野へ山へ

2004年~

△烏ヶ山(からすがせん)-△象山(ぞうやま)-△擬宝珠山(ぎぼしやま)

2020年06月30日 | 山行記

△烏ヶ山(からすがせん)-△象山(ぞうやま)-△擬宝珠山(ぎぼしやま)を縦走しました。

GPS軌跡(クリックで2回、拡大されます。)


2020.6.21(日)
 △烏ヶ山(からすがせん)-△象山(ぞうやま)-△擬宝珠山(ぎぼしやま)縦走
行程:神戸三田IC=(中国自動車道)=落合JCT=(米子自動車道)=蒜山IC=鏡ヶ成キャンプ場P-△烏ヶ山登山口ー△烏ヶ山ー新小屋峠ー△象山(笹ヶ峰)-△擬宝珠山ー鏡ヶ成スキー場ー湿原散策道ー鏡ヶ成キャンプ場 
地図:昭文社 山と高原地図『大山・蒜山高原』
メンバー:夫・自分


鏡ヶ成キャンプ場 キャンプセンターに車を停めて出発。


△烏ヶ山 登山口


自然林の登山道を登り詰めて行きます。
ふと振り返ると、スキー場が眼下に。


更に高度が上がると蒜山方面の山並みも遥かに望めました。


森林限界を抜け、稜線が開けると岩峰が見え始めました。


数年前に地震で崩落したのはこの辺りでしょうか?
痩せ尾根を補修した箇所がありますが、今も踏み外せば谷底まで落ちて行きそうです・・


前衛峰を越えると、目前に南峰、そして伯耆大山の雄姿!


烏ヶ山本峰の取り付きから振り向き、南峰を望む。
斜面の登山道には人間がアリの様に見えます。


△烏ヶ山 1448m 初登頂!!


ハンディな山頂標看板もありました。
有志の方々に守られている山なのでしょう・・と推測されます。


大山を目前に、パノラマ絶景の山頂でゆっくりとお昼休憩を取り、分岐まで戻ります。


新小屋峠へ下ります。


新小屋峠までの登山道に沿って、ブナの巨木群が見事でした。


新小屋峠の烏ヶ山登山口に下山。
次は△象山を目指します。


自然林の新緑が眩しい登山道


擬宝珠山・象山方面へ。


展望地から△烏ヶ山 もうあんなに遠くなりました・・


こちらの稜線からも下方のスキー場がよく眺望出来ました。
いかにも高原、の平和な雰囲気です。


△象山(ぞうやま)1085.3m 初登頂!!


△三等三角点
点名:『鏡ヶ成』(かがみがなる)
標高:1085.30m


一旦、鞍部まで下りて△擬宝珠山を目指します。


今度は△象山がもうあんなに遠くになりました。
登って来た山々が見渡せるのも素敵な山容ですね~!


△擬宝珠山(ぎぼしやま) 1110m 初登頂!
☆行動食も無くなり、空腹だったので早々と下りました。


スキー場に無事、下山。
最後に湿地の散策道を目指します。


バイケイソウ(ユリ科)が盛りを迎えていました。


三座を繋ぐ縦走はとても楽しかったです。
スキー場を辞し、キャンプ場へ向かいます。

(三座縦走で写した植物)

ツクバネソウ(ユリ科)


ノギラン(キンコウカ科)赤枠に茎と花部
☆花の終わった状態


シロバナニガナ(キク科)


アカモノ(ツツジ科)


ニシキウツギ(スイカヅラ科)


ナナカマド(バラ科)
☆花が終わった状態


シモツケ(バラ科)
☆シモツケソウとシモツケは別物、ということをこの度知りました。


キアゲハ 
☆稜線に飛んでいたキアゲハは、地上より動きが緩やかで、容易に撮影出来ました。


ヤグルマソウ(ユキノシタ科)の葉


ダイセンクワガタ(ゴマノハグサ科)


オオカメノキ/ムシカリ(スイカズラ科)
☆実の状態でした。


ユキザサ(ユリ科)
☆実の状態


ヤマアジサイ(アジサイ科)?


