野へ山へ

2004年~

△暁晴山

2018年10月31日 | 山行記

調査・整備登山で△暁晴山(ぎょうせいざん)に登りました。


駐車地/起点 『山笑』(やまわらう)碑
☆赤いもみじに照れ笑い


ヤマモミジ(カエデ科)


△暁晴山 「山笑」登山口


昨年、峰山高原に出来たスキー場リフトトップには新たに巨大ジャングルジムが
建っていました。


リフトトップ


登山道の状況が変わっているので、ルートを導く道標を付けました。(ジャングルジム横)




従来からの道標


△暁晴山 1077m
☆曇りの山頂は温度が低く、寒かったです。


△一等三角点
点名:暁晴山
標高: 1,077.11m


山頂より△峰山、△千町ヶ峰方面の眺望


△氷ノ山の上にも雲。ひょっとして雪が舞っているかの様・・




☆どの山の斜面も紅葉している様子。
山頂を辞し、周回ルートを下山。


スキー場のゲレンデと化した斜面

(植物他)

ミズゴケ


地衣類


アキグミ(グミ科) 熟している実がどの木にもたわわでした。
少しつまんでみると、甘かったです。


カナクギノキ(クスノキ科)
☆金づちの柄に使う木だそうです。手持ちの樹木図鑑には掲載が無く、
勉強になりました。教えて下さった山根さん、ありがとうございます。


カナクギノキ(クスノキ科)の実


ウマスギゴケ?の蒴


2018.10.31(水)
 △暁晴山
行程:国見の森公園=R29=県道8号=森林基幹道峰山線林道=分岐=駐車地(「山笑」碑)
   ー△暁晴山ー(周回ルート)ー駐車地=・・~往路に同じ~・・=国見の森公園
地図:宍粟50名山ルートマップ『19暁晴山
1/25000地形図:『長谷』
メンバー:宍粟50名山ガイドクラブ 調査・整備班 5班
☆本日の△暁晴山をもって本年度5班の担当山11座の整備・調査が終了しました。
私用で欠席した山も数座ありましたが、今年も勉強になることが多く、有意義な活動でした。
同班の方々には多々、お世話になりましたこと、感謝しております。


秋深まる山々の観望、爽やかな大気・・・今日も良い一日でした。

GPS軌跡


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△三ノ沢岳ー△宝剣岳ー△伊那前岳

2018年10月31日 | 山行記

千畳敷を起点に△三ノ沢岳ー△宝剣岳ー△伊那前岳を周回しました。


5月以来の千畳敷カール。紅葉もすっかり終わり、晩秋の趣。


極楽平へ


日陰の斜面はうっすらと雪が乗っていました。


ぐんぐん標高が上がり、千畳敷ホテルがもう下に。


稜線近くは冷たい風が吹いて寒!


分岐  ☆後で登る猛々しい△宝剣岳と、今日は登らない△木曽駒が一望。


これから登る△三ノ沢岳のどっしりとした姿


振り返ると△富士山も。上部はすっかり雪に覆われています。


ハイマツの中に赤い実・・は、タカネナナカマド(バラ科)の実


△三ノ沢岳 2849.5m
△三等三角点
点名:『三ノ沢』
標高:2846.71m
☆登り応えある尾根でした。


△御嶽山は雲の中でした。
☆眺めを堪能したら足早に往路を戻ります。


コケモモ(ツツジ科)の実


振り返ると△三ノ沢岳が雲海の中に。雄々しかったです。


分岐 ☆次は宝剣へ。



△宝剣岳からの眺望


△宝剣岳  2931m
☆赤いジャケットの人が居るのが山頂。


北斜面は少し凍っていたので、軽アイゼンを着けました。


宝剣山荘と天狗荘 
☆5月は宝剣山荘前の雪渓に幕営しました。


昔、ファンタ缶


今、ペットボトル


浄土乗越
☆この場所も積雪期とはまったく趣が異なります。次は△伊那前岳へ。


勤銘石


△伊那前岳 2883.4m


△三等三角点
点名:『前岳』
標高:2883.63m


△伊那前岳からの眺望は、南アルプス、富士山、甲斐駒、八ヶ岳、槍穂方面、中央アルプス・・
と360度の大展望。


先ほど登った△宝剣岳


5月に縦走した峰々の稜線・・
しばらく眺望に見とれ、いよいよ下山に向かいました。


浄土乗越から八丁坂を一気に駆け下ります。


夕陽差す千畳カール
☆次は雪の木曽駒ブルーですね、必ず来ます!

