三田市本庄の奥山に登りました。
GPS軌跡
2021.7.30(金)
△奥山(三田市本庄)
行程:自宅=R176=奥山川近くの駐車地ー(鉄塔巡視路)ー△奥山ー奥山川ー駐車地=自宅
1/25000地形図:『藍本』
メンバー:単独
巡視路から登るのは初めてでした。
#32鉄塔からは眺望が開けていました。
横は大谷山縦走の折に通る、鉄塔#31も見えます。
羽が落ちていました。何の鳥か・・
⇒ヤマドリの羽だそうです。 野鳥に詳しい方から教えていただきました。
毛針に使ったり、帽子にか飾ったりするとのこと。
稜線は歩きやすく、汗も引きました。
△奥山 登頂。数年前、雪の奥山に登って以来です。
ちょっと休憩し、奥山川目指して下山します。
思わず沢で、火照った手や足を冷やしました。
へつる場所もあったり・・
大きな滑や滝も見られ、なかなか変化に富んだコースです。
車中があまりに暑いので、今日はカブで来ました。
☆登りは暑いですが、渓流沿いは涼しいです。
△波佐利山に登りました。(音水川源流碑ー波佐利山ー巨木尾根 周回)
GPS軌跡(クリックで拡大されます。)
2021.7.25(日)
△波佐利山(宍粟50名山)
行程:宍粟市役所駐車場(集合地)=R29=音水赤西林道=駐車地ー音水川源流碑ー△波佐利山山頂ー巨樹の尾根ー林道ー駐車地~~往路に同じ~~=宍粟市役所駐車場
地図:宍粟50名山ルートマップ『6波佐利山』
1/25000地形図:『西河内』『音水湖』『戸倉峠』『岩屋堂』
メンバー:宍粟50名山ガイドクラブ
波佐利山登山口
登山道の途中で山崩れの箇所があり、慎重に渡りました。
源流碑へ下る尾根は巨樹が林立しており、圧巻でした。
根が隆起し、巨大なオブジェとして山中に存在しており、不思議な森・・・の趣でした。
源流碑へ到着。
音水川の冷たい水を飲んでみました。
大小のアカガエルも見られました。
再び同じ尾根を登り返します。
あらためて反対側(下方)から巨樹群を眺め、見ごたえを感じました。
分岐を波佐利山へ。
稜線の展望地からは氷ノ山が確認出来ました。
△波佐利山 登頂
2月以来の山頂でした。
山頂標柱の根元にキノコ
△三等三角点
点名:波左利
標高:1191.68m
お昼休憩は、天空ルートのプレートの下で。
眺望が得られ、風に吹かれながら気持ちの良いタイムでした。
下山は私には初めての尾根を辿りました。
この尾根にもまた、巨樹が点在しており、見所満載。
写真中央にヤギが!
前方は八木(やぎ)さんが歩いているし、ダブルメ~メ~です。
堰堤脇に降り立ちました。
林道を歩いて駐車地へ向かいます。
この橋のガードレールは折れたり曲がったり。経年の積雪や雪崩を物語っていました。
昭和50年10月竣工
音水川に架かる
向谷橋という橋名なのですね。
駐車地に戻り、無事、下山。
☆初めて訪れた源流碑、おとぎ話に描かれる様な巨樹の尾根・・・
深い山中に於いて、自然のエネルギーを身体いっぱいに感じました。
久しぶりにお会いする方々とのおしゃべりも楽しく、今日も幸せの山行でした。
カケスの羽
△富士山に登りました。
GPS軌跡(クリックで拡大されます。)
2021.7.22(木)
△富士山(富士宮コース往復)
行程:7月21日(水) 大阪梅田=(夜行バス)=
7月22日(木)=富士宮5合目ー△富士山剣が峰ー富士宮五合目=(夜行バス)=
7月23日(金)=大阪着(早朝)
地図:昭文社 山と高原地図『富士山』
メンバー:夫・自分
富士宮登山口から登るのは、3年ぶりです。
検温をしてもらい、保全協力金を納め、出発します。
登り始めるとガスが湧いて来ました。
前夜、バスでよく眠れたせいか、高山病の症状も出ずに万全の体調でした。
小屋ごとに小休止を取りました。
「ただひたすら登るのみ!」の広大な斜面は富士山ならでは。
この傾斜、富士山を登っている実感に浸り、幸せを感じました。
雲を抜けました。ここからは雲上の人となります。
万年雪山荘では帰りにお土産の手ぬぐいを買いました。
万年雪
九合五勺 胸突山荘
ここから頂上までがきつかった。
もう一息
浅間大社奥ノ宮
お参りをして、剣が峰へ向かいます。
お釜を眺望
△二等三角点
点名:『富士山』
標高:3775.51m
富士山剣が峰
☆登頂出来て大変嬉しかったです!
