野へ山へ

2004年~

駒ノ尾山~後山 縦走

2011年11月28日 | 山行記

岡山県と兵庫県の県境の山、駒ノ尾山~後山を縦走しました。
後山は9月にも登りましたが、今回は学生時代の山友達、恵ちゃんとの山行です。
彼女の提案により登山口と下山口にお互いの車をデポして、の縦走計画でした。

 
駒ノ尾山登山口 ここには恵ちゃん号をデポ。

 
△駒ノ尾山頂上1281m ピークハント! 
稜線はガスがかかって視界はもう一つでしたが、時折の晴れ間に下界が垣間見られました。


姿こそ見かけませんでしたが、鹿の落し物がそこここに。草や樹をよく食べていることが解ります。
頭数はここの山域でもかなりなものらしく、鹿の食害で林業が数億単位の損害とか。

△鍋ヶ谷山 1253m・・・いつの間にか通過していたようです。


△船木山 1334mピークハント!
懐かしい船木山! どうにかここまで繋げました。やった~!

 
△後山 1345mピークハント! (岡山県最高峰です!岡山県人の恵ちゃん大いにはしゃいでいました。) 
ガスっているけれど、前回よりは「視界良し」。
寒かったのでダウンジャケットを装着してお昼ご飯。 お腹空いていたのでバクバク食べました~!


この看板、倒れていましたが・・・誰か蹴りました??


歩きやすいトレイルをたどり、下山します。


9月にはまだ青々としていたブナ林はすっかり紅葉し、落葉樹は裸木に。


後川源流の美味しいお水を飲んで・・・


いいペースで下山!!
「お疲れ様!」

→後山野営場のPにデポしておいた私の車へ向かいました。

 「さぁ!中山号に乗って恵号へ向かいましょう!」

・・・・・その時。私は重大なことに気付きました!


(な)「あっっっっ!!!!車のキー、恵ちゃんの車の中だっ!!!!
(恵)「えっっっっ???そんな!絶対にザックの中にあるって!
(な)「無いっ!確実に恵ちゃんの車の中だっっっっ!!

<ここから先は想像にお任せします。>


恵ちゃんへ

恵ちゃん考案の「2台デポ計画」を台無しにしてしまってごめんなさい。
予定よりちょーっとばかり余分に歩くことになったけれど、山行が軽かった分、「おまけ」ということで許してね。
これに懲りずにまた山へ行きましょう。



2011.11.27(日)
駒ノ尾山~後山 縦走
天候:
メンバー:
恵ちゃん・不肖なワタクシ
アクセス:

往路:中国自動車道 神戸三田IC-佐用IC-鳥取自動車道(佐用JCT)-大原IC-
R373-R429ー「愛の村パーク」にて恵ちゃんと合流。
復路:大原IC~同上

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帰省 2

2011年11月15日 | 日々

翌朝は早起きして父の朝のおつとめ」へ付いていく予定でした。
それが・・・昨夜の夜更かしがたたったのか、うっかり寝坊をしてしまいました。
起きた時、すでに父は帰宅して朝刊に目を通していました。

近年、高齢の両親はなかなか庭の手入れまでは及ばない様でしたが、
植物はそれなりに花を咲かせ、実を実らせていました。

 
金柑(今年は果実類が豊作の様です。)
熟れてるものを摘んだので、蜂蜜漬けにしようと思っています。


つつじ(あまりの暖かさに狂い咲きでした。)


今度帰省した時は、ぜひつわぶきのお花を天ぷらにしてみたいです。


葉蘭(はらん) お料理のあしらいに便利な常緑の葉っぱです。 
おすし屋さんで上にお寿司を乗せたりするあの葉っぱ。


伸び過ぎて「要!剪定」の玄関の松。 お正月には切花と一緒に活けます。


兄のサボテン・・・これも伸び放題。 移植してあげないと・・・

それから、例の父のキーボード練習に付き合いました。
父は数本の指を駆使して、何曲か弾けるようになっていましたが、
「早く、両手で格好良く弾けるようになりたい!」とわがままを言うのでした。

取りあえず五本指だけで弾ける曲を何曲か、あとは練習の仕方とかを簡単に提案しておきました。
NHKで高齢者向けのピアノレッスンを放映していることを教えると、「そうか!」と嬉々としていました。

昼間はゆっくりと実家で両親や兄と過ごしました。

さて・・・夕方からは、待ちに待った今回の帰省のメイン行事が待っています!!!