2018.10.28(日)
 △△三ノ沢岳ー△宝剣岳ー△伊那前岳
行程:神戸三田IC=各種高速道路=駒ケ根IC=菅の台バスセンターP=(バス)=しらび平=(駒ケ岳ロープウェイ)=千畳敷
   -極楽平ー分岐ー△三ノ沢岳ー分岐ー△宝剣岳ー乗越浄土ー△伊那前岳ー乗越浄土ー八丁坂ー千畳敷=(ロープウェイ)=しらび平=(バス)
   =菅の台バスセンターP=駒ケ根IC=各種高速道路=神戸三田IC
地図:昭文社 山と高原地図『木曽駒・空木岳 中央アルプス』
メンバー:夫・自分
☆登り残していた三ノ沢岳を積雪前に登っておきたく、訪ねました。
人の多い木曽駒ケ岳に比べると、めっきり静かな山でしたが、
尾根からの眺望は終始素晴らしく、とても良い山でした。
今まで登った峰々を望めば感無量な気分。
木曽駒以北、空木岳以南・・、
中央アルプスの山魂はまだまだ続いており、気が引き締まる思いです。
ともあれ、計画した三座を繋ぐことが出来、満足な一日でした。

GPS軌跡


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「岳人」11月号 特集 中央アルプス
☆中央アルプスの魅力がいっぱい載っています。

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△虚空蔵山

2018年10月30日 | 山行記

△虚空蔵山(三田市・篠山市 市境)に登りました。


△虚空蔵山 登山口(陶の郷側) 


陶器(焼き物)製の道標板


頂上近くになると、板状節理(ばんじょうせつり)の岩が
見られます。


板状節理の上に根付いた山桜
☆節理の割れ目に根を伸ばして育っているのは、
△千町ヶ峰の斜面にある、柱状節理に根付いた山桜と同様でしょうか。


何層もの断面がミルフィーユみたい。


△虚空蔵山
☆去年の初日の出登山以来に来ました。


☆山頂から三田市街方面を望む。
家から全容が望める△虚空蔵山、山からも双眼鏡で家が確認出来ました。


西日差す登山道を下山。

(植物他)

アキノキリンソウ(キク科)


ノコンギク(白)(キク科)


ノコンギク葉・茎


ヒヨドリバナ(キク科)


センブリ(リンドウ科)


ヒサカキ(ツバキ科)


ヒサカキの実


ミヤマシキミ(ミカン科)


ソヨゴ(モチノキ科)


ネズミサシ(ヒノキ科)


コウヤボウキ(キク科)


ヤマハギ(マメ科)


紅葉のヤマウルシ(ウルシ科)

2018.10.26(金)
 △虚空蔵山
行程:(往復)家=県道141号線=今田町陶の郷(すえのさと)P-△虚空蔵山
1/25000地形図:『藍本』
メンバー:単独
☆久しぶりに△虚空蔵山へ登りました。
近いだけにあまり訪れない山ですが、あらためて眺望の良さを得心しました。
久々に見たセンブリの花もきれいでした。

GPS軌跡


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氷ノ越コースー△氷ノ山ー仙谷コース で写した植物他

2018年10月27日 | 山行記


メタカラコウ(キク科)


コミネカエデ(カエデ科)?


キュウリグサ(ムラサキ科)?


