野へ山へ

2004年~

京都一周トレイル 5

2024年08月22日 | 山行記

京都一周トレイル5回目を歩きました。

GPS軌跡(2回クリックで2度、拡大されます。)


2024.8.15(木)
行程:JR新三田=JR大阪駅=JR京橋駅=(京阪本線)=出町柳駅=(叡山電鉄本線)=八瀬比叡山駅/ケーブル八瀬駅=(叡山ケーブル)=ケーブル比叡駅
ー(京都トレイル)ー横高山」-水井山ー仰木峠ー戸寺バス停=(バス)=丸太町ー桜湯~~大谷祖廟(万灯会)ー八坂神社=JR京都=JR大阪=JR新三田
メンバー:友人+自分


今回も出町柳駅から叡山電車に乗りました。


八瀬駅で下車


初の叡山ケーブルに乗りました。
このケーブルも歴史ある観光軌道で、高低差561mは日本一とのこと。
とても楽しい乗車でした。


今日の出発は北山1から


比叡山人工スキー場跡の傍らを通過。




古い石の道標には指差しが掘ってありました。


転法輪堂をお参りしました。




小さなトンネルを通過


横高山757m 到着


山頂ベンチの下にカンアオイの大きな葉が茂っていました。


水井山 793m」登頂
三等三角点
点名:『釈迦岳』
標高:793.90m
☆点名は釈迦岳ですが、水井山という山名が付いたのは如何に。


北山杉のエリアを下山します。




この道は鯖街道でもあったのですね・・


北山ポイント22を経て23へ下り、今回の行程はここまでです。


次回はここから。
最寄りのバス停「戸台」から丸太町へ。
今回の目的の銭湯が開くまで、友人宅で休憩しました。


友人の愛娘、柴犬のナナ


今回は河原町通りの『桜湯』へ初訪しました。


歴史感じる下足入れのカギは、関西に珍しい垂直入れでした。
京都は実に銭湯が多く、毎回、何処の銭湯へ行くかが
トレイルと共に楽しみになりました。
今回の『桜湯』さんは全体的にとても気に入ってしまい、
あらためてまた訪れたくなりました。

お風呂でさっぱりした後は、恒例の打ち上げ夕食、
そして今回は友人の誘いで東本願寺、大谷祖廟の万灯会を見に出かけました。




たくさんの提灯が壮観でした。


斜面の墓地に文字通り、万という数の灯篭が下げられた様子は、
圧巻でした。まるで無数のランタンが飛んでいる様にも見えました。


八坂神社にも寄り、舞殿の提灯を眺めました。


龍もライトアップ

☆夜の京都も大勢の外国人観光客の人々で賑わっていました。
万灯会、そして明日は五山の送り火と、お盆の催事が続きます。
今回の京都トレイルは夏の風物詩にも触れ、充実の一日でした。

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針ノ木岳・スバリ岳・蓮華岳

2024年08月22日 | 山行記

針ノ木岳へ登りました。(8月11日~13日)

GPS軌跡(クリックで拡大されます。)


2024.8.11(日)~13(月)
行程:(11日)神戸三田IC=(新名神高速道路西宮線)=(中央自動車道長野線)=長野自動車道 =県道310号 =安曇野IC =信濃大町市営P=アルピコ交通/バス=扇沢
   扇沢ー針ノ木雪渓ー針ノ木峠/幕営地
   (12日)幕営地ー針ノ木岳ースバリ岳ー幕営地ー蓮華岳ー幕営地
   (13日)幕営地ー扇沢=~~往路に同じアクセス~~神戸三田IC
地図:昭文社 山と高原地図 『鹿島槍・五竜岳』

(11日)

山想えば人恋し
 日と想えば山恋し
の看板を読んでから出発。(扇沢ターミナルにて。)


針ノ木登山口


ミヤマシシウド/深山猪独活(セリ科)


エゾアジサイ/蝦夷紫陽花(アジサイ科)


ミヤマアキノキリンソウ/深山秋の麒麟草(キク科)


クロクモソウ/黒雲草(ユキノシタ科)


ノリウツギ/糊空木(ユキノシタ科)


ヤマハハコ/山母子(キク科)


タテヤマアザミ/立山薊(キク科)


ヨツバヒヨドリ/四葉鵯(キク科)


タケシマラン/竹縞蘭(ユリ科)の赤い実


カニコウモリ/蟹蝙蝠(キク科)


キヌガサソウ/衣笠草(ユリ科)の実


大沢小屋(休業中)の前を通り過ぎます。


クロバナヒキオコシ/黒花引き起こし(シソ科)


オオバギボウシ/大葉擬宝珠(ユリ科)


谷部に出ました。


シモツケソウ/下野草(バラ科)


タテヤマウツボグサ/立山靭草(シソ科)蕾の状態でしょうか・・


イワハゼ/岩黄櫨(ツツジ科)の実


ミゾガワソウ/味噌川草(シソ科)葉を揉むとミントの香りでした。


クロトウヒレン/黒唐飛廉(キク科)


ニッコウキスゲ/日光黄菅(ユリ科)登山道脇に数輪、斜面に群生していました。


針ノ木雪渓に出合いました。今年は既に残雪がかなり融けているらしい。


モミジカラマツ/紅葉唐松(キンポウゲ科)


モミジカラマツの葉


崩落する雪渓


オオバミゾホオズキ/大葉溝酸漿(ゴマノハグサ科)


ミヤマホツツジ/深山穂躑躅(ツツジ科)


アカショウマ/赤升麻(ユキノシタ科)


ヤマトリカブト/山鳥兜(キンポウゲ科)


ママコナ/飯子菜(ゴマノハグサ科)


ヤマホタルブクロ/山蛍袋(キキョウ科)


ミヤマコゴメグサ/深山小米草(ゴマノハグサ科)


タカネシュロソウ/高嶺棕櫚草(ユリ科)


タカネシュロソウの葉


ミヤマクワガタ/深山鍬形(ゴマノハグサ科)


ヨツバシオガマ/四葉塩竃(ゴマノハグサ科)


ミヤマダイモンジソウ/深山大文字草(ユキノシタ科)


ウサギギク/兎菊(キク科)


