朝から良いお天気だったので、近くの森を散歩しました。
紅葉が池に映る様子を見に来たものの、まだ早かった様です。
台風の影響で、いつもにも増して湿地に足がもぐりました。
そして他の池は水が濁っていました。
倒木もたくさんありましたが、猪はお構いなし・・縦横無尽に走っている様です。
私の足音に反応したカエルが、次々と池に飛び込む音がしました。
また同じ道を戻ります。
台風で落ちた枝がいっぱいでした。お陰でフカフカとして歩き易いです。
⦅植物他⦆
やはりヌルデ(ウルシ科)がいち早い紅葉でした。
タカノツメ(ウコギ科)の黄葉
モミジはここだけ真っ赤でした。
全部染まった頃が壮観なので、頃合いを見計らってまた来ます。
ヤマラッキョウ(ユリ科)の群落
花の少ない時季だけにピンクの花が目立っていました。
アキノキリンソウ(キク科)
もう終盤の感じ。
リンドウ(リンドウ科)
草の中にちらっと見えた紫色はリンドウでした。死角の場所に群生していました。
ワレモコウ(バラ科)
昔はどこでも見かけましたが、最近は珍しくなりました。
イヌタデ(タデ科)
今まで見慣れてきたアカマンマのツブツブは、「蕾」だったことを今日初めて知りました。
こんなに小さな花が開花するとは・・。
2017.10.27(金)
☆秋晴れの好天に誘われて、久しぶりに近くの森を散歩しました。
今日は森(山)の持ち主の方が野良に出ておられたので、
入山のおことわりをしたところ、「猪がたくさんいますよ!」とのこと。
残念ながら、シシには逢えませんでしたが、気持ちの良い散策でした。
紅葉はもう少し先の様です。
△山品山(やましなやま):宍粟市 に登りました。
音水川は台風後にも関わらず、至極透明でした。
尾根に上がるまでの急斜面
頭上は木々が黄葉してとても明るく・・
△四等三角点
点名:奥山
標高:901.2m
☆設置が平成20年9月24日(国土地理院 点の記より)と、比較的に新しい三角点なので
私の持っている地形図『音水湖』にはこの三角点が載っていませんでした。
△山品山
△三等三角点
点名:「山品」
標高:945.76m
☆風流な手造りの山頂標、よくぞ台風で倒れなかったなぁ・・・!
と感心しきりでした。
☆南山品山 930m
下山の急斜面
林道に下り立ちました。
林道歩きも山品山もとても良かったです。
案内して下さったお二人に感謝です。
2017.10.26(木)
△山品山(やましなやま)
行程:宍粟市役所P=R29=音水林道=駐車地ー取り付きー尾根道出合ー△四等三角点(点名:奥山)-出合ー△山品山
-南山品山(930PK)ー林道出合=駐車地=音水林道=R29=宍粟市役所P
1/25,000地形図:『音水湖』『戸倉峠』
メンバー:山根さん 福田さん 山根さん友人Oさん 私
☆登る機会を逸していた△山品山に初めて登りに行きました。
案内を、5班の山根さん、福田さんにお願いし、
音水林道側からの周回ルートで三つのピークを巡りました。
台風一過、林道は少し荒れ気味だったものの、
山中は大きな崩れも無く、色付き始めた自然林の尾根歩きを
爽やかに満喫しました。
遠望した赤谷山や波佐利山は上部がほんのりと
紅葉し始め、秋の深まりを感じました。
次はぜひ音水湖側からも登ってみたいです。
明神の滝
☆台風の後らしく、渓谷も滝も水量が多く、水勢が豪快でした。
***************************
⦅植物他⦆
モミ(マツ科)の巨樹(音水林道沿い)
トチノキ(トチノキ科)の実
ギンリョウソウ(芽)(シャクジョウソウ科)
☆ギンリョウソウの芽の状態を初めて見ました。
アズキナシ(実)(バラ科)
☆長細い赤い実は食べると梨の様な味でした。
ナナカマド(バラ科)の実
☆葉はまだ緑色だったので、今回の台風で落ちたのでしょうか。
クマシデ(カバノキ科)
☆何裂にも分かれたクマシデの木
オオウラジロノキ(バラ科)の実
☆リンゴの実に似ていたので、食べてみましたが
堅くて味も無し。
大岩に人面
☆下山の急斜面にあった大岩を横から見たところ。
口から長ーいガムを出している様に見えました。
カヤ(イチイ科)?