大内院を眺望
お鉢の周囲が一望でした。名残惜しくも剣が峰を辞します。
剣が峰を振り返ります。さようなら、またきっと、登りに来ます・・・
下山は雲海を見下ろしながらずんずんずんずん・・・
宝永火山を眺めながらずんずん・・
宝永火山と雲海
無事に富士宮五合目へ下山、富士山を見上げる・・・
(植物)
ミヤマオトコヨモギ(キク科)
イワツメクサ(ナデシコ科)
イタドリ(タデ科)
コケモモ(ツツジ科)
イワオウギ(マメ科)
フジハタザオ(アブラナ科)※富士山固有種
☆サンシャインツアーズの日帰り富士山フリープランを利用し、
富士宮五合目から8時間のフリータイム内で頂上を往復しました。
今回、出発(朝10時)、集合(夕18時)と、以前より
時間が短く、ちょっと忙しい感じでした。
ともあれ、2年ぶりの富士山。無事登れたことは大変幸せであり、
感無量でした。やはり富士山は素晴らしく、何度でも登りたい山です。
下山後の夕食では迷わず飲み放題を選びました。
登山後のBeerは何にも代え難い。
静岡の地ビール数種、こちらも最高でした!
整備・調査登山で三室山へ登りました。(宍粟50名山No.2)
GPS軌跡(クリックで拡大されます。)
2021.7.18(日)
△三室山(宍粟50名山)
行程:国見の森公園=R=三室高原Pー登山口1ー登山口2ー大岩ーくさり場ー△三室山ー大通峠(おどれとうげ)ー林道ー(旧登山道)ー三室高原P=国見の森公園
ルートマップ:『宍粟50名山 2三室山ルートマップ』
1/25000地形図:「西河内」
メンバー:宍粟50名山ガイドクラブ 5班
三室高原駐車場では木材の切り出し作業が行われていましたが、
半分は登山者用駐車場として使えました。
下の方の登山口標柱
上の方の登山口
雨の多い梅雨後は沢の流れも勢いがあり、涼しい谷コースでした。
ルート中は柱状節理が多く見られます。コケも生き生きとしてきれいでした。
△三室山 1358m
△二等三角点
標高:1358.04m
点名:『三室山』
☆今年3月以来の三室山でした。あの折は思いがけない樹氷に出会え、
最高の雪山行でした。
***
お昼休憩を取り、笹尾根を大通峠(おどれとうげ)へ。
昨年、笹尾根を整備した後、多くの人が歩いたせいか、ハイウェイの様な
トレイルになっていました。
木のモニュメント
リョウブ(リョウブ科)の花
オオイタヤメイゲツ(カエデ科)の木も多い尾根です。
ノリウツギ(アジサイ科)の白い花が目立っていました。
少し歩くと・・
今度は大木のノリウツギに満開の花・・・壮観でした。
大木のノリウツギをズームで
オオカメノキ(スイカズラ科)に早くも赤い実が。
コハクウンボク(エゴノキ科)も実が付いていました。
緑の季節も美しい尾根を実感します。
ブナの古木も多く、素敵な雰囲気です。
地面にナツツバキ(ツバキ科)の花が落ちていました。(木のウロに花を置いて写しました。)
下方の木肌は鹿に食害されていましたが、逞しく枝を伸ばしていました。
マンネンスギ(ヒカゲノカズラ科)の群落
大通峠(おどれとうげ)へ下山。
ここから少し車道を歩き、再び旧登山道へ入り、駐車地へ向かいます。
(今年2月の大通峠・クリックで拡大されます。)
駐車地へ向かう途中、路肩にある沢水に寄りました。
冷たくてとても美味しいです。手ぬぐいを濡らし、全身拭いたり・・
ありがたい山の水に感謝のひと時。
☆特に整備箇所も無く、滞りなく調査登山が終了しました。
積雪時も良いですが、瑞々しい夏季も勧めの山域であると、
実感しました。
旧登山道途中の沢に指抜きタイプの手袋が落ちていました。
つい最近、落とされた感じです。駐車地の東屋テーブルに
置いておきました。
先日、夜の篠山(河原町)へ行きました。
目的は、竹海(ズーハイ)という中華料理店です。
同店は夫が篠山方面へサイクリングに行く折、
しばしば昼食に寄る、お気に入りの店なのですが、
現在は夜のみの営業とのことで、夕食を食べに
家族で出かけてみました。
篠山河原町 竹海(zoohai)
どのメニューも大変美味しくて最高!
