったんだ!!?」と
認識しました。
梓川のほとりで、久々に見上げる穂高連峰を見て、10名の皆さんはそれぞれの感慨を
お持ちだったことでしょう。
私は、今朝登ってきたばかりの西穂や昨日登った焼岳を見上げて、制覇感に感慨ひとしおでした。
夜の懇親会は楽しいうちにあっという間の時間が経ちました。
全員が学生時代に戻ったかのようでした。
何十年ぶりに女子5人でお風呂に入りましたが、合宿帰りのお風呂を思い出しました。
(山から下りてきて入る1週間~数週間ぶりのお風呂・・・あれは醍醐味だったなぁ!)
部屋は二人の恵ちゃんと私の3人でした。
・・・どこか違和感を感じたのは・・・テント&シュラフじゃなかったからでしょうか。
それでも、心地よい疲労感の私は、ふかふかのお布団でぐっすり朝まで熟睡しました。
西穂山荘で泊った部屋は、「女性だけの相部屋」でした。
昨夜の夜行バスも隣席が女性だったし、最近は様々な場で男女混合にされない
「女性だけ」の配慮が嬉しいです。
同室には単独行の女性が数名おり、「単独同士」で話が弾みました。
食堂の席も単独者ばかり集められたテーブルでしたが、和やかに美味しいご飯をいただきました。
ただ、この夜の布団スペースはシングル布団1枚に2人。
寝返りが打てるかどうか?のスペースでした。
8月3日でこの混み様なら、お盆はいったいどうなってしまうのでしょうか。
久々に小屋に泊ってみて、小屋のメリットは承知の上でも、「やっぱり私はテント泊が良い」と実感しました。
これからは体力の続く限り“月光荘”幕営で。
西穂ピストンは mont・bell ポケッタブル ライトパック 11ℓへ必要な物だけ入れて。
ザックは山荘へデポ。
今日も快晴の空
ほどなく丸山。 ここからも素晴らしい眺望。
西穂高岳まではいくつかのピークを越えて行きます。
あといくつ目が頂か、というと
まず独標(どっぴょう)
父が若い頃、上高地からここまでは登ったそうです。
昨日登った焼岳はどこからでも解りやすいです。
昨日はあそこ(焼岳)からこちらを眺めたのに、今日は反対に。
お互い、いかに展望の開けた山であるかが解ります。
とんがりが昨日より近くなった。富士山もくっきり。
そうこうしているうちに・・・
ついに△西穂高岳 2909m ピークハント!
ここから先、奥穂までのジャンダルム越えをするパーティ。
ヘルメット着用は必要と思いましたが、アンザイレンのパーティ、返って怖い気がしましたがどうなんでしょう・・・。
少し行動食を摂って戻ります。
今回の核心部を無事に踏破し、うきうきな私。
カールを撮影
一人だと怖い、と思った岩場は2箇所くらい。
振り返ると西穂ピークがもうあんな遠くに。
無事に山荘着。
山荘の隣には東邦大学医学部 夏山診療所
お世話にならなくて良かったです。
西穂山荘&mont・bell 「西穂高2909 Tシャツ」
私のサイズが無かったので購入しませんでした。
パンと牛乳を食べて上高地へ下山。
涼しい樹林帯の中尾根。
ここのルートはポピュラーな様で、西穂往復のパーティがいくつも登って来られていました。
下山!!!
