野へ山へ

2004年~

△摩耶山 ・ Beer ・ 銭湯 ・ 美術館

2019年08月23日 | 山行記

△摩耶山に登りました。(新神戸駅からー△摩耶山ー青谷道下山)

GPS軌跡(クリックで拡大されます。)



五社稲荷神社
JR新神戸駅裏手から、布引の滝方面へ向かって進みます。
この鳥居をくぐりました。


五本松隠れ滝
☆布引貯水池までは、鼓滝、雌滝・・といくつかの滝が遊歩道より
鑑賞出来ます。


布引貯水池
☆久しぶりに満水の貯水池を見たくて寄りました。
市ヶ原へは下りず、今日はハーブ園尾根コースを経て摩耶山を目指します。


布引ハーブ園 :ひまわりの斜面とゴンドラ
☆ハーブ園は有料ですが、脇のハイキング道は無料で通り抜け出来る様になっていました。


林間に入ると木段が通っていました。
この辺りから蚊取り線香を腰に下げました。


全縦道が近付いたことを感じる、道標。


展望が開けた場所からは△菊水山が遠望出来ました。


全縦道(六甲全山縦走路)に出合いました。
ここから摩耶山へは全縦道を進みます。


この反射板まで来るといつもホッとしますが、実際はもうひと汗かかなくてはなりません。
暑くて頭に巻いた手ぬぐいを何回も絞りました。


六甲は鹿が居ないので、笹が温存されているそうです。


NHKのアンテナ塔がBEERに見えました。


まだお昼を食べてなかったので、シャリバテ気味、
今日はMAYA VIEW TERRACE702で食べる予定でした。


ソースかつ丼と夏季限定の生ビール 
☆こちらのメニューはリーズナブルで美味しくてありがたいです。でも今日は何故か「カラシ」が無い・・
尋ねると、カラシを切らしたそうなので、一味唐辛子を振りかけました。これが意外に合いました。


冷たい生ビールとかつ丼、窓からは神戸が一望・・・登山の疲れも飛びます!
王冠マークは、廃墟の女王、摩耶観光ホテルの場所です。


ズーム 摩耶観光ホテル(マヤ遺跡)


ズーム 王子スタジアムと王子公園
☆お腹も満たされ、摩耶山を下ります。
今日は青谷道を取りました。




摩耶山史蹟公園の倒れた親子杉


新しい道標


旧い道標


青谷川の流れに沿って下ります。夏は瀬音の道が心地良いです。


湧き水を管理して下さる場所があります。


☆予想以上に冷たくて美味しかったです。
滞りなく下山し、今日は真っ直ぐに銭湯へ向かいました。


宮本温泉 :神戸市中央区宮本通り
☆下山後に一番近い銭湯として選びました。
まだ早い時間だったので空いていました。
湯上り後、お茶のサービスがあり、心身ともリフレッシュされました。
さっぱり、きれいに浄化した後は、


横尾忠則現代美術館へ。

2019.8.18(日) ビール指数   
 △摩耶山(新神戸駅からー△摩耶山ー青谷道下山)
行程:JR三田駅前=(神姫バス/三ノ宮行)=JR新神戸ー布引貯水池ー(ハーブ園尾根コース)ー(全縦道)-△摩耶山ー(青谷道)-宮本温泉ー横尾忠則現在美術館ー阪急王子公園駅=(阪急線)=宝塚/JR宝塚=(宝塚線)=JR三田
地図:昭文社 山と高原地図『六甲・摩耶』
吉備人出版 六甲山系登山詳細図(西編)
メンバー:単独
☆△摩耶山に登ってビールを飲み、下山後は銭湯へ入ってから美術館へ、という計画でした。


二回目の観覧です。
☆あと少しで開企が終わるので、見納めでした。



(植物)

タカサゴユリ(ユリ科)


コマツナギ(マメ科)


フサフジウツギ(ゴマノハグサ科)


ヤブラン(キジカクシ科)


オミナエシ(オミナエシ科)


ハナトラノオ(シソ科)

☆秋の七草のうち、オミナエシ・ハギ・キキョウ・クズ・・・の
四種がすでに野で見られる様です。

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△菊水山(神鉄鈴蘭台駅から)