ヤマツツジ(ツツジ科)

 
タンナサワフタギ(ハイノキ科)・葉


ヤマボウシ(スイカズラ科)
☆ツツジもヤマボウシも、暖地ではとっくに終わっていますが、
標高の高い場所ではまだ盛りでした。


トリアシショウマ(ユキノシタ科)


エンレイソウ(ユリ科)
☆実の状態でした。


ナルコユリ(ユリ科)


バイケイソウ(ユリ科)
☆バイケイソウは毒草とのことですが、虫は大丈夫なのでしょう・・
甘い香りの花に取り付いていました。


オオバギボウシ(ユリ科)
☆擬宝珠山なので、ギボウシが多いのでしょうか。


トキソウ(ラン科)

(幕営)
一年ぶりのテント泊、今回は高原のキャンプ場ということで、優雅な幕営です。
喉をカラカラにする為、設営を撮ったりして時間を費やしました。


1.グランドシートを広げ、ペグで止めます。


2.グラシの上に本体を広げます。


3テントのスリーブにポールを通します。
そうこうしていると、側の木にスズメバチが何匹か停まっていたので、


4.急きょ移動、フライシートをかけ、張り綱張って終わり。
5分以内に立てる癖、ワンゲル時代のしごき?の恩恵。


夫テント(奥)とマイテント(手前)

☆△烏ヶ山に登るきっかけとなったのは、山友のW夫人からの
お薦めでした。思い切って来て良かったです、W夫人に感謝です。
****
△烏ヶ山を眺めながらbeerと夕食。
8時に就寝して朝5時まで熟睡でした。 翌日に続く・・

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湊川隧道 一般公開 見学

2020年06月26日 | 日々

湊川隧道一般公開を見学しました。

2020.6.20(土)
 湊川隧道 一般公開
行程:神鉄三田駅=(神戸電鉄)=湊川駅ー湊川隧道見学ー東山商店街ー湊河湯ー湊川駅=神鉄三田駅
メンバー:単独


湊川駅下車、初めて向かったのは、湊川隧道




登録有形文化財 ・ 土木學會選奨土木遺産 のプレート
☆土木遺産はあまり見かけない建造物だけに、ふと思い出したのは、
2018年に訪れた西条市の大宮橋。(於:石鎚山からの下山で)


入口




レンガ積みの堅牢な隧道は圧巻でした。


ひとつひとつ、人間が積んだことを思うと、気が遠くなりそうでしたが、
建築は昔も今もこうして多くの人に造られているのだなあ・・と、稚拙な感想ですが、驚きです。


ここまで。まだ隧道は続きます。
しっかりと保存されている現状が素晴らしいです・・


再び戻ります・・
出口にて、保存会の方と挨拶を交し、入口を辞します。


すぐ前に位置する、湊川の新しい隧道

☆過日、新聞に掲載されていた『兵庫遺産』の記事に、湊川隧道の紹介がありました。
何でも、毎月一般公開があるとのこと、それは是非拝見したい、と思いました。
歴史に疎い自分ですが、興味深い見学になりました。またぜひ訪れたいです。
公式HP

見学の後は、東山商店街(湊川市場)を歩きました。こちらも初めての訪問でしたが、
何分、ものすごく賑わっており、売り手買い手共々に活気があり、私は大変驚きました。
美味しそうな御惣菜、お野菜、お肉、鮮魚、他他・・・多種のお店が長距離に並び、
実に感動の商店街でした。『神戸の台所』と言うそうです。
近くに住んでいる人が羨ましくなりました。
隧道と共にまたぜひ訪れたい場所です。
商店街を堪能した後は、抜かり無くオフンロ巡りへ・・・。

***********
今般の神戸市銭湯巡りは『湊河湯』さんへ。

   
入口と看板


下駄箱の木札ですが、関東は真っすぐ下に入れる式だったと思います。
関西は斜めに入れる式?なのでしょうか・・


傘入れ

☆2時オープンとほぼ同時に入店しましたので、
空いているのでは・・との判断甘く、
次々とご近所の方と思しき方々が来湯され、
「市場同様、活気あるなあ・・」と再三驚きました。
色々なお風呂が楽しめる他、水圧の高いシャワーが
特徴とのこと、頭部にしっかり打たせて来ました。

