2023.3.28(火)
横山さんとの山行から帰宅後、自転車で新三田駅付近から自宅周辺を
巡りました。
新三田駅 スターバックス桜のこみち店 後ろの堰堤
新三田駅前の堰堤 川のカーブに沿ってピンクのカーブを描いています。
広野方面へ少し進み、新三田方面を振り向いた辺り
昨日より更に開花していますが、まだ若干つぼみがあります。
明日(水曜日)もお天気の予報。
遥かに六甲山脈。六甲も山桜がきれいでしょうか・・・
宝塚市の大峰山ー中山を縦走しました。
GPS軌跡(クリックで拡大されます。)
2023.3.28(火)
(宝塚市)大峰山-中山 縦走
行程:JR新三田駅=(宝塚線)=JR武田尾駅ー(廃線敷コース)ー大峰山登山口ー大峰山ー十万辻ー中山登山口ー中山ー中山奥の院ー大林寺ーJR宝塚駅=JR新三田駅
地図:昭文社 山と高原地図『北摂・京都西山』
1/25000地形図:『武田尾』『宝塚』
メンバー:山友 横山さん・自分
JR武田尾駅で横山さんと待ち合わせ。
満開の桜が下車する人々を迎えてくれている様・・
道端のそこここにスミレ(スミレ科)
廃線敷ハイキングコースが更に整備されてきれいになっていました。
ムラサキサギゴケ(ゴマノハグサ科)の瑞々しい群落が足元に。
久しぶりに歩く廃線敷でした。
タチツボスミレ(スミレ科)でしょうか。
アブラチャン(クスノキ科)の花
長尾山第3トンネルをくぐります。
休憩広場の桜はまだ開花しておらず・・
渓谷は気温が低いことを感じました。
桜の園入口から登山開始
桜の園の遊歩道を登るにつれ、エドヒガン(桜)の開花が見られました。
オオシマザクラも華やかに開花
ミツバツツジも
リョウブ(リョウブ科)の新芽
ミツバツツジのトンネル
色々な種の桜が植えられているのですね。
道標もいつの間にか新しくなっていました。
ミツバツツジと遥か下方に武庫川渓谷に架かる水管橋
ヒサカキ(ツバキ科)の花
クロモジ(クスノキ科)の花
大峰山 頂上
新しい山名標板が設立されていました。
はっきりと堂々とした看板、良い感じです。
三等三角点
点名:『大峯山』(おおみねさん)
標高:552.29m
☆少し休憩して先へ進みます。
モミジイチゴ(バラ科)の清楚な白い花が満開。
大宝塚ゴルフクラブのゲート近くに下山。沿道の桜が満開でした。
十万辻を経て車道を南下、近畿自然歩道(兵庫自然歩道)を歩き、中山最高峰へ
向かいます。写真は見過ごしやすい、山への入り口看板。
ゴルフ場と隣接した山域。登山道からゴルフ場が望めます。
馬蹄型のルート、土塁の様な登山道。
時折、東方面の眺望が開けます。
中山 478.2m 登頂。
きっぱり、堂々とした標板、良い感じです。
同じ名前なだけに、自分までピンと姿勢の伸びる思いです。
二等三角点
点名:『中山』(なかやま)
標高:478.03m
☆点名と同じな名前だけに、自分まで三角点になった思いです。
****
好展望を楽しみながらお昼休憩を取り、宝塚方面へ進みました。
大きなケルンは依然として健在ですね。
中山奥の院から下る道すがら、沢の近くにサクラソウが。
種が運ばれていたのでしょうか・・
大きな芝生広場のふれあい広場。ここは初めて通る場所でした。
宝塚自然休養林という場所なのですね。