登山口なので、登山届けポスト、遭難者の捜索願い、
遭難防止啓発が掲示されています。
単独行動はここまで。
8月4日(土) 西穂山荘ー西穂高岳 往復 ー中尾根を経て 上高地
レポートはまだ続きます。
後ほど。
今夏、WV(ワンダーフォーゲル)部OBOGの集まりが上高地で催されました。
せっかくの上高地集結、ついでにどこかへ登らないわけにはいきません。
北アルプスは8年前にエコと縦走した燕(つばくろ)~大天井(おてんしょう)以来でした。
さてどこに登ろうか・・・と考えたところ、上高地からすぐに登れる焼岳、そして西穂高岳がまだ未踏
だったので、取りあえずこの二峰へ単独行で登ることに決めました。
一応夫へ計画を話したところ、
「今回は滑落の可能性があるから、遭難保険に入っておくように。万が一、ヘリを飛ばした時のために。」
と言われました。
遭難保険は兼ねてから入ろうと思っていたので、良いきっかけでした。
一ヶ月前からバス、山小屋を予約し、装備、保険、体調、いづれも万端に整え、
留守宅を夫に託して山へ向かいました。
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前置きが長くなりましたが・・・
8月2日 午後10:30 新大阪ー(夜行バス さわやか信州号)ー
8月3日 午前 6:00 上高地着
久々の上高地。お天気は良く幸先の良い出発になりました。
バスターミナルをあとに、帝国ホテル前を通り過ぎ、田代橋の上から。
夏の梓川は昔も今も。 「梓川だぞ」というプライドで透明にせせらいでいました。
焼岳登山口から入山。私以外誰もいません。
熊笹の解りやすいトレイルが続きます。日頃、不明瞭な道の多い低山を歩いているせいか、
メジャーな北アルプスは迷う術も無く歩きやすいのでした。
たまにハシゴ場もあって面白いです。
上から見下ろしたところ。
一番直角でスリルなハシゴ。こんな場所はキスリングで登りたくないですね。
・・・いい香りがすると思ったら・・・焼岳が近くなったみたいで硫黄の匂いでした。硫黄=S
硫黄小屋へ到着。
おにぎり、SOYJOY、水、を摂って小休止。
パンダのストラップは次男がくれたお守りです。
標高2000mの気圧でソイジョイの袋もパンパンに膨らんでいます。
ザックをデポして 焼岳へアタック!
稜線から焼岳北峰方面
穂高方面
北アのとんがり山、上部が見えます!
真ん中を流れる梓川・・・
思った以上に展望の素晴らしい焼岳。
岩のすきまから煙が!
ピークへの路
△焼岳 2444m (日本百名山) ピークハント!
100%の快晴だったので、北アルプス表銀座、裏銀座が見渡す限り一望でした。
焼岳は今までつい後回しにしていた山でしたが、登るべき素晴らしいでした。火山、万歳!!!
同じ道を戻り、焼岳小屋にデポしたザックを背負い、さて長いルートを西穂山荘目指してgo!
西穂山荘まではコースタイム3時間30分ですが、2時間30分を目指します。
樹林帯のトレイルをひたすらアップダウン・・・張り切ったものの、少しづつ疲れが出てきました。
尾根上に赤い屋根が見えましたが・・・見えてからが長い。
時々開ける展望は眼下に梓川、帝国ホテル、バスステーション。
ようやく西穂山荘到着!
小屋前の幕地
お盆前ですが、小屋も幕地も結構混んでいました。
8月3日(金) 上高地ー焼岳山荘ー焼岳ー焼岳山荘ー割谷山ー西穂山荘
:コースタイム 合計8時間30分
:実時間 6時間30分
恵ちゃんと蝶ヶ岳 登頂!ヾ(^▽^)ノ
上高地ー徳沢ー長かべ山を経て3:30 着きました!
蝶ヶ岳は、19歳の時に初めて登った北アルプスです。
色々な思い出の多い山です。
今回、蝶に登るきっかけをくれた恵ちゃんに感謝!
上高地では皆様ありがとうございました!
ヾ(^▽^)ノ
今日の最終地、西穂山荘へ2:30に到着しました。
焼岳小屋ー西穂山荘はコースタイムで3時間30分なので、覚悟して歩きましたが…
いやいや…思った以上にアップダウンが多く…稜線に小屋が見えてからが長くて長くて…久々にバテました。
(急いで歩いたので、2時間30分で到着)それだけに山荘の屋根が目の前に見えた時はやれやれでした。
樹林のトレイルは単独だけにちょっと退屈しました。
(恵ちゃんと一緒なら退屈知らずだったんだけど…(~o~))
お盆前ですが、登山者が多くて驚きました。
今回は小屋泊にしましたが、混んでいる時はやっぱりテントもいいかなぁ…と思っているところです。
(あと+5kg以上荷物が重くなりますが……)
西穂山荘は、縦走してくる山ヤと、新穂高ロープウェイで上がってくるハイカーさんが混在している小屋です。(^^;)
でも北アルプスでは唯一通年営業している小屋なので、洗練された感じです。(*^_^*)
着くなり、さすがにビールを飲みました!
下界の皆さんはまだ就業・就学真っ最中なのにごめんなさい!
それでも、北アルプスを望ながら飲むビールは最高です。