京都一周トレイル三回目を歩きました。
GPS軌跡(クリック二回で二段階に拡大されます。)
2024.6.11(火)
京都トレイル3回目
行程:JR新三田駅=(東西線経由)=地下鉄東西線 東山駅ー(京都トレイル)ー大文字山ー瓜生山ー狸谷不動ーバス停=三条ー孫橋湯♨ー打ち上げ =三条駅=(京阪電鉄)=(JR)=JR新三田駅
メンバー:友人+自分
地図:京都一周トレイル(東山)マップ
今回は東山駅からスタート。レンガの素敵な建築物が見えて来ました・・・
関西電力蹴上発電所だそうです。
見惚れながら横を通り過ぎ・・・
地図上で気になっていた、"ねじりまんぽ"に到着。
ねじりまんぽ の説明板
トンネル内のレンガを、ねじって積み上げてあることから、
ねじりまんぽと名付いたそうです。
(ねじって積むことで強度が増されるとのこと。)
琵琶湖疎水インクラインに沿って舟を台車で運ぶために敷かれた、
傾斜鉄道
橋の上に船が乗っていました。
日向大神宮
ヒメトキワツユクサ/姫常盤露草(ツユクサ科)
園芸種が野生化した花の様です。
天の岩戸をくぐりました。
時折、展望が開けると京都の街が望めます。
外国人の登山者もとても多く、足の長い方々にスイスイと
追い抜かれました。
大文字山 登頂
大眺望を望みながらベンチでお昼休憩を取りました。
三等三角点
点名:『鹿ヶ谷』(ししがたに)
標高:465.31m
京都駅のろうそく(☆の場所)も判りました。
対峙する遥かな連山も京都一周トレイル。
あの山々を巡るのはいつ頃でしょうか・・
左の丘陵は、1回目に歩いて来た伏見の方と思われました。
楼門の滝にて冷たい水でクールダウン・・
山道を見守って下さるお地蔵さん
安楽寺の山門は青もみじが緑陰を作っていました。
安楽寺の説明板
哲学の道も通りました。
シチダンカ/七段花(アジサイ科)が盛り。
観光地を通り過ぎて再び山道へ
「茶山」と言うピークも通過しました。
眼下に見える要所をいくつも指呼して案内してくれる友人、
「京都にだいぶ精通したのだなぁ・・」と感じました。
瓜生山301m 登頂
本日最後のピークです。
瓜生山の説明板
分岐は比叡山方面へは向かわず、下山へ。
狸谷古道トレイルという、迷路の様な道へ迷い込んでしまいました・・・
少々迷走しましたが、どうにか軌道修正出来ました。
不動明王(狸谷不動)の立派な建築に見入りました・・
狸さんがずらっと並んで、さすがに狸谷不動、と得心。
下山後は白川通りまで歩き、バスに乗って三条で下車。
一旦別行動で、友人は自宅へ戻って愛犬の散歩。私は恒例の銭湯訪問。
************************
今回は「孫橋湯」(まごはしゆ)さんへ。
やはり斜め差し。
銭湯は、「Japanese bath house」と表示するのですね・・・
さっぱり汗を流した後は、近くのお店で再び友人と合流。
そしてお待ちかねの打ち上げ で締めくくりました!
三郡山に登りました。(宍粟別撰5山)
GPS軌跡(クリックで拡大されます。)
2024.6.2(日)
行程:ゲストハウス繁盛=三郡山登山口1/Pー三郡山ー黒原山ー奥組山ー登山口2ー登山口1/P
ルート図:宍粟別選5山「三郡山」
1/25000地形図:『神子畑』
水道施設の手前Pに車を停めて出発
登山口
ここからの斜面は雨上がりも相まって、ヤマビル(しかも極太)
うようよエリアでしたが、ヤマビル&急登に打ち勝つ達成感を
得ることが出来ます!
サワフタギ/沢蓋木(ハイノキ科)
山の中に点在する、土管の埋まった遺構?はとても好きな
物体です。
三郡山 950m登頂
すぐ近くの地展望地にてお昼休憩を取りました。
木々の間から藤無山が見えます。
ゆっくり休み、先を進みました。
黒原山
四等三角点
点名:『神子畑』(みこばた)
標高:977.48m
この山でもギンリョウソウ/銀龍草(ツツジ科)が盛りでした。
尾根はヤマビルが居ないので安穏な気持ちで歩けます。
全縁のカエデは・・
イタヤカエデ/板屋楓(カエデ科)が雨に濡れて瑞々しい
ここのサワフタギはもう花から実に変わっていました。
成長したこの実が秋にコバルト色になるのですね。
奥組山 845.6m登頂
四等三角点
点名:『朝来』(あさご)
標高:845.59m
ここからの下り斜面にもヤマビルは居りましたが少数で中サイズでした。
作業道へ下りて来ると、オオバアサガラ/大葉麻殻(エゴノキ科)
花はシャンデリアやレースのカーテン様にドレッシーな感じです。
生長がとても早い樹木で、登山道を覆ってしまった場所で
伐採作業をしたことを思い出しました。
ここの山もミツマタが広範囲で繁殖しています。
宍粟ではミツマタを至る場所で見かけますが、いづれも来る度に
範囲を広げていることを感じます。鹿が食べない&繁殖力が強いので、
旺盛に拡大していくのでしょうか!
無事下山し、駐車場に到着。ピンク色のヤマボウシを下から写しました。
登山口2の神社近く、白いクリンソウ自生地に
寄って下さり、撮影しました。
☆途中、霧雨にも遭いましたが、滞りなく整備・調査登山が
終了しました。久しぶりに盛りだくさんのヤマビル対応
でしたが、スプレーのお陰で被害は皆無でした!