2019年08月22日 | 山行記

△菊水山(六甲山系)に登りました。

GPS軌跡



△菊水山 登山口(谷ルート)


夕方からの遅い出足でしたが、下山する人たちと行き交いました。


△菊水山 登頂
☆5か月ぶりの菊水山です。


△三等三角点
点名:下谷上(しもたにがみ)
標高:458.80m


☆菊水山からの眺望はとても素敵です。
神鉄鵯越駅から登って来ると、より顕著に感動します。


展望台(アンテナ下)から須磨、旗振山、遥かに淡路島を望む
☆いつまでもゆっくりしたい山頂ですが、日暮れて来たので下山します。


復路は尾根ルートを辿りました。


菊水山登山口(尾根道ルート)へ下山。

(植物)

キキョウ(キキョウ科)
☆登山道脇に一輪だけ咲いており、暑いですがもう秋の花が・・


ハギ(マメ科)
☆くさかんむりに秋で、


センニンソウ(キンポウゲ科)
☆鈴蘭台駅へ向かう道すがら。


ヨウシュヤマゴボウ(ヤマゴボウ科)
☆結構最近まで、「洋酒ヤマゴボウ」だと思っていました。
お酒が出来そうな実ですが・・洋種ヤマゴボウでした。

2019.8.12(月)
 △菊水山(神鉄鈴蘭台駅から)
行程:神鉄三田駅=(神戸電鉄)=鈴蘭台駅ー△菊水山登山口(谷ルート)-△菊水山ー△菊水山登山口(尾根道ルート)ー神鉄鈴蘭台駅ー神鉄三田駅
1/25000地形図:『神戸主部』
昭文社 山と高原地図:『六甲・摩耶』
メンバー:単独
☆久しぶりに訪れた鈴蘭台駅が大きな駅に生まれ変わっていてびっくりしました。

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八淵の滝—△武奈ヶ岳ーコヤマノ岳ー正面谷

2019年08月22日 | 山行記

八淵の滝を遡行した後、△武奈ヶ岳へ登りました。

GPS軌跡(クリックで拡大されます。)



近江高島から乗ったバスは黒谷バス停で降り、
林道黒谷線を歩き、八淵(やつぶち)の滝を目指します。


山崩れの跡もありました。去年の台風でしょうか・・


八淵の滝(名瀑100選)に入渓します。
ここから、次々に現れる滝の連続を遡行しながら、巻きながら、へつりながら登りました。


鎖、ロープ、ホチキス・・・色々なホールドを頼りに登るのはとても楽しかったです。


滝も滝つぼもクリアでとてもきれいでした。


自然のスライダーが至る所に。


奥に見えるのは貴船滝でしょうか・・


ホチキスを登る


たくさんの滝に出会えました。
さすが名瀑100選だけあります。
水の近くは終始涼しかったので、離れ難かったですが・・・


八雲池
☆八雲ヶ原に到着。


アシウスギ
☆△武奈ヶ岳を目指します。


△武奈ヶ岳
△三等三角点
点名:武奈岳
標高:1214.19m
☆夏の武奈ヶ岳へ登ったのは久しぶりでした。
積雪期の武奈ヶ岳を思い出すと、同じ山ながら別世界の様でした。


△釈迦岳 、ヤケオ山方面を眺望
昨年の二月にスノーシューで縦走した山々・・・懐かしい想いで眺めました。


△釣瓶岳方面
☆武奈ヶ岳から眺望を堪能し、下山に向かいます。


ブナの原生林がきれいでした。


△コヤマノ岳 
☆「ヤマノクラウン」と呼ばれる、大きなブナがありました。


金糞峠から青ガレを経てイン谷口へ下ります。
真っ青な琵琶湖が夏を感じました。


無事、イン谷口へ下山。

(植物)

イワタバコ(イワタバコ科)
沢の岩肌で群落を成し、どこの滝際でも満開を迎えていました。
とても美しいお花ですね・・


保護色のカエル


サワヒヨドリ(キク科)


ヤマジノホトトギス(ユリ科)


オカトラノオ(サクラソウ科)