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帰省 1

2011年11月14日 | 日々

朝の内に家を出ようと思っていましたが、次々に家の中で用事を片付けていると、あっという間にお昼近くになってしまいました。

雨天の中、あわてて駅に向かいましたが、心はもう東京に飛んでいました。
新幹線の中ではコーヒーを飲みながらプリッツを食べ、一人で“ポッキー&プリッツの日”を祝いました。そして浜松あたりから爆睡に落ちました。

夕方、八千代台に着き、お仏壇に挨拶をしてから両親と兄と夕食を食べました。

先頃に無事成功した兄の足の手術のお祝いも兼ね、母の手料理で久々の団欒でした。
料理で、庭の柿の実を使った掻き揚げ天ぷら(母オリジナル)がありました。
母は「搔き揚げ!(^0^)」と嬉しそうにお皿にサーブしてくれましたが・・・解ったのは私だけだったようです。(^^;)

父と兄が寝てしまってからは、母のロングな愚痴タイムが始まり・・・夜中2時近くまで私は聞き役に徹しました。
全て吐き出してすっきりしたのか・・・母はぐっすりと寝てしまいました。

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さよなら NOAH

2011年11月10日 | 日々

少し前になりますが、車を買い替えました。

これまで乗っていたのはTOYOTA NOAHで、15年間の乗車。
ちょうど次男がお腹にいた時の購入でした。

日々の使用はもちろん、キャンプ、家族の色々な送迎・・・・
かなり酷使しましたが、幸いに事故は一度も無く快適に走行してくれました。




NOAH、15年間お疲れ様でした。 
最後に洗車をして車屋さんに渡しました。
時折、同じNOAHが走っているのを見かけると、懐かしくてふと切なくなります。

・・・そして今度の車の運転にもようやく慣れました。
 

将来、子供達が独立して家に居なくなったら・・・
その時はぜひ「白の軽トラ」がいいなぁ~と今から秘かに希望しています。

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中央分水嶺・高島トレイル② 大谷山~抜土~近江坂~粟柄谷林道

2011年11月06日 | 山行記


大谷山を降りてもトレールは明確です。 ぐにゃぐにゃした木々の間をたどり・・・


石灰岩がボコボコと出たエリアを通り過ぎ・・・


美しいブナ林に差しかかります。

乾燥した落ち葉は、カサカサカサカサ・・・・実に踏み心地の良いクッションの上を歩いている感じ。


ふかふかの雪みたい。積もった落ち葉の上で寝たいくらいに・・・本当に気持ち良いんです。



快適に歩を進めていると・・・この境界杭のあたりからトレールが急に不明瞭になりました。
あともう少しで抜土、という地点だと思うのですが、すっかりロストしてしまい、何回か道を行きつ戻りつしました。
結局、無理やり稜線から林道へ降りました。20分ほど南下しましたが、どうも周囲の様子が変でした。
思い切って逆方向へ戻ってみると、やっと「抜土」があり自分が原山林道の方へ降りていたことが解りました。


 

さて、気を取り直して近江坂へ向かおうと車止めゲートを通り過ぎようとしましたが、『10月下旬~11月まで 狩猟期間につき立ち入り禁止』
の貼り紙が。

うーん・・・高島トレイルの登山者への警告だろうか、それとも「注意すればよい」だけのことか、ちょっと悩みました。
山の上に居たとき、下の方から聴こえた銃声はハンターの音だったのかな・・・。

とりあえず進んでみよう!と決めて計画通り近江坂へ向かいました。
先ほど、ロストした時間を埋めようと急ぎ足で進みましたが、時折聴こえる銃声がどうも気になり、途中で止まりました。

・・・・地図を出して色々考えた末、抜土まで戻り、福井県側に降りることにしました。
(本来の計画は 近江坂→ビラデスト→徒歩でJR近江今津まで降りる予定でした。)

JR今津まで歩いて3時間以上。エスケープを取ればJR美浜まで歩いて4時間くらい。
ならば撃たれない方にしよう・・・。
(今、冷静に考えると、その勝手な判断が恥ずかしいやら情けないやら。)


そして走るように抜土まで戻り、エスケープルートの粟柄谷林道を美浜方面へ目指して歩き始めました。
この時は、Uターンしたことの虚無感でいっぱいでした。

人はもちろん、車も通らない林道を40分くらい歩いた時、後方から軽トラが勢いよく走って来ました。

私が路肩へ寄ると車が止まりました。中年のご夫婦らしき二人が乗っており、「どこまで下りるの!?」と聞かれました。

私 「美浜まで下りようと思うのですが・・」
ご主人「えーっ?!先はまだ長いよー!荷台に乗っていき!」

もしかして山に入っていたハンター?!と思いましたが、荷台には『きのこ類』の入った袋がどさっと積まれていました。
正直、この先何時間かかるかわからない林道に嫌気がさしていたので、
「助かります!!済みません!!!」と言ってエイヤっと荷台に飛び乗りました。

軽トラの荷台に乗るなんて、何年ぶりでしょう・・・
学生の時も山の帰り、林道で軽トラに拾ってもらったことが何回かあります、あれ以来かもしれません。

「道、悪いからね、しっかりつかまってよ!!」と奥様。

  