池田、大阪方面の展望地。
今の時季、遠望が霞んでいて残念です・・・
西方向は甲山(かぶとやま)や六甲、下方に宝塚駅周辺。
明るく平坦な登山道を歩き、もうすぐ下山。
大林寺の境内も桜が満開でした。
お花見に憩う人々・・のどかな風景でした。
☆横山さんとの再会(登山)は実に3年ぶり。
今回は彼女のホームグラウンド、中山山系を
縦走しました。
武田尾の桜から始まり、宝塚まで・・・
山もおしゃべりにも花が咲き、春爛漫の一日でした。🌸🌸🌸🌸
宍粟市土万(ひじま)に群生するコウヤミズキ(マンサク科)を観に行きました。
二反沢峠へ向かう林道を上がって行くと・・・
急にぱあっと明るい黄色に囲まれます。
斜面も谷間も、薄黄色の"はごろも"に覆われていました。
淡いクリーム色
赤い雄蕊(おしべ)が良い彩り。
下から覗くと・・
キブシ(キブシ科)の花も負けじと咲き誇っています。
ダンコウバイ(クスノキ科)も濃い黄色が存在感を放っています。
クロモジ(クスノキ科)も主張して来ます。
枝に並んだ様子がマーチ♪♬の様。
乾いた斜面には可憐なスミレもたくさん出ていました。
☆ガイドクラブの総会後、土万へ寄って旬のコウヤミズキを
観賞しました。山はどこも春爛漫・・清々しい空気に満たされました。
***********
良い空気を吸った後はお腹も充たしましょう・・・と
名物「わさび寿司」を求めて土万ふれあいの館へ。
残念、お寿司はやはり午前中で売り切れ・・・
次いで名物の「しょうゆまんじゅう」をほおばりながら、
インターへ向かいました。
木曽駒ケ岳へ登りました。
GPS軌跡
2023.3.21(火)
△木曽駒ケ岳
行程:神戸三田IC=各種高速道路=駒ケ根IC=菅の台バスセンターP=(バス)=しらび平=(駒ケ岳ロープウェイ)=千畳敷ー八丁坂
ー乗越浄土ー中岳ー△木曽駒ケ岳ー中岳ー八丁坂ー千畳敷=(ロープウェイ)=しらび平=(バス)
=菅の台バスセンターP=駒ケ根IC=各種高速道路=神戸三田IC
地図:昭文社 山と高原地図『木曽駒 空木岳』
メンバー:夫・自分
菅野バスセンターからしらび平へ向かう途中、カモシカを見ました。
しらび平から千畳敷へ向かうロープウェイ
ホテル千畳敷の後ろで南アルプス、遥かに富士山を望む
千畳敷カール
今回は木曽駒ブルーは叶わず。
ここ一週間で80cm、積雪があり、昨夜だけで40cm
積もったとのこと。ふかふかの新雪でした。
穴の中はアイスブルー
八丁坂
八丁坂からホテルを見下ろす
浄土乗越
今年は雪が少ない様子・・・
まだ雪に埋もれていた宝剣山荘
雪面に立派な雪洞が掘られていました。(四角の枠内)
三ノ沢岳
宝剣岳
中岳から木曽駒ケ岳を望む
木曽駒ケ岳から中岳、宝剣岳を望む
駒ケ岳神社(伊那側のお社)
お社は屋根が出ていました。
駒ケ岳神社(木曽側のお社)
頂上から将棋頭方面を望む
福島Bコース方面を望む
御嶽や空木岳方面は望めず。頂上を辞します。
中岳ピークに寄る
宝剣岳から派生する峰々と下方、赤い屋根の天狗荘
吹雪いて来たので、宝剣山荘のサイドに造られていた、
立派な雪洞をお借りしてお昼ご飯を食べました。
風雪を避けられ、作成者に感謝します。
再び八丁坂を下りました。
吹雪いて来ました。