ノコンギク(キク科)


オオジシバリ(キク科)


ホオヅキ(ナス科) 道路脇の植え込みに少し群生していました。
かつてどなたかが植えたのでしょうか。


ノアザミ(キク科)


ミゾソバ(タデ科)


リンドウ(リンドウ科)


ナナカマド(バラ科)於;響の森駐車場



?氷ノ山坂ノ谷コースにもあった木ですが、依然として判りません。
→マルバマンサク(マンサク科)と判りました。


上の木の木肌

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△氷ノ山(氷ノ越コースー△氷ノ山ー仙谷コース)

2018年10月27日 | 山行記

鳥取県若桜から△氷ノ山に登りました。


氷ノ山氷ノ越コース登山口


※昭文社山と高原地図冊子より
『鳥取から兵庫に超える古い交通路で、登山者はつく米(つくよね)コースと呼んでいる。・・』


コシアブラの黄色い落ち葉がじゅうたんの様に落ちていました。


氷ノ山越避難小屋/氷ノ山越分岐
☆ここを通るのは去年秋のぶんまわし縦走以来です。




黄色








ウリハダカエデ(カエデ科)、イロハモミジ(ムクロジ科)



山頂が見えて来た辺り、斜面は彩られていました。


甑岩(こしきいわ)中腹から鉢伏(はちぶせ)方面を眺望


スキー場のススキ原もよく見えました。




△氷ノ山 1509.8m


△氷ノ山1509.8m
△一等三角点
標高:1509.77m
点名:「氷ノ山」(ひょうのやま)


山頂でお昼休憩
☆途中のコンビニエンスで買った行動食 最近、この飲み物が気に入っています。


下山は仙谷コースから下りることにしました。


仙谷は地面がネマガリダケに覆われ、ブナの原生林が見事でした。




ブナの紅葉












上を見ても振り返っても、綾錦。
誰も居ないコースを独り占め、大変贅沢な思いでした。




天気に誘われ、家を飛び出して一路。氷ノ山へ向かい、本当に良かったです。


わかさ氷ノ山スキー場へ無事下山。


紅葉を堪能しながらゆっくり下りました。


響の森Pへ到着。葉も実も真っ赤なナナカマド・・・美しかったです。


帰途、国道482号線沿いの 若桜ゆはら温泉 ふれあいの湯に寄り、
汗を流し、温まりました。とても良い温泉でした。

2018.10.25(木)
 △氷ノ山(氷ノ越コースー△氷ノ山ー仙谷コース)
行程:(往復)神戸三田IC=(中国自動車道)=山崎IC=R29=R482=わかさ氷ノ山 響の森P
地図:昭文社 山と高原地図『氷ノ山・鉢伏・神鍋』
メンバー:単独
☆朝から天気予報の「今日は一日、良いお天気」に居てもたっても居られず、
一路、氷ノ山へ向かいました。
以前より気になっていた仙谷コースは初めて訪れた登山道でしたが、
谷とブナ林、そして紅葉のコントラストが素晴らしく、感動しました。
さらにひとつ、氷ノ山の魅力を知りました。
またぜひ季節を変えて、同ルートを歩きに来たいと思います。
つきましては、仙谷コースの情報提供をいただきました、
八木さんに心から感謝いたします。
お陰様で一人でも安心して下山出来ました。




GPS軌跡


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△千町ヶ峰

2018年10月24日 | 山行記

『粟50名山ガイドクラブ女子部 ~秋の風に吹かれて~ 千町ヶ峰登山』に同行し、△千町ヶ峰に登りました。


△千町ヶ峰 こぶしの村登山口


△千町ヶ峰 1141m
△三等三角点
点名:千町(せんちょう)
標高:1141.3m
☆△千町ヶ峰は今年4回目の登頂です。
同じ山でも季日にち、メンバーが違うと雰囲気も感じ方も異なります。


砥峰方面
☆ススキの斜面がここからも遠望出来、手前の山も色付いて来ました。


△段ヶ峰方面
☆山頂での和やかな賑やかなお昼ご飯では、思わぬ差し入れが行き交いました!
快晴の眺望と美味しい食べ物・・・とても贅沢なひと時でした。


同じルートを戻り、全員無事、登山口へ下山。

(植物)

アキノキリンソウ(キク科)


リンドウ(リンドウ科)