ツガ(マツ科)?
☆折れて落ちていた枝を持って帰りました。
ツガ;葉の付き方がカヤの様に平坦でなく、試験管ブラシの様に立体に密に付いています。
ツガ;葉の裏
※宍粟50名山+5山ではありませんが、同じカテゴリーに充てました。
宍粟ライナー 氷ノ山登山ツアーに同行し、氷ノ山へ登りました。
△氷ノ山 殿下登山口
今日は鹿(雌)の新鮮なフンがたくさん落ちていました。
鹿の足跡やフンを初めて見た方々から歓声(?)が上がりました。
木々から葉が落ちたので、プレート[3](昔のスキールート版)がよく見えました。
△氷ノ山三ノ丸 1464m
霧は薄くなったり濃くなったり・・
今日は往路と復路、二回ブナのお話を聴けました。
ブナは森を守る大切な樹木なのですね・・
△氷ノ山 大段ヶ平登山口(大屋町)に全員無事に下山しました。
2017.10.21(土)
△氷ノ山
行程:宍粟市役所=道の駅はが=(氷ノ山ツアーバス)=坂ノ谷林道=殿下登山口
-△三ノ丸ー三ノ丸休憩舎ー△三ノ丸ー△氷ノ山頂上ー大段ヶ平
=(氷ノ山ツアーバス)=坂ノ谷林道=道の駅みなみはが=宍粟市役所
地図:宍粟50名山ルートマップ 『氷ノ山 三ノ丸』
1/25,000地形図:「戸倉峠」「氷ノ山」
昭文社 山と高原地図 『氷ノ山』
メンバー:氷ノ山ツアーにご参加の方々32名 宍粟50名山ガイドクラブ5名
☆台風21号接近の折、今日はさぞキャンセルが多いのでは・・・
と危惧していましたが・・
3名のキャンセルを除き、他全員がバスに乗って来られ、
まずは皆さんの頼もしさに驚きました。
登山中も足並みは揃い、植物や木々、山中の観察にも積極的で、
全員、台風ものともせず。
「頂上はすごいでしたが良い体験になりました。」
「避難小屋でのお昼も思い出になりました。」等々、の
感想がありました。
もちろん、山は晴れに越したことは無いのですが、
下山した時の充実感は天気に関わらず。
それが登山の魅力だと思います。
******************************************
⦅お土産⦆道の駅みなみはが にて
おいしんぼう麩 :長田産業(宍粟市山崎町千本屋)
☆兵庫県の道の駅で売っている、有名なお麩です。
おつゆに、鍋に、すき焼き、煮物に・・・
もちもちとした美味しさで、好きな幅に切って使います。
なかなかスーパーマーケットではお目にかかれないので、
山行の度に買って帰ります。
台所に立てておくと、家族がいつもバケット(フランスパン)
と勘違いするのが面白いです。
宍粟ライナー 氷ノ山登山ツアーに同行し、氷ノ山へ登りました。
△氷ノ山 殿下登山口
しばらく続いた風雨で、山はしっとり明るくなっていました。
芦生杉の森は霧で幻想的
3か月後はこの笹も全部埋まり、雪原に変わるのですね。
今の状態からは嘘の様ですが・・・
△氷ノ山三ノ丸 1464m
△一等三角点
点名:氷ノ山(ひょうのやま)
標高:1509.77m
☆風が強く、寒いので小屋に入ってお昼休憩。
平日ですが、小屋の中は満員。色々な方向から登って来た登山者で賑わっていました。
秋のブナ林も良いですね・・
△氷ノ山 坂ノ谷登山口に下山。
2017.10.18(水)
△氷ノ山
