野へ山へ

2004年~

北京2

2016年06月30日 | 日々

ホテルにて申し込んだオプショナルツアーで万里の長城へ出かけました。
メンバーは若い女性のガイドさん、“リー嬢”と我々二人。
万里の長城は「八達嶺(はったつりょう)長城」がポピュラーですが、
我々は、人が少なく静かな「慕田峪長城(ぼてんよく)長城」へ登りました。


長城までのアクセスは、徒歩、ロープウエィ、リフト、のどれかです。
歩いて登るのが本意でしたが、ガイドのリー嬢は『山登りがお嫌い』
だそうで、リフトで上がりました。


リフトから下を見ると、下山のアクセスに乗る予定のスライダーが
よく望めました。


斜面に対し、つづら折れに付けられた巨大な滑り台です。


リフトトップに到着し、ここから数時間の長城フリータイムです。
リー嬢は「私はリフトトップで待ってます、自由に歩いて必ず戻って来て下さい。」とのこと。
短時間でしたが、左方面へ行ける所まで行ってみることにしました。






慕田峪の特徴である、左右にある狭間。
城壁のどちらからの攻撃にも応戦出来る様に、大砲の窓が空いています。


道幅もまちまち、スロープだったり階段だったり、
斜度の緩急も場所によって様々。登山の様でした。
気候は日本より少し暑かったので、繰り返しの
アップダウンにはだいぶ汗をかきました。





稜線という稜線に長城が巡らせてあり、双眼鏡で遥か彼方まで望むに、
気が遠くなるほどの建設であることが推し測れました。
ぜひまた別の長城を歩いてみたいです。次回は何時間でも。


下山はお楽しみのスライダー
個々に座椅子の様なスライダーに乗って、滑り降ります。


足の間に挟むバーを引くとブレーキ、押すとアクセル。


「ジャパニーズ? ハイ、ドウゾ!」と係のおじさん。
リー嬢曰く、ここ近年、外国人観光客は欧米人が多く日本人は激減しているそうです。
スライダー下山は初めて(たいがいロープウェイだそう)のリー嬢とロングスライダーで
楽しく滑り降り、下山。
※(余談)ガイドのリー嬢;大学で日本語を勉強した、二十代の美人さん。
日本語が素晴らしく堪能でした。
ここ近年は中国人を日本へ連れて行くことが多く、私より日本の観光地や温泉に
詳しかったです。
リーさん;「日本へ連れて行くのは何が多いと思いますか?」
私:「?」
リーさん;「バクガイ!

再び北京市街へ戻り、リー嬢と名残り惜しい別れをして地下鉄に乗り、
次の目的地「天壇」へ。








天壇・・・北京の皇帝の廊壇
円形の建物が印象的な祈年殿は、中国を代表する歴史的建造物だそうです。


各建造物を一通り見学し、外の公園を散策していると・・・


体操をしている女性の人達


フラメンコのようなダンスをしている人達


屋外ジム?の様な場所では元気な中高年の男性が・・・


それぞれ豪快に・・・



身体を鍛えまくっていました。


器械をひと通り終えたおじさん、今度は木という木、すべてに登り渡り・・・。
相当、エネルギーが余っている様子でした。


目的はもちろん見せる為ではなく、おじさん達の日課とのことです。
あまりすごいので、思わず『毎日来ているのですか?近所からですか?』と筆談+下手なイラストで
尋ねたところ、「色々な所(家)から来ている。毎日朝と夕方。私はすごく身体を鍛えるのだ!」・・・
ジェスチャー含み、おおかたそんな返答でした。

北京は55歳が定年なので、余生は悠々自適に過ごす人が多いらしいです。(リー嬢談)
日本は圧倒的に女性の中高年が元気ですが、中国は中高年の男性がとても元気!・・・切実に感じました。
この様な野外アスレティック?は北京市内あちらこちらで見かけ、朝夕フルに使用されていました。



天壇公園を出て、裏通りを縦横無尽に散策。
「天猫」はインターネットショップモールのことで、広告を多く見ました。


区画整理された小ぎれいな住宅地でも、お洗濯は中国風で
自由な良い感じ。


お昼と夜は外食でしたが、我々の経済的ニーズに合う気軽なお店も多く、
楽しかったです。(このお店は麺のお店でしょうか。)