周囲があっという間に降雪で見えなくなりました・・・
空が青くなくとも、差す穴はアイスブルー
ホテル前へ無事に帰着。
☆2年ぶりに3月の木曽駒ケ岳へ登りました。
(2年前も春分の日に)
今回は大眺望ならず、最後は吹雪。
麓は桜便り、高山は名残り雪。
参照)2年前の記事
兵庫勤労者山岳連盟 主催 六甲全山縦走大会2023に参加しました。
GPS軌跡(クリックで拡大されますが、かなり大きいです。)
2023.3.12(日)
△六甲全山縦走大会(兵庫勤労者山岳連盟 主催)
行程:須磨浦公園入口(スタート地)ー(六甲全山縦走路)ー宝塚 塩尾寺(えんぺいじ)下広場(ゴール地)
地図:昭文社 山と高原地図『六甲・摩耶』 吉備人出版 六甲山系(西編)・(東編)
メンバー:個人参加
須磨浦公園のスタート地へ夜明けに到着。
2023 六甲縦走 と書かれた
バッジを受け取り、出発
この前は上空から眺めた須磨浦公園、今日は未明に訪れました。
旗振山の石碑
神戸方面の夜景
横尾山 登頂
△二等三角点
点名:須磨(すま)
標高:312.00m
陽が昇り始めました。
須磨アルプスを渡ります。
まだあまり人が居ません。
馬の背の標柱
妙法寺近くでは早咲きの桜(バラ科)に見とれました。
民家の庭先ではすっかり満開のミツマタ(ジンチョウゲ科)
高取神社の門柱の上に乗っている鳥に初めて気付きました。
高取山周辺から見る海と街の景色も素敵です。
側溝壁ではツタバウンラン(オオバコ科)が満開。
菊水山が見えて来た辺り。
私にとっては恒例のY字路。健在で何よりでした。
神鉄 鵯越(ひよどりごえ)駅を通過。
あっという間に菊水山到着。
△三等三角点
点名:下谷上(しもたにがみ)
標高:458.80m
☆4か月ぶりの菊水山、とても久しぶりな感じでした。
アンテナ塔下の展望所から、歩いて来た縦走路を見渡しました。
大休止を取り、食べたり飲んだり、衣服調整をしました。
天王吊橋
11月の縦走ではここで雨具を着た覚えがあります。
鍋蓋山 登頂。
△四等三角点
点名:鍋蓋山
標高:486.15m
☆今日は良いお天気でしたので、ここでものんびりと休憩・・
時に今回は山友Sさんが初参加されており、
「今はどこの辺りを歩かれているかなぁ・・」と。
いつの間にか、きれいな俯瞰図が出来た鍋蓋山。
摩耶山を越して、アゴニー坂の近くでは満開のピンクのアセビ(ツツジ科)
六甲最高峰下のポイントを通過し、終盤の山の中エリアへ。
海と港と街の眺望ともこの辺りでお別れ。
「大平山・宝塚」という文字が標柱に出だすと、やれやれ。
春は日が暮れるのが遅いので、いつまでも明るくて助かります。
終盤、もと子さんからいただいたリンゴとおみかんをバクバク食べながら
歩きました。優しい気持ちと瑞々しい酸味がありがたくて・・・
元気と涙が出ました!!
眼下に甲山(かぶとやま)が望める展望地。
大平山下の歩道に出ました。
朝焼けは神戸を望み、夕焼けは宝塚市を望む。
標柱に「塩尾寺」の方向表示が出ると、
じわっと気合が入ります。
恒例、岩倉山の鉄塔さえ応援してくれている様に見えるのです。
塩尾寺!
ここまで来たらゴール地までまっしぐら。
貯水池塔から宝塚市街地、伊丹空港方面を望む。
GOAL!!!