行程:宍粟市役所=道の駅はが=(氷ノ山ツアーバス)=坂ノ谷林道=殿下登山口
-△三ノ丸ー三ノ丸休憩舎ー△三ノ丸ー△氷ノ山頂上ー△三ノ丸ー坂の谷登山口
=(氷ノ山ツアーバス)=坂ノ谷林道=道の駅みなみはが=宍粟市役所
地図:宍粟50名山ルートマップ 『氷ノ山 三ノ丸』
1/25,000地形図:「戸倉峠」「氷ノ山」
昭文社 山と高原地図 『氷ノ山』
メンバー:氷ノ山ツアーにご参加の方々10名 宍粟50名山ガイドクラブ3名
☆10日ぶりに△氷ノ山へ登りました。
ここ何日か続いた雨で、地面にはたくさんの紅葉した落ち葉が積もり、
樹間は明るい雰囲気に変わっていました。
「ミストの中の山歩きも良かったですよ、また来年の春に参加します。その時がまた雨なら次は夏に。」
前向きなご婦人の言葉に救われる思いでした。
本当に・・、その時々で山は良いですね、私も同感しました。
左:ウリハダカエデ、中:? 右:コミネカエデ
第8回仙人ハイクに参加しました。
△笠形山 11:24到着
☆今日は雨だったのでカメラはザックの奥へ。山の写真はこれのみです。
ネイチャーパークかさがた 12:10到着。
2017.10.15
第8回千ヶ峰・笠形山縦走 多可町仙人ハイク
☆今回、4回目の参加でしたが、残念ながらお天気は終始雨模様。
下見・試走を兼ねて、9/22に千ヶ峰だけ、10/9には全ルートを通しで
歩きましたが、やはり本番が一番気合が入りました。
今日は100名のスタッフが動員されていたとのこと、
雨天で寒い山中のポイントにて、笑顔で迎えて下さったことが
とても励みになりました。
ルートの整備、マーキングなども、細心の準備のお陰で道中迷うことなく、
快適に縦走が出来ました。心から感謝しています。
センブリ(リンドウ科)
☆ネイチャーパークへ向かう道の脇に咲いていました。
今日写した唯一の花です。
アスナロの葉からアスナロ茶を作ってみました。
二週間くらい乾燥させたアスナロの枝
葉をちぎってお湯が1/2くらいになるまで煎じる(抽出)
完成したものは薄い黄色でしたが、冷めると紅茶の様な色に変化しました。
アスナロ茶
☆調査・整備登山の折、山の先輩八木さんがアスナロ(ヒノキ科)の枝をバキっと折って
「アスナロの葉は煎じて飲むと肝臓に良い、酒飲みには特に。」と言われました。
へぇ・・・と、私も真似してポキッと一枝折り、持ち帰りました。
私の場合、肝臓を悪くするほどの飲酒量ではありませんが、物は試し。
味は・・・ヒノキ風呂のお湯を飲んでいる様な、かすかなヒノキ味でした。
△千ヶ峰(三谷登山口)―△笠形山(ネイチャーパーク)間を縦走しました。
△千ヶ峰 1005.2m
△三等三角点
点名:千ヶ峰
標高:1005.6m
☆二週間ぶりの△千ヶ峰です。たわわに揺れていたススキも終盤の様でした。
今日は気温が高く、あっという間に水筒の水が無くなりそうでした。
ルート中、数少ない展望地。多可の町や西脇市の方までよく望めました。
△笠形山まで急がないと日が暮れてしまいそうだったので、焦り気味で歩きました。
△笠形山 939m
一等三角点 点名:笠形山
標高:939.36m
☆何とか明るいうちに着きました。
今日歩いて来た△千ヶ峰からここまでのルートが一望。と言って、見とれている時間は