どこの飲食店のテーブルにもラッピングされたこのセットが
ありました。


北京のビールは燕京ビール


地下鉄で北京空港へ。
2016.6/26~2016.6/29
 北京旅行
行程:関西空港=(中国国際航空 AIR CHINA)=北京空港
1日目 北京 散策、他
2日目 北京=万里の長城(慕田峪長城)、北京散策、他
3日目 北京 散策、他
4日目 北京 散策、他  北京空港=(AC)=関空
メンバー:夫、自分

☆3泊4日の短い旅でしたが、とても楽しかったです。

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北京1

2016年06月30日 | 日々

北京旅行で写した写真のうち、印象に残ったものを抜粋してみました。




数年ぶりに訪れた中国でまず驚いたのが、車社会への変貌と
"電気"バイク、"電気"自転車の交通量の多さでした。


滞在中の移動は地下鉄で。
ホテル最寄りの「建国門」駅から乗り降り。


北京市内の地下鉄は構内も電車も大変きれいで解りやすく、
料金も安かったです。


滞在中、2度も訪れた王府井(ワンフウチン)・・・大きな繁華街のある所です。
地下鉄 「王府井」駅下車。微動だにしない警官は機関銃を持っています。




サソリ、タツノオトシゴ、ヒトデの串揚げ(串揚げ屋さんにて)
買うには勇気が要ったので、とりあえず試食をさせてもらいましたが、
意外に美味しかったです。(揚げたてに七味とうがらしをまぶしていただきます。)



ドレスを着た女性と正装した男性がポーズを取って
数人の撮影陣に写されていました。
何かのロケ?と思いましたが、結婚式後の写真撮影だそうで、
滞在中、色々な場所で何回か見かけました。結婚ラッシュ?


夜の北京も相変わらず交通量は多く、「大都市」を実感しました。
早朝に関空を発ち、午後から夜まで王府井をゆっくり散策したので、
疲れ切ってホテルに戻りました。

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北京

2016年06月30日 | 日々

北京へ小旅行に夫と出かけました。
往復の飛行機と宿泊を日本で手配し、
内容は色々な目的を盛り込んだ自由行程でした。
お天気も良く有意義な数日間でした。


△慕田峪(ぼてんよく)から隣の山を目指す。(万里の長城)

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△ 三辻山(宍粟市)

2016年06月19日 | 山行記

△三辻山(みつじやま)へ登りました。


△三辻山


鉄塔101と雪彦(せっぴこ)方向
宍粟50名山ガイドブック 65ページの写真と同じ位置から撮影


エゴノキは花が満開でした。


ギンリョウソウ


姫路市最高地点
977m




夢前(ゆめさき)町方向の山並を展望しながら坂水林道へ下山


姫路側 登山口(標柱は寝ていますがしっかり固定されています。)




阪水林道(さかみずりんどう)はほぼ水平な道(地道)で所々に沢があり、
静かで景色も良く、駐車地までの歩きも苦にならない道のりでした。

2016.6.18(土)
△三辻山(宍粟市)
行程:県道6号線=R29=東市場交差点=県道8号線=坂の辻峠=(雪彦・峰山広域基幹林道)=△三辻山登山口P―△三辻山―△姫路市最高峰―阪水林道―登山口P
    ~~~(往路に同じ)~~~県道6号線=R29=国見の森=山崎IC=(中国自動車道)=神戸三田IC=家
地図:宍粟50名山ルートマップ『三辻山』
1/25,000地形図:『長谷』『寺前』
メンバー:宍粟50名山GC 調査班5班

☆今年度の調査担当山である「三辻山」を周回しながら調査、整備しました。
登山口の標柱が以前の場所から移動したため、抜けた状態になっていたのを、
埋設しました。その他は大きな整備も無く、ルートの確認を行いながら周回しました。
三辻山にはヒルは居ませんでしたが、マムシは居ました。