2018.10.22(月)
 △千町ヶ峰 『粟50名山ガイドクラブ女子部 ~秋の風に吹かれて~ 千町ヶ峰登山』
行程:(往復)宍粟市役所=R29=(県道6号線)=千町段ヶ峰林道=下千町(しもせんちょう)こぶしの村キャンプ場前P
      ー炭焼窯跡ー弘法の池ー△千町ヶ峰ーこぶしの村キャンプ場P
1/25000地形図:『神子畑』
宍粟50名山 ルートマップ『千町ヶ峰』
メンバー:女子限定 千町ヶ峰登山会にご参加された方々 宍粟50名山ガイドクラブ 女子部
☆晴天の下、10名の女性パーティーで△千町ヶ峰へ登りました。
登りでは、先頭のガイドが分岐を通り過ぎ、ルートを外してしまうという
ハプニングがあり、ご参加の方々にはご迷惑をお掛けしました。
以降は滞りなく楽しい登山が出来て何よりでした。
登山終了後は数名の方々が連絡先を交換され、今後の“山づきあい”が始まる
気配もあり、嬉しく思いました。
またいつか、宍粟の山へご一緒出来ますことを楽しみにしています。




GPS軌跡

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△黒尾山

2018年10月24日 | 山行記

△黒尾山に登りました。


林道の行き止まりに車を駐車


頂上の無線中継所跡(廃屋)


△黒尾山 1025m


△二等三角点
点名:『黒尾山』(くろおさん)
標高:1024.7m


今日は△氷ノ山もくっきり眺望出来ました。


△明神山も


瀬戸内海、小豆島も。


山頂からひときわ目を引いた紅葉


イロハモミジ(ムクロジ科)


復路は別の尾根から下りました。


ここからも△明神山を眺望


午後からの西日を受け、自然林が良い感じでした。


小野越登山口に下山。


野々隅原脇の林道を歩いて駐車地へ。


鉄滓(カナグソ)が 落ちているよと 教えられ


ススキ野原も見応えがありました。

(植物他)

マユミ(ニシキギ科)の実


チョウセンアサガオ(ナス科)の実
中毒症状を発する要注意植物の様です。実からも不気味さを感じます。


ガマズミ(レンプク草科)の実


これは?


木肌はこれで


葉はこれです。

2018.19.20(土)
 △黒尾山
行程:国見の森公園==R29=県道429=県道546=大国農場(野々隅原)
    ―県道上ノ波賀線―登山口―作業道分岐―△黒尾山―下山口ー林道黒尾山線―大国農場=
    県道546=県道429=R29=国見の森公園
地図:宍粟50名山ルートマップ『24黒尾山
1/25000地形図:『安積』
メンバー:宍粟50名山ガイドクラブ
☆近日に催される「ふれあい登山会 黒尾山」の下見、整備を兼ね△黒尾山へ登りました。
快晴の下、頂上からは360度の展望が得られ、最高の山日和でした。


GPS軌跡


付録:宍粟土産の話

「福知育ち 山椒の実 ペペロンチーノソース」(瓶詰)
☆先日、道の駅みなみはが で購入しました。
「山椒の実」を使った珍しいパスタソースです。
この商品を見つけ、もし美味しかったら私も真似てみようか・・と思いました。
というのも、春に大量に塩漬けした山椒の実、冷凍保存しているものの、
なかなか消費出来ずにいたからです。


瓶を開けると、ペースト状のソース。
すごい山椒の香りが立ちました。
材料は 山椒 唐辛子 塩 にんにく


茹でたパスタに絡め、いただきましたが・・・
想像以上に美味しく、唇と口の中がかなり痺れ(しびれ)ました。
辛党上級者にはたまらない一品です。


黒尾山で拾ったノロ(鉄滓)に乗った磁石のカエル
ノロが鉄であることを実感しました。

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△大段山

2018年10月18日 | 山行記

△千町ヶ峰から下山し、△大段山へ登りました。


△大段山 千町側登山口


くちばし岩






右側(南方面)の展望が開け、先ほど登った△千町ヶ峰が見えました。
対峙すると、どっしりとした山容であることがよく判ります。


△大段山 966m


△二等三角点
点名:繁盛(はんせ)
標高:966.00m
☆登頂後、同じ道を戻ります。




くちばし岩、魚の頭にも見えますが、いかがでしょう。
思わず、富山“ますのすし”の表紙が思い起こされました・・・


アレンジ


登山口近くの石組は、かつての住居跡でしょうか。
ガイドブックの「大段山」文中にある、「・・・車道が出来る以前の山道に下り立つ」
という文節からの推測ですが・・・。