第10回岡山・兵庫県境交流けんこう登山会に参加しました。
GPS軌跡(クリックで拡大されます。)
2024.6.1(土)
峰越峠(みそぎとうげ)ー長義山(なぎさん)ーダルガ峰(だるがなる)ー大海里山(だいかいりやま)縦走
行程:ちくさスキー場駐車場集合ー峰越峠ー長義山ーダルガ峰ー大海里山ー大海里峠ー登山口ースキー場駐車場
ルート図:宍粟50名山ルートマップ『15長義山』『8ダルガ峰』
昭文社 山と高原地図『氷ノ山』
1/25000地形図:『西河内』
メンバー:登山会にご参加の方々+岡山・兵庫県境交流けんこう登山会実行委員会・他諸々の方々
ちくさスキー場駐車場に集合し、ここから出発
峰越峠(みそぎとうげ)へ向かいます。
昨年の県交登山会はここまででしたので、続きを繋げます・・。
山の端っこから登って行きます。
一年ぶりに再会する、美作市、西粟倉村の方々と挨拶を交わし、
気持ちが温まりました。岡山の言葉はとても優しく、私は
とても好きなのです。
ちょっとした急斜面を登り、長義山(なぎさん)1106mへ登頂。
三等三角点
点名:『森上』(もりうえ)
標高:1105.39m
数年前の積雪季にクラブの方々と登った折、雪の下に埋まった山頂標を
皆で探した懐かしい思い出があります。
それから間伐材で造った、「カメラ台」が設置されていた時もありました。
ほぼ眺望の無いピークですが、楽しい思い出がある山頂です。
****
長義山からいったん、いっきに下り、また登ってダルガ峰へ。
途中、スキー場リフトトップの広場でお昼休憩を取りました。
ダルガ峰が近くなると、マンネンスギ(ヒカゲノカズラ科)
の植生が足元に広がります。若い新芽も瑞々しく見られました。
オオイタヤメイゲツ・大板屋名月(ムクロジ科)
もダルガ峰に多く、青モミジが爽やかでした。
ダルガ峰(だるがなる)1163m登頂
山頂標だけ写して、休憩はせずに先を進みます。
大海里山へ本日最後の登りを詰めると・・
大海里山 1206m登頂!
本日唯一の展望地でした。
四等三角点
点名:『大海里』(だいかいり)
標高:1206.60m
ここからは兵庫県標高1番の氷ノ山、2番の三室山、3番の後山(うしろやま)
が望める、爽快な山頂です。
山頂周辺にはサラサドウダン/更紗満天星(ツツジ科)が
群生しており、ちょうど満開を迎えていました。
サワフタギ/沢蓋木(ハイノキ科)もふわふわした花を付けていました。
アキグミ・秋茱萸(グミ科)も。
***
小さな面積の頂上は大勢の人達でいっきに賑やかになりました。
本日最後の山にて眺望を楽しんだ後は、急な斜面をゆっくり慎重に
下りました。
大海里峠
ここから下山。
タニギキョウ/谷桔梗(キキョウ科)
ギンリョウソウ・銀龍草(ツツジ科)
終盤の姿は、エリマキトカゲの様にうろこをひろげるのですね・・
フタリシズカ/二人静(センリョウ科)
ミズタビラコ/水田平子(ムラサキ科)
見落としそうな小さな小さなお花です・・
山友さんが見つけ、指さして下さったので、見つめられました。
エンレイソウ/延齢草(シュロソウ科)
船木山登山口に無事、下山。
あとは車道を歩いてスキー場駐車場へ。
沿道にタニウツギ/谷空木(スイカズラ科)が満開でした。
☆今年もけんこう登山会に参加することが出来ました。
爽やかな好天の下、大勢のかたがたと県境尾根を歩いて繋ぐ、
和やかな登山会した。
また来年も皆さんと元気に再会出来ることを楽しみにしています。
三尾山に登りました。
GPS軌跡(クリックで拡大されます)
2024.5.30(木)
三尾山(兵庫県丹波市)
行程:自宅=R176=県道97号線=69号線=權太夫大神駐車場ー三尾山東峰ー西峰ー主峰ー駐車場=正覚寺=~~往路に同じ~~自宅
1/25000地形図:『宮田』
メンバー:山友さん+自分
三尾山をこのルートで登るのは初めてでした。
コナスビ/小茄子(サクラソウ科)
いたる所で咲いていました。
登山道は沢沿いでした。
コガクウツギ/小額空木(アジサイ科)
チャルメルソウ/哨吶草(ユキノシタ科)
花は終わっている様でした。
三尾山東峰 登頂
東方向の眼下には舞鶴若狭自動車道が見えました。
ヤマツツジ/山躑躅(ツツジ科)が盛りを迎えていました。
ナツハゼ/夏櫨(ツツジ科)の小さな赤い花が満開
ツクバネウツギ/衝羽根空木(ツツジ科)のお花も満開
西峰も踏んでおきます。
三尾山西峰 552m登頂
こちらは眺望は適わず。
三尾山 主峰 登頂!
昨春以来、一年ぶりの三尾山でした。
頂上からもさらに丹波市春日町方面の眺望は良く・・
南には黒頭峰620mの丸いピークも見え・・
夏栗山、そして後方は小金ヶ嶽と三嶽でしょうか・・。
お昼休憩をゆっくりと取り、再び往路を戻りました。
ゲートを通過し・・
他には誰も停めていない駐車場へ。
セイヨウイボタノキ/西洋水蝋木・西洋疣取木(モクセイ科)
駐車場周辺には色々なお花が盛りを迎えています。
ネジキ/捩木(ツツジ科)
車に乗って、近くの三角点を訪ねました。
正覚寺の山門近くに・・・
四等三角点
点名:『正覚寺』
標高:130.28m
☆三尾山の西峰、東峰を含む三峰を登りました。
今日は一人の登山者にも会わず、気心知れた山友さんと
おしゃべりにも花が咲き、和やかな山路でした。
氷ノ山に登りました。(宍粟50名山 ふれあい登山会に参加)
GPS軌跡(クリックで拡大されます。)
2024.5.26(日) *氷ノ山山開き*
行程:宍粟市役所P(集合地)=R29=氷ノ山登山口=坂ノ谷林道=氷ノ山坂ノ谷登山口ー氷ノ山三ノ丸ー氷ノ山ー三ノ丸ー分岐ー殿下登山口=(移動)ー逆水の滝散策ー坂ノ谷林道=~~宍粟市役所P
1/25000地形図:『氷ノ山』
地図:昭文社 山と高原地図『氷ノ山』
メンバー:ふれあい登山会にご参加の方々+しそう森林王国 観光協会+宍粟50名山ガイドクラブ
坂ノ谷登山口から出発
植林地帯を登り・・
ブナ原生林に入り、新緑に囲まれます・・
熊の大杉
タニギキョウ/谷桔梗(キキョウ科)
今日は宍粟アンバサダーの若いお二人もご参加でした。
Drオクトパスのアーム
エンレイソウ/延齢草(シュロソウ科)
ツクバネソウ/衝羽根草(シュロソウ科)
ユキザサ/雪笹(ユリ科)
鳥取県との分岐
氷ノ山三ノ丸 1464m登頂
一週間ぶりの三ノ丸でした。
今日も良いお天気で頂上までくっきりと見渡せました。
笹の海原?に三ノ丸休憩舎もよく見えています。
三ノ丸頂上でお昼を取り、氷ノ山山頂を目指します。
ウラスギの森で、スキーコース板「1」が温存されていました。
ブナ/山毛欅(ブナ科)にはたくさん、実が付いています。
エゾユズリハ/蝦夷譲葉(ユズリハ科)
新葉の下に花が付いていました。多雪地帯に多いユズリハとのこと。
氷ノ山 登頂!