今日のお土産

瓶(ビン)とピンセットを持って行き、ヤマビルを二匹取ってきました。
(一匹は私と血縁関係)

☆以前、山の先輩 I さんから、ヒルの生態について話を聞きました。
嫌われ者とはいえ、とにかく超省エネ&すごい生命体の様です。
面白そうなので観察してみようと思い、採取しました。
(解っていること)
・少量の水で2年間ぐらい生きる(密封のビン内)
・吸血している方は一ヶ月後に100こ位卵を生むであろう。
(研究課題)
・耐寒・耐熱温度
・ヒルの天敵は何だろうか

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△ 花咲山

2016年06月18日 | 山行記

調査登山で△花咲山へ登りました。



2016.6.18(土)
△花咲山(はなさきやま)
行程:神戸三田IC=(中国自動車道)=山崎IC=R29=国見の森=R29=県道6号線=宍粟森林組合=アンテナ保守道路=P-△花咲山―磐座―センターいちのみやP=・・・
地図:宍粟50名山ルートマップ『花咲山』
1/25,000地形図:『安積』
メンバー:宍粟50名山GC 調査班5班

☆今年度の調査担当山である「花咲山」を周回しながら調査、整備しました。

アンテナ保守道路は道が結構荒れており、舗装道ながら車の腹をガリガリゴツゴツ擦る悪路で、
法面からの大きな落石を何回か除去しました。
頂上からセンターいちのみやルートは問題も無く、下山しました。
梅雨の中休みは快晴のお天気でしたが、
季節の風物詩?山ビルが何匹も登場し、さっそく見舞われました。

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ふくろう

2016年06月17日 | 日々

母と買い物の帰り、久しぶりに近くをドライブしました。


三田市尼寺(にんじ)花山院卍 山門
10年以上前に、西国33ヶ所巡りをしていた父母が訪れた札所でもあります。


掃き清められた境内を懐かしそうに歩く母




展望所 梅雨空の下、近くの山々や千丈寺湖(せんじょうじこ)を望みました。

 
杉の梢に猛禽類が・・・


双眼鏡とカメラで写してみました。
帰宅して調べると、アオバズクの様です。見張りをしているのでしょうか。


千丈寺湖の噴水

☆花山院の展望所は静かで眺望良く、千丈寺湖の湖周も好きなのですが、
梅雨の曇天下では何処へ行ってもどんよりでいまひとつな気分でした。
それでも母の喜んだ顔とふくろうが見られた、束の間のドライブでした。

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2016年06月08日 | 日々

母と永沢寺(ようたくじ〔三田市〕)の花菖蒲園に行きました。


開花は4割程度。

 
半身が水中のカラスヘビ  しばらくこの体勢で虫を狙っていました。 母は菖蒲よりもヘビに目が釘付けでした。


ピンクのヤマボウシも見ました。

 
帰路で見た蓮池 造り物の様なハスの花、お盆みたいな葉・・・たまに見るハスは妙な感じ。

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2016年06月07日 | 日々


ケナシチガヤ 
チガヤという名前は知っていましたが、ケナシチガヤとフシゲチガヤ
という二種があるとは意外でした。茎を調べたら、これはケナシの方でした。
ふわふわした様子が白猫のしっぽみたい。


ワルナスビ
名前からして悪そうですが、図鑑によるとさらに色々と悪い点が
あると解りました。


花の下のみならず、葉の裏にもトゲが並んでいて、手袋をしていても
痛い目に遭います。
土を耕す際に
根を砕いたとしても、砕けた根から芽が出て増殖
してはびこるので、なかなか根絶しない雑草らしいです。
そして毒草とのこと。



キツネノボタン


エノコログサ・オオエノコログサ
エノコログサ(ねこじゃらし)には三種あるようです。
(エノコログサ・アキノエノコログサ・オオエノコログサ)


オオエノコログサ・・・穂には小枝が密に出てそれに小穂がつく (図鑑の説明文より)
今日、エノコログサ群を点検していたら、図鑑と同じ穂があり、
これがオオエノコログサか!と思いました。
エノコロ・・・犬ころの意味、と言うのも初めて知りました。