家族での外食も久しぶり、楽しい宵でした。
帰りは娘が運転をしてくれることになり、
Beerの後は紹興酒も遠慮なく飲みました。
夜の河原町妻入商家群は、良い感じのライトアップと静かな雰囲気が素敵でした。
近いうち、また夕涼みがてらに行きたいです。
河原のオニユリが満開になりました。
初めてむかごを採ってみました。
オニユリのむかご
むかごが出来るユリはオニユリくらいとのこと。
宍粟西河内の紫黒米と一緒に炊いてみました。
むかごは、ゆり根と似たほろにがの味でした。
7月の森林塾4回目を受講しました。
*7月15日(木)
於:有馬富士公園
主催:キッピーフレンズ
☆今回は、パークセンターから福島大池、かやぶき民家を巡るコースで、
公園内を観察をしながらお話を聴きました。
アカメガシワの花
☆どこにでもあるアカメガシワ、花を確認したのは初めてでした。
わらぶき民家近くの棚田で栽培している蓮の花が盛りを迎えていました。
築20年のわらぶき民家。有馬富士公園は今年で20年を迎えるとのこと。
わらぶき屋根、ひさしの部分の断面です。
「藁(わら)の切断面が白いのが何であるか解りますか?」
と、先生の質問。・・・??
「小さな虫が入り込み、繭(まゆ)を作り、羽化するのです。」
とのこと!!ほぼすべての穴が虫の巣とは!
とても驚きました。何という虫か?メモを取り損ねたのでまた後日。
かまど
わらぶき民家の中は見学が出来る様になっています。
子どもが小さい頃、何度となく訪れました。
福島大池と有馬富士
ここからの眺めが「ひょうごの景観ビューポイント」に
なっていることも初めて知りました。
たくさん実っているエゴの実から石鹸水が出来るんですって。
小学生の環境学習で実験すると子供が喜ぶそうです。
私もいつか試みたいです、洗浄力は如何に?
ヤマボウシに青い実がたくさん出来ていました。
☆2時間みっちり、たくさんのお話を聴きました。
樹木、植物はじめ、有馬富士公園の成り立ちに関しても
興味深いことが解り、今回も充実の受講でした。
朝の散歩の折に見かけた木(低木?)ですが、
名前が解らず、調べ中です。
木肌
互生の葉、表面に毛があるが見た目は光沢があり、
大きな葉は縦25cmくらい。
カエルに好まれていました。
☆右に一匹、左下方に二匹、その他多数、葉に乗っています。
解り次第、記します。
登山口標柱作業の日、山ビルを二匹持ち帰りました。
(一匹はある方の手に吸い付いていて、一匹はある方の背中に居たもの)
過去にも何度か捕獲して観察しましたが、高温の部屋に置いたことが原因で
短期間で死んで失敗。今回は・・
涼しい玄関に置いて、家族や子供の友達、近所の人にも見てもらいました。
皆、山ビルを目の当たりにするのは初めてで、興味津々でした。
餌(血?)などは与えず、少量の水を入れただけ・・
もちろん密封状態ですが、終始、元気でした。
(どうして酸欠にならないのでしょうか!?)