オオレイジンソウ/大伶人草(キンポウゲ科)


コウメバチソウ/小梅鉢草(ユキノシタ科)


針ノ木峠到着


谷にガスがかかる


針ノ木小屋
受付にてテント申し込みをすると、直近のテント場がいっぱいとのこと。
針ノ木岳方面へ10分程登った、第二?テント場へ案内されました。


第二テント場へ向かう途中、振り返った下方の景色

(12日)

日の出 蓮華岳の肩から朝陽が昇りました。


ミヤマダイコンソウ畑とスバリ岳方面
今日も快晴で良いお天気の様です。


第二テント場は水場やトイレから遠いものの、360度の眺望で
解放感抜群でした。後立山方面も一望。


サイトが傾斜地なのは否めませんでしたが。


昨夜は満天の星で、流れ星や天の川も見られました。


雲一つない青空、今日はのんびり山上での一日です。
まずは針ノ木岳、スバリ岳へアタック。


ミヤマリンドウ/深山竜胆(リンドウ科)


オンタデ/御蓼(タデ科)


左:タカネヤハズハハコ/高嶺矢筈母子(キク科)
右:ヨツバシオガマ/四葉塩竃(ゴマノハグサ科)


針ノ木岳へ向かう途中の展望地から、槍ケ岳、穂高方面を望む


立山から薬師岳へ続く峰々も一望


テガタチドリ/手形千鳥(ラン科)の群生地


イブキジャコウソウ/伊吹麝香草(シソ科)


イワツメクサ/岩爪草(ナデシコ科)


トウヤクリンドウ/当薬竜胆(リンドウ科)


針ノ木岳登頂
三等三角点
点名:「野口」
標高:2820.73m
立山ー剣岳が一望でした。


下方の黒部湖


向かって左のピーク、スバリ岳を目差します。


スバリ岳 2752m 登頂
大展望を堪能し、往路を戻ります。


針ノ木峠(小屋)、蓮華岳を見ながら、テント場へ戻ります。


スバリ岳の斜面には、コマクサ/駒草(ケシ科)が
単独で群落を作っていました。


岩の隙間に群落を作っていたのは・・


シコタンソウ/色丹草(ユキノシタ科)でした。
花びらに薄紅色の斑点があり、星の様に可愛い花でした。


イワツメクサ/岩爪草(ナデシコ科)※掲載二度目


イワツメクサのアップ。
花びらの切れ込みが深く、この花も清楚で実にきれいだと思います。


トウヤクリンドウ/当薬竜胆(リンドウ科)※掲載二度目
白地に入るライン模様が、トン・ツー・ツーとモールス信号の
様で、見入ってしまいます。


チシマギキョウ/千島桔梗(キキョウ科)でしょうか・・



再度、針ノ木岳 2821mを踏みます。


ミネウスユキソウ/嶺薄雪草(キク科)
苞葉(白い花びらの様な部分)が緑色を帯びていたので、
ミネウスユキソウかな?と思いますが、ヒメウスユキソウかもしれません・・


根元の葉


エゾシオガマ/蝦夷塩竃(ゴマノハグサ科)


ミヤマリンドウ/深山竜胆(リンドウ科)


チングルマ/稚児車(バラ科)の綿毛


テント場に戻り撤収、小屋の直近のテント場へ移動しました。
次に蓮華岳を目差します。


イワギキョウ/岩桔梗(キキョウ科)


ウメバチソウ/梅鉢草(ニシキギ科)


ウメバチソウの葉と茎


シロバナニガナ/白花苦菜(キク科)


シロバナニガナの茎・葉


ミネカエデ/嶺楓(カエデ科)の実


ゴゼンタチバナ/御前橘(ミズキ科)


グッグッ・・・という音の方を見ると、雷鳥が。

メスでしょうか・・


付近に若い子供達?が二羽、居りました。


その他にもつがいが二羽。
蓮華岳は雷鳥が多く見られる様です。


オオイタドリ/大虎杖(タデ科)


ゴゼンタチバナの群落
もう少し下方の標高では、花が終わっていましたが、
蓮華岳ではまだ咲いており、とても嬉しかったです。


コマクサ/駒草(ケシ科)
蓮華岳でもコマクサの群落が見られました。


コマクサの花はにランプの様で美しいです。


タテヤマウツボグサの蕾?


蓮華岳の祠


蓮華岳 2798.7m 登頂 


二等三角点
点名:『蓮華岳』
標高:2798.73m
残念ながらガスで眺望が得られず、往路を下りました。


再び針ノ木小屋&テントサイトへ。


小屋の周囲に咲く、コウメバチソウ/小梅鉢草(ユキノシタ科)


今夜は小屋直近のサイトで幕営です。
トイレや水場(有料)が近く便利ですが、やはり眺望は第二サイトの
方が抜群でした。


西に沈む夕陽を見ながら、小屋前で生ビール。


今夜も満天の星の下、ダウンジャケットを着て就寝。

(13日)

今朝は曇天で朝陽が望めませんでした。
朝食後、テントを撤収し、下山です。


「槍見トイレ」というトイレの窓からは、遥かに槍ケ岳が望めました。
針ノ木峠を辞し、往路を下山します。


オオレイジンソウ/大伶人草(キンポウゲ科)掲載2度目


ミヤマタネツケバナ/  深山種漬花(アブラナ科)


ミヤマキンバイ/深山金梅(バラ科)


ヤマトリカブト/山鳥兜(キンポウゲ科)?
トリカブトは種類が多く、同定が難しいですが・・




雪渓の側は冷蔵庫の中を歩く様に寒かったです。


シモツケソウ/下野草(バラ科) 二度目


シナノオトギリ/信濃弟切(オトギリソウ科)


オオバギボウシ/大葉擬宝珠(ユリ科)二度目


ミヤマシャジン/深山沙蓼(キキョウ科)


オタカラコウ/雄宝香(キク科)


ゲンノショウコ/現の証拠(フウロソウ科)