今日は氷ノ山の山開きです。神事が終わっていましたが、
頂上台地では、恒例のじゃんけん大会など、楽しいイベントが
催されていました。
一等三角点
標高:1509.77m
点名:「氷ノ山」(ひょうのやま)
☆多くの人で賑わう山頂にてしばし休憩をし、再び三ノ丸へ
戻りました。
再び三ノ丸を目差して
三ノ丸にて山頂を振り返る
*****
下山は分岐から殿下登山口へ下りました。
ギンリョウソウ/銀龍草(ツツジ科)
サワハコベ/沢繁縷(ナデシコ科)
殿下登山口へ無事、下山。
一旦、バスに乗り逆水の滝 入口へ。
フタリシズカ/二人静(センリョウ科)
クルマバソウ/車葉草(アカネ科)
似ている植物が多く、クルマムグラ、オククルマムグラ??
と、迷いますが、2段、3段の塔状になっていることから
クルマバソウかな?と。
逆水の滝
今日も豪快な滝が見られ、嬉しかったです。
ウワバミソウ/蟒蛇草・ミズ/水・ミズナ/水菜(イラクサ科)
☆山菜として食べられることを以前、教えていただきましたが、
まだ未食です。
☆大勢の方々と和気あいあいに登った氷ノ山、幸せいっぱいの一日でした!
(お土産)
今年も山開きに登る機会を得ることが出来ました。
去年よりも立派なカードになっていました。
登山会ご参加の山友KKさんが
じゃんけん大会で勝ち取った賞品を
お福分け下さいました。
とても大きなかりんとうは、
甘さ控えめで美味しかったです!
(神棚のお下がり米まで分け下さり・・)
KKさん、ありがとうございました!
こちらもお福分け。
辨天娘・ベンテンムスメ 純米酒(鳥取県八頭郡若桜町 太田酒造場)
Yさんより、お下がりの純米酒をいただきました。とても美味しかったです!
ありがとうございました。
☆氷ノ山の神様に肖った品々、感慨深く味わいました。
お陰様で今年一年も良い登山が出来そうです!
登山道の調査・整備活動で氷ノ山三ノ丸に登りました。
GPS軌跡(クリックで拡大されます。)
2024.5.19(日)
氷ノ山三ノ丸
行程:国見の森公園=(R29)=氷ノ山登山口=坂ノ谷林道=坂ノ谷登山口ー氷ノ山三ノ丸ー坂ノ谷登山口=殿下登山口=逆水の滝=坂ノ谷林道=(R29)=国見の森公園
1/25000地形図:『氷ノ山』
宍粟50名山ルートマップ『1氷ノ山三ノ丸』
メンバー:宍粟50名山ガイドクラブ5班
氷ノ山登山口(坂ノ谷)
にて、古い登山口標柱を新しい標柱に交換しました。
班のリーダーさんが手際の良さで作業されているところです。
手前に横たわっている、旧標柱さん、お疲れ様でした・・・
新しい標柱が建ちました。
作業が終了すると、坂ノ谷ルートを登山開始。
ルート中の名所ポイント、熊の大杉
新緑を見上げながら進みます。
ユキザサ/雪笹(ユリ科)
ツクバネソウ/衝羽根草(シュロソウ科)
サワハコベ/沢繁縷(ナデシコ科)
ハウチワカエデ/葉団扇楓(ムクロジ科)の葉?
ドクターオクトパスを彷彿する
うしろを振りかえっていみよう!
ということで・・
振り返ると、宍粟の山々が眺望出来るポイントです。
分岐の標柱が倒れていたので、建て直す作業
新旧のリーダーさん達が手際よく作業します。
三ノ丸休憩舎にてお昼ご飯タイム。
階下のトイレには沢山のハエが湧いていてびっくり。
二階から北の方向に鳥取の海が眺望出来ました。
南の方向には三ノ丸の新しい展望櫓が見えました。
休憩舎を辞し、三の丸へ向かいます。
三ノ丸避難小屋
氷ノ山三ノ丸 1464m登頂
新しい展望やぐら。丸太の階段がちょっとアスレチックです。
今日は山頂は目指さず、ここからUターンしました。
観音(かんのん)大カツラを通過
フタリシズカ/二人静(センリョウ科)
*****
再び、坂ノ谷登山口へ下山後、車で殿下(でんか)登山口へ移動しました。
殿下登山口にて、標柱の入れ替え作業です。
古い標柱、最期の姿です。ここでも手際良い作業を経て・・・
新しい登山口標柱が建てられました。
あっ、さっき車から見た、林道を歩く猫ちゃんです・・
捨て猫でしょうか!?
かろうじて生きている感じ・・
同じ班のMさんが猫ちゃんにとても優しく接しておられ、
彼女の情の深さに感動しました。
****
車で逆水の滝へ。
急斜面を谷へ下りて滝へ向かいました。
久しぶりに訪れた逆水の滝は、数日前の雨のせいか、
通常にも増して水量が多く、はやり一見の価値がある滝でした。
タニギキョウ/谷桔梗(キキョウ科)
スズシロソウ/蘿蔔草(アブラナ科)
滝の近くの岩陰に、咲いていました。
☆滝から林道へ上がり、再び車で往路を国見の森公園まで戻り、
本日の行程が終了しました。
(帰宅後)
スズタケ(チシマザサ)間伐作業の副産物、スズコ
魚焼き網でこんがり焼いて、皮をペリぺリ剥くと、
中にはアスパラの様な柔らかい筍が出て来ます。
マヨネーズを付けてぺろっと平らげました!