8月11日(日)
 八淵の滝—△武奈ヶ岳ーコヤマノ岳ー正面谷
行程:JR新三田=JR京都=(湖西線)=JR近江高島/近江高島駅バス停=(江若バス)=黒谷バス停ー八淵の滝入口
        ー魚止の滝ー障子滝ー唐戸滝ー大擂鉢ー小擂鉢ー貴船滝ー七編返しーオガサカ分岐ー八雲ヶ原ー武奈ヶ岳ーコヤマノ岳
        ー金糞峠ー青ガレー大山口ーイン谷口=(江若バス)=JR比良駅=(湖西線)=JR京都=JR新三田
地図:昭文社 山と高原地図『比良山系』
メンバー:Yさん・佐藤さん、夫、自分
☆先日の富士登山でお友達になった佐藤さんの山仲間、Yさんの案内で八淵の滝を遡行しました。
久々の沢歩きはどっぷりと水に浸かるのも気持ちよく、行けども行けども美しい滝の連続は
とても楽しい行程でした。
またご一緒出来ることを楽しみにしています。


夏が行きますね・・雲一つない晴天の日、良い思い出になりました。

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△東大岩岳ー△大岩岳

2019年08月14日 | 山行記

昨日行った丸山湿原に隣接する、△東大岩岳と△大岩岳に登りました。

GPS軌跡(クリックで拡大されます。)



△東大岩岳 取り付き
☆昨日、丸山湿原入り口から少し入った場所に、このプレートを見つけ、
「東大岩岳??」と興味を持ったのが成り行きです。


尾根を登ると、この様な裸地もありました。


左側の遠望




二級基準点 玉瀬2 とあります。


後方の遠望


△東大岩岳 365m 登頂
眼下に千苅貯水池が見えました。


頂上は展望に長け、狭いながら気持ちの良いピークでした。
左後方を振り返ると、新名神がさらに間近に、遥か彼方には中国道も望めました。


頂上から直進すると「馬の背」がある様なので行ってみました。


「馬の背」
北摂、播磨でよく見かける、赤い岩のスラブ尾根でした。
ここを進んだらどこへ繋がるのか・・と、ちょっと行ってみましたが、
芳しくなさそうなので様子見で引き返し、分岐を△大岩岳へ。


△大岩岳
△二等三角点
点名:『千苅』(せんがり)
標高:384.07m
☆久しぶりの大岩岳でした。


三田市街地方面がよく眺望出来ました。
暮れて来たので、急ぎ足で下山。今度は谷ルートから下りました。


こちらの案内版の所へ到着。

2019.8.6(火)
△東大岩岳ー△大岩岳
行程:自宅=丸山湿原駐車場/丸山湿原入り口ー東大岩岳取り付きー△東大岩岳ー馬の背ー△東大岩岳ー△大岩岳ー谷ルートー案内看板分岐ー丸山湿原入り口
1/25000地形図:『武田尾』
メンバー:単独
☆今日は蒸し暑いので、蚊取り線香を腰に下げて歩きました。
虫除けもスプレーしましたが、やはりこの時季は蚊取り線香が
頼もしい感じです。

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丸山湿原

2019年08月14日 | 日々

丸山湿原を散策しました。


良いお天気の午後、丸山湿原へ向かいました。


入口
湿原入り口はきれいに草が刈られたばかりの様相で歩きやすく、
足元にはすでにアキノタムラソウやキンミズヒキが出ており、秋を感じました。


アキノタムラソウ(シソ科)


キンミズヒキ(バラ科)


道標に従い、丸山湿原の周回路へ向かいました。




湿原に着き、周囲を見渡すと、白い小さな花が目に留まりました。


サギソウ(ラン科)
サギソウを生で見たのは初めてです。
小さいですが、本当に白い鷺(さぎ)が羽を広げている様で、美しいお花ですね!


さらに道標に従い、進みました。


湿原を見渡す展望デッキから。
要所に設置された案内板や説明板には湿原の成り立ちや植物、樹木、土壌、
湿原を保つ為の考察などが書かれており、大変勉強になりました。


展望デッキを対岸から


また別の場所でサギソウを観察しました。
実に美しい!