あまりありません。ここからは薄暗い谷筋を下りるので、まだ気が抜けず、
足早に下山しました。
勝負滝
2017.10.9(月)
△千ヶ峰ー△笠形山 仙人ハイクルート縦走
行程:自宅=県道141号線=R427経由=ネイチャーパーク笠形P(車デポ)=R427=ハーモニーパーク=△千ヶ峰三谷登山口P(車デポ)
-△千ヶ峰ー~~(仙人ハイクルート)~~ー△笠形山ーネイチャーパークP=三谷登山口(車回収)=R427経由=滝野社IC=(中国自動車道)=神戸三田IC=自宅
地図:昭文社 山と高原地図『氷ノ山』
☆10/15(日)に参加する、仙人ハイクの前に下見を兼ねて同ルートを縦走しました。
昨年は熊の出没度が高く、中止になった仙人ハイク、二年ぶりの開催は
お天気が快晴だと良いのですが・・・。
宍粟ライナー 氷ノ山登山ツアーに同行し、氷ノ山へ登りました。
△氷ノ山 殿下登山口
三ノ丸休憩舎
△氷ノ山三ノ丸 1464m
三ノ丸から△氷ノ山の頂上を望む
△氷ノ山 頂上
☆今日も山頂は登山者で賑わっていました。
△一等三角点
点名:氷ノ山(ひょうのやま)
標高:1509.77m
この秋も、まず目に付いたのはツタウルシの紅葉でした。
訪れる毎にブナの葉が落ちて、山の中もだいぶ明るく感じます。
△氷ノ山 坂の谷登山口に無事下山。
2017.10.8(日)
△氷ノ山
行程:宍粟市役所=道の駅はが=(氷ノ山ツアーバス)=坂ノ谷林道=殿下登山口
-△三ノ丸ー三ノ丸休憩舎ー△三ノ丸ー△氷ノ山頂上ー△三ノ丸ー坂の谷登山口
=(氷ノ山ツアーバス)=坂ノ谷林道=道の駅みなみはが=宍粟市役所
地図:宍粟50名山ルートマップ 『氷ノ山 三ノ丸』
1/25,000地形図:「戸倉峠」「氷ノ山」
昭文社 山と高原地図 『氷ノ山』
メンバー:氷ノ山ツアーにご参加の方々、宍粟50名山ガイドクラブ5名
☆爽やかなお天気の下、紅葉も始まりかけた氷ノ山へ登りました。
今日、ご参加の方々は皆さんご健脚と見え、足並みも揃い、早めの下山に終わりました。
私にとって、特に印象に残ったのは81歳の女性の方でした。
大変姿勢が良く、若者の様な速度で歩かれておられました。
聞くと、子供の頃は山で薪(たきぎ)を集めるのが日課で、お風呂やかまどの燃料に使う為、
学校から帰ると、お友達と毎日山へ通ったそうです。
「今日が私の人生で登り納めかも・・・」などとおっしゃっておられましたが、
どうかこれからもお元気に山歩きをされることを願っています。
*******************************
(撮った植物)
ホソバトウゲシバ(ヒカゲノカズラ科)
スギゴケ(スギゴケ科)
杉の葉の落葉
ツルリンドウ(リンドウ科)
花びらの中に赤紫色の実が覗いていました。
ミヤマシキミ(ミカン科)
☆葉が「シキミ(シキミ科)」と似ていることから名づけられただけで、
シキミとは異なる樹木。
種は異なるものの、「ミヤマシキミ」も「シキミ」も共に葉や実に
有毒成分が含まれています。※実は特に猛毒⦅樹木図鑑より⦆
キャラボク(イチイ科)
☆赤い実は甘く、食べられますが、中の黒い種は毒があるので、
決して食べない様にしないといけません。(ピンボケで見苦しく済みません。)
ワラビの中にツリガネニンジン(キキョウ科)?