ご主人はこの林道になれていらっしゃるようで、良い道も悪い道(片側が崩れかけたオフロード)もガンガン飛ばします。
きのこの袋と一緒に荷台でボコンボコンと揺れました。 スリル満点!とっても楽しかったです。 

長い林道が終わり、村落になりました。



農作業をしている人を眺め・・・

やがて美浜の町に入りました。

あぁ・・・軽トラドライブも終わりか・・・

そうこうしているうちにJR美浜の駅に到着。

お二人が降りて来られ、「ここから2駅で敦賀、そこから湖西線で・・・」と親切に教えて下さいました。
十分にお礼を述べて、「タクシー代に及びませんが・・・」と気持ち分だけお渡ししようとしましたが、
「いやいや、ここは帰り道だったからいいのよ、家はすぐそこなの。」と奥様に拒否され、
「じゃ、気をつけて!」とご主人が言うやいなや、トラックは去ってしまいました。

あの長い林道を歩いたことを思えば本当に助かりました!! きのこご夫婦K様、大感謝です!

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JR美浜駅に入り、駅員さんに「湖西線、京都・大阪経由で三田へ帰る方が良いか、舞鶴経由で帰る方が良いか」、尋ねました。
ここの場所ならどちらのルートもそう変わらないと思ったからです。

駅員さんが両方のデータを印刷して下さいました。
時間と料金はどちらもほとんど同じでしたが、舞鶴周りの方が乗り換え2回、と楽そうだったので舞鶴経由で帰ることにしました。

初めて乗る小浜線、日本海を眺めながら思ったこと・・・
・「本日の高島トレイル、途中まで快調だったのに、最後の最後にどんでん返しで虚無感いっぱい。」
・「予想だにしなかった福井県側への下山。だが、軽トラ乗車と小浜線初乗り!の思わぬサプライズ。」

復路:
JR美浜(小浜線・東舞鶴行き)→JR東舞鶴(綾部行き)→JR福知山(福知山線・快速大阪行き)→JR新三田
東舞鶴、福知山の2回乗換えだけでしかも連絡がよくスムーズでした。

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次回の高島トレイル、近江坂~ビラデスト~近江今津 の完踏、絶対にリトライします!!!

高島トレイル、先はまだまだ長いです。


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中央分水嶺・高島トレイル②  粟柄越~大谷山

2011年11月04日 | 山行記

11月2日、粟柄越、大谷山、抜土、近江坂 まで一人で縦走してきました。

アクセス:
(往き) JR新三田(福知山線・快速)→JR大阪(東海道山陽本線・快速)→JR京都(湖西線)→JRマキノ マキノ駅(湖国バス)→マキノ高原(温泉さらさ前)




広々としたスキー場(夏季はキャンプ場)で、今日も地元の方達がゲートボールをしていました。
今日は本当に温かく、この時点で20℃でした。


登山道にはリンドウが咲いていました。


この前降りてきた登山道を登るわけですが、道の様子が解るので快調に飛ばせます。


今日初めの鉄塔は「猫ちゃん鉄塔!」




こちらの猫鉄から向こうの山の猫鉄へ・・・
今日もtentionいっぱいで送電に務めます。


今回は、このカナブン?甲虫(こうちゅう)を稜線で多く見かけました。
下界によく居るカナブンより小ぶりで、なんと言ってもすごくきれいな光沢なのです。
角度によって緑色に光ったり茶色に光っていて。
下手写真なので、あの玉虫ネオンが表現出来ずに残念ですが・・・


そうこうしているうちに懐かしい粟柄越ポイントに到着。
この時点で汗びっしょりです。 水を飲んでキットカットを一つ摂取。気温18℃。


これから今日のメインピーク大谷山へ向かいます。
ここからは右手眼下に琵琶湖、左手はるか眼下に若狭湾が望めます。
まさに「中央分水嶺!」を感じるダイナミックな稜線歩きが始まります。

 
                                            琵琶湖がどんどんワイドビューになっていきます。


美浜が望めます。


寒風(かんぷう)到着! 眼下に大きく琵琶湖が広がる絶景!
気持ちが良いけれど、立ったまま少し休んで通過。


温度16℃。快晴で、気持ちいい風が吹いて・・・
この時点でコースタイムの半分の時間で来ているので、心身ともに絶快調です。嬉しくて思わず夫・長男・娘にメールを送ります。

 「朝ご飯、ちゃんと食べましたか!?今、稜線!!絶好調でーす!!!」 

      ~誰からも返信無~

どんどん絶快調に進みます・・・


  
                                             大谷山到着! 


大谷山ポイントハント!

   
                                            

行く手左に琵琶湖、右に若狭湾を望みながら お昼ご飯を取りました。
山頂には単独行の老紳士が一人。抜土方面から上がってきたとのこと。

今回の山行で出会ったのは全部で3パーティ。 

さて、これから次のポイント「抜土」へ向かいます。

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