周回路も終わりに近づき、


斜陽の森を歩いて入口へ。

2019.8.5(月)
 丸山湿原散策
行程:自宅=丸山湿原入り口P-丸山湿原周回路ー入口P=自宅
1/25000地形図:『武田尾』
☆丸山湿原へ訪れたのは、確か15~6年前になりますが、
大岩岳に登った折、旧い道標に書かれた「湿原」
という文字を漠然と眺めた記憶があります。
いつの間にかきれいに整備され、遊歩道や木道が通されて
いたことに、目からウロコの気持ちでした。
また散策へ出かけたいです。

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サイクリング (自宅から有馬温泉まで)

2019年08月14日 | 日々

有馬温泉まで自転車で行ってみました。

GPS軌跡(クリックで2度、拡大されます)
※自宅からの出発ですが、GPSの起動はJR三田駅周辺から。


2019.8.4(日)
  有馬温泉までサイクリング
行程:(往復)自宅(三田市)-色々な道を経由してー有馬温泉
地図:無
メンバー:夫・自分


往路、有馬に向かう道程は地味に標高が上がるので、暑くてバテ気味でした。
有馬温泉に到着し、取りあえず汗びっしょりなので銀の湯へ。


さっぱりとした後は、銀の湯の前にあるこのお店へ。




水分補給


ハイカーセット (beerとおつまみのセット)
☆もっと水分補給をしたかったのですが、「これ以上飲んだら自転車で帰れなくなる」
と止められました。


仕方ない、炭酸水で水分補給。於;炭酸泉源


見上げると青もみじがきれいでした。
再び往路を三田へ向かい、戻りました。


塩田付近から 遠くに見える山のシルエットは△羽束山(はつかさん)

(植物)

ブッドレア/ フサフジウツギ(房藤空木)(ゴマノハグサ科)


センニンソウ(キンポウゲ科)


キツネノカミソリ(ヒガンバナ科)


クサギ(シソ科)

**************


my自転車

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△富士山(御殿場ルート)

2019年08月13日 | 山行記

△富士山に登りました。(御殿場ルート:御殿場口新五合目から往復) 2019.8/1~8/2

GPS軌跡(クリックで拡大されます。)


 行程:7/31(水)大阪=(夜行バス)=
     8/1(木)早朝=花の湯(朝食・入浴)=御殿場口新五合目Pー大石茶屋-新五合五勺(次郎坊)ー旧四合目ー新六合目ー七合目ー七号四勺 わらじ館(泊)
     8/2(金)早朝 わらじ館ー
八合目ー浅間大社奥宮ー△剣ヶ峰ーお鉢巡りー浅間大社ー八合目ーわらじ館(朝食)-(御殿場ルート下山道)-馬の背ー宝永火口遠望ー(大砂走り)-御殿場口新五合目P
        =(高速バス)=花の湯(昼食・入浴)=富士宮市浅間大社=大阪
地図:昭文社 山と高原地図『富士山 御坂・愛鷹山』
メンバー:富士山御殿場ルート 登山ツアー参加の方々15名(男性9名・女性6名)、 ガイドさん、 AKIさん、 橋本さん(わらじ館) 計18名



登山口 
☆夜行バスに乗って一年ぶりに富士山にやって来ました。
今回は単独でのツアー参加、初めての御殿場ルートです。


こちらは日本初スキーの場所なのですね。


大石茶屋で息を整え、気合いを入れて登り出しました。
やはり4ルート中、一番、人の少ないコースだけあり、驚くほど人が居ませんでした・・


ザクザクザク・・と登っているうちに左側には二ツ塚(双子山)の二つのピークが
見え始めました。
やがて後にこのピークを上から眺めることになりましたが、この時点では想像付かず。


次郎坊 
☆朝は青空が広がっていたものの、次第に曇って来ました。
本来はずっと頂上を見上げながら登るルートです。
そのうちにドーンドドーーッという音が聞こえ、「雷?!」と、
びっくりしましたが、隣接する自衛隊富士演習場からの音と解りました。
再び、ひたすら登りながら・・「
昼食はどこで食べるのだろう?」とお腹が空いた頃、前方に


宿泊予定である「わらじ館」のクローラー(キャタピラ車)が止まっており、
ツアー者達のお弁当を下ろしている所でした。
(青いジャケットの方がわらじ館の館長さん、左の黄色いシャツの方が橋本さん)