扇沢へ無事、下山。
バスに乗り、車を駐車している信濃大町へ。


大町総合福祉センター内にある、鹿島の湯(男湯)、蓮華の湯(女湯)
で汗を流し、一路、兵庫へ帰りました。

☆恥ずかしながら、針ノ木岳はまだ登ったことが無く、初登頂でした。
酷暑の影響で大雪渓登りは適いませんでしたが、展望と高山植物に
魅了される山行となりました。

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山にて

2024年08月13日 | 山行記

久しぶりにテント泊で登山しました。

朝日、夕陽、満天の星····

自然に抱かれて眠るのはやはり

良いなあ····と思いました。

詳細は帰宅後に。

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赤谷山

2024年08月03日 | 山行記

赤谷山(宍粟50名山)に登りました。

GPS軌跡(クリックで拡大されます。)


2024.7.21(日)
赤谷山
行程:(往復)神戸三田IC=(中国自動車道)=山崎IC=R29=駐車地ー赤谷山
地図:「宍粟50名山ルートマップ」
1/25000地形図:『戸倉峠』


久しぶりの赤谷山でした。


風が涼しく、気持ち良い気候


ブナの葉陰がきれいな尾根


赤谷山登頂!
二等三角点
点名:『落折』(おちおり)
標高:1216ⅿ
快晴の下、眺望を楽しみながらお昼ご飯を食べました。


氷ノ山もくっきり。双眼鏡で周囲の山々を見回しました。
ゆっくり休み、往路を戻ります。


オオカメノキ/大亀の木(ガマズミ科)
すでに赤色から黒くなった実もありました。


下界は猛暑ですが、波賀の山はやはり涼しくて爽やかでした。
日曜日なのに・・誰にも会いませんでした。

**********
(今日のお土産)

道の駅いちのみや にて、山本豆腐店さんの
薄揚げを買いました。
薄揚げとは言え、厚揚げくらいの厚みがあります。


こんがり焼いて、たっぷりおろし生姜&お醤油をたらっと。
ビールが進む!

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京都一周トレイル4

2024年08月02日 | 山行記

京都一周トレイル4回目を歩きました。

GPS軌跡(クリックで拡大されます。)


2024.7.19(金)
行程:JR新三田駅=大阪駅=京橋駅=(京阪本線)=出町柳駅=(叡山電鉄本線)=一乗寺駅
ー狸谷不動ー(東山コース)ー比叡山ガーデンミュージアム前バス停=(京阪バス)=東大路通ー銀座湯♨
=~~往路に同じ~~=JR新三田駅
地図:京都トレイルマップ『北山東部』
メンバー:友人+自分


出町柳駅から乗った、初めての叡山電鉄。
民家の軒下を擦る様に走る感じが江ノ電を彷彿しました。


一乗寺駅で友人と待ち合わせ、前回下りて来た地点から出発。


信楽の狸が並ぶ狸谷不動院へ


何度見ても素晴らしい建築の狸谷不動院の造り


今回も心強い道標を目印に進みます。


時折、台風の爪痕を見ます。


今回のコースは総じて歩きやすかったです。


展望地も要所にありました。
もうすっかり夏の空です。


谷部へ下りてせせらぎを渡る地点もありました。


比叡山ロープウエイの送電線をくぐる地点でお昼休憩を取りました。
京都国際会館や、Gプリンスホテルなどを友人が指呼します。
会う度、京都の地理に明るくなってくる友人でした。


女人結界の石標を見ました。


頭上をロープウエイのゴンドラが行き交う地点


トリアシショウマ/鳥足升麻(ユキノシタ科)が咲いていました。


今日は「ひえい山頂バス停」までで終了。
展望台からは琵琶湖が一望でした。


京阪バスに乗って京都の街へ下ります。
*****
(今回の銭湯)

聖護院でバスを下車し、「銀座湯」へ。
早い時間から地元の常連さん達で賑わっていました。


さっぱりしたあとは三条まで歩いて・・

下山後に歩いた京都の市街地はとても暑かったものの、
山歩きは意外に涼しく、4回目も楽しく終了しました。

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神戸市立森林植物園

2024年07月27日 | 山行記

神戸森林植物園へ行きました。

GPS軌跡(クリックで拡大されます。)


2024.6.19(水)
神戸市立森林植物園を散策しました。
行程:神鉄三田駅=谷上駅ー(山田道)ー神戸市立森林植物園=(送迎バス)=神鉄北鈴蘭台駅=神鉄三田駅
メンバー:山友さん2名+自分


神鉄谷上駅を降り、山田道から植物園を目差します。


雨後の川はいつもより水量が増していました。


オカトラノオ/丘虎の尾(サクラソウ科)


せせらぎ沿いの緑陰は涼しく


カキドオシの葉


森オアガエルの卵がたくさんぶら下がっていました。


今回はあじさいがお目当てです。


ラクウショウやメタセコイアの新緑が涼しい影を作っていました。


早速、エントランスで出迎えてくれたのは、
ブライダルシャワー(白あじさい/ラグランジア)というあじさい。
普通のあじさいの様に茎の先端に咲くのではなく、
側芽にたくさんの花を咲かすのが特徴とのこと。(説明板より)


ベニガクアジサイ
ブライダルシャワーとは対照的な紅色が目を引きました。


エントランス広場には干支の龍
倒木を利用して作ってありました。

 
チドリノキ(カエデ科)
プロペラの様な実は大ぶりでした。

 
イヌシデ(カバノキ科)
カバノキ科の実を見ると、ホップの実を彷彿します。


コガクウツギ
山でよく見るコガクウツギもあじさいの仲間、清楚な感じです。


コハクウンボク(エゴノキ科)の葉


ウツボグサ
足元に元気ににょきにょき咲いていました。


土の散策道へ


ブラシノキ(フトモモ科)
鮮やかな花が目に留まりました。まさにブラシの様です。


トウゴクシソバタツナミ/東国紫蘇葉立浪(シソ科)
山ではもう旬を過ぎていますが、こちらではまだ咲いていました。


ウスタケでしょうか・・きのこ図鑑には「毒」とありました。


展望台へ寄ってみました。


コマツナギ/駒繋(マメ科)


クレナイ/紅(アジサイ科)
装飾花が白から真紅に変わる。                                                                                                                       


シチダンカ/七段花(アジサイ科)
尖った花びらが爽やかな感じです。


ハクチョウ/白鳥(アジサイ科)