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△大船(舟)山 (天柏神社ー△大船(舟)山ー十倉)

2020年06月25日 | 山行記

△大船(舟)山山系を縦走しました。

GPS軌跡(クリックで二度、拡大されます。)


2020.6.15(月)
△大船(舟)山(三田市) 天柏神社ー大船(舟)山ー十倉縦走
行程:家=十倉公会堂P(車デポ)=下槻瀬公民館Pー大舟山系縦走路登山口ーアンテナピークー反射板ー△大船山ー十倉公会堂P=下槻瀬公民館P=家
1/25000地形図:『木津』
メンバー:N氏 O氏 K夫人 自分


下槻瀬公会堂から出発


まず、天柏神社への参道を登ります。


大船山山系縦走路入口


△四等三角点
点名:空木谷(うつぎだに)
標高:496.72m
☆小さなピークに埋まっている石柱ですが、あまり人が来ないのに
上部が欠けているのが、いつも不思議に思います。


コバノミツバツツジの実生(みしょう)が地面一面に。


ネジキ(ツツジ科)の花も地面のいたる所に落ちていました。
まるでお米が撒かれているかの様。


大岩


二基の反射板からは先日登った羽束山が眺望出来ました。


白いササユリが。


ササユリは鉄塔近くで見かけることが多いですね。


△大船山 653m登頂
☆お昼休憩を取りました。


△三等三角点
点名:大舟谷(おおふなだに)
標高:653.08m
☆復路は十倉へ。


十倉へと波豆川バス停への分岐


十倉と波豆川(カナディアン大磯)への分岐


前日までの雨をたっぷり含み、コケがきれいでした。


沢の流れも勢いがありました。


雨後の新池は濁った緑色.


無事に十倉へ下山し、△大船山を望む

☆先日の△羽束山に続き、地元の山友達と△大船山へ登りました。
今般は三田市歴史観光ガイドをされているO氏のご参加があり、
地名や山名他、歴史について色々なお話が聴けて、とても勉強になりました。
機会あって年に数回歩く今ルート、近いうちにまた訪れる気がします。

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六甲有馬ロープウェイ

2020年06月19日 | 日々

六甲有馬ロープウェイに乗りに行きました。

2020.6.9(火)
🚡 六甲有馬ロープウェイ
行程:(往復)自宅=R176=県道82号線=県道98号線=ロープウェイ乗り場P/有馬温泉駅=六甲山頂駅ーガーデンテラス
1/25000地形図:『有馬』『宝塚』『神戸首部』

☆六甲有馬ロープウエイのゴンドラが新しく入れ替わったとのことで、
老母を伴い、遊覧に行きました。


六甲有馬温泉駅(ロープウェイ乗車駅)
☆昨夏から工事中であった、ロープウェイ駅はとてもきれいにリニューアルされていました。


エントランス
新しいゴンドラはスイスよりやって来たとのことです。
運ばれる映像がモニターで流されており、乗車までの待ち時間に感慨深く視聴しました。


我々の乗るゴンドラが山側から降りて来ました。


後にも先にも有馬から六甲へロープウェイに乗るのは初めてです。
窓の大きな、ピカピカのゴンドラに胸が躍りました。

(往路)

駅舎を発ったゴンドラは、緑深い六甲の谷間を、ぐんぐん飛び立ちました。
同乗されるガイドさんから、周囲の山々や、眺望に付いて案内がありました。
目の前には、2月にもと子さんと登った落葉山の妙見宮寺の建物が見えました。


登山していても如実ですが、空から眺めると、あちらこちらに堰堤が見え、
六甲山を立体的に実感しました。(矢印は堰堤)


六甲山頂駅
空運から到着し、歩いてガーデンテラスへ。


ガーデンテラスのテラスにて
☆老母に山登りは到底無理ですが、ロープウェイのお陰で
六甲山からの眺望を見せることが出来ました。


たくさんの大きなアンテナ鉄塔にも老母は目を見張っていました。


六甲全縦道の道標
全縦道について話すも、ピンと来ない表情の母。(もっともですね・・・)


