野へ山へ

2004年~

マタケ

2021年06月25日 | 日々

過日、山でマタケを採りました。
モウソウタケよりも遅く出る筍ですが、
あく抜きなどの手間が無く、且つ汎用性あり、
柔らかくて美味しい山菜です。


たくさん茹でて冷蔵庫に保存しておいた、水煮のマタケ。
煮物に炊き込みご飯他、とても重宝しました。


最後はグリーンカレーにたっぷり入れて使い切りました。
見た目は穏やかな色合いですが、タイ香辛料もしっかりの
ビリビリ痺れて汗爆発です。

この春はオニワラビとマタケ、2山菜との良い出会い
があり、来春も楽しみです。

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△大甲山ー△荒尾山

2021年06月23日 | 山行記

調査・整備活動で△大甲山ー△荒尾山に登りました。

GPS軌跡(クリックで拡大されます。)


2021.6.20(日)
 △大甲山ー△荒尾山(宍粟50名山)
行程:国見の森公園=R29経由=大甲山登山口(P)ーお滝さんー△大甲山ー△荒尾山ー△大甲山ー△大甲山登山口(P)=国見の森公園
1/25000地形図:『音水湖』『安積』
ルートマップ:『大甲山』『荒尾山
メンバー:宍粟50名山ガイドクラブ調査・整備班5班+2名=7名


登山口


取付きからは、林道から迂回するグループと谷筋から(元の登山道)
から登るグループに分かれました。分岐からお滝さんへの道は、
萱(カヤ)が茂っていたので、草刈りをしながら進みました。


お滝さんへの道へは「行者道」の丁石が間隔を以て標されて
いました。


山の斜面を滑り落ちる滝(行者の水)
滝の近くは山ビルが多いので注意が必要でした。


元気の良いデビルは吸着力がとても強いです!


行者山下のお堂


山から里の風景を見るのも久しぶりで、胸いっぱいでした。


波賀の町を望みます。このひと時に感動でした。


大甲山ー荒尾山間では、ギンリョウソウ(ツツジ科)が盛りを迎えていました。


△大甲山 登頂。
5班の整備担当では2巡目になります。5年前の整備のことも懐かしく
思い出しました。


△三等三角点
点名:斉木(さいき)
標高:1035.37m


頂上にはサワフタギ(ハイノキ科)の花も満開


ベニドウダン(ツツジ科)既に名残でした。
大甲山でゆっくりと昼食を食べ、荒尾山へ向かいました。


荒尾山 1108m
尾根上に異常無し。再び大甲山へ戻ります。


地面にたくさん落ちていた可愛い花は、
エゴノキ(エゴノキ科)の花でした。


植林地帯にナツツバキ(ツバキ科)がぽつんと。


再び、大甲山から風景を堪能し、往路を駐車地へ戻りました。

☆2か月ぶり、宍粟の山はすっかり初夏の趣でした。
久々の登山道整備、山からの眺望、皆さんとのおしゃべりがとても嬉しかったです。
帰途は幸せな気分に充たされました。 山々と山仲間に感謝です。

****


緑陰から麓を望む
(Yさん撮影)

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森林塾3

2021年06月22日 | 日々

6月の森林塾3回目を受講しました。
*6月17日(木) 
於:有馬富士公園 
主催:キッピーフレンズ
☆有馬富士公園の樹木、生物を観察しながら、
今回の目的地、三田市の天然記念物に指定された、
"ナツツバキ群生地"へ向かいました。


ドイツトウヒ
☆クリスマスツリーの樹としても使われ、かなりな
高木になる樹木。


ヒメシャラの花
☆仏教三大聖樹はシャラノキ、ムユウジュ、ボダイジュとのこと。
謂れも教えていただきました。


カンゾウ
植栽です。今までじっくりと見たことが無かったですが、
きれいなお花でした。漢方にも使われていますか?


カンゾウの茎にはびっしりとアブラムシが
付いていました。


池の上の樹にはいくつもモリアオガエルの卵塊が
下がっていました。今が旬の様ですね。


最近、目の当たりにする機会の多い卵塊、
一匹のメスのカエルのお尻からこんなたくさんの泡が出るの??
と不思議に思い、自分なりに調べてみてびっくりしました。
自然の摂理は実に興味深く、解らなかったことだらけです。🐸


アカメガシワの説明を聴いた後、キッピーフレンズの
方がナナフシを見つけられました。スリムな身体は葉の葉脈と
見事、同化して見えました。


流紋岩の手前のチガヤ群生
チガヤの綿毛は昔、布団の中身にも使われていたとのこと、
とてもびっくりしました。お布団に使うとなると、相当の量の
綿毛採取が必要です・・・一体、どんな布団だったのか・・・。


ナツツバキ群生地まで来ました。
ここは講習会やセミナーでしか入られない場所だそうです。
市指定の天然記念物を一般の人が見られない、というのは
何故なのでしょう。(定期的に一般公開をしているとのことですが)
ともあれ、私は初めて訪れる機会に恵まれました。
本日の目的地である群生地を後に、センターへ戻ります。


前から気になっていたこの木はアベマキでした。
有馬富士公園も昔は里山として炭焼きが行われて
いたので、需要が無くなり伐られず育った木が
大木になった様です。


有馬富士の逆さ富士
福島大池に映る定番の眺めです。
その昔、県立公園になる前、この池は小鮒(コブナ)の養殖池であり、
方々へ卸していたそうです。
そう言えばずっと前に見た『漁業組合』と書かれた古い看板は、その名残
だったのでしょうか。