お弁当のちらし寿司(わらじ館製)
☆見た目には判りにくいですが、ずっしりぎっしりと大量の具沢山ちらし寿司でした。
ご飯1合以上は軽くあったのでは。でも空腹だったのでぺろっと完食。
周囲では「多い・・食べ切れない・・」という声も聞こえましたが・・。
「ビールもあれば言うこと無しなのですが・・」と橋本さんに言うと、
「ここの標高で飲むアルコールは、二倍酔いますよ!」と笑われました。


御殿場ルートは小屋とトイレが無いので、何時間も我慢を強いられます。
「特に女性で、トイレに行きたい方!クローラーの上に簡易テントを設けますから、
中でどうぞ!」と、至れり尽くせり。
風が強いので、テントの隅を女性陣で協力して抑え、順番でトイレを済ませました。
近年は富士山の各小屋がトイレ環境に力を入れているというお話も聞きました。


お昼休憩も終わり、また再び火山をひたすら登ります・・
15人のパーティーは偶然にも?健脚な方ばかりでした。
足並み揃い、1人もバテずに黙々と歩を進めました。


無線小屋跡(廃屋)


左側に△宝永山のスロープ


△宝永山が見え、ピークに向かう登山者も小さく遠望出来ました。


休業中の日の出館(山小屋)7合目


「この石に方位磁針を近付けてみて下さい、変化がありますよ。」と言われ、近付けると・・
針が動いて定まらず・・。理由は鉄を多く含んでいて磁力が狂うそうです。
さらに少し歩き、


今夜の宿、わらじ館に到着。
小屋の前ではスタッフの方々が笑顔で迎えて下さり、心からほーっとしました。
ガイドさんからは、「今日は良いペースで早く到着しました。」とお褒めをいただきました。
女性、男性、別れたスペースで夕食までくつろぎました。
私は、夜行バスでも隣、小屋の寝場所でも隣になった、京都から参加の女性、
佐藤さんと意気投合し、夕食を待ちきれず、到着の乾杯!


山で飲むビールは値段以上の価値があります。
そして一緒に飲んでくれる方が居るのはさらに幸せなことです!
(佐藤さんとは下山後の温泉でも一緒に祝杯を揚げました。


夕方、外に出ると一瞬にブロッケンが見えました。
そして宝永山や双子山の全貌も見下ろせ、“火山”を得心しました。




雲が切れ始め、やっと山頂も顔を出しました。
寝る前、外に出ると満天の星空・・・
下界の夜景も遥かに、宝石がばらまかれた様に遠望出来ました。
今回の富士登山で、一番感動したひと時でした。
富士山で見上げた夜空は筆舌尽くせない感極まるものでした。
小屋に泊まって良かったです!

就寝時間:19:00~1:00(睡眠時間は6時間)
*****
8/2(金)
1:30に小屋前から出発し、山頂でのご来光へ挑みます。
頭がぼーっとしていたので、転ばない様に気を付けて登りました。
途中から、他ルートからの登山者達も合流しましたが、
ほぼ外国人登山者でした。
浅間大社奥宮を経て、剣ヶ峰へ。


△二等三角点
点名:富士山(ふじさん)
標高:3775.51m


剣ヶ峰(最高標高点)でご来光を待つ人々。
気温は一桁で、想像以上に寒かったです。
ダウンジャケット、上着、フリースの手袋・帽子、手袋の中に揉むカイロ。
「大げさ目」に防寒具を持って来て良かったです。


だんだんと東の空が明るくなって・・


雲の中からの登場でした。


お鉢の縁(ふち)にはどこのピークにも人々の影が見渡せました。
剣ヶ峰を下りてお鉢巡りに出発。


剣ヶ峰直下から上を見上げる


大内院(火口)に霧が湧いて、まるで噴火している様に見えました。
この様な現象はそんなに多く無いそうです。


剣ヶ峰を遠望
お鉢の中には残雪。


影富士(かげふじ)
下方の雲に富士山の影が映っていました。これも貴重なタイミング!


