野へ山へ

2004年~

△立山三山(別山-雄山ー浄土山)周回

2020年09月03日 | 山行記

△立山三山を周回しました。

GPS軌跡(二度クリックで二回拡大されます。)


2020.8.19(水)ー8.20(木)
 △立山三山 周回 / 奥大日岳往復
行程:18日:阪急三番街高速バス乗り場=(阪急高速バス)=富山/富山駅前ホテル泊
   19日:富山駅=(富山地方鉄道)=立山駅=(ケーブルカー)=美女平駅=(バス)=室堂
                         -雷鳥沢キャンプ場ー剱御前小屋ー別山ー別山北峰ー真砂岳ー大汝山ー雄山ー浄土山ー室堂ー雷鳥沢キャンプ場泊
   20日:雷鳥沢キャンプ場ー奥大日岳ー雷鳥沢キャンプ場ー室堂ー(旧道)-天狗平ー(旧道)ー弥陀ヶ原
       =(バス)=美女平駅=(ケーブルカー)=立山駅=(富山地方鉄道)=富山駅
       =(サンダーバード)=金沢駅=(北陸新幹線)=大阪駅
地図:昭文社 山と高原地図『剱・立山』
メンバー:単独

8/18(火):大阪を出発


久しぶりに乗った高速バスは、夕刻、通勤時間帯の梅田を通り抜け、


夕陽の淀川を渡り、北陸自動車道を一路富山へ。


途中の神田PA(滋賀県長浜市)にて

:富山

☆富山駅でバスを降りると、目の前を路面電車が通りました。
目が釘付けになりながら、今夜泊まるホテルへ直行。
明朝は始発に乗るので、速攻、就寝。

8月19日(水)
:富山駅を出発


再び、早朝の富山駅にて。路面電車に見とれました。


JR富山駅 の前を通って富山地方鉄道のホームへ向かいます。


始発の車両


地鉄のマークの絵柄に“電気”を感じます。


ヘッドマーク


歴代のヘッドマークも飾ってありました。


かつてのマークを見るのも感慨深く、よいものですね・・

:室堂を出発


アルペンルート(ケーブルカー、バス)を乗り継いで室堂へ到着。
最高に良いお天気で、気分も盛り上がりました。


水筒に立山玉殿の湧水を汲んで、出発!


室堂ターミナルを振り返ります。


みくりが池
エメラルド色の美しさには訪れる度、足が止まります。


地獄谷、そして明日登る予定の奥大日岳、大日岳方面を望む


下方に雷鳥沢キャンプ場が見えました。平日なので空いていそう・・
剱御前の稜線もくっきり。


雷鳥沢キャンプ場にて
管理事務所で受付を済ませ、早速、張りました。
そして間髪入れず、立山三山縦走へ出発!


雷鳥沢ルートを剱御前小屋目指して登ります。
下方を振り返り、マイテントを確認。


奥大日岳への稜線を望む


剱沢の雪渓と剱岳 後方に後立山の峰々を眺望
:剱御前͡小舎前から  


下方には剱沢キャンプ場が見えました。


△別山 2874m 立山三山のまずは一峰目


△別山 北峰 2880m 剣の全容が目前に迫る素晴らしいピークです。
いつまでも居たい場所ですが、先を急ぐので辞します。


これから向かう真砂岳方面を望む


真砂乗越から下方にカール、そして後立(後立山)方面を眺望


内蔵助山荘(休業中)、そして鹿島槍、五竜、唐松、白馬・・・
後立のオールキャスト勢揃いの眺望・・胸がいっぱい、最高の天空歩きでした。


△真砂岳 2861m 登頂。


次は富士ノ折立(ふじのおりたて)を目指します。
学生時代に剱沢からキスリングでこのルートを上がって来た時の事を
思い出しました。


爺ヶ岳や針ノ木方面を望む


大汝(おおなんじ)休憩所


△大汝山(おおなんじやま)3015m 登頂
☆学生時代は「だいなんじ」と呼んでいましたが、「おおなんじ」
が正しかったのでしょうか・・地図の表記は「おおなんじ」でした。