そして2日、3日と観察するうち、狭い空間で生きる山ビルが
だんだんと不憫になり、仲間の居る故郷へ放とうと思いました。
登山中、足にくっついて来た時は、容赦なく潰す自分なのに、
飼うとなると情が出てしまうのでしょうか、複雑な心境です。
*******
以下は大変素晴らしい研究をされている団体のHPです。
深く専門的な内容で勉強になります。ぜひご覧下さい。
山ビル研究会
以前にもリンクを貼り付けたと思いますが、
更に研究をまい進され、山ビル以外の生物にも
詳しい内容で登山に助かります。
子供ヤマビル研究会
大人顔負けの観察力と探求心で山ビルを研究
しておられます。目からウロコのことが多く、
驚くデータが盛りだくさんです。
宍粟50名山の登山口標柱取替作業(二回目)に参加しました。
日付:2021.7.13(火)
行程:国見の森公園集合=各登山口にて作業=国見の森公園帰着、解散
登山口:水上山登山口・阿舎利山(二ツ橋側登山口)・一山[ひとつやま](阿舎利側登山口)・高峰[たかみね](三方側登山口)・行者山登山口・五蔵山[ごぞうやま](池王神社側登山口)・
五蔵山[ごぞうやま](シャクナゲコース側登山口)・岩谷山(木材センター側登山口)・《岩谷山(民家側登山口)※保留》・母栖山[もすやま]登山口・山崎の宮山(田井側登山口)・山崎の宮山(野口神社側登山口) /合計11か所
メンバー:宍粟50名山ガイドクラブ 7名
(水上山登山口)
撤去する前の登山口標柱
☆名残惜しいですが、最後の雄姿です・・
旧標柱の頭には、アカミゴケ(ハナゴケ科 ※地衣類)が花盛りでした。
根元はアリの巣になっていました。
旧標柱を抜いた後、道具を使ってさらに深く掘り開けます。
新標柱の基礎枠(コンクリ製)を埋没する前に、穴の尺度(深さ・大きさ)
を測る"木枠メジャー"を一回、埋めてみます。
木枠がばっちりだったので、コンクリの基礎枠を入れ、空いた周囲を
石を入れて固定します。
新標柱を入れて角度の微調整を測ります。
練ったセメントを流し、固めます。コンクリの基礎にセメントで固定した
ステンレスの新標柱、今度は腐敗とは無縁で長持ちすることでしょう。
水上山 新標柱の完成
☆写真を撮って次の登山口へ・・
(阿舎利山 二ツ橋側登山口)
撤去する前の阿舎利山登山口標柱
☆初めてここから阿舎利山へ登った時の事を思い出しました。
大きな石の多い地盤で深く掘るのが一苦労でした。
道具+皆で石を取り除いたり・・・
掘っている傍らでセメントを練ります。
慣れた手つきの田中さん・・・
見ていてとっさに思いました。「あ、お好み焼きの粉を混ぜるの、次からこうして手でやろう!」と。
例によって木枠で測ります。
地下が岩盤の様でしたので深く掘れず、少し高い位置でしたがこれで固定にかかります。
阿舎利山 二ツ橋登山口 新標柱完成。
(写真をYさんよりいただきました。)
(一山阿舎利側登山口)
撤去する前の登山口標柱
☆根元が腐って倒れた為、電柱にくくってありました。
新標柱の場所は、道の向かい側へ移しました。
新しい標柱の場所を掘削
この地盤も結構固く、皆で協力して掘りました。
一山(ひとつやま) 新標柱完成
(高峰 三方側登山口)
撤去した後の旧標柱
☆立っている最後の雄姿を写したかったのですが、手際の良いYさんにより
あっという間に抜かれてしまいました。
根元にコウガイビルが付いていました。これは害の無いヒルです。
高峰 新登山口標柱完成
※高峰 草木坂側登山口の標柱は、前回の取替時に設置済みとのことです。(下の写真)
(クリックで拡大されます。)
(行者山登山口)
旧標柱と新標柱
行者山 新登山口標柱完成
☆登山口の標柱はここだけの一か所です。
(五蔵山 池王神社側登山口)
撤去した後の旧登山口標柱
☆ここも最後の立っている雄姿を撮影するに及ばず。
根元に関してはさほど腐っておらず、健在でした。
旧標柱を抜いた後の穴は雨水がかなり溜まっており、石や岩を砕いて
地盤を固めました。
五蔵山(ごぞうやま)新標柱の完成
☆ちょうどお昼となり、池王神社へ移動し、お昼休憩としました。
池王神社 拝殿
人間的なお顔の狛犬(阿吽の「吽」の方です。)
神社の境内には県指定天然記念物のアカガシがそびえています。
(五蔵山 シャクナゲコース登山口)
撤去前の登山口標柱
根元が折れて石垣に立てかけてありました。
五蔵山(シャクナゲコース側登山口)新標柱完成
☆解りやすい場所へ設置しました。
(周辺の風物)
標柱の近く、塀の上に並べられた石は、50名山に由縁のある石だそうです。
微笑ましいコレクションなので、思わず撮りました。(ノロもありますね、どこの山かな・・)
(岩谷山 材木センター側登山口)
撤去された旧標柱 お疲れ様でした。