宝塚市の中山に登りました。
GPS軌跡
2024.5.11(土)
中山
行程:JR新三田駅=JR宝塚駅/阪急宝塚駅=阪急山本駅ー最明寺滝ー満願寺西山ー中山ー清荒神ー阪急清荒神駅=阪急宝塚駅=JR新三田駅
地図:昭文社 山と高原地図『北摂・京都西山』
メンバー:山友さん5名+自分
阪急山本駅で集合、まずは最明寺滝を目差します。
異国情緒の山門をくぐり・・・
最明寺滝へ寄りました。
岩の間に祀られている祠へ参拝
ツクバネウツギ/衝羽根空木(スイカズラ科)
鞍部から寄り道の三角点。送電鉄塔の下です。
四等三角点
点名:『平井』(ひらい)
標高:231.76m
ロックガーデンへ。
去年の元旦、息子夫婦と初日の出を拝みに来た以来です。
相変わらずこの岩場からの眺望は素晴らしい!
先ほどの三角点山を見下ろし、伊丹空港の滑走路も一望です。
緑眩しい尾根歩き
四等三角点
点名:『最明寺』(さいみょうじ)
標高:361.56m
にも寄りました。
展望地にて西方角。
休憩した場所に基準点もありました。
この展望地の下を長尾山トンネルが通っています。
東方向の展望が良く、下方のゴルフ場は"宝塚けやきヒル"でしょうか・・
フェンスに沿って中山最高峰を目差します。
モチツツジ/餅躑躅(ツツジ科)が盛り
中山478m登頂
三等三角点
点名:『中山』(なかやま)
標高:478.03m
お昼休憩を取っていると、たくさんのパーティーが到着されて、
頂上は大賑わいでした。
私達もゆっくり休み、中山奥の院方向へ下山しました。
カマツカ/鎌柄(バラ科)
中山寺奥の院
ベニバナニシキウツギ/紅花錦空木(スイカズラ科)
園芸種?でしょうか。初めて見たウツギでした。
沢部分も通り・・
ザラ地からは宝塚駅周辺が近く見えました。
清荒神の境内にて ハコネウツギ/箱根空木(スイカズラ科)
下山後は参道のお店にて、キンキンに冷えた生ビールで乾杯!
☆晴天の下、賑やかに中山山系を歩きました。
そろそろ暑い気候、下山後に求める冷えたビールは
何よりのGOALですね!!
7か月ぶり(!)に、二回目の京都一周トレイルを歩きました。
GPS軌跡(クリックで拡大されます。)
2024.5.9(木)
京都一周トレイル2(東山編)伏見稲荷ー粟田神社
行程:京阪伏見稲荷駅ー(京都一周トレイル)ー粟田神社
メンバー:エコ・自分
京阪伏見駅前でエコと待ち合わせ。
この鳥居から出発しました。
季節柄、修学旅行の学生さんや外国の旅行者がたが多く、
さすが京都、という感じでした。
(エコは小学一年生🎒以来の幼なじみ/親友/山友/悪友です。
2年前、東京から京都へ引っ越して来ました。)
伏見稲荷を歩いていると、猫を多く見かけました。
京都は猫に優しい街なのですね。
こうして猫に夢中になっていると、
「早くっ!!」とエコから檄が飛びます。
玉垣の寄付名に「エビスビール」の刻印を見つけました。
伏見稲荷を過ぎて・・
展望地では休憩を取りながら。
新しいトレイルのポイント標柱
トレイルの初代の標柱。
ここでも標柱の新旧交代の過渡期なのですね。
ツタバウンラン/蔦葉海蘭(オオバコ科)
古くて大きな石柱の道標も多く見かけます。
街へ下りて道路を横断したりまた山へ入ったり・・・
清水山 242.5m登頂
三等三角点
点名:『清水山』(きよみずやま)
標高:242.21m
☆清水寺の背山はやはり清水山という山があり、
三角点の点名も「清水山」というのだな、と得心しました。
東山山頂公園からすぐ近くの展望台にてお昼休憩。
遥かに対峙するのは、北山、西山でしょうか・・・一周トレイルなので、
いつかはあの山並みも歩く日が来るのでしょう・・
粟田神社の鳥居から下山して、今回はここまで。
ぶらぶらと三条の方へ歩き、ちょっとお茶でも・・・と
民家をリノベーションしたカフェへ入りました。
松濤カフェ
(京都府京都市左京区岡崎最勝寺町2-35)
つい、美味しそうなスィーツを頼んだところ、
それぞれが存外に大きくてびっくり。
もちろん美味しかったのですが、左党の我々には、
量が多過ぎました・・・一品を分けるくらいで丁度でした
カフェでひと息入れた後、
エコは先に三条の自宅へ戻り・・
私は東山の銭湯、新シ湯(あたらしゆ)へ。
早い時間から営業されていました。
関西の銭湯ではよく見かける、斜め差しの下足入れの鍵。
お風呂でゆっくり温まると、歩き疲れた足が癒されました。
京都市内は銭湯がまだ多く健在で、嬉しくなります。
これからも京トレ後は、必ずどこかの銭湯へ行こうと思います。
さっぱりした後は、三条のエコ宅へ。
エコの愛娘、柴犬のななちゃん♀
しばしななちゃんと遊んだ後は、
散歩がてら、鴨川へ夕食へ出かけました。
(エコの健脚&早足は、朝夕の犬散歩により培われていることを
悟りました。)
鴨川沿いのお店には提灯が燈り、ずらっと川床が設けられていました。
飛び石を渡って駅へ向かいます。
次の京都一周トレイル3回目を約束し、帰途へ。
前回の記事(京都一周トレイル1)
復路は再び、金北山からドンデンロッジを目差しました。
再び残雪の尾根を下ります。
分岐からは夏道を選んでみました。
池にかかる木の枝に、デロンとしたものが垂れ下がっていました。
カエルの卵でしょうか??くず湯の様な、ゼラチン状の様な。
池の周囲では、グリッッグリッッっという
聞き慣れないカエル声が大合唱。
鏡池の傍を通り過ぎました。ここでもカエルの声が響いていました。
山上の自然を感じ、いいなぁ・・・と。
半身浴の石像達は役行者達
遥かにロッジも見えて来ましたが、まだまだ遠い・・
抜群の眺望が、気分を明るくしてくれます。
高砂の峯から金北山を振り返る
復路も名残惜しさで・・撮ってしまいます。
カタクリの群生もしっかりと見納めたい・・と。
