野へ山へ

2004年~

一周忌

2023年02月28日 | 日々

2月11日、亡き母の一周忌を迎えました。


広い空、地元の空気を感じる、千葉の実家の墓地です。
ご先祖様達に久しぶりの挨拶と近況報告をしました。
近年は親戚も一人減り二人減り・・と寂しい限りですが、
住職さん、副住職さん、社務所の方々の笑顔に再会する時は、
故郷を感じ、ほっとします。


お寺(墓地)は私が通った高校の近くにあり、
たくさんの思い出深い場所でもあります。
変貌した風景もありますが、広がる黒土の落花生畑や
梨畑は今も健在で、懐かしい限りです。



母が逝去した夜明けのことは今も昨日の様に思い出されます。
病院から自宅へ搬送された亡き母の隣に布団を並べ、一晩一緒に寝ました。
共に過ごした8年間を思い出しながら、最後の添い寝でした。

葬儀は家族葬でしたが、お通夜、告別式には老人会、自治会の方々が
寒い中、お参りに来て下さりました。尊いお気持ちには、
大変、感激しました。
晩年に千葉から引越して来て以降、地域の方々の温かい交流に
支えられ、母の穏やかな8年間だったと思います。
お馴染みの方々に旅立を見送っていただき、温かい門出になったと、
心から感謝しています。

🌸🌸🌸
桜の春を待たずして逝ったことは残念でしたが、
告別式の朝、娘の婚約者(今は娘婿)が、
手にいっぱいの桜花の束を持って来てくれました。
一晩のうちにどうやって桜を用意出来たのか・・魔法の様でした。
棺の母の顔の周りにはたくさんのお花と桜を添えることが出来ました。
(一周忌、孫達から贈られたお花にも桜の花が入っていました。)

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△赤坂山

2023年02月20日 | 山行記

滋賀県マキノの赤坂山へスノーシューで登りました。

GPS軌跡(クリックで拡大されます。)


2023.2.9(木)
 赤坂山(滋賀県)
行程:(往復)JR新三田=(JR宝塚線)=JR大阪=(東海道線)=JR京都=(湖西線)=JRマキノ駅=(バス)=マキノ高原
    マキノ高原スキー場―ブナの木平―栗柄越―赤坂山ーマキノ高原スキー場=~~往路に同じ~~=JR新三田駅
地図:中央分水嶺 高島トレイル 詳細マップ
メンバー:山本さん・夫・自分


JRマキノ駅
懐かしいです!何年ぶりでしょうか。
ここからバスでマキノ高原さらさ停留所まで乗ります。


マキノスキー場
今はリフトなどは無く、子供対象のファミリーゲレンデの様です。
平日でもあり、静かでした。


赤坂山 登山口の標柱
ここからスノーシューを装着して出発。


クロモジ(クスノキ科)の冬芽


向かう峰々が見え始めました。


ツルアジサイ(ユキノシタ科)の冬芽
「枯れた装飾花や果実が残る」・・・冬芽ハンドブックから
☆残っている実から、ツルアジサイかな?と。


マンサク(マンサク科)の花芽と葉芽


懐かしの猫型鉄塔が見えて来ました。


温かい気温の下、快適に歩を進めます。


振り返ると琵琶湖も見え始めました。


ナナカマド(バラ科)の冬芽


猫型鉄塔にどんどん近付く


左の鉄塔は寒風へ向かう尾根上にあります。


とうとう猫型鉄塔の直下まで来ました。
赤坂山はあと少し。


右にはうっすらと白い伊吹山が。


振り返って寒風、大谷山の方面


琵琶湖も大きく一望。


頂上台地に乗る


△赤坂山 登頂!
四等三角点
点名:赤坂山(あかさかやま)
標高:823.55m


こちらも懐かしい!高島トレイルの標柱。


遥かにはくっきりと白い白山が望めました。
360度の大展望を堪能し、往路を戻ります。


琵琶湖を眺めながら


午後の柔らかな陽


マキノ町の村落、右のピークは388.5ピークでしょうか。


シナノキ(シナノキ科)の冬芽?