十分に眺望を楽しみ、お昼を食べて再びロープウエイ駅から乗車して有馬へ下ります。


駅舎内には、旧ホーム「六甲山頂カンツリー駅」があり、かつてのゴンドラが停車していました。
ここから「天狗岩駅」-「表六甲駅」へも軌道が延びていたのですね・・
※「表六甲駅」は、現在は「六甲ケーブル山上駅」の表記になっています。

(復路)

下方からシルバー色のゴンドラが昇って来ました。




数人、お客さんが乗車されている模様。
行き交い時にはお互いに手を振りました。


復時はしかとズームで堰堤を捉えました。


芦有隧道だそうです。(ガイド氏より案内)


有馬温泉や新名神もよく見えました。三田方面は残念ながら霞んでいました。


再びマス池や落葉山が近付き、ロープウェイ駅に到着。

☆ゴンドラから見下ろす新緑の六甲は、登山とはまた違った新鮮な感動でした。
六甲山には登山道の他、訪れたい場所がまだまだ沢山あります。
******

昭文社 山と高原地図『六甲・摩耶』には、廃線となった六甲山頂カンツリー駅~天狗岩~表六甲駅の索道線の表記は無いですが、
1/25000地形図:「有馬」(平成7年修正測量)「宝塚」(昭和52年改測)「神戸首部」(平成30年調整)を併せてみると、
索道線の表記はきちんとありました。近年、地形図は順次3色刷に刷新しますが、買い替えても古い地形図は取っておこうと思いました。



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シワガラの滝

2020年06月14日 | 山行記

扇ノ山登山の帰り、シワガラの滝へ寄りました。

GPS軌跡(クリックで拡大されます。)



入口 案内板
☆入口付近は最近、整備された様子でした。


山道を緩やかにアップダウンして辿ります。


左側に細い滝が見えました。
これが?と思いましたが、違いました。


細い滝の直下から。


更に奥の方に、洞窟が見えて来ました。


近寄ると、割れ目から滝が。


水の中を渉って洞窟の奥部に入り、滝の直下へ。
この様な滝見学は初めての体験でした。


壁は緑に覆われ、神秘的でした。

☆Kさんに勧められたシワガラの滝は、
私ごときの写真では到底表せなく、
やはり現物を見なければ伝わらない感動でした。


タジマタムラソウ(シソ科)

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△扇ノ山(上山高原ー(左馬殿道)ー△扇ノ山ー大ヅッコー小ヅッコー上山高原)

2020年06月11日 | 山行記

上山高原を起点に周回登山をしました。

GPS軌跡(クリックで2回拡大されます。)


2020.6.7(日)
 △扇ノ山
行程:三田西IC=舞鶴若狭自動車道=北近畿豊岡自動車道=養父IC=R483=R9=上山高原P
          -上山三角点(点名:東丸)-〈左馬殿道〉-△扇ノ山ー大ヅッコー小ヅッコー避難小屋ー上山高原P
          =シワガラの滝=~~(往路に同じ)~~=三田西IC
地図:昭文社 山と高原地図 『氷ノ山 鉢伏・神鍋』
   カシミール 地理院地図 該当部ダウンロード
メンバー:夫・自分

☆今回の目的「シワガラの滝見学」に併せ、扇ノ山に登りました。


車で上山高原へ向かう途中、満開の白い花が目に入り、車を停めました。


ハクウンボク(エゴノキ科)でしょうか、朝陽を透かし、シャンデリアの様でした。
→「エゴノキ(エゴノキ科)」に訂正します。


落ちた花からも良い芳香。


上山高原到着 
空に近い、素晴らしい場所でした。
ひとまず車を停め、空荷で「上山三角点(点名:東丸)」へ行きます。


上山三角点 頂上
木の櫓が良い感じ。


畑ヶ平の方角を眺望


鳥取の海方面を眺望


△三等三角点
点名:『東丸』
標高:946.09m
最高に気持ちの良いピークでした。一日居たいほど。


避難小屋前に戻り、裏手から左馬殿道を辿ります。


サワフタギ(ハイノキ科)
繊細な花がとても美しいです。


シロシタホタルガの幼虫


タニウツギ(スイカズラ科)が至る所で満開を迎えていました。


近年に整備されたのでしょうか。地図では破線道ですが、来てみると
きちんとした登山道でした。


広葉樹がいずれも高木で壮観。思わず見上げながら歩きました。


昔の人のお墓がありました。
木に関わった女性のお墓の様です。昔は人家があったのでしょうか。


明瞭な道標があり、安心して歩けました。


過去、建造物が有った跡?