シラネアオイも最後まで見ておきたいと・・
アオモミジはこれから葉が広がる様子。
振り返り、どんどん遠ざかる金北山
オオカメの白い花、午後も青空に映えていました。
シラネアオイの花の色は場所によって違いがありました。
稜線近くでは、濃いピンク色。
サンカヨウ/山荷葉(メギ科)が群生している谷部では・・
清楚な花が盛りを迎えていました。
こんなにたくさんのサンカヨウにも会えて嬉しかったです。
ヒトリシズカも活き活きと
キクザキイチゲも見納めておこう・・
エゾエンゴサクも
オオミスミソウ
無事、ロッジに到着。
夕陽の両津湾も見納めました。
テラスではバーベキューをする方々のいい匂い・・
5月6日(月・祝)
朝食後、ドンデンロッジを出発、両津港目差して車で下山しました。
フェリーのお腹へ乗船します。
最終日はあいにくの曇天でしたが、船のデッキからは大佐渡山地を名残惜しく一望、「さよなら佐渡島」。
☆あっという間の滞在でしたが、今回も大佐渡山地の豊かな自然に出会い、
実に幸せな佐渡島時間を過ごしました。またぜひ、訪れたいです。
*******************************
(大変参考にさせていただいた書籍・地図)
『佐渡の花』携帯版
写真:村川博實
解説:伊藤邦男
出版:山歩ガイドクラブ
☆大佐渡山地の植生を余すことなく掲載されている、
素晴らしい図鑑です。明瞭な美しい写真、
解説の文章も大変詳しく、勉強になります。
佐渡の自然を知る為のバイブルとして愛読しています。
トレッキングマップ
佐渡市、佐渡トレッキング協議会に
より作成された地図は、初めて佐渡を訪れるの登山者にも
頼りになる地図であり、コース案内、花、鳥類についても
親切な掲載があります。
ドンデンロッジから金北山を往復縦走しました。
GPS軌跡(クリックで拡大されます。)
2024.5.5(日)🎏
ドンデンロッジー金北山 往復縦走
ドンデンロッジで迎えた朝、窓からは晴れ渡る空と光る海が見渡せました。
今日は金北山を目差します。(ロッジ前のテラスから)
道路沿いのオオバクロモジ/大葉黒文字(クスノキ科)に花が咲いていました。
佐渡のクロモジは葉が12cm以上とのこと。
本州のクロモジよりも葉が大ぶりな様です。
金北山 登山口
昨日も通った残雪の場所
エゾエンゴサク/蝦夷延胡索(ケシ科)
アオネバ十字路
ここからのルートにもシラネアオイが続いています。
シラネアオイつぼみ
オオタチツボスミレ
チゴユリ・・・稚児と言うより大人みたいに大きいです。
キクザキイチゲ
爽やかな新緑の登山道
カタクリも続きます。
キクザキイチゲの群落
マトネまでの急斜面、青空に励まされながら登ります。
マトネ 937.5m
三等三角点
点名:『孫次郎』(まごじろう)
標高:937.53m
眺望の良いマトネピークから、外海府方面を見渡します。
目差す金北山
マトネから少し進んだ場所の展望地から
燭台禿というポイント
金北山はまだまだ遼遠・・
まだいくつものピークを越えて行きます。
マトネ方面を振り返る
ショウジョウバカマ/猩々袴(ユリ科)が見え出しました。
紫色のキクザキイチゲ
ザラ地の尾根は眺望が抜群
四等三角点
点名:『山伏山』(やまぶしやま)
標高:934.75m
尾根上にある標石は眺めの良い場所に埋標され、良い感じでした。
オオミスミソウ/大三角草(キンポウゲ科)
白のオオミスミソウ
アップダウンを繰り返し、少しづつ、金北山が近付いてきた感じです。
薄い色のオオイワカガミ
真砂の峯
ここにも古い境界杭
薄いピンクのオオミスミソウ
キタコブシ/北辛夷(モクレン科)
薄い紅色が差した花びらの、これは「キタコブシ」で合っていますか。
登山道の傍らには、キクザキイチゲ、カタクリ、オオイワカガミ、
などが賑やか。
ヤナギの仲間
ニシキゴロモ/錦衣(シソ科)
ヤマザクラ/山桜(バラ科)が満開を迎えていました。
カタクリロード
斜面にショウジョウバカマの群落
「北海村」と刻印のある境界杭
ヒメイチゲ/姫一華(キンポウゲ科)
去年も写し、花名が解らなかったお花。
おそらくヒメイチゲに間違いないと思うのですが‥。
金北山への登りはあと一回。
張り出した薮と残雪で、唯一歩き難かった場所です。
あやめ池
ロープの設置された急登
ロープを登り切った所から後方を見下ろしました。
あとはこの雪の痩せ尾根を登るだけ。
一直線に頂上へ。
真野湾や妙見山が見え出しました。
頂上の廃施設が目前。
妙見山山頂のレーダー設備がはっきりと。
金北山 1172m登頂!
お社に登頂の参拝をしました。
三角点はお社の後ろ、この穴の中に格納されています。
二等三角点
点名:『金北山』(きんぽくさん)
標高:1172.08m
頂上からのパノラマ(クリックで拡大されます。)
☆頂上で数人の登山者と挨拶を交わし、ゆっくりとお昼休憩。
一年ぶりのダイナミックな眺望を堪能し、今年は再び
ドンデンへUターン。気合入れて往路を戻ります。
続く・・・
(アオネバ登山口ーアオネバ十字路ードンデン池ー尻立山ードンデンロッジ)
アオネバ登山口を出発し、溢れんばかりの開花に魅了されながら進みました。
GPS軌跡(クリックで拡大されます。)
アオネバ渓谷に沿って登山道が続いています。
ヒトリシズカ/一人静(センリョウ科)
シャガ/射干(アヤメ科)
オオアマドコロ/大甘老(ユリ科)
イラクサ/刺草(イラクサ科)
ミヤマキケマン/黄花鮮烈(ケシ科)
オオタチツボスミレ/立坪菫(スミレ科)
セントウソウ/仙洞草(セリ科)
チゴユリ/稚児百合(ユリ科)
大佐渡山地のチゴユリは本州の山地のものより、かなり大きいです。
シラネアオイ/白根葵(シラネアオイ科)に今年も会えました!