途中、大谷山方面の白い稜線を見上げる。


赤坂山歩道の道標が現れると下山も近いです。


スキー場が見えて来ました。


マキノの山々、さようなら


ゲレンデ脇に建つ、懐かしい建物。
昔はスキーヤーの宿だったのでしょうか。


無事下山。マキノ高原温泉 さらさへ直行!
温まった後はビールで乾杯! バスに乗って帰途へ着きました。

☆夫の岳友、山本さんと再会後2回目の三人山行でした。
穏やかな天候の下、昔話に花も咲き、
久しぶりの赤坂山でスノーシューハイクを楽しみました。

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苔の観察会

2023年02月20日 | 日々

コケの観察会に参加しました。

2023.2.8(水) 
🔍コケ観察会
行程:JR新三田駅に集合し、徒歩で有馬富士公園へ向かう、大池川沿いから八幡神社境内まで、
お話を聞きながら観察しました。
主催:オカモス関西(岡山コケの会関西支部)コケサロン
担当:佐伯雄史先生
参加者:道盛正樹先生・佐木山祝一先生・詳しい会員の方々・自分 (約15名)

☆コケの観察会に参加するのは3年ぶりでした。
恥ずかしながら、ここしばらく、コケの勉強を
怠っており、果たして皆さんに付いて行けるか、
とても不安でしたが、勇気を出して参加させていただきました。







☆佐伯先生、道盛先生、佐木山先生、熟知された会の方々に、
たくさんのことを教えていただき、お陰様で楽しく興味深く
観察することが出来ました。
帰宅後、あらためて図鑑で確認しましたが、ひとつでも自分で
判別出来る様になるまでには、観察することに尽きると実感しました。

以下は、後日、佐伯先生から送られた、今般観察したコケのリストです。
(載せていませんが、名前に併せ、場所や詳細な注釈も記して下さいました。)
【蘚類】(せんるい)
ケギボウシゴケ チュウゴクネジクチゴケ ヒジキゴケ ハイゴケ 
コツクシサワゴケ ギンゴケ フデゴケ タマゴケ オオハリガネゴケ 
ミノゴケ ツクシナギゴケモドキorツクシナギゴケ 
クシノハゴケ ナミガタタチゴケ ヒメタチゴケ
コカヤゴケ ヤノネゴケ ヒメハイゴケ コウライイチイゴケ
ヤマトフデゴケ ヒメスギゴケ

【苔類】(たいるい)
ウニバヒシャクゴケ ヒメトサカゴケ ツクシウロコゴケ
クビレケビラゴケ 
コモチミドリゼニゴケ フタバゼニゴケ アカウロコゴケ スギバゴケ

【ツノゴケ類】
ナガサキツノゴケ

********(おまけ)********


コケの観察中に見つけた、カンアオイ(ウマノスズクサ科)の群生
ヒメカンアオイでしょうか??

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△千町ヶ峰ー△段ヶ峰 スノーシューハイク

2023年02月07日 | 山行記

△千町ヶ峰ー△段ヶ峰をスノーシューで周回縦走しました。

GPS軌跡(クリックで拡大されます。)


2023.2.5(日)
 △千町ヶ峰ー△段ヶ峰
行程:神戸三田IC=(中国自動車道)=山崎IC=R29経由=千町ヶ峰  こぶしの里登山口Pー△千町ヶ峰ー△段ヶ峰ー段ヶ峰大谷登山口ー上千町ーこぶしの里登山口P~~往路に同じ~~=神戸三田IC
1/25000地形図:『神子畑』
宍粟50名山ルートマップ:『9千町ヶ峰』『16段ヶ峰
メンバー:天空回廊登山 参加者8名