ナデシコガクアジサイ/撫子鰐紫陽花(アジサイ科)
装飾花のふちがぎざぎざしていて、フリルの様です。


セトノユウベニ/瀬戸の夕紅(アジサイ科)


ベニガクアジサイ/紅額紫陽花(アジサイ科)  
 

ショウジョウ/猩々(アジサイ科)


クレナイ/紅(アジサイ科)


ミヤマヤエムラサキ/深山八重紫(アジサイ科)


ミカワチドリ/三河千鳥(アジサイ科)
「装飾花が無く、両性花のガク片がやや大きくなっている。
両性花のガク片は咲き進むと垂れ下がり、その姿が千鳥を連想させるという」
(説明板より)


シロバナガクアジサイ/白花額紫陽花(アジサイ科)


アマチャ/甘茶(アジサイ科)
「葉を発酵・乾燥させ、湯で抽出した液を甘茶という。」(説明板より)


アマギアマチャ/天城甘茶(アジサイ科)


コモチヤマアジサイ/子持山紫陽花(アジサイ科)


ガクザキシロバナ(アジサイ科)


クロヒメアジサイ/黒姫紫陽花(アジサイ科)
「江戸時代、濃い紫色のことを「クロ」と呼んだことが名前の由来である説がある」
(説明板より)


キヨスミサワアジサイ/清澄沢紫陽花(アジサイ科)


ツルギノマイ/剣の舞(アジサイ科)


ベニフウシャ/紅風車(アジサイ科)


ベニガク/紅額(アジサイ科)


イヨシロ/伊予白(アジサイ科)


イシヅチノヒカリ/石鎚の光(アジサイ科)


イヨノサミダレ/伊予の五月雨(アジサイ科)
「ヤマアジサイとコガクウツギの自然交雑種とされている」(説明板より)


サツキヒメ/五月姫(アジサイ科)


シイバテマリ/椎葉テマリ(アジサイ科)


イヤノカザグルマ/祖谷の風車(アジサイ科)


フジノタキ/富士の滝(アジサイ科)


ロッコウヤエテマリ/六甲八重手毬(アジサイ科)


カイキョウ/海峡(アジサイ科)


イヨノジュウジセイ/伊予の十字星(アジサイ科)


ハナフブキ/花吹雪(アジサイ科)


ヒメアジサイ/姫紫陽花(アジサイ科)
「庭などに植栽される。野生のものは知られていない。
女性的で優美な姿のため、姫とつけられた。」(説明板より)

☆あじさいが最盛期に来たのは初めてです。
各々のあじさいに名札が付けてあり、説明を読んでは名の由来に納得しました。
実に多種類のあじさいが、どれも活き活きと美しく、シャッターが止まりませんでした。

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京都一周トレイル3

2024年06月30日 | 山行記

京都一周トレイル三回目を歩きました。

GPS軌跡(クリック二回で二段階に拡大されます。)


2024.6.11(火)
京都トレイル3回目
行程:JR新三田駅=(東西線経由)=地下鉄東西線 東山駅ー(京都トレイル)ー大文字山ー瓜生山ー狸谷不動ーバス停=三条ー孫橋湯♨ー打ち上げ =三条駅=(京阪電鉄)=(JR)=JR新三田駅
メンバー:友人+自分
地図:京都一周トレイル(東山)マップ


今回は東山駅からスタート。レンガの素敵な建築物が見えて来ました・・・


関西電力蹴上発電所だそうです。
見惚れながら横を通り過ぎ・・・


地図上で気になっていた、"ねじりまんぽ"に到着。


ねじりまんぽ の説明板


トンネル内のレンガを、ねじって積み上げてあることから、
ねじりまんぽと名付いたそうです。
(ねじって積むことで強度が増されるとのこと。)


琵琶湖疎水インクラインに沿って舟を台車で運ぶために敷かれた、
傾斜鉄道


橋の上に船が乗っていました。


日向大神宮


ヒメトキワツユクサ/姫常盤露草(ツユクサ科)
園芸種が野生化した花の様です。


天の岩戸をくぐりました。


時折、展望が開けると京都の街が望めます。


外国人の登山者もとても多く、足の長い方々にスイスイと
追い抜かれました。


大文字山 登頂
大眺望を望みながらベンチでお昼休憩を取りました。


三等三角点
点名:『鹿ヶ谷』(ししがたに)
標高:465.31m


京都駅のろうそく(☆の場所)も判りました。
対峙する遥かな連山も京都一周トレイル。
あの山々を巡るのはいつ頃でしょうか・・


左の丘陵は、1回目に歩いて来た伏見の方と思われました。


楼門の滝にて冷たい水でクールダウン・・


山道を見守って下さるお地蔵さん


安楽寺の山門は青もみじが緑陰を作っていました。


安楽寺の説明板


哲学の道も通りました。


シチダンカ/七段花(アジサイ科)が盛り。


観光地を通り過ぎて再び山道へ


「茶山」と言うピークも通過しました。


眼下に見える要所をいくつも指呼して案内してくれる友人、
「京都にだいぶ精通したのだなぁ・・」と感じました。


瓜生山301m 登頂
本日最後のピークです。 


瓜生山の説明板


分岐は比叡山方面へは向かわず、下山へ。


狸谷古道トレイルという、迷路の様な道へ迷い込んでしまいました・・・
少々迷走しましたが、どうにか軌道修正出来ました。


不動明王(狸谷不動)の立派な建築に見入りました・・


狸さんがずらっと並んで、さすがに狸谷不動、と得心。
下山後は白川通りまで歩き、バスに乗って三条で下車。
一旦別行動で、友人は自宅へ戻って愛犬の散歩。私は恒例の銭湯訪問。
************************


今回は「孫橋湯」(まごはしゆ)さんへ。


やはり斜め差し。


銭湯は、「Japanese bath house」と表示するのですね・・・
さっぱり汗を流した後は、近くのお店で再び友人と合流。
そしてお待ちかねの打ち上げ で締めくくりました!