次に行った時に確認出来たらよいのですが・・・。
コウヤボウキ(キク科)
糸の様に細い花びら、地味ですが好きな花です。
老母に引率し、老人会(すこやかくらぶ)のバスハイクに同行しました。
2017.10.6(金)
バスハイク
行程:自宅=神戸三田IC=(中国自動車道・名神高速道路)=瀬田西IC=近江国一之宮 建部大社(たけべたいしゃ)=大津義仲寺=びわ湖大津PH(昼食)
-桟橋~~(ミシガン琵琶湖遊覧)~~大津港=京都/土産店=京都東IC=(名神高速・中国道)=自宅
メンバー:老人会(すこやかくらぶ)19名+私
(建部大社);日本遺産
小雨降る中、建部大社(たけべたいしゃ)にお参りしました。
日本武尊を祀る建部大社は、日本で初めて作られた千円札(当時の最高額紙幣)に
本殿と日本武尊が印刷されていた様です。
☆女性陣の皆さん、「見覚えある・・って言ったら歳が判る?」
「少ない発行だったんだから、お金持ちだったと思われるわ!」などと、湧いていました。
檜皮葺きは、何年おきに葺き替えるのだろう・・と思い、
歩いていた宮司さんに訊ねると、昔は50年に一回の葺き替えだったところ、
近年は酸性雨の影響で、30年に一回ほどの間隔になった、ということでした。
(義仲神社);国指定史跡
翁堂(おきなどう) 壁上、天井に掲げられた画像を見上げるご婦人方
翁堂内部
(ミシガン号で琵琶湖遊覧)
雨風激しく、波も高く、船はかなり揺れましたが、老人会の皆さんは船中でも賑やかに盛り上がり、
本日のメインである遊覧周回は無事、終了しました。(この便以降は悪天の為、欠航)
☆ハイクの一か月前より、老母から「みんなの歩く速度に付いて行けるか、とても不安だから付き添って欲しい・・」と懇願され、
どうしたものか・・・と老人会の会長さんに相談をしたところ、
「皆さんの世話係も兼ねて、ぜひご一緒に!」と快く受諾していただきました。
母が引っ越して来て早三年、同時に入会した老人会では、月一回の例会、週に一回の体操(※これも私を付き合わせています)、その他の行事・・・
に楽しく参加している様子です。
今夏で93歳を迎えた老母、寂しさも紛れ、日々元気に過ごせているのも、老人会のお仲間のお陰です。
今回、皆さんへ感謝の意をもって懇親を図れる機会になり、バスハイクに同行させていただき、良かったと思っています。
チシマギキョウ(キキョウ科)
シラタマノキ(ツツジ科)
コケモモ(実)(ツツジ科)
ガンコウラン(緑色の植物の方)(ガンコウラン科)
☆黒い実が付いていましたが、食べられるとのこと。
イワツメクサ(ナデシコ科)
☆強風の稜線上、岩陰で星の様な花が健気に咲いていました。
△御嶽山に登りました。(立ち入り禁止区域以外)
[一日目]
七合目 行場山荘
上昇するに従い、ナナカマドやダケカンバの木が色付いていました。
八合目 女人堂(金剛堂)
女人堂の前から北側 真っ赤に紅葉したナナカマドと御嶽主稜線
東側
上写真の丸は、夏に縦走した槍ヶ岳から穂高連峰
西側 中央アルプス
霊神碑の傍らを通り、黒沢口登山道を登ります。
石室山荘 中を通り抜けるのがルートになっていました。
九合目覚明堂を通り過ぎた分岐から、△剣ヶ峰へは立ち入り禁止エリアです。
二ノ池
サイノ河原 ケルンが無数に並び、小さな石仏が方々に祀られています。
草紅葉(くさもみじ)
摩利支天乗越
△剣が峰、歩いて来たルートを眺望
△摩利支天 2959m
△三等三角点
点名:『御嶽』
標高:2959.45m
△剣が峰から連なる△継母岳(ままははだけ)2867mを撮影
△継母岳を撮影している人を撮影
乗越に戻り、五ノ池小屋を目指して尾根を下ります。
今日の宿、五ノ池小屋に到着。
新館二階に泊まりました。
温かく、木の良い香りがするお部屋でした。