千町ヶ峰 こぶしの里 登山口から出発。


弘法の池(山上の池)は雪の下に埋まっていました。


今日は至る所でウサギの足跡が見られました。

 
千町ヶ峰 1141m 登頂。
三等三角点
点名:『千町』
標高:1141.3m


薄い雲の下には氷ノ山が眺望出来ました。


西の方角には暁晴山(ぎょうせいざん)
360度の展望を堪能し、段ヶ峰へ向かいました。


無線小屋跡も雪を被って、ケーキの上の飾りの様。


千町ヶ峰 千町峠登山口へ下山。
ここから千町峠まで、白い車道を歩きます。




千町ヶ峰から生野方面を眺める


段ヶ峰 悠々山荘下の登山口から再び入山。


いいお天気


急登を経て視界が開けると、雲が取れて氷ノ山の雄姿が現れました。


お隣の杉山も白い


段ヶ峰は目前。


先ほど登頂した千町ヶ峰が、もうあんなに遠くに。


段ヶ峰 1103m 登頂
多くの登山者がお昼休憩を取られていました。
私達も大展望を目の当たりに、贅沢、至福のお昼休憩!




雪を載せた杉林の中を下山


長い長い林道も、皆で楽しく歩きました。


段ヶ峰大谷登山口の前を通り過ぎます。


下山するほどに雪が重く、気温の上昇を感じました。


長い長いつららが見られるポイント。本当にここのつららは圧巻です。




のどかな風情の上千町の村へ下りて来ました。

☆快晴、無風の好天の下、山仲間と和やかに雪山歩きを楽しみました。


陽光は暖かく、まるで春の訪れの様。

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△三久安山(さんきゅうあんざん)スノーシューハイク

2023年02月01日 | 山行記

△三久安山をスノーシューで周回縦走しました。

GPS軌跡(クリックで拡大されます。)


2023.1.29(日)
 △三久安山
行程:神戸三田IC=(中国自動車道)=山崎IC=R29=駐車地Pー△三久安山ー大岩ー林道三久安山線ー駐車地P=~~往路に同じ~~=神戸三田IC
1/25000地形図:『音水湖』
宍粟50名山ルートマップ:『13三久安山
メンバー:天空回廊登山 参加者6名


雪山を映す音水湖 


R29の待避所に車を駐車し、すぐにスノーシューを装着して
歩き始めました。


正規ルートはこの登山口標柱を直進し、林道を歩きます。


今日は尾根へ直登するルートへ取付きました。


杉林の植林尾根を直登。


次第に自然林に変わり


展望地からは対峙する雪の阿舎利山がよく望めました。


ふわふわの豊富な新雪を駆け降りる醍醐味!


この筆跡はあの方。


ノートレースの雪上をきゅっきゅっと踏みながら歩く気持ち良さ!


木々の間から一山(ひとつやま)が見えました。




三久安山1123mへ登頂!
三等三角点
標高:1123.13m
点名:『小原』(おばら)
一段低い場所にて皆でお昼休憩を取りました。


下山ルートは大岩が鎮座する尾根を通りました。
さざれ石の大岩、とても迫力がありました。


急斜面を下りる


ブナ(ブナ科)の冬芽


蕾を付けたミツマタ(ジンチョウゲ科)の群落を通り、


いつもの登山口標柱に到着。
ここからは林道を歩いて下山しました。


再び音水湖Pに下山し、楽しかったスノーシューハイクが無事に終了しました。

☆昨年に引き続き、天空回廊スノーシューハイクに参加しました。
今般の寒波により、里も山もたっぷりの新雪が積もり、最高のコンディション!
企画して下さったTさんには今日も大感謝!!の一日でした。

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横尾忠則展 満満腹腹満腹 を観に

2023年02月01日 | 日々

1月27日(金)、一般公開に先立ち、記者説明会に出席しました。


横尾忠則美術館 エントランス


展示


展示

☆開館10周年記念企画ということで、
通常(平均約80点)をはるかに超える展示数(261点)とのこと。
今回のタイトルは、第一回目の「反反復復反復」に相対して決められたそうです。
実に豊富な出展、充実し過ぎるほどの作品群であり、大いに堪能しました。

自分としては、バイキングレストランで食事をしているかの如く。
2階ー3階を何度も行ったり来たり。
ことに好きな作品は何度もお替り(観覧)しました。
お陰様で、満満足足満足 でした。



いただいた、「泣き笑いすごろく」は、
館の学芸員さんが作られたそうです。
この10年間のご苦労やエピソードが盛り込まれており、
思わずふふっと笑ってしまいました。
早速、家族と遊んでみます・・・
あれ、サイコロが家に無いかも!

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