一周忌法要の前日、実家の周辺を所用で走り回った折、
最寄りの三角点に寄りました。
△二等三角点
点名:麦丸(むぎまる)
標高:24.35m
方角:南
保護石:四つ
環境:街中
☆比較的、新しい標石の様で、二等ですが三面に刻印がありました。
関西地方で見かける保護石は丸型(自然石)が多いですが、
こちらのは正方形のブロック?でした。
丸餅と切り餅の違いの様だなあ・・・と思いました。
△三等三角点
点名:上高野(かみこうや)
標高:24.45m
保護石:3つ
方角:南東
環境:公園
☆上部がかなり削れていました。
こちらの保護石は四角いコンクリート柱が代用
されていました。
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☆八千代市の面積は51.27k㎡、三角点は
市内に5つ、点在しています。
いづれも平地にあるので、訪れ易く、
短時間で5つの訪点も可能です。
反面、三田市の面積は210.2k㎡、三角点は80以上(?)。
埋標も山中(しかも薮山)が多いので、
一つの訪点に一日がかりという場所も少なくありません。
それだけに見られた時の喜びもひとしお、
山歩きと併せて楽しみも尽きません。
昨日、父の一周忌が無事に済みました。
突然の逝去から一年。
あっという間だった様な、長かった様な一年でした。
母は「寂しい」と言いつつも元気を取り戻し、
兄と二人の生活リズムが整って来たように思います。
私に関しては、父の死をきっかけに、人間の生死について
深く考えることが多かった一年間でした。
宗教的なことや難しいことではなく、
自分が生きているうちにどうあるべきか、ということです。
母は早朝、近くの公園で行われているラジオ体操に通い始めました。
昨朝、私も散歩ついでに行ってみました。
新緑眩しい公園では、皆さんが点々と広がって体操しておられました。
朝日を浴びて気持ち良さそうでした。
亡き父に倣い、母もどうか楽しく続きますように、と願っています。
夕方、八重桜を見上げて撮っていたら、
自転車で通り過ぎた学生達が、
「あの花、何だろう~?!」と言っていました。
時期は、ずれていても、ソメイヨシノに負けず劣らず派手に
咲いている「桜」なのですが・・・
だいぶ温かくなりましたが、信州茅野の朝は、まだ霜柱とか。
寒い地方の春は訪れがゆっくりで良いですね・・・
黒谷山へ登りました。
△ 黒谷山 登頂。 373.8m
△ 四等三角点
点名:黒谷山
標高:373.67m
周囲:山頂
方角:南
2014.4.20
△黒谷山
行程:家=R176=取り付き―△黒谷山―取り付き=R176=家
1/25,000地形図:藍本
☆久しぶりに薮山へ入りました。眺望はほとんどありませんが、
読図しながらルートを辿る楽しさが蘇りました。
またちかいうちに続きの尾根を歩きたいと思います。
△四等三角点
点名:馬渡
標高:238.36m
方向:
周囲:山林
☆背面の角がセメントで補修してありました。
(点の記、平成21年11月27日の調査日の写真に、
白い粉様(セメント?)のものが標石の下に写っていますが、
その折でしょうか。)
しかし、人も車も通らないこの場所で破損とは如何に。
今日はコンパス(方位磁針)を忘れ、残念でした。
八千代台北 子共の森
☆長男が幼い頃、帰省する度に父が息子を散歩に連れて行った公園です。
リヨンの帰りに寄りました。 小さな長男と在りし日の父が思い出されました。
ふと、公園の隅にこのようなものを発見!