(植物他)

ヤマボウシ(ミズキ科)のたわわに実る実


ノコンギク(キク科)


アズキナシ(バラ科)の実


食べると、シャリシャリと梨のような食感。


2018.10.16(火)
 △大段山(千町登山口から往復)
行程:△千町ヶ峰登山口P-△大段山千町登山口ーくちばし岩ー分岐ー△大段山ー分岐ーくちばし岩ー登山口ーP
   =(千町段ヶ峰林道)=県道6号線=R29=山崎IC=(中国自動車道)=神戸三田IC=自宅
1/25000地形図:『神子畑』
宍粟50名山ルートマップ:『26大段山
☆千町ヶ峰下山後、お二人と挨拶を交して別れ、単身、△大段山へ登りました。
千町側登山口からの往復でしたので短行程でしたが、
やはり上千町登山口から周回した方が、より充実すると思いました。


ヤマボウシ酒、私も漬けました!


GPS軌跡(△千町ヶ峰・△大段山)
二回クリックで拡大されます。

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△千町ヶ峰

2018年10月17日 | 山行記

△千町ヶ峰(せんちょうがみね)に登りました。


△千町ヶ峰 こぶしの村登山口


△千町ヶ峰 1141m
△三等三角点
点名:千町(せんちょう)
標高:1141.3m
☆△千町ヶ峰は今年3回目の登頂です。
同じ山でも季節が違うと雰囲気も感じ方も異なります。


今の頂上はススキが主役の様です・・


北側 氷ノ山方面


南東側 △段が峰方面

(植物他)

アズキナシ(バラ科);弘法の池

2018.10.16(火)
△千町ヶ峰
行程:宍粟市役所=R29=(県道6号線)=千町段ヶ峰林道=下千町(しもせんちょう)こぶしの村キャンプ場前P
ー炭焼窯跡ー弘法の池ー△千町ヶ峰ーこぶしの村キャンプ場P・・・
1/25000地形図:『神子畑』
宍粟50名山 ルートマップ『千町ヶ峰』
メンバー:宍粟50名山ガイドクラブ 女子3名
☆近々行われる女子限定登山会(宍粟50名山ガイドクラブ)の下見で
△千町ヶ峰へ登りに行きました。
秋晴れの下、おしゃべりをしながら登った頂上ではススキの銀穂が
風に揺れ、爽快そのもの。
遥かな眺望に見とれながら、食べるお昼も至福でした・・
本番当日も良いお天気になりますように。

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△氷ノ山(坂ノ谷登山口ー△氷ノ山ー大段ヶ平登山口)

2018年10月17日 | 山行記

宍粟ライナー 氷ノ山登山ツアーに同行し、氷ノ山へ登りました
(坂ノ谷登山口ー△氷ノ山三ノ丸ー△氷ノ山頂上ー大段ヶ平登山口(おおだんがなる登山口))


△氷ノ山 坂ノ谷 登山口


一週間前よりもブナの落ち葉が地面を覆っていました。
落ち葉をサクサク踏んで緩やかな傾斜を進みます。


見返りの丘 今日は振り向いても眺望が効きました。


古千本の辺り


午後の陽が当たり、ブナ林がいっそう良い感じでした。


ナナカマド(バラ科)の紅葉
ふと、春の白い花の頃を思い出し、季節の移り変わりを感じました。




ここのナナカマドは実は赤く葉はまだ緑色


地面に陽が差して今日一番、良い景色に思われました。


今日も下山に向かうと晴れ出しました。ご参加の方々の目にもブナ林の風景が残るといいなあと思っています。


この風景になると下山口も間近。今日も良い山日和でした。


無事、全員元気に大段ヶ平へ下山。

(植物他)