☆穴を掘る、石などを取り除く、草を刈る、石を集める、コンクリを練る、詰める、
方角を定める、きれいに後処理・・・各場所、同一の手順を皆で行いました。
岩谷山(木材センター側)新標柱完成
(岩谷山 民家側登山口)
旧登山口標柱は腐廃が激しく、満身創痍の姿でした。
この場所は掘削するに妥当な場所が無く、保留となりました。
(母栖山登山口)
撤去前の旧標柱の雄姿です。
母栖山 新標柱完成
☆この頃か空模様が怪しくなって来ました。雨が降らない内の作業なので、
手際良く急いで行いました。
(山崎の宮山 田井側登山口)
撤去前の登山口標柱の雄姿です。
宮山の旧標柱は獣除けフェンスの中に設置され、解り難かった為、
新登山口標柱は、道沿いの場所へ移しました。
山崎の宮山 新登山口標柱完成
(山崎の宮山 野口神社側登山口)
旧登山口標柱
☆旧標柱さん、お疲れ様でした。
神社の参道沿いに有ったせいか、傷みも腐敗も無く、きれいでした。
山崎の宮山(野口神社側) 新登山口標柱完成
☆今般予定した11本の標柱が設置完遂しました。
終了したとたん、待っていたかの様に大粒の雨と雷⚡。
☆第一回目の標柱取替作業は、5班の調査登山と重なり、
参加出来ませんでしたが、今回は楽しみに参戦させていただきました。
13年間、役目を担った標柱とのお別れ、そして新標柱の設置に
関われたことは切に光栄でした。
特段、皆で心ひとつに作業に没頭したことに大変感動しました。
これからも多くの取替が待っていますが、微力ながら参加したい所存です。
大雨の後、水が引いた河原にオニユリが点々と目立ち始めました。
アマガエルもたくさん居ます。
☆今日、初めてスッポンを見ました。写真を撮ろうとすると、
大慌てで川へ入ってしまいました。
追記:武庫川で見かけたスッポンの話を宍粟の方々へ
したところ、「スッポンなら揖保川にたくさん居る、
昔、お祭りでスッポン釣り競争をしたものだ・・」とのこと。
スッポンは川の生き物なのですね!
それにしてもすっぽん釣り競争とは・・。
何だかスリリングな競争ですね。
整備・調査登山で国見山へ登りました。(宍粟50名山No.47)
GPS軌跡(クリックで拡大されます。)
2021.6.4(日)
△国見山
行程:国見の森公園ー園内2号線ー△国見山ー金谷古墳ー国見の森公園
1/25000地形図:『山崎』『安志』
宍粟50名山ルートマップ『47国見山』
メンバー:宍粟50名山ガイドクラブ5班
国見山登山口から出発。
ふと足元にきれいな三分裂の葉っぱが。何だろう?と思ったら・・・
カラスビシャク(サトイモ科)の葉でした。
くっついている様に見えたのは、重なっていたからでしょうか。
アブラギリ(トウダイグサ科)
林道にて大きく枝葉を伸ばしていました。ピンポン玉くらいの
実をたくさん付けていました。昔、実から油を採取していたのが名前の
由来の様です。
久しぶりに国見山(国見の森)を歩くと、結構歩き応えがあり、
何通りものコースがあることを実感します。
△国見山 465m
展望櫓から下方を眺めると、今日は残念ながら霧の中でした。
下山の途中、エゴの木に、例の虫こぶが付いていました。
まるで小さなバナナが実っているみたい。
イグチ科のキノコでしょうか、裏がスポンジ状でした。
とても大きなパンケーキの様。(GPS比)
ナギナタタケ
雨後のせいか、キノコ類が多く見られました。
△四等三角点
点名:「金谷」
標高:319.07m
金谷古墳側の登山口へ下山しました。ここからは舗装道を歩いて戻ります。
国見の森公園へ到着。
☆雨上がりで蒸し暑いお天気でしたが、雨に濡れることもなく、
登山道はきれいに刈り込まれており、倒木や崩れなども皆無で
今日の活動が無事、終了しました。
********
********
先月より、登山口標柱の付け替えが行われています。
国見の森公園内に横たわった標柱は、お馴染みの標柱ばかり・・
胸がいっぱいになりました。
50名山策定当時からの先輩方にはおそらく一層、
思い入れの深い標柱達ではないでしょうか。
13年間、お疲れ様でした。登山の出発時、下山時は必ず標柱の写真を写しました。
とても名残惜しいです。(旧標柱はメモリアルオブジェとして残される予定だそうです。)
※新しい標柱についてはこちらの記事をご覧下さい。
過日、ブイブイの森へ市内の小学生が
自然学校の体験活動に来園され、
ブイブイの森クラブもお手伝いとして
参加いたしました。
私は午後から参入しましたが、
森の中でのびのびと動き回る児童さん達と
共にこちらまで童心に返り、楽しみました。
竹の水鉄砲(竹は現地調達)作りは、
私にも人生初の体験でした。
今日は家のベランダから勢いよく雨の空へビューンと水を飛ばしました!