3級街区 多角点
成果ID8049076 10C23
保護石:4つ
☆三角点△の密度が薄い千葉県を嘆いていた矢先、足元に
馴染みのある「保護石の囲い」・・・・
やはり引力を感じました。
☆母に頼まれていた所用を片付けに、短期間でしたが帰省しました。
散歩する場所はいつも同じコースになってしまいますが、
懐かしい八千代台を歩くのも、母が生きているうちだろうなあ・・・
と思えば寂しいものです。
父の一周忌を目前に、気を張っている母は依然として姿勢良く、
門の外まで見送ってくれました。
夕陽に照らされた緑の建物。 健在で何よりです。
亡き父が散歩の折に寄っていた、私もお気に入りのパン屋さん。 “リヨンヴェール”
カフェコーナーでは美味しいコーヒーを飲みながら絵本が読めます。 絵本のラインナップが福音館の月刊誌で、これも嬉しい。
八千代北の原っぱには、以前も載せましたが、巨大な古墳?状の穴がボコボコ開いています。 いつかは何であるか、突き止めたいです。
今回、ニューフェースの近所猫、おかめちゃん。 仏頂面をしていますがとてもなつこい猫ちゃんでした。
もちろん、みぃみぃちゃんも出てきました。この冬、お産をしたそうですが、もうすっかりお腹が締まったそうです。(母の弁)
☆関空の搭乗ゲートロビーでmont・bellの看板がたくさん掲かっていました。
約30年前、私が登山を始めた頃はほんの小さな会社だったのに、
近年のめざましい成長ぶりは怖いほどです。
今回の帰省もジェットスター★で、速く、楽に、安く、往復しました。
往きは寝ていたので、気付きませんでしたが、今夕はくっきり上空から。
「富士山、それは美しい山」って感じ。
雄鷹台山(おたかだいやま)へ登りました。(兵庫100山)
初めて降り立つJR播州赤穂(ばんしゅうあこう)駅から、徒歩10分で登山口。
登り出して10分もすると、背後に広がる展望は、赤穂市街と千種川河口の三角州。
この山の名物、ドウダンツツジが盛りを迎えています。
スズランみたいなお花ですが、ツツジの仲間というのが不思議。
△ 雄高山 253m 登頂。
普通に登って50分、駆け上がって30分!
今日は霞んでいましたが、晴れていたら眺めは最高でしょう・・・
頂上は小広い広場で、東屋やベンチ、鉄棒などがあり、
桜も真っ盛り。(三角点は無し)
頂上を後にして、防火帯の尾根を歩きます。
防火帯の意味が今までもう一つ解らなかったのですが、やっと納得しました。
△後山 251m 登頂。
ここには三角点。
△ 三等三角点
点名:砂子
標高:250.97m
環境:頂上
方向:南
☆ コンパスで見ると、見事きっちりと「真南」に向いていて、感動しました。
今日の尾根歩きでは、5基の送電鉄塔を通過しました。
この、「ユニチカプロテック 砂越線 八」の鉄塔には、下方に網がかけてありました。
今まで色々な鉄塔を見て来ましたが、網掛けは初めてです。
どういう理由か、とても気になります。
それから、鉄塔の通し番号は「漢数字」で表記してあることが多いですが、
これは理由如何に関係無く好感が持てます。
下界の眺望は赤穂市街から移動し、砂子(まなこ)の町と、静かに流れる千種川、遠くに砂越(さごし)湾。
ここから下山。
ザラザラした、砂地の斜面を大きく大きくトラバース&スイッチバックしながら下りました。
どんどん下界が近づくと、JR砂越の駅舎とホームが直下に見えました。
トンビや鷹って、こんな風に空の上から下を見ているのかなあ・・・と思いました。
直下降したらすぐに駅なのに、山肌をぐるーっ、ぐるーっと
らせん状に登山道が続いていてもどかしい感じ。
砂子神社に下山。桜吹雪が迎えてくれました。
徒歩10分でJR砂越駅着。
JR播州赤穂は大きな駅でしたが、砂越駅は跨架橋の無い
シンプルな駅で、とても良い感じでした。
もっと時間があれば、生島へも足を延ばしたかったです。
2014.4.10
△ 雄鷹台山(おたかだいやま) 253m
行程:(往路) 家―JR新三田=(宝塚線)=JR尼崎=(JR山陽本線・JR赤穂線)=JR播州赤穂
―大師堂―△雄鷹台山―△後山―新道ヲ経テ―砂子神社―JR砂越(さごし)
(復路)往路に同じ
1/25,000地形図:「相生」
☆青春18きっぷ最終日、ラスト一回は播州赤穂まで足を延ばしました。
今季は全5回とも有意義に山行に使いました。
やっぱり「旅」は電車だなぁ・・・と思いました。
次期の18きっぷも楽しみです。
西相生から播州赤穂間は、単線の様です。
単線はとても好みです。
☆思いがけず、三角点探訪をしました。