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三郡山(さんぐんやま)

2024年06月09日 | 山行記

三郡山に登りました。(宍粟別撰5山)

GPS軌跡(クリックで拡大されます。)


2024.6.2(日)
行程:ゲストハウス繁盛=三郡山登山口1/Pー三郡山ー黒原山ー奥組山ー登山口2ー登山口1/P
ルート図:宍粟別選5山「三郡山
1/25000地形図:『神子畑』


水道施設の手前Pに車を停めて出発


登山口
ここからの斜面は雨上がりも相まって、ヤマビル(しかも極太)
うようよエリアでしたが、ヤマビル&急登に打ち勝つ達成感を
得ることが出来ます!


サワフタギ/沢蓋木(ハイノキ科)


山の中に点在する、土管の埋まった遺構?はとても好きな
物体です。


三郡山 950m登頂
すぐ近くの地展望地にてお昼休憩を取りました。


木々の間から藤無山が見えます。
ゆっくり休み、先を進みました。


黒原山
四等三角点
点名:『神子畑』(みこばた)
標高:977.48m


この山でもギンリョウソウ/銀龍草(ツツジ科)が盛りでした。


尾根はヤマビルが居ないので安穏な気持ちで歩けます。


全縁のカエデは・・


イタヤカエデ/板屋楓(カエデ科)が雨に濡れて瑞々しい


ここのサワフタギはもう花から実に変わっていました。


成長したこの実が秋にコバルト色になるのですね。


奥組山 845.6m登頂
四等三角点
点名:『朝来』(あさご)
標高:845.59m
ここからの下り斜面にもヤマビルは居りましたが少数で中サイズでした。


作業道へ下りて来ると、オオバアサガラ/大葉麻殻(エゴノキ科)
花はシャンデリアやレースのカーテン様にドレッシーな感じです。
生長がとても早い樹木で、登山道を覆ってしまった場所で
伐採作業をしたことを思い出しました。


ここの山もミツマタが広範囲で繁殖しています。
宍粟ではミツマタを至る場所で見かけますが、いづれも来る度に
範囲を広げていることを感じます。鹿が食べない&繁殖力が強いので、
旺盛に拡大していくのでしょうか!


無事下山し、駐車場に到着。ピンク色のヤマボウシを下から写しました。


登山口2の神社近く、白いクリンソウ自生地に
寄って下さり、撮影しました。

☆途中、霧雨にも遭いましたが、滞りなく整備・調査登山が
終了しました。久しぶりに盛りだくさんのヤマビル対応
でしたが、スプレーのお陰で被害は皆無でした!

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峰越峠ー長義山ーダルガ峰ー大海里山(第10回岡山・兵庫県境交流けんこう登山会)

2024年06月08日 | 山行記

第10回岡山・兵庫県境交流けんこう登山会に参加しました。

GPS軌跡(クリックで拡大されます。)


2024.6.1(土)
 峰越峠(みそぎとうげ)ー長義山(なぎさん)ーダルガ峰(だるがなる)ー大海里山(だいかいりやま)縦走
行程:ちくさスキー場駐車場集合ー峰越峠ー長義山ーダルガ峰ー大海里山ー大海里峠ー登山口ースキー場駐車場
ルート図:宍粟50名山ルートマップ『15長義山』『8ダルガ峰
                  昭文社 山と高原地図『氷ノ山』
1/25000地形図:『西河内』
メンバー:登山会にご参加の方々+岡山・兵庫県境交流けんこう登山会実行委員会・他諸々の方々


ちくさスキー場駐車場に集合し、ここから出発


峰越峠(みそぎとうげ)へ向かいます。
昨年の県交登山会はここまででしたので、続きを繋げます・・。


山の端っこから登って行きます。
一年ぶりに再会する、美作市、西粟倉村の方々と挨拶を交わし、
気持ちが温まりました。岡山の言葉はとても優しく、私は
とても好きなのです。


ちょっとした急斜面を登り、長義山(なぎさん)1106mへ登頂。
三等三角点
点名:『森上』(もりうえ)
標高:1105.39m
数年前の積雪季にクラブの方々と登った折、雪の下に埋まった山頂標を
皆で探した懐かしい思い出があります。
それから間伐材で造った、「カメラ台」が設置されていた時もありました。
ほぼ眺望の無いピークですが、楽しい思い出がある山頂です。
****
長義山からいったん、いっきに下り、また登ってダルガ峰へ。
途中、スキー場リフトトップの広場でお昼休憩を取りました。


ダルガ峰が近くなると、マンネンスギ(ヒカゲノカズラ科)
の植生が足元に広がります。若い新芽も瑞々しく見られました。


オオイタヤメイゲツ・大板屋名月(ムクロジ科)
もダルガ峰に多く、青モミジが爽やかでした。


ダルガ峰(だるがなる)1163m登頂
山頂標だけ写して、休憩はせずに先を進みます。
大海里山へ本日最後の登りを詰めると・・


大海里山 1206m登頂!
本日唯一の展望地でした。


四等三角点
点名:『大海里』(だいかいり)
標高:1206.60m
ここからは兵庫県標高1番の氷ノ山、2番の三室山、3番の後山(うしろやま)
が望める、爽快な山頂です。






山頂周辺にはサラサドウダン/更紗満天星(ツツジ科)が
群生しており、ちょうど満開を迎えていました。


サワフタギ/沢蓋木(ハイノキ科)もふわふわした花を付けていました。


アキグミ・秋茱萸(グミ科)も。
***
小さな面積の頂上は大勢の人達でいっきに賑やかになりました。
本日最後の山にて眺望を楽しんだ後は、急な斜面をゆっくり慎重に
下りました。


大海里峠
ここから下山。


タニギキョウ/谷桔梗(キキョウ科)


ギンリョウソウ・銀龍草(ツツジ科)
終盤の姿は、エリマキトカゲの様にうろこをひろげるのですね・・


フタリシズカ/二人静(センリョウ科)


ミズタビラコ/水田平子(ムラサキ科)
見落としそうな小さな小さなお花です・・
山友さんが見つけ、指さして下さったので、見つめられました。


エンレイソウ/延齢草(シュロソウ科)