夕景(飛騨側) 夕方5時も過ぎると、気温が3℃くらいに下がりました。
厚手のダウンジャケットを着込んで、波の様に流れていく雲海を見ていました。
小屋に入り、薪ストーブの周辺に集まって宿泊の方々とお話したり、
本を読んだりしました。
階段のステップには、小さなランタンが置かれていて、
小屋の方の温かい心遣いを感じました。
[二日目]
朝食後、宿泊の方々と挨拶を交し、小屋を出発。
△継子岳(ままこだけ)を目指します。
△飛騨頂上(飛騨頂上神社) 2811m
五ノ池小屋の後ろにピークがあります。
針の山 尖った石がたくさん林立している場所
△継子岳 2859.1m
△三等三角点
点名:『継子岳』
標高:2859.14m
△継子二峰へ向かう
△継子二峰
旧い祠(木製)と新しい祠(ステンレス製)が祀ってありました。
四ノ池 中心部に少し水が溜まり、小川が流れています。
春は植物(花)がかなり多く見られる場所の様です。
三の池
三の池 天候や見る角度によって、水面の色合いが微妙に違って見えました。
立山、白山然り、新しい火山に存在する山上の池はいずれも神秘的です。
三の池避難小屋(開田頂上)から三ノ池ルート(三ノ池道)を辿り、
女人堂を目指します。
沢渡りが二か所ありました。ロープ補助が設置してありましたが、雪解け時期、雨後の増水時
は要注意とのこと。
尾根の紅葉
曇天が残念ですが、鮮やかな色付きには何度も足が止まりました。
2017.10/1(日)-10/2(月)
△御嶽山 頂上周回(立ち入り禁止区域以外)
行程:(交通機関は往復とも)JR新三田=新大阪=(のぞみ)=名古屋=(特急しなの)=JR木曽福島=(おんたけ交通バス)=おんたけロープウェイ駅=(ロープウェイ)=飯森高原駅
ー女人堂ー黒沢口登山道ー石室山荘ー九合目覚明堂ー二ノ池新館(工事中)・本館(工事中)ー二ノ池ー賽の河原ー△摩利支天ー五ノ池小屋(泊)
―△飛騨頂上神社ー針の山ー△継子岳ー△継子二峰ー△開田頂上(三ノ池避難小屋)―三ノ池道ー女人堂ー飯森高原駅
地図:昭文社 山と高原地図39『御嶽山』
メンバー:夫・私
☆冬の木曽駒ケ岳から望む真っ白な独立峰の姿に魅せられ、いつか訪れてみたいと
思っていた御嶽山でした。
噴火後の月日はまだ浅く、少なからず葛藤はありましたが、
思い切って登りに行きました。
山は何もなかったかの様に美しい紅葉の風景を呈していましたが、
噴火で亡くなった方々、未だ山中に居られる5人の方々のことを考える時、
自然の怖さと畏敬・・二つの複雑な感慨を持ちました。
霊神碑
(ロープウェイ飯森高原駅二階に、噴火時の記録、噴火からの軌跡を知る資料が展示されており、
ひとつづつ読ませていただきました。)
調査・整備登山で△笠ヶ城山(かさがじょうやま)と△城山(じょうやま)に登りました。
△笠ヶ城山 大谷登山口
左 モミジ谷、笠ヶ城山 右 観音鼻 分岐標識
登山会の頃には色付くと良いですね・・・
△笠ヶ城山 669m
△三等三角点
点名:笠ヶ城(かさがしろ)
標高:668.85m
雲一つない晴天、△一山(ひとつやま)がくっきりと望めました。
復路は観音屋敷跡ルートへ下山。
作業道へ下り立ちました。法面の急降下部分にロープで補助を張りました。
△笠ヶ城 峠登山口へ下山。
(植物、他)
キホウキタケ(ラッパタケ目ラッパタケ科)?
カリフラワー?の様なサンゴ形のキノコが頂上近くにありました。
ゲンノショウコ(フウロソウ科)
イヌタデ(タデ科)
アカマンマと呼ばれるタデ。
ウナギツカミ(タデ科)
名前の由来は、ウナギを掴むのも容易なほど、茎がやすり状にざらついている
ことから、とのこと。
オトコエシ(オミナエシ科)
ツリフネソウ(ツリフネソウ科)
名前の由来は、花の形が帆を掛けた釣舟によることから、とのこと。
シオン(キク科)?カワラノギク(キク科)?