畑ヶ平では静かな舗装林道を歩きました。


△扇ノ山 諸鹿越の登山口 
☆看板を読み、再び山道へ。


『樹齢200年を超える“高齢天然林”』が印象に残りました。


看板の文章を得心する、素晴らしいブナ林。


スミレも見かけ、高地を実感します。


照葉樹の新緑が続きます。


尾根道と合流し、テラスの展望台から鳥取方面を眺望


△扇ノ山 避難小屋到着


△二等三角点
点名:『扇ノ山』)(おおぎのせん)
標高:1309.97m
☆三年ぶりの登頂でした。


△氷ノ山を眺望。
少し休憩をして、登山道に戻り、今度は大ヅッコ方面へ向かいます。




ブナの純林
斜面の純林に見とれていると、上から見覚えのある方が下りて来られました。
驚きました!今山行のきっかけとなった、山の先輩、Kさん一行でした。
しばし、楽しいお話をたくさん伺いました。切に「縁」を感じる出会いでした。


ふと足元にゆっくり動く生き物が。


アカハライモリと思いましたが、お腹が赤くありません。
ハコネサンショウウオではないでしょうか。


多岐に太い枝を広げた大杉の、大洞。


小ヅッコ避難小屋
はっきりした道は、林道へ続いていましたが、地形図の波線を辿りました。
最初、テープや踏み跡があったものの、次第に藪化し、藪漕ぎに。


熊剥ぎの跡があちらこちらにあり、「どさり」とした新鮮な熊糞(くまふん)
もあり、短い距離でしたがドキドキ・・。破線を辿り、やがて林道へ。


しばらく舗装林道を歩き、上山高原(P)へ到着。

☆過日、シワガラの滝見学をKさんに勧められ、扇ノ山登山と併せて計画しました。
左馬殿道を通る周回コースは大正解。拙い写真からは伝わりませんが、
実際に歩いてこそ、の良いコースでした。


オオカメノキ(スイカズラ科)
☆開花は華やか、結実はサンゴの様、紅葉も鮮やか・・
オオカメノキは演出の名手ですね!

シワガラの滝へ続きます・・

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△菊水山(神鉄鈴蘭台駅ー△菊水山ーひよどり展望公園ー神鉄長田駅)

2020年06月10日 | 山行記

△菊水山(六甲山系)に登りました。

2020.6.2(火)
 △菊水山
行程:神戸鉄道三田駅=神鉄鈴蘭台駅ー△菊水山尾根ルート登山口ー△菊水山ー烏原貯水池ーひよどり展望公園ー神鉄長田駅=神鉄三田駅
1/25000地形図:『神戸首部』
吉備人出版 六甲山系 登山詳細図(西編)
メンバー:単独

GPS軌跡(クリックで2回拡大されます。)



菊水山尾根道 登山口


尾根道を登り詰めると、展望地から下方の住宅街が眺望されました。


約2ヶ月ぶりの対面、四重の搭は今日も凛々しいのでした。


△三等三角点
点名:下谷上(しもたにがみ)
標高:458.80m


少し霞んでいますが、神戸空港まで見渡せました。
いつ来ても素晴らしい眺めです。


電波塔下の展望所から△旗振山方面までを見渡します。
ベンチにて充分に憩い、下山へ。


まずは烏原貯水池方面へ。


歴史ある放水門


レンガ造りの放水口、川底も石組みでした。
昔の建造物は手が込んでおり、思わず見入ってしまいます。


東屋に可愛い動物が居ました。


丸々太っていて。


道標の通りに進みます。


最近、刈り払いが施されたことが推し測れます。


展望地に来ると、もう菊水山が遥かに。


三等三角点
点名:『鵯越』(ひよどりごえ)
214.63m
☆二回目の登頂でした。


街の喧騒が聴こえると、標高が下がったことを感じます。


ひよどり展望公園
☆初めて訪れました。街も海も山々も眺められ、とても素敵な展望地でした。
来て良かった!