下方に黒部ダムが見えました。


雄山神社の鳥居


雄山神社 3003m
参拝をして、三角点へ。


△一等三角点
標高:2991.76m
点名:『立山』(たてやま)
雄山は学生時代の合宿以来でした。当時は訪れる人が多く、
ちょっと閉口しましたが、今日は誰も居らず、山頂独り占めでした。


三角点について銘鈑に説明が記されています。
先を進みます。


一乗越(いちのっこし)山荘 2705m
一乗越を越えて三山最後のピーク、浄土山を目指します。


写真、△龍王岳(りゅうおうだけ)への分岐を浄土山へ取り、


富山大学立山施設の横を通り過ぎ、


△浄土山 2831m 到着。
写真は軍人霊碑周囲の石壁です。三山縦走を終え、気持ち軽く室堂へ下山します。


今回は至るところがお花畑でした。夏の高山植物の最盛期です。


再び、みくりが池を眺めながら、雷鳥沢ベースCへ。


マイテントが待っています。


「到着!」と言うと
ベンチレーションから冷えたBeerが出て来るしくみです。
立山地ビール 「星の空」


家から持って来た、富士山Beerも。
今年は富士山に行けないので、せめて立山で飲みますね!


周囲の山々が夕陽で染まる頃、テントの人々もお酒で赤く染まります。
もちろん私も。


さぁ、そろそろ独り食当。
今回はlight&fast&美味しい!の、まずは牛とじ丼。
アマノフーズさんのフリーズドライは本当に山岳ご飯の強い味方です!


明朝に登る奥大日、大日方面のシルエットを肴に


寒いのでお燗。
☆下界の人々には申し訳ないほどの寒さで、ダウンも着込んで
酔いも廻り、いつの間にか熟睡しました・・・。
夜中に起きると、満天の星。久しぶりに見た隙間の無い星空でした・・・

翌日に続く・・・

(本日写した植物)


タテヤマオウギ(イワオウギ)(マメ科)


ウメバチソウ(ユキノシタ科)


ウサギギク(別名:キングルマ)(キク科)
茎に対生するへら形の葉をうさぎの耳に見立てたもの(立山 花ガイド図鑑より)


シロバナタテヤマリンドウ(リンドウ科)


タテヤマアザミ(キク科)


ヤマハハコ(キク科)


オオカサモチ(セリ科)


ヤチトリカブト(キンポウゲ科)?
☆トリカブトも色々な種があり、難しいです。


ミヤマアキノキリンソウ(別名/コガネギク)(キク科)


エゾムカシヨモギ(キク科)?


チングルマ(バラ科)の実


ハクサンイチゲ(キンポウゲ科)


ミヤマリンドウ(リンドウ科)


ヤマホツツジ(ツツジ科)


シラタマノキ(ツツジ科)


イワツメクサ(ナデシコ科)


トウヤクリンドウ(リンドウ科)


チングルマ(バラ科)


チシマギキョウ(キキョウ科)


トウヤクリンドウ(リンドウ科)


タカネヤハズハハコ(タカネウスユキソウ)(キク科)


ハクサンイチゲ(キンポウゲ科)




エゾシオガマ(ハマウツボ科)


ヤチトリカブト(キンポウゲ科)?


ヨツバシオガマ(ゴマノハグサ科)


ハクサンフウロ(フウロソウ科)

 
モミジカラマツ(キンポウゲ科)
☆カラマツソウ?と思いましたが、葉から、モミジカラマツだと思います。


オンタデ(タデ科)


ハクサンボウフウ?(セリ科)


ハナウド(セリ科)?


キオン(キク科)

※誤記など、指摘いただけましたら光栄に存じます。

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