相生駅に着くと、ちょうど上り電車が出た後でした。
次の便まで約30分、駅付近に何かあるかしら・・・と地図を見ると、
程近い場所に三角点の印が。
これは願ったり、さっそく探しに走りました。
吸い寄せられる様に標柱を発見。
最近は引力すら感じます。
ところが、どこを探しても石がありません。
それどころか四角い穴がすぐ側に空いていて嫌な予感・・・
「???」・・・周囲を見渡すと、
ありました。
△ 四等三角点
点名:駅北第一公園
標高:21.74m
保護石:4つ
環境:公園
☆埋標は8年前で、標石も新しくきれいでした。
どうやら「大切にしましょう・・・」の標柱だけ、誰かによって移動されたものと思われます。
天下台山(てんがだいさん)321.4m(兵庫100山)へ登りました。
山肌にはあちらこちらでミツバツツジが満開でした。
三田市の山はまだ寒いので咲いていないのでは・・・。
△天下台山 321.4m 登頂
△二等三角点
点名:相生
標高:321.31m
環境:山頂
小広い頂上からは360度の眺望でした。
眼下には相生湾、そして播磨灘。 霞立つ沖にはいくつもの島が見えました。
登山帳に登頂を記しました。
私の前に記された方が短歌を詠まれていましたが、
とても素敵な歌で、感動しました。
頂上からの景色を楽しみながらお昼ご飯を食べて、下山。
日が延びて、これからの季節はゆっくりと下山出来ます。
2014.4.8
△天下台山
行程:(往路)JR新三田=(福知山線)=JR尼崎=(JR東海道山陽本線)=JR相生
―岩屋谷公園―△天下台山―(西ルート)―登山口―JR相生
(復路) 往路に同じ
1/25,000 地形図:「網干」「相生」
☆山頂から、相生湾を見下ろすと、牡蠣のいかだがいくつも見えました。
そして静かに行き交う漁船やタンカー。
瀬戸内に繋がる海はうららか、萌黄の山とともに春を感じる一日でした。
ヤマザクラ
ソメイヨシノほどの華やかさは無いものの、清楚な感じがとても好きです。
家の周りの桜が満開になりました。
大阪市内より一週間くらい遅れの開花でした。
日々、電車で大阪へ通っていると、開花前線が車窓から伺えます。
大阪→伊丹、中山寺、宝塚辺りは沿線がピンク色の満開なのに、
武田尾のトンネルを越すと、「あれ?」というほど冬の風景。
ようやく今週に入ってから川沿いが華やいできて、この週末がピークと思われます。
上部の大枝はもちろんですが、下の方でもぽつんぽつんと花が出ていて、樹のエネルギーを感じます。
娘が蓬(よもぎ)餅を作るというので、柔らかそうなヨモギをたくさん摘んで帰りました。
外出から戻るまで出来上がっていますように。
私は「食べる」係です。
白馬滞在最終日、エリカさんと次女さん、三女さんに近くの“一夜山”へ連れて行ってもらいました。
長野市鬼無里にある△一夜山ではなく、大糸線「かみしろ」と「いいもり」の間、
エスカルプラザのすぐ近くから登れる方の△一夜山です。
細長い尾根を歩く、この山は左に後立山、右には1000m級の山々の連なりが望めました。
一日目に登った“みねかた”も遠望出来ました。
隊長はエリカさんと次女さんのつばさちゃんが交互に。(長女さんは登校日で小学校へ。)
子ども達は、さすが地元。野山を駆け巡る姿は水を得た魚の様。自然体。
ピークを踏んで、尾根中腹の三角点まで行きたかったのですが、
我々の帰る時間が迫っていたので、次の機会でのお楽しみにしました。
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☆今回の白馬村滞在は3日間という短い日数でしたが、
・スノーシュー登山
・白馬村&サニーサイドハットさんで素敵な時間を過ごす
・原家(サニーサイドハットさん)の三人娘ちゃんと思いっきり遊ぶ
という三大目的を遺憾無く完遂出来て、とても幸せでした。
夏に娘がお世話になったサニーサイドハットさんは、
居心地最良、お料理抜群!窓からの景色はずっと見ていたくて・・・
このまま居候をしたくなる、素晴らしい宿です。
書き出したら切り無いほどのたくさんの思い出が出来ました。
今も色々な場面が目に浮かびます。
(於:白馬五竜バス停)
つーちゃん、あーちゃん、みっちゃんと
次男&娘
☆何種類ものかるた取り、一緒にお部屋でたくさん暴れたこと、他他・・・
(ジェンガとオセロをやり残したね、次は絶対しようね!)
彼女達が小さいうちにまたたくさん遊びたいです。
皆で山にも登りたい・・・
最後は去るのがとても寂しかったです・・・・
次にお会いする日まで皆さん、お元気で!
(in 白馬 日記) 終わり。