☆好天に恵まれた縦走大会、どうにか完走出来ました。
大龍寺下でサポートを担われていたもと子さん、
山友Sさんの存在に励まされ、やっとやっとのゴールでした。
******
翌日、兵庫労山六甲全縦大会実行委員会の源田氏から
参加者の方々へと、ご丁寧なメールをいただきました。
その文章がとても素晴らしく、大変感動しました。
労山さんには感謝のひと言に尽きます。
本当にありがとうございました。
八幡平登山の翌日、再び花巻空港から発ち、岩手旅行が終わりました。
北アルプスの上空を通った時、穂高岳連峰や後立山連峰の峰々が
ジオラマの様によく解りました。
新潟ー長野ー北陸ー但馬を周り込んで六甲山脈-神戸空港へ。
須磨浦公園がすぐ眼下に見え、あっという間にポーアイへ着陸しました。
操縦席の窓に「目」がありました。
☆初めての岩手県、楽しい旅でした。
先般の富山旅行、今般の岩手旅行では、全国旅行支援と各県での地域旅行クーポンの
割引サービスが使え、経済的な旅行が出来ました。
冬季のみ、ホテルから松川温泉まで運行している、
県北バスのボンネットバスを撮影しました。
観光用で走っているのではなく、
必要に迫られて、50年以上、雪道を逞しく
活躍しているとのこと。
来季は必ず乗車したいと思いました。
現役のボンネットバスを目の当たりに見たのは初めてです。
頼もしさと清々しさを感じました。
出発まで、運転手さんがホテルでご用事を済ませている寸暇に撮りました。
丸いフォルムが良い感じです。
今はこの車両1台だけだそうですが、きっと大切にされているのでしょうね・・
バス会社や地元の方々の温かい気持ちを感じました。
周囲をうろうろしていたら、
「中に乗ってみたら!」と言っていただいたので。
ちょっと覗いてみました。
まぁ!シートまで懐かしいままです。
床は木製でした。
料金ボックスはさすがに近代型でしたが、
ハンドルは今だ、パワステではないそうです。
貴重な車両に出会う機会を得ました。
これからも息災で元気に走り続けます様に。
県北バス ボンネットバス運行について
八幡平に登りました。(スノーシュー登山)
GPS軌跡(クリックで拡大されます。)
2023.3.6(月)
△八幡平
行程:(往復)八幡平マウンテンホテル=秋田八幡平スキー場駐車場ースキー場ゲレンデーアスピーテライン出合ーP1493-P1604-八幡平
地図:昭文社 山と高原地図『岩手山・八幡平』
メンバー:杉田聡ガイド、他4名
☆初めての八幡平登山は、ぜひ冬季限定の樹氷に会いに行きたく、
ガイドツアーに参加しました。
ホテルからガイド氏の車に同乗して1時間30分で秋田八幡平スキー場に到着。
ここから出発しました。
秋田八幡平スキー場はこんじんまりとしたシンプルなスキー場でした。
週末のみ営業とのことで、本日はリフト利用は出来ず、ゲレンデ下から登りました。
振り返ると、焼山が見え始めました。(左側の白いなだらかな山)
リフトトップ
さらに進むと、下方に蒸ノ湯(ふけのゆ)温泉のトイレ舎?の屋根が見えました。(矢印)
アスピーテライン(大更八幡平線)の道標がこんな近くに!
ここは3mくらいの積雪です。
下に流れる沢からは温泉の湯気がもうもうと沸いていました。
硫黄の香りも漂っています。
車道から再び登山道に入り、しばらく登ると、遥か右方向に「鳥海山」が
眺望されました。
オオシラビソの森を気持ちよく登ります。
杉田ガイドはちょうど良いペースで歩いて下さり、
その絶妙な速度に感動。私は二番目に付いて行きました。
遥か左方向(東側)には青森の八甲田山の峰々。
後方を振り返ると、焼山の火口の全容が見えました。
鳥海山もくっきり・・・
傾斜が緩みかけた時、
白く広ーーい台地に樹氷の海が広がりました!!
「!!!」会いたかった風景は想像以上の世界でした。
青と白だけの風景
樹氷へ向かってどこまでも・・
白い惑星を歩いているみたい
自然の芸術がたくさん立っていました。
晴れているものの、稜線はやはり風が冷たく、歩いていないと
身体が冷えてしまいます。
八甲田山、岩木山も一望。
これぞモンスター
・・・・・・・
美しさに驚くばかりでした・・
360度の眺望・・
雪山の精霊に思えました。
真正面に岩手山の頂上が見え始めました。
この火口は・・・・
白い惑星を探査する・・
△八幡平 1613.3m 登頂!(積雪6mくらいとのこと。)
ここは展望台櫓(やぐら)の上です。
見渡す限り、樹氷の世界・・
岩手山の雄姿と対峙・・
青森県方面の山々を眺望
八甲田山と岩木山
山座同定を説明していただけるということは、本当にありがたいです。
空に浮かんでいるかの様に見える、鳥海山
頂上にて大展望を堪能します。
山頂を辞し、少し下った場所にて樹氷を風防に、皆でお昼タイムを
取りました。樹氷ハウスで食べる贅沢なランチは格別でした。
ガイド氏からホットドリンクのサービスもいただきました。
お腹も満足し、そろそろ稜線台地ともお別れ。
白い精霊が立ち並ぶ風景も見納め・・・
ずーっとここに居たい気分でした。とても名残惜しかったです。
出来る事なら、もっとずーーーーっと、どこまでも案内していただき、
歩いて行きたいくらいの世界観。
さようなら樹氷群!また来年、絶対に会いに来たいです!