大きな花です。
「こちらも写して!」とニリンソウ達
オオイワカガミの群落
エチゴキジムシロ/越後黄地筵(バラ科)がピカッと光っていました。
登山道沿いにどんどん増えて来た・・
ヤグルマソウ/矢車草(ユキノシタ科)の葉
ジュウニヒトエ/十二単(シソ科)
道沿いにも林床にも、縦横無尽に咲いているシラネアオイは
本当に見事でした。
オオカメノキ/大亀の木・ムシカリ/虫狩(レンプクソウ科)
カタクリ/片栗(ユリ科)も登場し出しました。
山じゅうに咲き乱れるシラネアオイ
キクザキイチゲ/菊咲一華(キンポウゲ科)
ニリンソウの群落
エゾエンゴサク/蝦夷延胡索(ケシ科)
ユキザサ/雪笹(ユリ科)
本州のユキザサ(ヤマトユキザサ)とは種が違う様です。
エンレイソウもずっと続きます・・
カタクリは小ぶりなユリくらい、大きい。
フッキソウ/富貴草(ツゲ科)
ザゼンソウ/座禅草(サトイモ科)
アオネバ十字路に到着。
懐かしい看板。今日は残雪期ルートを直進します。
この辺りから、キクザキイチゲが多く見られました。
車道(佐渡縦貫線:冬季閉鎖中)に出た場所には、去年同様、残雪がありました。
右へ行くとドンデンロッジへ、左はドンデン池の方へ。
今回は初めてドンデン池へ行ってみたくて、左へ。
車道を離れ、更に山道へ。
山道にもまだ雪が。気温は高く、暑いくらいなのに、
雪が解けていないのが不思議でした。
再びカタクリの群落に出合います。
オオミスミソウ/大三角草・ユキワリソウ/雪割草(キンポウゲ科)
"葉の形は、三角形に近いが、それぞれの角が鋭く尖ることから、
3つの角(かど)と書いて「三角草(みすみそう)」"
『野草の名前』春編 より
☆薄桃色のユキワリソウ、名前の通り、最近まで雪の残っていた場所に
咲いていました。
大ぶりなキクザキイチゲも太陽に向かって元気に咲いていました。
アラゲヒョウタボク/荒毛瓢箪木(スイカズラ科)
ミヤマカタバミ/深山傍食(カタバミ科)
エチゴキジムシロも。
ドンデン池から水の流れる水路に沿って
たくさんのミズバショウ/水芭蕉(サトイモ科)が盛りを迎えていました。
林床には一面のカタクリ
ドンデン避難小屋
中を覗くと、とてもきれいに管理された避難小屋でした。
売店の様なスペースもありましたが、夏季は有人小屋になるのでしょうか・・
雪畑山の方角でしょうか・・・大佐渡山地の山並みはまだまだ続いています。
アマナ/甘菜(ユリ科)
"まだ芽吹いていない枯れ草の間にいち早く開くアマナ・・・
学名はアマナ(甘菜)・エデュリス(食べられる)は食べられるの意味。"
図鑑『佐渡の花』より。
☆葉も地下の白いまるい鱗茎も食べられるとのこと。
ドンデン池
澄んだ水を湛えたドンデン池。周囲にはまだ雪が被さっており、
水際までは近付けませんでした。
椿越峠から両津湾を望む
尻立山 740m登頂
一年ぶりにまたやって来ました。
ここからの360度の眺望もまた素晴らしいです。
避難小屋、ドンデン池を眺望。
両津湾、加茂湖、三角点のある鉄塔ピークを望む
しばし休憩をして、三角点ピークへ。
平地ではもう終わっているタムシバも、ここでは咲き始めたばかり。
三等三角点
点名:三ノ平(さんのだいら)
標高:934.28m
三角点の付近には、去年も見た、古い標石がありました。
「御料局」と刻印された明治時代の標石は、古い三角点ではなく、
国有林と民有林の境界杭とのこと。
登山口へ無事、下山。
今日から二晩宿泊するドンデンロッジへチェックイン。
山の上の立地なので眺望は良く、お食事もとても美味しいです。
無雪期(4月下旬~11月上旬)の営業です。
続く・・
5月4日(土)
二ツ亀で日の出を迎えました。
両津港から二ツ亀への道沿いでも、
多くの群落が見られた、オドリコソウ/踊子草(シソ科)は
キャンプ場でもいたる所で植生していました。
その他、花期を迎えている山野草も多く・・
クルマバソウ/車葉草(アカネ科)
ホウチャクソウ/宝鐸草(ユリ科)
イチリンソウ/一輪草(キンポウゲ科)
ヒョウタンボク/瓢箪木(スイカズラ科)
菊の仲間と思われますが、名前が解りません。
二ツ亀へ渡ってみることにしました。
夏は人気の海水浴場とのこと、とても澄んだきれいな海でした。
ハマニガナ/浜苦菜(キク科)
浜には海外からの漂着物が色々と見られました。
これは衣夫山泉という、中国の飲料水のペットボトルの様です。
ハマエンドウ/浜豌豆(マメ科)
ハマハタザオ/浜旗竿(アブラナ科)
ハマツメクサ/浜爪草(ナデシコ科)
二ツ亀からテントサイトを眺望
そろそろキャンプ場に戻る時間。名残惜しかったですが、二ツ亀岩を下りました。
長男(第一子)が生まれた当時に購入した、30年ものです。
長期間、物置の中に収納したままでした。
劣化していたポールの樹脂ジョイントのみ交換し、
その他は支障無く設営出来ました。
織ネーム、今はもう使われていないロゴです。
この熊マークは今もムーンライトシリーズに転写されて
いますが、丸ロゴは今の字体に替わっているかも。
テントを撤収し、車へ積み込み、海沿いの遊歩道(佐渡ジオパーク)
を歩いて大野亀へ向かいます。
GPS軌跡(クリックで拡大されます。)
海岸沿いでも山野草の花をたくさん見ました。
オオアマドコロ/大甘野老(ユリ科)
☆海岸で咲くオオアマドコロは、葉も茎も厚みがあるそうです。
ハマナス/浜梨(バラ科)
正体不明の物体。これは何でしょうか??直径50cmくらい、
うーっすらと肌色?かかった、白色。
棒で突くと、ぶにゅぶにゅとお餅の様な、柔らかいゴムの様な、弾力。
匂うとほぼ無臭。(腐敗臭や臭さは全く無し。)
表面に、小さな羽虫が数匹、引っ付いていました。全く解りません。
賽の河原
セイヨウジュウニヒトエ/西洋十二単(シソ科)
別名をセイヨウキランソウ、アジュガとも呼ばれるそうです。
帰化植物とのこと。
ハナウド/花独活(セリ科)
ミミナグサ/耳菜草(ナデシコ科)
切れ目の入った花びらに、一瞬、サワハコベ?と思いますが、毛深い丸い葉がサワハコベとの違いでしょうか。
大野亀に到着。
想像していたよりも、高く感じました。
もっと低い丘の様な山を想定していたので。
鳥居をくぐって登山道を進みます。
振り返ると、二ツ亀が遠望出来ました。
つづら折れに登り、ほどなく頂上。
カシワ/柏(ブナ科)の木が若葉と花穂を付けていました。
凛とした祠があり、眺望絶佳。
三等三角点
点名:『大野亀』(おおのがめ)
標高:166.52m
が埋標されていました。
山頂より再び二ツ亀を眺望。
左の方の亀の頂にも三角点があるのですが、行けませんでした。
右の亀は中腹まで登ったのですが、ガレてて退散したのです。
しばらく頂上で憩ってから下山。
トビシマカンゾウが数輪、咲き始めていました。
6月には斜面一面、黄色で埋め尽くされるのですから、壮観でしょうね!