船木山登山口に無事、下山。
あとは車道を歩いてスキー場駐車場へ。


沿道にタニウツギ/谷空木(スイカズラ科)が満開でした。

☆今年もけんこう登山会に参加することが出来ました。
爽やかな好天の下、大勢のかたがたと県境尾根を歩いて繋ぐ、
和やかな登山会した。
また来年も皆さんと元気に再会出来ることを楽しみにしています。

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三尾山

2024年06月06日 | 山行記

三尾山に登りました。

GPS軌跡(クリックで拡大されます)


2024.5.30(木)
三尾山(兵庫県丹波市)
行程:自宅=R176=県道97号線=69号線=權太夫大神駐車場ー三尾山東峰ー西峰ー主峰ー駐車場=正覚寺=~~往路に同じ~~自宅
1/25000地形図:『宮田』
メンバー:山友さん+自分


三尾山をこのルートで登るのは初めてでした。


コナスビ/小茄子(サクラソウ科)
いたる所で咲いていました。


登山道は沢沿いでした。


コガクウツギ/小額空木(アジサイ科)


チャルメルソウ/哨吶草(ユキノシタ科)
花は終わっている様でした。


三尾山東峰 登頂


東方向の眼下には舞鶴若狭自動車道が見えました。


ヤマツツジ/山躑躅(ツツジ科)が盛りを迎えていました。


ナツハゼ/夏櫨(ツツジ科)の小さな赤い花が満開


ツクバネウツギ/衝羽根空木(ツツジ科)のお花も満開


西峰も踏んでおきます。


三尾山西峰 552m登頂
こちらは眺望は適わず。


三尾山 主峰 登頂!
昨春以来、一年ぶりの三尾山でした。


頂上からもさらに丹波市春日町方面の眺望は良く・・


南には黒頭峰620mの丸いピークも見え・・


夏栗山、そして後方は小金ヶ嶽と三嶽でしょうか・・。
お昼休憩をゆっくりと取り、再び往路を戻りました。


ゲートを通過し・・


他には誰も停めていない駐車場へ。


セイヨウイボタノキ/西洋水蝋木・西洋疣取木(モクセイ科)
駐車場周辺には色々なお花が盛りを迎えています。


ネジキ/捩木(ツツジ科)
車に乗って、近くの三角点を訪ねました。


正覚寺の山門近くに・・・


四等三角点
点名:『正覚寺』
標高:130.28m

☆三尾山の西峰、東峰を含む三峰を登りました。
今日は一人の登山者にも会わず、気心知れた山友さんと
おしゃべりにも花が咲き、和やかな山路でした。

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氷ノ山(宍粟50名山 ふれあい登山会)

2024年06月06日 | 山行記

氷ノ山に登りました。(宍粟50名山 ふれあい登山会に参加)

GPS軌跡(クリックで拡大されます。)


2024.5.26(日) *氷ノ山山開き*
行程:宍粟市役所P(集合地)=R29=氷ノ山登山口=坂ノ谷林道=氷ノ山坂ノ谷登山口ー氷ノ山三ノ丸ー氷ノ山ー三ノ丸ー分岐ー殿下登山口=(移動)ー逆水の滝散策ー坂ノ谷林道=~~宍粟市役所P
1/25000地形図:『氷ノ山』
地図:昭文社 山と高原地図『氷ノ山』
メンバー:ふれあい登山会にご参加の方々+しそう森林王国 観光協会+宍粟50名山ガイドクラブ


坂ノ谷登山口から出発


植林地帯を登り・・


ブナ原生林に入り、新緑に囲まれます・・


熊の大杉


タニギキョウ/谷桔梗(キキョウ科)


今日は宍粟アンバサダーの若いお二人もご参加でした。


Drオクトパスのアーム


エンレイソウ/延齢草(シュロソウ科)


ツクバネソウ/衝羽根草(シュロソウ科)


ユキザサ/雪笹(ユリ科)


鳥取県との分岐


氷ノ山三ノ丸 1464m登頂
一週間ぶりの三ノ丸でした。


今日も良いお天気で頂上までくっきりと見渡せました。


笹の海原?に三ノ丸休憩舎もよく見えています。


三ノ丸頂上でお昼を取り、氷ノ山山頂を目指します。


ウラスギの森で、スキーコース板「1」が温存されていました。


ブナ/山毛欅(ブナ科)にはたくさん、実が付いています。


エゾユズリハ/蝦夷譲葉(ユズリハ科)
新葉の下に花が付いていました。多雪地帯に多いユズリハとのこと。


氷ノ山 登頂!
今日は氷ノ山の山開きです。神事が終わっていましたが、
頂上台地では、恒例のじゃんけん大会など、楽しいイベントが
催されていました。


一等三角点
標高:1509.77m
点名:「氷ノ山」(ひょうのやま)
☆多くの人で賑わう山頂にてしばし休憩をし、再び三ノ丸へ
戻りました。


再び三ノ丸を目差して


三ノ丸にて山頂を振り返る
*****
下山は分岐から殿下登山口へ下りました。


ギンリョウソウ/銀龍草(ツツジ科)


サワハコベ/沢繁縷(ナデシコ科)




殿下登山口へ無事、下山。
一旦、バスに乗り逆水の滝 入口へ。


フタリシズカ/二人静(センリョウ科)


クルマバソウ/車葉草(アカネ科)
似ている植物が多く、クルマムグラ、オククルマムグラ??
と、迷いますが、2段、3段の塔状になっていることから
クルマバソウかな?と。


逆水の滝
今日も豪快な滝が見られ、嬉しかったです。


ウワバミソウ/蟒蛇草・ミズ/水・ミズナ/水菜(イラクサ科)
☆山菜として食べられることを以前、教えていただきましたが、
まだ未食です。

☆大勢の方々と和気あいあいに登った氷ノ山、幸せいっぱいの一日でした!

(お土産)

今年も山開きに登る機会を得ることが出来ました。
去年よりも立派なカードになっていました。


登山会ご参加の山友KKさんが
じゃんけん大会で勝ち取った賞品を
お福分け下さいました。
とても大きなかりんとうは、
甘さ控えめで美味しかったです!
(神棚のお下がり米まで分け下さり・・)
KKさん、ありがとうございました!


