野へ山へ

2004年~

△御嶽山(おんたけさん)②

2020年09月11日 | 山行記

(8月31日(月))

GPS軌跡(クリックで二度拡大されます。)




一夜明け、4時起きで食当です。


食後、山上での夜明け


たなびく雲間から峰々が覗いています。


小屋へ入り、荷物をまとめます。
今回は今までの小屋泊で一番、贅沢なスペースをいただきました。
諸般の関係で、今季はお布団は使用できないので、寝具(マット、寝袋)は要持ち込みです。


窓を開けると摩利支天山への尾根が見えます。昨夜は月夜の風景でした。


お隣は一室、空けて使用。


五ノ池小屋は国産木材がふんだんに使われた素晴らしい建築です。各所に
下げられたランプも見事に調和していて・・


洗面所
小屋内のシンクがいずれも素敵なタイル張りでした。
私はこのスペースがとても好きです。

(クリックで拡大されます。)



居心地の良い五ノ池小屋とお別れし、継子岳へ向かいます。


登山道脇は昨日に引き続き、コマクサの群落地です。あちらこちらで可憐に咲いている
コマクサのお花がピンクのランプシェードみたい。


岩小屋を通過。


中を覗くと磐座が祀ってありました。


振り返る・・


△継子岳 2859.1m 登頂



△三等三角点
点名:『継子岳』
標高:2859.14m


継子岳から北東の方角は、目前に乗鞍岳、そして北アルプス穂高方面の連なりが
見事でした。過日の立山側と逆方向に対峙し、感動の山頂でした。





四ノ池はお水が無い様に見えましたが、水路が流れていました。


四ノ池から流れている沢を渉ります。
すくって飲むととても冷たくて美味しかったです!


三ノ池


三ノ池の淵を半廻り歩く道のりです。


場所によって色合いが変化して見え、それぞれ大変美しいです。


前回同様、三ノ池避難小屋から三ノ池道を通り、女人堂を目指す予定でしたが、
崩落の為、通行禁止となっていました。急きょ、サイノ河原へ上がることに・・。


三ノ池見納め


道標の♨マークは温泉?と思いきや、違いました。


サイノ河原を経て二ノ池方面へ。


女人堂着。


飯森高原駅目指して下山します。


御嶽ロープウェイ飯森高原駅到着。
今回の登山が終了しました。

(31日に写した植物)

コマクサ(ケシ科)


コケモモ(ツツジ科)の実


イワギキョウ(キキョウ科)


ナナカマド(バラ科)の実


シラタマノキ(ツツジ科)

☆三年ぶりの御嶽山登山は、剣ヶ峰初登頂が果たせました。
快晴に恵まれ、景色も植物も感動の二日間でした。

五ノ池小屋ホームページ

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