イタドリ(タデ科)の実
イタドリは低木のイメージでしたが、こんなに背の高くなる木ということを初めて知りました。
羽状の実がたわわに付いている状態は花の様できれいですが、少し調べたところ、
世界の侵略的外来種ワースト100のひとつだそうです。
メマツヨイグサ
マツヨイグサの仲間を見ると秋らしさを感じます。
****************************
△笠ヶ城山 整備・調査登山を終え、△城山(じょうやま)へ向かいました。
△城山登山口
△城山 458m
城山からの眺望に見とれます。気分が塞いでいる時にふらっと来てぼーっと
景色を見ていたい・・・そんな場所に思います。
2017.9.30(金)
△笠ヶ城山 △城山
行程:宍粟市国見の森公園=(R29)=斉木口交差点=皆木集落=△笠ヶ城登山口(大谷登山口)P―観音屋敷跡分岐―モミジ谷―△笠ヶ城山
―観音屋敷跡―△笠ヶ城 峠登山口ー大谷登山口P
=(R29)=△城山登山口駐車場Pー△城山ー駐車場P=(R29)=国見の森公園
地図:宍粟50名山ルートマップ『笠ヶ城山』『城山』
1/25,000地形図:『音水湖』『安積』
メンバー:調査・整備班 4班・5班、高科さん
☆10/22(日)ふれあい登山(笠ヶ城山・城山)を控え、下見を兼ねた
二班合同の調査・整備登山を行いました。
*笠ヶ城山は道標の調整や徐枝、急坂にロープの導き他を行いました。
隣りのクサイソ山にはいつか登ってみたいと思っています。
*城山は頂上からの眺望が抜群で、宍粟の山々が多く同定出来ます。
復元された木製の波賀城も素晴らしい建築で一見の価値あり。
行程は短いものの、とても贅沢な一山だと思います。
◎今回の二山は共に“城山”と付きますが、「城」と付く山に関して、
ガイドブック(宍粟50名山)P107に解りやすい記述があります。
奥播磨かかしの里を訪れました。
思わず何枚も写真を撮りましたが、抜粋して紹介します。
コスモスが咲きあふれた庭先でお茶休憩
中へどうぞ、のお言葉に甘えて見学させていただくと・・・
昔の農機具が置いてあったり・・
懐かしい感じの看板も・・・
あっっ、、失礼しました!ごめんなさい!
おじさんが外から覗いていますが・・・何か行われているのでしょうか。
私も同じく中を見ると・・!
やはり農村は高齢化なのでしょうか・・
・・私も手伝います!
村の中には絵になる風景がたくさんありました。
物置の前の草取りも、全部ご主人がやったんだそうです。
足元に ヤブヘビイチゴ(バラ科)
2017.9.26(火)
奥播磨かかしの里
行程:(往復)神戸三田IC=(中国自動車道)=夢前IC=県道430号線=かかしの里
☆秋晴れの下、老母、夫と三人で『奥播磨かかしの里』へ遊びに行きました。
先日の山帰りの折は、さっと見ただけだったので、今日はふるさとかかしギャラリーから
ゆっくりとくまなく拝見しました。
案の定、母はとても喜び、連れて来て本当に良かったと思いました。
かかし村民さんの一体一体は 実に自然に溶け込み、風景を演出し、
どのシーンを切り取っても一服の絵になる素晴らしい里でした。
かかしの作者である、岡上正人さんの「ふるさとかかしへの想い」は
とても胸を打つお話で、
「・・・単にかかしを見てもらうのではなく、かかしのいる風景をみてもらうよう・・」
というお気持ちに感動しました。
********************************
帰途に寄った「千年家」は休館でしたが、外観からも圧倒される家屋でした。
近いうちに必ず開館日に訪れたいです。