何のキノコでしょうか。


黄色く紅葉した葉が目立っています、この前から調べ中ですが・・この木は何でしょうか。
互生で高さは中くらいです。
→マルバマンサク(マンサク科) と判りました。



木肌


イヌツゲ(モチノキ科)の黒い実


ハウチワカエデ(カエデ科)
頭上の同木はそろそろ色付いていましたが、足元の幼木はまだこの通り。


2018.10.14(日)
 △氷ノ山(坂ノ谷登山口ー△氷ノ山三ノ丸ー△氷ノ山ー大段ヶ平)
1/25000地形図:『氷ノ山』『戸倉峠』
昭文社 山と高原地図『氷ノ山・鉢伏・神鍋』
宍粟50名山ルートマップ『△氷ノ山三ノ丸』
メンバー:宍粟ライナー △氷ノ山ツアーにご参加の方々
     宍粟50名山ガイドクラブ3名+1名
☆今回も三ノ丸から頂上はガスがかかり、眺望に乏しかったものの、
下山道は斜陽差すブナ林の風景に、思わず何度もシャッターを切りました。
今日は遠く四国から大山ー氷ノ山・・・と遠征されて来たお客様も
数名居られ、遠方よりのご参加に頭が下がりました。
***
思いがけずの特別出演、山内さん(ガイドクラブ)の温かいサポートもたくさん
いただき、心強く且つ楽しい道中でした。




GPS軌跡


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△高峰

2018年10月11日 | 山行記

調査・整備登山で△高峰(たかみね)(宍粟市)に登りました。


△高峰 前川登山口 
国道429号線沿いの登山口から、今日は車(軽四駆)で前川林道(アンテナ保守道路)を
行き止まり(取り付き)まで入ります。


朝陽差す自然林の尾根を気持ちよく歩きます。


ママコナ(ゴマノハグサ科)


コウヤボウキ(キク科)




△高峰 845m 登頂


△三等三角点
点名:「高峰」(たかみね)
標高:844.66m


山頂、南側から


稜線尾根から 北側


稜線尾根から 北側
☆藤無山の左奥、△氷ノ山は雲の中でした。


大岩群が点在する尾根を急降下します。


△高峰 草木坂登山口 
無事に草木坂の途中にある、登山口へ下山。

2018.10.8(月・祝)
 △高峰(宍粟市)
行程:宍粟市役所=R29=県道6号線=R429号線=前川登山口=(前川林道/アンテナ保守道路)=林道終点/取り付き
   ―△高峰ー大岩群ー草木坂と草木越の分岐ー草木坂登山口=R429=県道6号線=R29=宍粟市役所
1/25000地形図:「神子畑」「音水湖」
宍粟50名山ルートマップ『34高峰』
メンバー:宍粟50名山ガイドクラブ 調査・整備班 5班
☆晴天の下、風倒木や繁茂した藪の整理、ルートの誘引を促す目印付け他、の作業を行いました。
(草木坂から登山口へ上がる地点、法面の木製ステップは、とばさんが手早く施工。)
***
久々に△高峰へ登りました。登り、下りともに急傾斜の山ですが、自然林の尾根や合間に望める
好展望もあり、コンパクトながら登り甲斐を感じる良い山です。
近くに住んでいたら頻繁に通いたい山、と思いました。
昨日、今日と二日連続、宍粟の山行ですが、ちゃんと帰宅しての三田⇔宍粟通いです、悪しからず。


GPS軌跡(クリックで拡大します。)




追記:
帰りに寄った加西(かさい)サービスエリアにて、
神姫バス(しんきバス)の様なトラックが目に入りました。
「バスの八百屋」という看板が貼ってあります。
荷台(コンテナ)の前面(写真の反対側)はオープンデッキの造りで、
「八百屋さん」なのでした。
新鮮で美味しそうなお野菜をいくつか購入させていただき、よいお土産になりました。
「バスの八百屋」 



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△氷ノ山(2018.10.7)で写した植物他

2018年10月10日 | 山行記


スギヒラタケ


? 朽ち木に花びらの様な菌が生えていましたが・・スギヒラタケの幼菌?