ここから見る岩手山も、素晴らしかった!
名残り惜しいですが下山へ・・
未練が残り、何度も何度も振り返り振り返り。
下るにつれ、手足(枝や幹)が露呈したモンスターに・・
秋までブルーの実(松ぼっくり)を付けていたオオシラビソは、
自然に種がこぼれ落ち、軸だけの丸裸状態に。
ウサギの足跡が止まっているところは、冬芽をかじった跡がありました。
再びスキーゲレンデトップに到着。周囲の山々を見納めながら、無事下山。
☆絶好の晴天と樹氷群・・・・・最高の一日でした。
杉田氏からお聴きした八幡平の自然、岩手県の伝説、他、
たくさんのお話はとても勉強になりました。
同行されたお二人の方々とも意気投合し、思い出に残る、
素晴らしい登山になりました。またぜひ訪れます。
岩手を旅行しました。(3月4日(土)~3月7日(火))
①編(3/4日~5日)
4日(土)
神戸空港からFDAに乗り、いわて花巻空港へ。
空港からアクセスバスに乗り、
JR花巻空港駅へ。
駅への道すがら、バスは宮沢賢治さんに縁の花巻農業高等学校の傍らを
通りました。
花巻駅の線路に停止していた車両
(何の車両であるか?魚屋さんなら解るのでしょうね・・)
JR花巻空港駅から、東北本線でJR盛岡駅へ向かいます。
初めて訪れた岩手県。盛岡駅はとても大きな駅でした。
今夜宿泊する駅近のホテルへ荷物を置き、週末で賑わう盛岡の繁華街へ。
(宿:ホテル ニューカリーナ)
やはり盛岡と言えば
冷麺と焼肉。(「三千里」さんというお店は人気店の様で、30分以上並んでやっと入店。)
私は韓国冷麺が大好物です。
夏はよく食べるものの、冬も美味しいのですね・・・
お腹もいっぱいになり、残雪残る街を散策してから宿へ。
5日(日)
朝、ホテルの窓から眺望した、雄大な岩手山。
コニーデ型のきれいな山容・・・でも双眼鏡で見ると複雑な稜線と解り、
「火山」を感じました。
今日は計画的に動く予定。朝食を食べ、早めにホテルを後にしました。
開運橋を渡ってJR盛岡駅へ向かいます。
橋に付いたエンブレムから、歴史ある橋と察しました。
橋げたにある説明文を読むと、更に感慨深かったです。
河原に下り、正面に位置する岩手山を遠望。
盛岡駅で念願のIGR(いわて銀河鉄道)に乗車します。
あれ、車両には「青い森鉄道」と・・。
あらためて確認すると、数年前。青森で乗った『青い森鉄道』と、
IGRは繋がっていたのでした!!今頃、気付くなんて。
今日はIGRのキャラクターの着ぐるみさん達も数体乗り込んで
来ました。小さな子供達は次々に一緒に写真を撮っていました。
一番先頭に乗り、左右、前方の景色を楽しむとします。
左手に岩手山の山頂部が見えて来ました。
左側は姫神山。(姿も山容も美しいですね・・・)
岩手山が夫、姫神山が妻、そして岩手山が浮気した相手が早池峰山(はやちねさん)
とのこと。もともとは夫婦の距離は近かったのですが、夫の浮気により
妻である姫神山は北上川の反対側へ行ってしまった、との伝説があるそうです。
どんどん大きくなる岩手山の眺望。
どこまでも乗って行きたかったのですが、午後からの予定やバスの便を考慮し、
岩手川口駅で下車して折り返しました。
ここの駅で買い直した往路の切符は、裏が黒くない硬券でした。
岩手川口駅から再び盛岡駅へ。
電車にはさっき乗っていた着ぐるみのIGRキャラクターや、
シンボル岩手山が描かれていました。
今度は右手に岩手山を望みながら電車に揺られます。
JR盛岡駅からは"岩手県北バス"に乗り、一路、八幡平(はちまんたい)へ。
(八幡平)
八幡平マウンテンホテルへ到着。
今日から二泊、お世話になる宿です。
チェックイン時刻にはまだ早く、フロントに荷物を預け、
山支度をして、いざスノーシューハイクへ出発です!
