野へ山へ

2004年~

佐渡島③

2024年05月22日 | 山行記

ドンデンロッジから金北山を往復縦走しました。


GPS軌跡(クリックで拡大されます。)

2024.5.5(日)🎏
ドンデンロッジー金北山 往復縦走


ドンデンロッジで迎えた朝、窓からは晴れ渡る空と光る海が見渡せました。


今日は金北山を目差します。(ロッジ前のテラスから)


道路沿いのオオバクロモジ/大葉黒文字(クスノキ科)に花が咲いていました。
佐渡のクロモジは葉が12cm以上とのこと。
本州のクロモジよりも葉が大ぶりな様です。


金北山 登山口


昨日も通った残雪の場所


エゾエンゴサク/蝦夷延胡索(ケシ科)


アオネバ十字路


ここからのルートにもシラネアオイが続いています。


シラネアオイつぼみ


オオタチツボスミレ


チゴユリ・・・稚児と言うより大人みたいに大きいです。


キクザキイチゲ


爽やかな新緑の登山道




カタクリも続きます。


キクザキイチゲの群落


マトネまでの急斜面、青空に励まされながら登ります。


マトネ 937.5m


三等三角点
点名:『孫次郎』(まごじろう)
標高:937.53m


眺望の良いマトネピークから、外海府方面を見渡します。


目差す金北山


マトネから少し進んだ場所の展望地から


燭台禿というポイント


金北山はまだまだ遼遠・・
まだいくつものピークを越えて行きます。


マトネ方面を振り返る


ショウジョウバカマ/猩々袴(ユリ科)が見え出しました。


紫色のキクザキイチゲ




ザラ地の尾根は眺望が抜群


四等三角点
点名:『山伏山』(やまぶしやま)
標高:934.75m
尾根上にある標石は眺めの良い場所に埋標され、良い感じでした。


オオミスミソウ/大三角草(キンポウゲ科)






白のオオミスミソウ


アップダウンを繰り返し、少しづつ、金北山が近付いてきた感じです。


薄い色のオオイワカガミ


真砂の峯


ここにも古い境界杭


薄いピンクのオオミスミソウ



 
キタコブシ/北辛夷(モクレン科)
薄い紅色が差した花びらの、これは「キタコブシ」で合っていますか。


登山道の傍らには、キクザキイチゲ、カタクリ、オオイワカガミ、
などが賑やか。


ヤナギの仲間


ニシキゴロモ/錦衣(シソ科)


ヤマザクラ/山桜(バラ科)が満開を迎えていました。


カタクリロード


斜面にショウジョウバカマの群落


「北海村」と刻印のある境界杭


ヒメイチゲ/姫一華(キンポウゲ科)
去年も写し、花名が解らなかったお花。
おそらくヒメイチゲに間違いないと思うのですが‥。


金北山への登りはあと一回。


張り出した薮と残雪で、唯一歩き難かった場所です。


あやめ池


ロープの設置された急登


ロープを登り切った所から後方を見下ろしました。


あとはこの雪の痩せ尾根を登るだけ。


一直線に頂上へ。


真野湾や妙見山が見え出しました。


頂上の廃施設が目前。


妙見山山頂のレーダー設備がはっきりと。


金北山 1172m登頂!


お社に登頂の参拝をしました。


三角点はお社の後ろ、この穴の中に格納されています。


二等三角点
点名:『金北山』(きんぽくさん)
標高:1172.08m


頂上からのパノラマ(クリックで拡大されます。)
☆頂上で数人の登山者と挨拶を交わし、ゆっくりとお昼休憩。
一年ぶりのダイナミックな眺望を堪能し、今年は再び
ドンデンへUターン。気合入れて往路を戻ります。

続く・・・

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2 コメント

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残雪 (YUJI)
2024-05-26 07:06:30
おはようございます。
佐渡島で雪というイメージがないのですが
この時期で残雪があるから結構、積雪があるのですね。
美しい花の写真も種類の多さにビックリしました。
この島だけで何種の花が咲くのでしょうか?
数百種かな。
それでは。
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Unknown (中山)
2024-06-01 07:34:20
Yujiさん
昨春初めて、
佐渡を訪れましたが、
大佐渡山地という
山域の植生の素晴らしさに
感動し、
またこの春も
再訪しました。
次は登山以外の
目的でも、ぜひ
訪れたいです。
新潟の山なので、
積雪は多い様です。
返信する

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