展望公園直下の東屋


下山地の看板
展望地と烏原貯水池を巡るハイキングコースも良さそうです・・


今日の山行、無事下山。

(植物・幼虫)

エリゲロン(キク科)
☆園芸種が逸出している様で、方々で見かけます。


コガクウツギ(ユキノシタ科)


マイマイガ
☆ベビーラッシュでした。


黒いツノ?が特徴の毛虫は何でしょうか・・


半透明のシャクトリムシの様な・・


ヘビイチゴ(バラ科)


ユキノシタ(ユキノシタ科)


イモカタバミ(カタバミ科)


ヒナキキョウソウ(キキョウ科)


ツタバウンラン(オオバコ科)


(立ち寄り銭湯)

ゆぇ~ぶ なぐら
☆ポップな外装から、銭湯のイメージとは離れますが・・


地元の人々が通う、れっきとした銭湯でした。

☆昨秋に始めたオフンロ巡り(神戸市銭湯スタンプラリー2020)は、
諸事の為中断し、期限中に湯破(とうは)なりませんでした。
今般、オフンロ巡り台帳を持参しましたところ、
「期限は終わったけれど、スタンプなら押しますよ」と、
受付台のご婦人に厚意の捺印をいただきました。
個人的には全軒湯破を目指し、併せて方々の銭湯へも
赴く所存です。

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自転車散歩

2020年06月08日 | 日々

三田ループというコースをサイクリングしました。

GPS軌跡(クリックで二回拡大されます。)


2020.5.31(日)
 三田ループコースをサイクリング
行程:自宅=有馬富士公園線=有馬富士公園口(スタート地点)=三田ループ=有馬富士公園口(ゴール)=有馬富士公園線=自宅
1/25000地形図:『藍本』『木津』


周回コース中にある、休憩ポイント「つくしの里」で、“つくしうどん”と
よもぎもちを食べて、備えました。


折り返し地点の小柿では野外活動センターに寄りました。


センターの下には釣りが出来る、羽束川(はつかがわ)が流れています。


右へ。


古い道標を見つけました。
「  右 きよ水 三田
 奉 供 養 西 國 三 拾 三 所
   左 池田 いたみ 」


側面には 「天保六年 ・・・・」
とありました。


曇天の下には△大船山


「ブロたにかわ」という名前が付いていた橋げた


橋の名前は「北安橋」とあります。


小野公園に寄りました。


池には蓮の花が盛りで


ラクウショウの新緑が美しかったです。


興味深い看板
☆三田ループから少し逸れて、飯盛山公園という公園の側を通ることに
しました。


飯盛山公園
初めて存在を知りました。


ふと視線を感じて振り返ると、猫ちゃんが。


尼寺(にんじ)を通過し、コースに戻って志手原のゴールへ。

☆最前から気になっていた三田ループをサイクリングしました。
長閑な風景の中、色々な発見がありました。
車の往来も少なく、気持ちの良い周回コースでした。

(植物)

ハコネウツギ(スイカヅラ科)


ウツギ(アジサイ科)


イタチハギ(マメ科)
☆遠目に見ると茶色に見える花穂ですが、近付くと濃い紫色でした。

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△高御位山(たかみくらやま)

2020年06月05日 | 山行記

高砂市と加古川市に跨る、△高御位山に登りました。

GPS軌跡(クリックで2回、拡大されます。)


2020.5.28(木)
 △高御位山(たかみくらやま)
行程:JR新三田=JR尼崎=JR曽根ー豆崎登山口ー百間岩ー△高御位山ー馬の背ー馬の背登山口ーJR曽根駅ーJR西明石ーJR尼崎ーJR新三田
地図:カシミール地理院地図 該当場所ダウンロード
メンバー:W夫人・自分
☆高御位山に詳しいW夫人にご案内いただき、晴天の下、
爽快な登山を楽しみました。