下山後は、遊歩道を歩かずに、県道を歩いて駐車地の二ツ亀へ戻りました。
いつか自転車で佐渡イチも走りたいです。
二ツ亀ホテル駐車場へ帰着。(テントサイトはこのホテルの下でした。)
車に乗車して一路、ドンデンへ!
ドンデンロッジへ車を置き、ドンデンライナーというバスに
乗って、アオネバ登山口へ向かいます。
アオネバ登山口
ここから登るドンデンまでのルートは、
去年のGWに訪れ、いっぺんで虜になった場所です。
歩き出してすぐ、足元に エンレイソウ/延齢草(ユリ科)
☆花が咲くまで15年かかるそうです・・
『初々しい花が咲くまで"齢を延ぶる"こと15年余もかかり、
名前もここから生まれた』(図鑑 「佐渡の花」より)
ニリンソウ/二輪草(キンポウゲ科)
コンロンソウ/崑崙草(アブラナ科)
オオイワカガミ/大岩鏡(イワウメ科)の群落
大きなイワカガミに魅入りました。
ズダヤクシュ/喘息薬種(ユキノシタ科)
続く
佐渡島へ行きました。(2024.5.3~6)
5月3日(金)
行程:三田西IC=舞鶴若狭自動車道=北陸自動車道=新潟西IC=新潟港=(佐渡汽船)=両津港=二つ亀キャンプ場泊
メンバー:夫+自分
早朝に三田を発ち、一路、新潟港へ。
今回は車をフェリーに積んで、佐渡へ渡ります。
一年ぶりの佐渡、約2時間30分の船旅です。
さよなら新潟港!
次第に佐渡島の島影が濃くなって来ました。
大佐渡山地が晴れた空にくっきりと。
両津港へ下船。
一路、二つ亀へ向かいます。
初めて訪れた二つ亀キャンプ場。
ロケーションが素晴らしいテントサイトです。
今回は、30年ぶりにムーンライトⅢ型(3人用テント)を立ててみました。
GWですが、思ったほど混んでおらず、贅沢なキャンプ泊でした。
冷やして持って来たビールやお酒
日本海に沈む夕陽
周辺に照明が無かったので、夜はものすごい星空でした。
静かなさざ波を聞きながら、熟睡しました。
続く
波賀森林鉄道 中音水支線 廃線跡を歩きました。
GPS軌跡(クリックで拡大されます。)
2024.4.29(火)
波賀森林鉄道 中音水支線 廃線跡 山行
行程:神戸三田IC=(中国道)=山崎IC=R29=音水(おんずい)公民館ー波賀森林鉄道 中音水支線 廃線跡ー幻の滝ー音水公民館=~~往路に同じ~~=神戸三田IC
1/25000地形図:『音水湖』
メンバー:山友さん4名+自分=5名
音水(おんずい)公民館
☆祝日に付き、バスが運休の日だったので、
バス転換地へ車を停めさせていただきました。
バス転換地の近くに咲いていた、サクラソウ・ニホンサクラソウ/桜草(サクラソウ科)
がとてもきれいでした。
鉄山跡の道標
公民館周辺のお手入れされた植栽や清潔なトイレなどに、
心あらたまる思いでした。
山支度を整えて、出発。
ツリバナ/吊花(ニシキギ科)の小さな花
Kさんがイカリソウを見つけて下さいました!
嬉しくて慌てて撮ったので、ピンボケでごめんなさい。
サワギキョウ/沢桔梗(キキョウ科)も今日の
ルート中、至る所で盛りを迎えていました。
ヤマルリソウ/山瑠璃草(ムラサキ科)?
キランソウ/金瘡小草(シソ科)別名:ジゴクノカマノフタ/地獄の釜の蓋
チゴユリ/稚児百合(イヌサフラン科)
☆今日は次々に山野草に出会え、嬉しかったです・・
ここまで来て引き返しました。
この先は赤西(あかさい)渓谷へ続く道です。数年前、E‐BIKEで
走った思い出があります。
ミツバウツギ/三つ葉空木(ミツバウツギ科)
花びらが全開せず、閉じ気味で咲く傾向にあるウツギとのこと。
花言葉は「謙虚」
ムラサキサギゴケ/紫鷺苔(サギゴケ科)
ヒメレンゲ/姫蓮華(ベンケイソウ科)
新緑の林道を進みます。
大きな岩の下に磐座でしょうか・・
入山の挨拶をしました。
森林鉄道の走った鉄橋を慎重に渡りました。
訪れる毎、深山に築かれた軌道設備には驚くばかりです。
何度も沢を渡渉しながら進みました。
この橋は避けて、右側を渡渉しました。
勢いよく流れる沢、渓谷の水はとてもきれいでした。
チシマネコノメソウ/千島猫の目草(ユキノシタ科)
☆この度、ネコノメソウの仲間が20種類以上もあることを
知り、驚いています。似ているものが多いので同定が難しいです。
誤記あればご指摘下さい。
ツルカノコソウ/蔓鹿の子草(スイカズラ科)
ロマンある軌道跡を辿ります・・
慎重に渡りました。
かつての林業従事者の宿舎跡
遺構では発見が多く、多くの人々が暮らし、仕事をしていた
風景を想像してみます・・・
ビール瓶やお酒の瓶は土に還らないけれど、未来への遺品ですね、やかんも。
カタカナで「アサヒ」、そして旭日マーク。
Sapporo☆が筆記体!