七滝氷瀑ハイク
GPS軌跡(クリックで拡大されます。)
ホテルからほど近い、岩手県民の森へ。
アカマツの林をスノーシューで気持ち良く歩きます。
白樺並木と遠くに岩手山。
七滝登山口
風も無く、穏やかなお天気の下、七滝へ向かいます。
木の洞?に雪だるまが。
七滝の氷瀑へ到着。
*人との比較(クリックで拡大)
ここしばらくの暖かさで少し小さくなったということですが、
ブルーアイスや裏を流れる滝の勢いは圧巻でした。
しばらく滝の前を行ったり来たりして・・
再び往路を戻ります。
七滝登山口へ到着。
あとは温泉&夕飯を楽しみに下山するだけ。
ご飯を作らなくて良い、というスケジュールは何と気が楽なことか。
主婦にとって、それだけで天国です。
岩手山の撮影スポットから。
☆初めての岩手、目の当りにした岩手山の素晴らしい山容、
八幡平の雄大な風景、遠望する山々・・・北国の雪景色は格別です。
明日は今回のメインイベント、スノーシュー登山が待っています。
地ビールと美味しいお料理に英気をいただき、
満天の星を見ながら就寝しました。
********************
夕飯と一緒にいただいた、地ビール、BAEREN(ベアレン)ビールと、ドラゴンアイ スカイ。
後日、盛岡駅のお土産屋さんには、何種類ものBAERENビールが売っていました。
他にも地ビールの種類がとても多く、また必ず岩手へ来ようと思いました。
②編(3/6日~7日)に続く・・・
三田市の城ヶ岡に登りました。
GPS軌跡(クリックで拡大されます。)
2023.2.28(火)
△城ヶ岡
行程:自宅=加茂公民館P(車デポ)=有馬富士公園P(車デポ)ー△城ヶ岡ーR176-加茂公民館P(車回収)=有馬富士公園P(車回収)
1/25000地形図:『藍本』
メンバー:M君・T君・自分
有馬富士公園の中を通り、取付きから峠を経て城ヶ岡の展望岩へ。
今日は霞んでいるものの、おおむね眺望が利きました。
城ヶ岡登頂。開かれた南側からの眺望
いつ来ても気持ち良い、好きな眺めです。
今日は控えめに一山だけでした。R176目指して下山です。
☆とある共通の趣味仲間、M君、T君は我が友人のうちでも一番の若手(34歳)。
長男と同じくらいの「若友」です。
「山登りに行ってみたいです。でもまず第一弾は一時間くらいの行程で。」
というM君の提案から、手軽に登れて二人のお家方面が望める、城ヶ岡へ登りました。
「良いお天気だし、一山だけでは物足りないのでは?」との懸念に、
「最初から飛ばし過ぎはダメです。次回は2時間、三回目は3時間・・と。
でも次回はもっとなだらかな山を希望します。
楽に登れて眺望が良くて達成感がある山がいいです。」とのこと。
マイペースなM君、優しいT君との「次回」、さてどこの山に登ろうかなぁ・・
共通の話題にも花が咲き、楽しい山時間でした。
旅の最終日は、相倉合掌造り集落と白川郷荻町合掌造り集落を見学しました。
朝起きると、雪がしんしんと降っており、大きな除雪車が建物周りの
雪を掻いてくれていました。
名残惜しい天竺温泉を後に、まずは庄川峡の遊覧船乗り場へと向かいました。
乗船は「大牧温泉コース(往復遊覧)」と「長崎橋周遊コース(短時間遊覧)」
があり、短時間の方を選びました。
小雪舞う天候の下、エメラルド色の庄川峡と周囲の雪景色を楽しみました。
乗船客は日本人は私達だけ。他は外国のお客様方ばかり。
風景と相まって、急に異国!?に居る様な雰囲気になりました。
水墨画の様な周囲と、赤い橋のコントラスト
外国の方々は暑い国?から来られた様で、雪がとても嬉しいご様子。
冬の日本、しかも雪国観光に薄着の服装・・・!