大崩れや樹海、遥かには八ヶ岳、北アルプスも遠望出来、自分が富士山に居ることを
実感した、幸せな時間でした。


方位盤
ブロンズの富士山には場所の名称や地名、ルートが刻まれてとても解りやすいレプリカでした。
お鉢を一周し、再びわらじ館へ下山。


下山する人、登頂へ向かう人・・
小屋に戻り、美味しい朝食を食べ、スタッフの方々へご挨拶をして下山路へ。
とてもゆったりとした素敵な山小屋でした。いつかまた泊まりたいと思います。


振り返り、さようなら山頂・・・


ガイドさんの計らいで、宝永山火口を見に寄りました。
「新幹線から見る宝永山の姿がここです。」とのこと。


さあ、ここから長い大砂走りの始まり!!
ザッザッッザッッ・・・と何メートルも飛ぶようにダイナミックな駆け下りです!
嘘の様に早く駆けられます、ちょうどスノーシューで雪の斜面を駆け下りしている感覚と
そっくりでした。後でGPS軌跡を見て得心、スキーの様にほぼ直線の軌跡です。


左側は自衛隊の演習場。
転がる様に大石茶屋へ無事下山。
砂を払って、バスに乗り込みました。

(植物他)

イタドリ(タデ科)




オンタデ(タデ科)


フジアザミ(アザミ科)


イワツメクサ(ナデシコ科)


フジハタザオ;富士旗竿(アブラナ科)
☆富士山の固有種


ヤマホタルブクロ(キキョウ科)


シモツケソウ(バラ科)


オトギリソウ(オトギリソウ科)


カラマツ(マツ科)
☆針葉樹の葉の中では葉身が柔らかいのが特徴と思います。
(触るといかにもツンツンチクチク痛そうですが。)

*********************
☆昨年、7月に富士宮ルート、8月に吉田ルートで富士山を訪れました。
いづれも弾丸日帰りでしたが、その本意は“混む山小屋”と、
“数珠つなぎ状態の山道”を危惧してのことでした。
今回、知人に薦められた御殿場口ルートは、人もまばらで
山小屋もゆったりで、予想以上に有意義な富士登山でした。
二日間だけでしたが、同行したツアーの方々と和気あいあい、
楽しい時間やご来光の感動を共感できたことも貴重な
思い出になりました。

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△波佐利山

2019年08月08日 | 山行記

赤西渓谷から△波佐利山に登りました。

GPS軌跡
(クリックで拡大します。)



先代杉


古い橋げた


揖保川源流碑


取り付き


踏み跡を追います


古の森林軌道の枕木が埋まっていました。


尾根には大きな枯れ木のオブジェ


県境尾根に乗りました。


△波佐利山 1192m


△三等三角点
点名:波左利
標高:1191.68m


左:音水登山口(△波佐利山 正規登山口) 右:赤西渓谷 分岐


平らな作業道の様な道


美しい渓谷と沿った道は、梓川の支流を散歩している様な風情でした。


透明なゼリーの様な淵


長い林道歩きも美しい渓谷沿いなので、風景に見とれているうちに終点へ到着しました。

(植物・生き物・他)


マムシ 二匹居ました。つがいでしょうか・・


アカハライモリ


ヒキガエル(種類は判りません)


マムシ 2度、マムシに出会いました。


フサザクラ(フサザクラ科)の葉


ヒキガエル(種類は判りません)ヒキガエルには何回も出会いました。


鹿の骸骨


ジキタリス(オオバコ科)

2019.7.28(日)
△波佐利山 (赤西渓谷から)
行程:神戸三田IC=(中国自動車道)=R29=赤西渓谷車止ゲートPー林道ー取り付きー森林軌道跡ー県境尾根ー△波佐利山ー分岐ー林道ーP=波賀温泉(楓香荘)=R29=(中国自動車道)=神戸三田IC
1/25000地形図:『岩屋堂』『音水湖』『西河内』『戸倉峠』
メンバー:井上さん・西川さん・夫・自分
☆初めて赤西渓谷から波佐利山へ登りました。
登りは、計画していたルートの分岐を通り過ぎ、オリジナルな尾根を詰めましたが、
県境尾根へ出ると良い雰囲気で、波佐利山へ到着しました。
波佐利山からの下りは、登りに使おうとした尾根を辿り、再び林道へ。
きれいな風景や古い軌道跡、爬虫類や両生類・・と、
バラエティ豊かな山行の一日でした。

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