こちらもお福分け。
辨天娘・ベンテンムスメ 純米酒(鳥取県八頭郡若桜町 太田酒造場)
Yさんより、お下がりの純米酒をいただきました。とても美味しかったです!
ありがとうございました。

☆氷ノ山の神様に肖った品々、感慨深く味わいました。
お陰様で今年一年も良い登山が出来そうです!

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氷ノ山三ノ丸

2024年06月06日 | 山行記

登山道の調査・整備活動で氷ノ山三ノ丸に登りました。

GPS軌跡(クリックで拡大されます。)


2024.5.19(日)
 氷ノ山三ノ丸
行程:国見の森公園=(R29)=氷ノ山登山口=坂ノ谷林道=坂ノ谷登山口ー氷ノ山三ノ丸ー坂ノ谷登山口=殿下登山口=逆水の滝=坂ノ谷林道=(R29)=国見の森公園
1/25000地形図:『氷ノ山』
宍粟50名山ルートマップ『1氷ノ山三ノ丸』
メンバー:宍粟50名山ガイドクラブ5班


氷ノ山登山口(坂ノ谷)
にて、古い登山口標柱を新しい標柱に交換しました。
班のリーダーさんが手際の良さで作業されているところです。
手前に横たわっている、旧標柱さん、お疲れ様でした・・・


新しい標柱が建ちました。
作業が終了すると、坂ノ谷ルートを登山開始。


ルート中の名所ポイント、熊の大杉


新緑を見上げながら進みます。


ユキザサ/雪笹(ユリ科)


ツクバネソウ/衝羽根草(シュロソウ科)


サワハコベ/沢繁縷(ナデシコ科)


ハウチワカエデ/葉団扇楓(ムクロジ科)の葉?


ドクターオクトパスを彷彿する


うしろを振りかえっていみよう!
ということで・・


振り返ると、宍粟の山々が眺望出来るポイントです。


分岐の標柱が倒れていたので、建て直す作業
新旧のリーダーさん達が手際よく作業します。


三ノ丸休憩舎にてお昼ご飯タイム。
階下のトイレには沢山のハエが湧いていてびっくり。


二階から北の方向に鳥取の海が眺望出来ました。


南の方向には三ノ丸の新しい展望櫓が見えました。
休憩舎を辞し、三の丸へ向かいます。


三ノ丸避難小屋


氷ノ山三ノ丸 1464m登頂


新しい展望やぐら。丸太の階段がちょっとアスレチックです。
今日は山頂は目指さず、ここからUターンしました。


観音(かんのん)大カツラを通過


フタリシズカ/二人静(センリョウ科)
*****
再び、坂ノ谷登山口へ下山後、車で殿下(でんか)登山口へ移動しました。


殿下登山口にて、標柱の入れ替え作業です。
古い標柱、最期の姿です。ここでも手際良い作業を経て・・・


新しい登山口標柱が建てられました。


あっ、さっき車から見た、林道を歩く猫ちゃんです・・


捨て猫でしょうか!?


かろうじて生きている感じ・・
同じ班のMさんが猫ちゃんにとても優しく接しておられ、
彼女の情の深さに感動しました。
****
車で逆水の滝へ。

急斜面を谷へ下りて滝へ向かいました。

 
久しぶりに訪れた逆水の滝は、数日前の雨のせいか、
通常にも増して水量が多く、はやり一見の価値がある滝でした。


タニギキョウ/谷桔梗(キキョウ科)


スズシロソウ/蘿蔔草(アブラナ科)
滝の近くの岩陰に、咲いていました。

☆滝から林道へ上がり、再び車で往路を国見の森公園まで戻り、
本日の行程が終了しました。

(帰宅後)

スズタケ(チシマザサ)間伐作業の副産物、スズコ


魚焼き網でこんがり焼いて、皮をペリぺリ剥くと、
中にはアスパラの様な柔らかい筍が出て来ます。
マヨネーズを付けてぺろっと平らげました!

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中山(兵庫県)

2024年05月25日 | 山行記

宝塚市の中山に登りました。

GPS軌跡


2024.5.11(土)
中山
行程:JR新三田駅=JR宝塚駅/阪急宝塚駅=阪急山本駅ー最明寺滝ー満願寺西山ー中山ー清荒神ー阪急清荒神駅=阪急宝塚駅=JR新三田駅
地図:昭文社 山と高原地図『北摂・京都西山』
メンバー:山友さん5名+自分


阪急山本駅で集合、まずは最明寺滝を目差します。


異国情緒の山門をくぐり・・・


最明寺滝へ寄りました。


岩の間に祀られている祠へ参拝


ツクバネウツギ/衝羽根空木(スイカズラ科)


鞍部から寄り道の三角点。送電鉄塔の下です。
四等三角点
点名:『平井』(ひらい)
標高:231.76m


ロックガーデンへ。
去年の元旦、息子夫婦と初日の出を拝みに来た以来です。


相変わらずこの岩場からの眺望は素晴らしい!
先ほどの三角点山を見下ろし、伊丹空港の滑走路も一望です。




緑眩しい尾根歩き


四等三角点
点名:『最明寺』(さいみょうじ)
標高:361.56m
にも寄りました。


展望地にて西方角。




休憩した場所に基準点もありました。


この展望地の下を長尾山トンネルが通っています。
東方向の展望が良く、下方のゴルフ場は"宝塚けやきヒル"でしょうか・・


フェンスに沿って中山最高峰を目差します。


モチツツジ/餅躑躅(ツツジ科)が盛り


中山478m登頂


三等三角点
点名:『中山』(なかやま)
標高:478.03m
お昼休憩を取っていると、たくさんのパーティーが到着されて、
頂上は大賑わいでした。
私達もゆっくり休み、中山奥の院方向へ下山しました。


カマツカ/鎌柄(バラ科)


中山寺奥の院


ベニバナニシキウツギ/紅花錦空木(スイカズラ科)
園芸種?でしょうか。初めて見たウツギでした。


沢部分も通り・・


ザラ地からは宝塚駅周辺が近く見えました。


清荒神の境内にて ハコネウツギ/箱根空木(スイカズラ科)
下山後は参道のお店にて、キンキンに冷えた生ビールで乾杯!