当日の様子は市民活動情報サイト「きっぴーねっと」で。
△青葉山に登りました。(福井県高浜町)
GPS軌跡(クリックで拡大されます。)
2021.6.28(月)
△青葉山
行程:自宅=三田西IC=(舞鶴若狭自動車道)=東舞鶴IC=ハーバルビレッジ(青葉山青少年旅行村)Pー登山口ー青葉山東峰ー青葉山西峰ー熊野神社ーハーバルビレッジP
=若の湯=(舞鶴若狭自動車道)=三田西IC=自宅
登山地図:青葉山登山&散策マップ
参考:若狭高浜観光協会公式HP
メンバー:夫・自分
登山口
展望台
曇天下。霞んでいましたが、高浜の海岸線が眺望出来ました。
過去、北陸自動車道を走った折に遠望した、きれいな富士山の形の山が
この青葉山だったのか、と、得心しました。
1000mにも満たない山地ですが、ブナが多く自生していました。
△青葉山東峰 693m 登頂
大岩や岩場が点在し、行場の山ということが伺えます。
青葉山西峰直下のお社
△青葉山 西峰 692m 登頂
頂上からは若狭湾が一望です。晴れていたらさぞ素晴らしい眺望と思われました。
ダイナミックな眺望を眺めながら、お昼休憩。
下山は熊野神社を目指しました。
下山路は所々、迷う箇所がありましたが、
途中の小広い場所に石で示されたやじるし・・⇔ ありがたい配慮でした。
下山後は熊野神社を経て村落を通過し、のどかな畦道を歩き、
駐車地へ戻りました。
青葉山は複数のコースがある様で、季節を変えて再来したいと思っています。
(植物他)
ナワシロイチゴ(バラ科)でしょうか。
ノイチゴは種類がとても多いですね・・
トウバナ(塔花:シソ科)でしょうか。
『1段、2段、3段と花がかたまって段咲きする姿を、三層や四層の仏塔に見立てた』
(野草の名前[春]より抜粋)
レンゲツツジ(ツツジ科)
オカトラノオ(サクラソウ科)
イブキジャコウソウ(シソ科)
岩場の上に群生しており、盛りを迎えていました。
メノマンネングサ(ベンケイソウ科)でしょうか、
マンネングサは種類が多く、同定が難いです。
キリンソウ(ベンケイソウ科)
タカネナデシコ(ナデシコ科)
秋の七草である「ナデシコ」は、開花が秋の「カワラナデシコ」の
ことでしょうか。
ヤマホタルブクロ(キキョウ科)
アクシバ(ツツジ科)
オオバギボウシ(クサスギカズラ科)
擬宝珠(ぎぼうし)とは?この度初めて解りました。
イワガラミ(ユキノシタ科)
(立ち寄り銭湯)
若の湯 (西舞鶴)
歴史ある銭湯に寄りました。熱いお湯で汗を流し、すっかりリフレッシュ
出来ました。やはり銭湯は良いです!