ツキヨタケ(ツキヨタケ科)


ナメコ?


スギ葉の落ち葉


ヤマウルシ(ウルシ科)


カエデ


オオカメノキ(スイカヅラ科)


オオカメノキの冬芽
☆ウサギの様です。


ホオノキ(モクレン科)の実


コナラ(ブナ科)の若いドングリ


イヌツゲ(モチノキ科)
☆イヌツゲはモチノキ科で、ツゲはツゲ科、似ていますが全く違う種類だということをこの度、知りました。
尚、山におけるイヌツゲは兵庫県におけるニホンジカの嗜好植物のひとつ、とのこと。
春のイヌツゲは鹿が新芽を食べる為、盆栽の様に丸く刈り込まれた姿をよく見ます。


マムシグサ(サトイモ科)の実


ミヤマシキミ(ミカン科)


ホソバトウゲシバ(ヒカゲノカズラ科)


タニソバ(タデ科)


アキノタムラソウ(シソ科)


オトギリソウorオトギリソウの仲間?(オトギリソウ科)


ヤマカガシ


ミズゴケ科


スギゴケ科


コケ


☆木に巻き付いている様子が瑞々しいブラシみたいでした。


地衣類の ヤリノホゴケ(槍穂苔)でしょうか? (あくまでも素人考察ですが・・)


コケ 蒴に水の玉が出来ていました。

☆興味のまま、ランダムに撮りました。
終始、霧雨で登山としてはあいにくな天気でしたが、
足元や枯れ木には色々なキノコ類の発見も楽しく、
こと、コケ類はいずれも活き活きと美しかったです。
日、一日ごとに変化する山中、次に訪れた時はさらに秋が深まっていることでしょう。

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△氷ノ山(坂ノ谷ー△氷ノ山ー大段ヶ平)

2018年10月10日 | 山行記

宍粟ライナー 氷ノ山登山ツアーに同行し、氷ノ山へ登りました。
(坂ノ谷登山口ー△氷ノ山三ノ丸ー△氷ノ山頂上ー大段ヶ平登山口(おおだんがなる登山口)


熊の大杉


山根さんが話されるブナのお話に皆さん、聴き入ります・・


緩やかな傾斜のトレイルを進みます・・
一番に紅葉するツタウルシ、赤い実のナナカマド、オオカメノキも見事な紅葉でした。


三ノ丸分岐(鳥取県若桜町からのルートと出合う場所)


アシウスギの森 杉の落ち葉が絨毯(じゅうたん)で、きれい。


頂上展望台近くにある「尼工氷ノ山ヒュッテ跡」碑 
かつて建っていた、兵庫県立尼崎工業高校同窓山岳会の避難小屋が閉鎖になる折(平成13年)に
設置されたそうです。当時は頂上にもうひとつの風景があったのですね・・


今日は残念ながら霧雨模様でした。


△氷ノ山1509.8m
△一等三角点
標高:1509.77m
点名:「氷ノ山」(ひょうのやま)
☆下山は大段ヶ平(おおだんがなる)を目指します。


森の中に続く木道、まるで森林軌道にも見えますね・・ 霧が良い感じに演出しています。
(古千本/千本杉辺り)


途中で雨に遭いましたが、皆で元気に登山終了。

2018.10.7(日)
△氷ノ山
行程:宍粟市役所=R29=やまめ茶屋=(坂ノ谷林道)=坂ノ谷登山口ー△三ノ丸ー△氷ノ山ー神大ヒュッテー大屋町避難小屋ー大段ヶ平登山口
1/25000地形図:「氷ノ山」「戸倉峠」
地図:昭文社 山と高原地図「氷ノ山 神鍋・鉢伏」
宍粟50名山ルートマップ/「1氷ノ山三ノ丸」
メンバー:氷ノ山ツアーにご参加の方々19名 宍粟50名山ガイドクラブ3名
☆台風一過の晴れ間を期待したものの、あいにく眺望の叶わない一日となりましたが、
皆さんが終始笑顔で、山歩きを愉しまれている様子に励まされました。
またいつか、氷ノ山へ足を運ばれることを願っています。