雪が吹きすさぶ甲板で、賑やかに写真を撮りまくり・・微笑ましい光景でした。
青空なら、もっと樹氷が美しいことでしょう・・ちょっと残念。
遺構、吊り橋大橋の橋げたも両岸に見られました。
短時間ながら水上からの峡谷見物を終え、次は五箇山の相倉合掌造集落へ向かいます。
道のりは、いくつもの雪シェルターをくぐりました。
樹氷があまりにきれいで、時々車を降りて風景を見ました。
スタッドレス・二駆の我車、所々の凍った道路では怖い箇所も
ありましたが、慎重運転でどうにか。
五箇山 相倉合掌造集落に到着。
吹雪く中、集落の中を見学して廻りました。
展示棟、民宿の棟、飲食店・お土産屋さんの棟として使われている合掌造り・・
その中には生活されている民家の棟もあるので、静かに歩いて巡りました。
昔は今の倍以上、積雪量が多かったので、
郵便の行き来もさぞ大変だったことでしょう・・・
集落の展望地へ上がりました。
展望地から集落を見渡す。
ちょうどお昼になり、合掌造りのお店で熱いおうどんをいただいた後は
岐阜県白川郷へ。
白川郷 荻町合掌造り集落
荻町合掌造り集落は、大きなテーマパークの様な
趣でした。
昔、勤めていた職場の上司H氏が白川郷のご出身であり、
白川郷のお話をよく聴かせていただきました。
冬は(竹製の)スキーを履かないと外を行き来出来ない程、
雪が深かったこと・・
自分の住んでいる住居が観光地になるかもしれない、という
話を聞いてびっくりしたこと・・
その様な先入観を以て訪れたせいもあり、想像とのギャップは
少々あったものの、感慨深く巡りました。
世界遺産である合掌造り集落への訪問、
金剛堂山の登山、と充実した二泊三日の旅でした。
△金剛堂山にスノーシューで登りました。(富山県・岐阜県 県境)
GPS軌跡(二度クリックで二回、拡大されます。)
2023.2.24(金)
△金剛堂山(片折岳ー金剛堂山ー中金剛ー奥金剛)
行程:五箇山=旧利賀スキー場駐車場ー片折山ー金剛堂山ー中金剛―奥金剛ー中金剛ー金剛堂山ー駐車場ー天竺温泉の郷泊
地図:昭文社 山と高原地図『白山』
メンバー:夫・自分
旧利賀スキー場の駐車場に車を停めて出発。
数年前の山崩れで閉鎖になったというスキー場。
懐かしいバーリフト?が下がったままでした。
ゲレンデを登り始め、ルートミスに気付き、駐車場に戻りました。
こちらからの取付きが正解でした。
サワグルミ(クルミ科)の冬芽
ウリハダカエデ(カエデ科)冬芽
ミズメ(カバノキ科)冬芽
標高が上がると遠くに白い峰々が見え始めました。
トレースの残る尾根を、時折地図で確認しながら進みました。
ブナ(ブナ科)冬芽
利賀の里を下方に臨む
ウリハダカエデ(カエデ科)冬芽
片折岳 1346m 登頂
山と高原地図には「眺望無し」と記載がありましたが、
積雪の季節、遠望が叶いました。
ブナ(ブナ科)冬芽
金剛堂山のピークが見え始めました。
雪庇も張り出していますが、広い尾根道を進みます。
コシアブラの冬芽??
四方に雪の山々が眺望出来る尾根を歩きます。
△金剛堂山 1637.8m 登頂!
祠の上部だけが出ていました。
雪の下に埋まる三角点標柱は・・
一等三角点
標高:1637.84m
点名:「金剛堂山」(こんごうどうやま)
北陸の白い峰々が360度眺望!