高御位山に登るのは6年振りでした。


経塚山古墳


岩場から後方を振り返ると、素晴らしい景色に足が止まります。


いくつもコブが並ぶ、向こうの山々も気になります・・


△三等三角点
点名:『大谷1』(おおたに)
標高:155.53m


左が竿池、右が弟池
☆青空を映して、とてもきれいでした。


瀬戸内海側を遠望すると、家島諸島の男鹿島がもやの向こうに見えました。


見通しの良い登山道からは、周囲にも色々なピークが見え、
いつかまた登りたくなりました。


久しぶりの百間岩はとても爽快で楽しい岩場でした。


前回も写している鉄塔、今回もつい写しました。それほど良い感じだからでしょうか・・


ここの反射板はとても印象に残っています。
もし反射板に生まれ変わるなら、この反射板がいいです。前もそう思いました。


△桶居山方面を見ると、大きく不思議な形の大岩が見えました。


△高御位山頂上からの展望
☆素晴らしいパノラマに感激!


立体の地形図を見ている様な眺望に、ため息が出ました。


△三等三角点
点名:『高御位』(たかみくら)
標高:299.68m


南側の眺望
☆遠くは薄くモヤっていますが、好天の下、どこまでも眺望が広がります。
ふと、中ほどの施設(やじるし)をズームしてみると・・


スタジアムでしょうか・・


「飛翔」のモニュメント
銘鈑に刻まれた文章を読みました。
かつて、ここから飛行を行った方の説明が記されていました。
確かに、ここに立つと飛んでみたい気持ちが解ります。


いつまでも留まっていたい頂上でした。
名残惜しいですが辞して、下山へ向かいました。


△四等三角点
点名:『地徳』(ぢとく)
標高:267.99m
往きに通り過ぎてしまった三角点へ戻り、確認。
登山道の真ん中にあったのに、通り過ぎたのはおしゃべり登山の所以です。


海に向かって滑走して行く様な、素晴らしい尾根でした。
下山に馬の背コースを選んで下さった、W夫人に感謝です!


特徴的な水平な岩場を歩く箇所もあり、変化に富んでいて楽しい!


下方に市ノ池も見えて来て、どんどん下がっていることを感じます。


下山地である鹿島神社の大鳥居は、
チタン製だそうです。
目の当りにすると、本当に大きく、びっくりしました。


無事下山し、歩く道すがら、休耕田に広がる、紫色の花畑横を通りかかりました。


緑肥、ヘアリーベッチ(マメ科)とのこと。
レンゲに似た作用があるのでしょうか。遠出すると色々な物に出逢え、
勉強になります。

・・・良い天気、良い登山、仕上げはやはり


登山後なので2杯は堅いです。
W夫人はcoffee&sweetが定番。

☆久しぶりの高御位山、コースは大変多くある様ですが、
今日の行程も素晴らしく、感動の1日でした。
また何度となく訪れたいと思いました。

(植物)

ネジキ(ツツジ科)
☆一列に行儀よく並んだお花が可愛いです。


ガンピ(ジンチョウゲ科)


コツクバネウツギ(スイカズラ科)


ヘアリーベッチ(マメ科)

****
(立ち寄り銭湯)

西明石 小久保湯
☆途中で下車されたW夫人とお別れし、下調べしておいた銭湯へ立ち寄りでした。
登山の汗も臭いもすっきり流せ、さっぱり気分で帰路へ就きました。

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散歩

2020年06月05日 | 日々

朝の散歩で撮った写真です。
「毎年、同じ植物を撮っている・・」と、毎年思うのですが。


ニワゼキショウ(アカネ科)


ノハラナデシコ(ナデシコ科)


ミチバタナデシコ(ナデシコ科)


オルレア(セリ科)


トキワサンザシ(バラ科)


クララ(マメ科)(苦参・眩草)
☆クララという名前から、外来種かと思っていましたが、
そうでは無い様です。
手持ちの図鑑には、「根を噛むとあまりの苦さに目が眩むことから
眩草の名があり、それが転訛してクララとなった。」と記述があります。


イタチハギ(マメ科)
毎年、花を見る度、至るところで繁殖していることを実感します。

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