☆晴天の下、賑やかに中山山系を歩きました。
そろそろ暑い気候、下山後に求める冷えたビールは
何よりのGOALですね!!

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京都一周トレイル2

2024年05月23日 | 山行記

7か月ぶり(!)に、二回目の京都一周トレイルを歩きました。


GPS軌跡(クリックで拡大されます。)

2024.5.9(木)
京都一周トレイル2(東山編)伏見稲荷ー粟田神社
行程:京阪伏見稲荷駅ー(京都一周トレイル)ー粟田神社
メンバー:エコ・自分


京阪伏見駅前でエコと待ち合わせ。
この鳥居から出発しました。
季節柄、修学旅行の学生さんや外国の旅行者がたが多く、
さすが京都、という感じでした。
(エコは小学一年生🎒以来の幼なじみ/親友/山友/悪友です。
2年前、東京から京都へ引っ越して来ました。)






伏見稲荷を歩いていると、猫を多く見かけました。
京都は猫に優しい街なのですね。
こうして猫に夢中になっていると、
「早くっ!!」とエコから檄が飛びます。


玉垣の寄付名に「エビスビール」の刻印を見つけました。


伏見稲荷を過ぎて・・


展望地では休憩を取りながら。


新しいトレイルのポイント標柱


トレイルの初代の標柱。
ここでも標柱の新旧交代の過渡期なのですね。


ツタバウンラン/蔦葉海蘭(オオバコ科)


古くて大きな石柱の道標も多く見かけます。


街へ下りて道路を横断したりまた山へ入ったり・・・


清水山 242.5m登頂


三等三角点
点名:『清水山』(きよみずやま)
標高:242.21m
☆清水寺の背山はやはり清水山という山があり、
三角点の点名も「清水山」というのだな、と得心しました。


東山山頂公園からすぐ近くの展望台にてお昼休憩。
遥かに対峙するのは、北山、西山でしょうか・・・一周トレイルなので、
いつかはあの山並みも歩く日が来るのでしょう・・


粟田神社の鳥居から下山して、今回はここまで。
ぶらぶらと三条の方へ歩き、ちょっとお茶でも・・・と
民家をリノベーションしたカフェへ入りました。


松濤カフェ
(京都府京都市左京区岡崎最勝寺町2-35)


つい、美味しそうなスィーツを頼んだところ、
それぞれが存外に大きくてびっくり。
もちろん美味しかったのですが、左党の我々には、
量が多過ぎました・・・一品を分けるくらいで丁度でした
カフェでひと息入れた後、
エコは先に三条の自宅へ戻り・・


私は東山の銭湯、新シ湯(あたらしゆ)へ。
早い時間から営業されていました。


関西の銭湯ではよく見かける、斜め差しの下足入れの鍵。
お風呂でゆっくり温まると、歩き疲れた足が癒されました。
京都市内は銭湯がまだ多く健在で、嬉しくなります。
これからも京トレ後は、必ずどこかの銭湯へ行こうと思います。
さっぱりした後は、三条のエコ宅へ。


エコの愛娘、柴犬のななちゃん♀
しばしななちゃんと遊んだ後は、
散歩がてら、鴨川へ夕食へ出かけました。
(エコの健脚&早足は、朝夕の犬散歩により培われていることを
悟りました。)


鴨川沿いのお店には提灯が燈り、ずらっと川床が設けられていました。


飛び石を渡って駅へ向かいます。


次の京都一周トレイル3回目を約束し、帰途へ。

前回の記事(京都一周トレイル1

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佐渡島④

2024年05月23日 | 山行記

復路は再び、金北山からドンデンロッジを目差しました。


再び残雪の尾根を下ります。


分岐からは夏道を選んでみました。


池にかかる木の枝に、デロンとしたものが垂れ下がっていました。
カエルの卵でしょうか??くず湯の様な、ゼラチン状の様な。
池の周囲では、グリッッグリッッっという
聞き慣れないカエル声が大合唱。


鏡池の傍を通り過ぎました。ここでもカエルの声が響いていました。
山上の自然を感じ、いいなぁ・・・と。


半身浴の石像達は役行者達




遥かにロッジも見えて来ましたが、まだまだ遠い・・


抜群の眺望が、気分を明るくしてくれます。


高砂の峯から金北山を振り返る


復路も名残惜しさで・・撮ってしまいます。


カタクリの群生もしっかりと見納めたい・・と。


シラネアオイも最後まで見ておきたいと・・


アオモミジはこれから葉が広がる様子。


振り返り、どんどん遠ざかる金北山


オオカメの白い花、午後も青空に映えていました。


シラネアオイの花の色は場所によって違いがありました。
稜線近くでは、濃いピンク色。


サンカヨウ/山荷葉(メギ科)が群生している谷部では・・


清楚な花が盛りを迎えていました。


こんなにたくさんのサンカヨウにも会えて嬉しかったです。


ヒトリシズカも活き活きと


キクザキイチゲも見納めておこう・・


エゾエンゴサクも


オオミスミソウ


無事、ロッジに到着。


夕陽の両津湾も見納めました。
テラスではバーベキューをする方々のいい匂い・・

5月6日(月・祝)


朝食後、ドンデンロッジを出発、両津港目差して車で下山しました。


フェリーのお腹へ乗船します。


最終日はあいにくの曇天でしたが、船のデッキからは大佐渡山地を名残惜しく一望、「さよなら佐渡島」。

☆あっという間の滞在でしたが、今回も大佐渡山地の豊かな自然に出会い、
実に幸せな佐渡島時間を過ごしました。またぜひ、訪れたいです。


*******************************
(大変参考にさせていただいた書籍・地図)


『佐渡の花』携帯版
写真:村川博實
解説:伊藤邦男
出版:山歩ガイドクラブ
☆大佐渡山地の植生を余すことなく掲載されている、
素晴らしい図鑑です。明瞭な美しい写真、
解説の文章も大変詳しく、勉強になります。
佐渡の自然を知る為のバイブルとして愛読しています。


トレッキングマップ
佐渡市、佐渡トレッキング協議会に
より作成された地図は、初めて佐渡を訪れるの登山者にも
頼りになる地図であり、コース案内、花、鳥類についても
親切な掲載があります。

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