GPS軌跡(クリック2回で拡大されます)



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明日香村・三輪明神

2018年10月09日 | 日々

奈良県明日香村と三輪明神(桜井市三輪)を訪れました。


駐車場から壁画館へのアプローチは広大な芝生の庭園を歩きます。


高松塚古墳 再建された形
発見当初、この地は竹藪で、収穫後の生姜を貯蔵しようと土を掘っていたところ、
凝灰岩に鍬?が当たり、偶然に古墳の存在が判ったとのこと。
後に石室は別の場所に移動、保存され、壁画の現物は年に4回の一般公開があるそうです。




壁画館の壁画、石室、他、館内の展示はレプリカですが、忠実に再現されていました。
(※館内の写真撮影は禁止)


石舞台古墳(いしぶたいこふん)
石は近くの山からてこの原理を使って持ち上げ、索道を敷いて運び込んだそうです。


石室の内部
四隅に溝が掘ってあり、水が溜まらない設計でした。
どうやってこの巨岩を組み立てたのか・・のからくりを
聞いて、驚きました。


飛鳥大仏
飛鳥寺にて、住職さんのお話をお聴きしました。
大仏に疎い人でも解りやすい説明で、為になりました。


1400年もの間、保存されている大仏。
現代人よりも昔の人の方が優れていたのかもしれない、としみじみ思いました。


三輪明神 大神神社(桜井市)


最近はつい、檜皮葺きの屋根に注目してしまいます。
大きな神社ほど、檜皮の層が厚い様に見えますが、
木の皮を剥ぎ、屋根を形成するまでの過程を考えるに・・・やはり、昔の人には畏れ入るばかりです。

2018.10.5(金)
 奈良飛鳥方面バスハイク
行程:自宅=各高速道路=高松塚古墳壁画館=石舞台古墳=飛鳥寺ー入鹿首塚=大神神社(三輪明神)=自宅
メンバー:敬老会の方々、私 計17名
☆今年も敬老会のバスハイクに参加しました。
昨年頃から、老母の希望で敬老会のバスハイクや活動に参加していたところ、
「当会は年齢規定が無いので、入会されたら?」とお声掛けいただきました。
若輩者でおこがましいのですが、便宜上もあり、入会いたしました。
ちなみに、会の最高齢者が母(94歳)で、最低年齢者が私です・・。
******
今年度のハイクは、明日香村での古墳見学がメインで、各場所をゆっくりと巡りました。
個人的にはなかなか訪れることが無い場所だけに、勉強になったことも多く、有意義な日帰り旅行でした。



(明日香村で写した植物)

ホトトギス(ユリ科)


ツリガネニンジン(キキョウ科)


ワレモコウ(バラ科)


オミナエシ(オミナエシ科)


マルバハギ(マメ科)


ハギの葉


コケ


アレチヌスビトハギ(マメ科)


アレチヌスビトハギ(葉)


シラハギ(マメ科)


ヤブハギorケヤブハギ??(マメ科)


蔓性でしたが・・


ヒヨドリバナ(キク科)


ノコンギク(キク科)


アキノタムラソウ(シソ科)

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登山道

2018年10月04日 | 日々

色々な山域で思うことですが、道標やマークテープ、倒木や藪の処理、他々・・
どなたかによって要所に施された整備から、自分の登山が常に守られ、
支えられていることを感じています。

時に今夏、豪雨災害で村落へのアクセス道が崩壊し、救助へ向かう消防隊員を導いて
夜の山越えを道案内した山の先輩方・・
ある日は道迷いで遭難しかけた登山者の捜索にあたり、熊とのニアミスからがら
遭難者を助けられた先輩方・・
ホームグラウンドである山域を熟達され、真摯に山を守っている姿勢は敬服の一言であり、
その様な先輩方を心から誇りに思います。
これからも、影の力に感謝すると共に自然に対する畏敬の念も忘れない様、登山を続ける所存です。




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