カタカナで「キリン」。
☆60年以上前?の懐かしいビール瓶、
しかも代表的な3社の比率が同等です。
さてどんなラベルだったのでしょうか・・
軌道で運んだお酒類・・
重労働に対するアルコールの量は、
足りていたのか?
嗜好品はとても貴重だったのでは??
などと、色々なことが頭を巡り、感慨深かったです。
これもチシマネコノメソウでしょうか??
ウバユリ/姥百合(ユリ科)の葉?
石組みの土台が続く場所、圧巻でした。
ツクバネソウ/衝羽根草(シュロソウ科)
ニシキゴロモ/錦衣・二色衣(シソ科)
途中で崩落していますが、ルート中で一番大きな陸橋。
迫力があります。
ずっと水音をきながら歩きました。
揖保川源流碑
ついに今日のゴール、「幻の滝」へ到着。
今まで訪れた時より一番、水量が多く、壮観でした。
滝を見ながらのんびり休憩しました。
サワハコベ/沢繁縷(ナデシコ科)
Kさんが思わず手に乗せたアカハライモリ
コチャルメルソウ/小哨吶草(ユキノシタ科)
☆漢字で書くと難しい字です・・・中国語の様。
哨吶=さのう(チャルメラという唐人笛)の先がラッパ状の花に
似ているから、という説だそうです。(「野草の名前(春編)」より)
横たわる曲がった線路
霧雨の中に新緑が瑞々しかった・・
軌道の跡を歩いて戻ります・・
☆気のおけない山友さん達と、新緑の森林軌道跡を気持ちよく歩きました。
季節柄、色々な山野草にも出会えました。
また錦秋の頃、皆さんとのんびり歩きに行きたいです。
***********
波賀森林鉄道ものがたり ~山がにぎやかだった頃~
◎制作・発行:波賀元気づくりネットワーク協議会
☆昨秋、波賀にこにこマートにて購入しました。
貴重な写真が満載であり、森林鉄道の歴史が大変よく解る、
素晴らしい書籍です。
神戸市西区の雄岡山(おっこさん)雌岡山(めっこさん)に登りました。
GPS軌跡(クリックで拡大されます。)
2024.4.23(火)
雄岡山(おっこさん)雌岡山(めっこさん)
行程:神戸電鉄三田駅=(神戸電鉄)=鈴蘭台/乗り換え=(粟生線)=緑が丘駅
ー雄岡山ー雌岡山ー愛宕山ー裸石神社ー呉錦堂池(お昼休憩)ー緑が丘駅=~~往路に同じ~~神戸電鉄三田駅
メンバー:山友さん6名+自分=7名
1/25000地形図:『淡河』(おうご)
緑が丘駅に集合し、地元の山友Mさんのご案内で出発!
雄岡山登山口
アズキナシ/小豆梨(バラ科)の花が満開を迎えていました。
雄岡山の頂上を目差します。
雄岡山 241m登頂!
なんと10年ぶり!の登頂です。
一等三角点
点名:『雄岡山』(おっこうやま)
標高:241.17m
曇っているものの、遥か西には淡路島、瀬戸大橋が遠望出来ました。
最初に訪れた折、瀬戸内海まで見渡せる眺望に感激したことを思い出しました。
頂上近くのレンゲツツジ/蓮華躑躅(ツツジ科)
『鬼躑躅(おにつつじ)の別名がある。葉にも毒を持つ有毒植物である。
有毒植物なので、家畜や野生動物が食べず、牧場などに多く生えている』
(「葉っぱで見わけ五感で楽しむ樹木図鑑」より。)
☆眺望をひとしきり楽しみ、記念写真を写して、下山路へ。
祠へ登頂の挨拶をしました。
コナラの木肌に泡状の物が。
触ると、マシュマロの様な弾力でとくにべたついてはいません。
何でしょうか!?ご存知の方、教えて下さい。
雌岡山への道標。ここは近畿自然歩道でもあったのですね。
雌岡山登頂。
雌岡山の神出神社へ参拝。
山頂直下の拍子ヶ池、合ノ池、大池を望みます。
先ほどよりもお天気が下り坂・・・雨具の上着を着ました。
山から下りた林縁に咲いていた、ホウチャクソウ/宝鐸草(イヌサフラン科)
『お寺、お堂、あるいは仏塔の四隅には鐸のような形をした宝飾品がある。
これを方宝鐸(ホウタク、ホウチャク)、あるいは風鐸という。
この宝鐸や風鐸に似た形の花が咲くので、ホウチャクソウという名前がついた』
(「野草の名前和名の由来と見分け方(春編)」より)
カゴノキ/鹿子の木(クスノキ科)
迷彩模様の様な、特徴ある木肌です・・。
『樹皮は灰黒色で、まるい薄片になって剥がれ落ち、白い鹿子模様となる。』
(「葉っぱ・花・樹皮でわかる樹木図鑑」より)
初めからこの模様なのではなく、樹皮が丸くはがれるとは・・知りませんでした。
傘を差しながらの散策・・・
お昼ご飯の時は止むかなぁ・・と案じながら進みました。
愛宕山 163m登頂!
四等三角点
点名:『古神』(こがみ)
標高:163.11m
☆標石の上部が四方に削れて満身創痍の状態・・
お堂横の石灯篭には「愛宕山」の刻印
☆小さな山頂を辞し、下山へ。
呉錦堂池まで歩いて来ると、雨も上がり出しました。
畔の公園の東屋(あずまや)に座り、和やかにお昼ご飯を取りました。
ゆっくりと憩った後は、のどかな新緑の神出の里を歩いて再び緑ヶ丘駅へ。
☆三田市の山々や北摂の山から西方角に遠望して来た、ふたこぶの山、
雄岡山、雌岡山へ会いに行きました。
地元に住んでいる山友さんが、丁寧に案内して下さり、とても楽しい道のりでした。
神出山田自転車道も確認出来ました。ぜひ近々、サイクリングにも訪れたいです。
久しぶりに乗車した、神戸電鉄粟生線も良かったです。
神出山田自転車道MAP