(8月31日(月))
GPS軌跡(クリックで二度拡大されます。)
一夜明け、4時起きで食当です。
食後、山上での夜明け
たなびく雲間から峰々が覗いています。
小屋へ入り、荷物をまとめます。
今回は今までの小屋泊で一番、贅沢なスペースをいただきました。
諸般の関係で、今季はお布団は使用できないので、寝具(マット、寝袋)は要持ち込みです。
窓を開けると摩利支天山への尾根が見えます。昨夜は月夜の風景でした。
お隣は一室、空けて使用。
五ノ池小屋は国産木材がふんだんに使われた素晴らしい建築です。各所に
下げられたランプも見事に調和していて・・
洗面所
小屋内のシンクがいずれも素敵なタイル張りでした。
私はこのスペースがとても好きです。
(クリックで拡大されます。)
居心地の良い五ノ池小屋とお別れし、継子岳へ向かいます。
登山道脇は昨日に引き続き、コマクサの群落地です。あちらこちらで可憐に咲いている
コマクサのお花がピンクのランプシェードみたい。
岩小屋を通過。
中を覗くと磐座が祀ってありました。
振り返る・・
△継子岳 2859.1m 登頂
△三等三角点
点名:『継子岳』
標高:2859.14m
継子岳から北東の方角は、目前に乗鞍岳、そして北アルプス穂高方面の連なりが
見事でした。過日の立山側と逆方向に対峙し、感動の山頂でした。
四ノ池はお水が無い様に見えましたが、水路が流れていました。
四ノ池から流れている沢を渉ります。
すくって飲むととても冷たくて美味しかったです!
三ノ池
三ノ池の淵を半廻り歩く道のりです。
場所によって色合いが変化して見え、それぞれ大変美しいです。
前回同様、三ノ池避難小屋から三ノ池道を通り、女人堂を目指す予定でしたが、
崩落の為、通行禁止となっていました。急きょ、サイノ河原へ上がることに・・。
三ノ池見納め
道標の♨マークは温泉?と思いきや、違いました。
サイノ河原を経て二ノ池方面へ。
女人堂着。
飯森高原駅目指して下山します。
御嶽ロープウェイ飯森高原駅到着。
今回の登山が終了しました。
(31日に写した植物)
コマクサ(ケシ科)
コケモモ(ツツジ科)の実
イワギキョウ(キキョウ科)
ナナカマド(バラ科)の実
シラタマノキ(ツツジ科)
☆三年ぶりの御嶽山登山は、剣ヶ峰初登頂が果たせました。
快晴に恵まれ、景色も植物も感動の二日間でした。
五ノ池小屋ホームページ