どこの山か同定出来ません・・・
中金剛へと進みます。
歌碑
△中金剛 1650m 登頂!
三座の中では最高峰です。道標などは雪の下・・・
さらに奥金剛へ進みます。
広い台地状のピークを経て、鞍部へ下がって登り返します。
△奥金剛 1616m 登頂!
道標などは雪の下なので、ストックを立てて頂上の証としました。
ここで折り返します。
再び中金剛を目差して・・
中金剛でお昼休憩。
最近買った、GO MUG(保温ステンレスマグ)は
雪山では抜群に良いです!最後までヌードルが熱々のままです。
今日は穏やかな天候でしたが、太陽は出てくれず、曇天でした。
なのでモノトーンの風景でした。
白山方面も見えていると思います・・
ふかふかの雪を駆って下山へ。
尾根では風景を見納めておきます。
右下にスキー場(跡)が見え始めました。
要所に小屋も残っており、虚しさともったいなさを感じます・・・
初めての金剛堂山、たっぷり積雪で楽しい行程でした。
マンサク(マンサク科)の冬芽
下りて来る頃、薄日差す
旧スキー場駐車場に無事、下山。
ここよりすぐ近くの、本日の宿へ向かいます。
天竺(てんじく)温泉の郷へ到着。
山のてっぺん美術館とあり・・・
館内に絵画が展示されていました。
書の作品も。
☆念願であった、冬の金剛堂山へやっと登れました。
いつか無雪の季節にも訪れたいと思います。
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二泊目に泊まった天竺温泉は、とても素敵な宿でしたが、
諸事情により、近々閉館されるとのこと。
客室からの眺望、館内、お料理、全て良かったので、
大変残念に思いました。
いつか再開出来ることを願って止みません。
窓には「雪囲い」という木柵が打ち付けてあり、
豪雪地帯を実感します。
富山県の五箇山、岐阜県の白川郷へ合掌集落を訪ねました。
(合間に金剛堂山へ登りました。)
2023.2.23(木)~25(土)
2/23(木)
行程:三田西IC=(舞鶴若狭自動車道)=(北陸自動車道)=(北陸東海自動車道)=五箇山IC=赤尾館(宿)
五箇山ICから下り、まずは今夜の宿泊先である赤尾館(温泉旅館)へ。
(国重文 岩瀬家)
宿に荷物を置き、初めは、宿の正面に存在する、
合掌造「岩瀬家」を見学しました。
今の季節、豪雪地帯の越中五箇山の民家は、「雪囲い」という
ガードを家屋の周囲に張り巡らしてあるので、冬季の入り口から
入りました。
いろりの居間で築300年の当家についての歴史を聴き、
準5階建ての上の階へ上がってみました。
輪かんじき の展示
深靴(ふかぐつ)の展示
(日本海味噌のラベル絵、雪ちゃんが履いていた、あの藁製の実物です!)
日本海味噌商品紹介
(余談)
日本海味噌のCMは関東でもTVで流れていましたので、
今でも歌えます。幼少の頃からとても好きなCMでした。
牛の草鞋(わらじ)の展示
牛にも雪靴を履かしていたなんて!ひづめを保護する役割だそう。
牛馬が生活に直結していた時代を感じました。
養蚕が盛んであったということで、三階~五階は蚕棚がぎっしりと
並べてあったとのこと。天井が低いのは、蚕棚の世話をし易い様に、
との効率を考えてだそうです。
窓から見る風景
☆生まれて初めて見学した合掌造りの建築は、とても凝った造りで、
梁や柱、壁が重厚でびっくりしました。茅葺の厚みにも驚きました。
(世界遺産 菅沼合掌造り集落)
車でほど近い、菅沼合掌造り集落へ。
冬に訪れてみたかった場所でした。
ゆっくりとひとつひとつの建築を見て廻りました。
昔は「何千軒」という合掌造りの家が五箇山に存在していたとのこと。
この地方では当たり前の建築だったのですね・・・
2か月にも及ぶ葺き替え作業は、「結(ゆい)」と呼ばれる
村の扶助関係があり、手伝い合いをしたそうです。
翌日へ続く。