アメリカフウロ(果実)
雑草としてよく見かけるものの、実を付けているのは初めて見た気がします。
葉だけの時はともかく、これも悪そうなイメージです。魔女みたい。


針々が痛いかどうかは想像に任せます。

最近、身近に見かける雑草を調べています。
名前だけでなく、生態や成り立ちが解り、面白いです。
仕事中や通勤路の気になる植物を、昼休みや帰りがけに撮り

帰宅しておやつを食べながら図鑑で調べる・・・実に楽しいひとときです。

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タイザンボク

2016年06月06日 | 日々

大きな花を付けている街路樹があります。
写真に撮ろうと思ったところ、
近くの公園に同じ木でさらに大きなものがあるのを見つけました。




横顔


木の下(地面)に咲いていたブタナ(黄色い花)と大きさを比較


さすがにつぼみも大きいです。



☆これが話に聞いていた“ユリノキ”!?と思ったところ、、
『タイザンボク』という木でした。
ありきたりな樹木かもしれませんし、この公園にも以前から植わっていたと思いますが、
今更ながら初めて見ました。

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△ 暁晴山(ぎょうせいざん)

2016年06月04日 | 山行記

△暁晴山(ぎょうせいざん)に登りました。


リラクシア第二駐車場にP


△ 暁晴山 1,077m 登頂。


△一等三角点
点名:暁晴山
標高: 1,077.11m
方角:北

・・・周回ルートを取り、「山笑」碑方面へ下りました。







リラクシアPへ向かって作業道を歩きました。

2016.6.4(土)
 △暁晴山(ぎょうせいざん)
行程:神戸三田IC=(中国自動車道)=福崎IC/福崎南ランプ=(播但自動車道)=南神埼IC=(県道8号線)=町道=ホテルリラクシア第二P
―(遊歩道)―(アンテナ管理道)―△暁晴山(ぎょうせいざん)―「山笑」記念碑―作業道―遊歩道―ホテルリラクシア第二P
~(往路に同じルート)―神戸三田IC
地図:宍粟50名山ルートマップ『暁晴山(ぎょうせいざん)』
1/25,000地形図:「長谷」
メンバー:単独
☆宍粟市側からのアプローチは、峰山広域基幹林道が通行止めとの情報により、神河町側から入山しました。
それが、、今、あらためて読んでみると、通行止め情報は去年のことでした・・・。

曇天でしたが、予想以上の展望に恵まれ、遠くは氷ノ山方面まで見渡せました。
誰にも会わず、静かな山歩きが出来ました。


県道8号線沿いにロッジ風の洒落た建物が見えたので、気になって近づいてみると、
水力発電所でした。

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2016年06月03日 | 日々

☆通勤路の途中、白い花の木を三種(①~③)、見かけました。



甘い匂いのする花が満開でした。
“ネズミモチ”という木だそうです。



つぼみ


開花


枝には鋭く長い針(棘?)
帰宅して調べましたが、“メギ”(メギ科)の様ですが・・・・・
ピラカンサ の木・花と教えていただきました。
ピラカンサは冬の姿(鮮やかな赤い実がたわわに付いた様子)しか
思い浮かびませんでした。まさか白い花が咲くとは・・・。
庭木のピラカンサの種が鳥のフンによって山林に運ばれたのでは・・・とのこと。
山林とはいえ、庭木が生える成り行きを学習しました。
※属名の「Pyracantha」はギリシャ語で「Pyra 炎+cantha刺」と言う意味
の合成語だそうです。
鋭いトゲと炎の様な赤い実を思うと、納得する名付けだと思いました。



メギ(?)の隣は、木にスズランの様な花が鈴生り(すずなり)。


帰宅して調べたところ、“ネジキ”の様ですが・・・・
ネジキなら、幹を見ないとなりません。
→ ネジキでした。

☆その他 

ノボロギク
畑で繁殖している雑草のひとつ。
漢字で書くと、「野襤褸菊」(のぼろぎく)と書くことを知りました。
「襤褸」・・・ぼろ?って何。と更に調べたところ、ボロ布のボロとのこと。

 雑草に詳しい本(図鑑)を買いました。調べることにハマリ中。

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