有形文化財指定の銭湯です。
若の湯HP
☆以前、山友達のW夫人より勧められ、機会あれば
訪れようと思っていた青葉山へついに登りに行きました。
生憎の天候ではありましたが、要所では日本海への展望が開け、
植生も豊かで楽しいコースでした。
アフター登山は、歴史ある銭湯に寄れたのも幸運でした。
仙谷登山口から氷ノ山に登りました。
GPS軌跡(クリックで拡大されます。)
2021.6.26(土)
△氷ノ山周回(仙谷登山口ー氷ノ山ー自然探勝路ー仙谷登山口)
行程:自宅=(中国自動車道)=山崎IC=新戸倉トンネル=わかさ氷ノ山スキー場Pー仙谷登山口ー△氷ノ山ー△三ノ丸ー自然探勝路ーP~~(往路に同じ)~~=自宅
1/25000地形図:『若桜』『氷ノ山』
昭文社 山と高原地図 『氷ノ山 鉢伏・神鍋』
メンバー:夫・自分
今回は鳥取の仙谷コース登山口から出発しました。
ブナの巨樹が林立し、初夏は殊の外、爽やかです。
自然が躍動しており、圧倒されます。
アカハライモリ。
登山道はきれいに刈り込んであり、歩きやすくありがたい限りです。
季節を通してブナがきれいな斜面
氷ノ山越えからのコースと出合う分岐
甑岩の中腹から鉢伏方面を望む
懐かしい頂上避難小屋が見えて来ました。
雨天の予報だったせいか、珍しく登山者が少なかったです。
△氷ノ山 1509.8m 登頂。
△一等三角点
標高:1509.77m
点名:「氷ノ山」(ひょうのやま)
☆頂上にて早めのお昼を食べて、三ノ丸へ。
途中、千年キャラボクへ寄りました。
ウラスギの森にて
老杉の根元に旧スキールートの『1』プレートが落ちていました。
前は木の上に下がっているのを見た様な・・
△氷ノ山 三ノ丸 1464m
☆宍粟50名山No1の山です!
三ノ丸から△氷ノ山を眺める
霞がかかっていましたが、歩いてきた道のりと山頂まで見渡せました。
三ノ丸避難小屋
兵庫県側と鳥取県側に分かれる分岐
周回なので、若狭側へ下山します。
わかさ氷ノ山スキー場方面へ。
まずはリフトに沿って端を歩きます。
鳥取県の山々が霞んで展望出来ます。
もう少し下りたら、左へ分岐し、自然探勝路へ。
自然探勝路へ向かうと、ブナやミズナラ、トチ、ホオなどの
巨樹に次々と出合い、圧巻。
大規模な柱状節理とブナ
コケの美しい沢は明るくきれいでした。
ワサビ谷では昔、ワサビが作られていたそうです。
(植物・樹木)
ウリノキ(ウリノキ科)
左:蕾と葉裏から 右:葉表
タイリンヤマハッカ(シソ科)?
☆三分裂しておらず、二分裂の葉。
タイリンヤマハッカの文献に、『中央が亀の尾の様に尖るのが普通だが、葉先が3つに割れないものも多い。』
とあり、カメバヒキオコシより、タイリンヤマハッカの方かな?と推測しましたが、解る方おられたら教えて下さい。
アワモリショウマ(ユキノシタ科)あるいはアカショウマ?
図鑑に「アワモリショウマ:山の谷間や渓谷沿いの岩上に生える」
と記述がありますが・・
マムシグサ(サトイモ科)
〇〇テンナショウという名前かもしれませんが、テンナショウの
仲間は多く、正確には解りません。
オオカメノキ(スイカズラ科)
ミヤマカラマツ(キンポウゲ科)
☆カラマツソウ?と思いましたが、葉の切れ込みや尖り方から
ミヤマカラマツかな?と。
ショウキラン(ラン科)
☆登山道の真ん中に咲いており、一見、ミョウガの花に似ており、
こんな所にミョウガが!とびっくりしました。
ヒカゲノカズラ(ヒカゲノカズラ科)
今の時期は、胞子嚢穂がたくさん出ていました。
ガマズミ(ガマズミ科)
低地ではすっかり終わっていますが、氷ノ山の尾根上では
今が盛りの様でした。
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サワフタギ(ハイノキ科)
コナスビ(サクラソウ科)
ミヤマタニソバ(タデ科) でしょうか?
花は付いていませんでしたが、きれいな三角形の葉にブイ字(V字)の模様が特徴です。
葉の裏も赤いブイ字模様が。
☆冬以来、久々の氷ノ山へ登りました。
氷ノ山は多くのコースがあり、それぞれに趣が違うことを
あらためて感じました。季節が違えばまた更に幾通りもの
景色があり、楽しみは尽きない、素敵な山です。