ガーデン階段のエゴノキにはかわいい実がたくさん下がっていますが、
「これ、何か解りますか?」と差されたのは、何と虫こぶでした。
小さなバナナの様な、グローブの様な・・・不思議な形でした。
受講者の方が割ってみると、中にはたくさんのアブラムシが寝て
いました。色々な植物に出来る虫こぶ、実に興味深いです!
「入り込んだ虫が酵素を出すことによって細胞が異常事態になり、
虫こぶとなる」のだそうです。


ガーデン階段斜面
そっと三輪、ヤマホタルブクロが咲いていました。


ガーデン階段斜面や上部に配置された大きな岩
有馬富士公園を建設した折、近隣にあった古墳から移動したものでは?
とのお話でした。そんな目線で見ると、確かに石棺に使われていた様な
形にも見えました。

☆爽やかな天候の下、わずか2時間の受講ですが、とてもたくさんの
お話を聞くことが出来ました。
樹木、生物のことはもちろん、公園のことも詳しく学べ、充実した時間でした。


帰途、車から。大きな雲が夏の様でした。

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タイザンボク

2021年06月19日 | 日々

先日、中央公園へ遊びに行った折、
タイザンボクの花を写しました。
目立つ高木、大きな花は遠くからも
よく解ります。


タイザンボク(モクレン科)
ホオやユリノキの花も大きいですが、
タイザンボクも迫力です。


良い香りでした。


下に落ちた種もモクレン科に共通する形でした。

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花山院(菩提山)

2021年06月17日 | 山行記

花山院(菩提山)へ登りました。

GPS軌跡(クリックで拡大されます。)


2021.6.14(土)
 花山院(菩提山)
行程:自宅=花山院下駐車場Pー(琴弾坂)ー花山院ー菩提山頂上ー(登山道)ー駐車場=自宅
1/25000地形図:『藍本』
メンバー:自分・長女


坂の左側にある駐車場に車を停めて、琴弾坂を歩いて登ります。


道脇には丁石があり、往時の参道が偲ばれます。


『琴弾坂』の石碑


四丁にはお地蔵さんも。


途中、脇道が気になり、入って行きました。
六地蔵さんが並び、本来の参道であったことが推し量れます。
今は車道がメインの参道ですが。


日陰の木にモリアオガエルの卵魂が。この下には池も水溜りも
無いのですが・・・


八丁まで来ると山門に到着。


花山院 本堂横の池の木にもモリアオガエルの卵が下がっていました。
蓮の花も開花しており、きれいでした。


展望台にて 三田市市街地が遠望出来ます。


お寺の裏から登り、菩提山頂上へ。
△四等三角点
点名:花山院(かやまいん)
標高:421.30m 
ここへ訪れるのは3回目。
再び境内に戻り、復路は登山道を下りました。


下山すると、お堂を通り過ぎます。


ため池の傍らを通り、駐車場へ。

☆約3年ぶりに、歩きで花山院へ登りました。
娘には初訪の花山院でしたが、モリアオガエルの卵魂や蓮の花を見るのも
初めてだった様です。

(寄り道)

志手原の見野屋さんにて
娘曰く、『今話題のモンブランソフト』
とのこと。
糸状の三田栗がたっぷり乗った、
贅沢な和風sweetsです。

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ブイブイの森

2021年06月16日 | 日々

6月に入り、散歩や活動日の折に写した、ブイブイの森の中の写真です。


ある日の午後、初訪の娘を連れて散歩に行きました。
「こんな近くに山歩きが出来る場所があったなんて!」
緑一色の森の中は鳥の声が響いて、街の喧騒がうその様です。(散歩時)


くじら山展望所にて
数か月前の活動日、眺望を遮る木々を伐採したのですが、また眺望が狭まっていました・・・ 
でもここからの眺めはやっぱり良いですね!(散歩時)


名前の由来である、ブイブイ池、池畔にて。
水面に何かが動いていると思ったら、背びれを怪我したフナでした。
痛々しいひん死状態。イタチにでも噛まれたのでしょうか。(活動日)


ブイブイ池水面にコシアキトンボ(活動日)


スイカズラ(スイカズラ科)
白色からクリーム色へ変わるスイカズラ、どこにでもある野の花ですが、
初夏を感じる爽やかな小花に目が留まり、毎夏写してしまいます。(活動日)


タツナミソウ
湿地に群落していたタツナミソウは色が濃い目できれいでした。
タツナミソウの仲間は種類が色々ある様です。(散歩時)


ツチアケビ
「これ何!!?」と娘の目が釘付けになったツチアケビ、
これからの成長が楽しみです。(散歩時)


ササユリ
ブイブイの森でも数か所で見られます。森や山でしか植生出来ない
ユリだそうです。(散歩時)


マイマイガでしょうか、ほぼ原寸大です。
フジの葉にたくさん居ました。(活動日)


ヤマグワの葉
樹皮からヤマグワと思いましたが、マグワかもしれません。
クワと言えば、クワの葉を食草としているゾウムシが居るそうです。
クワ好きは蚕だけでは無いのですね・・確かに柔らかくて美味しそうな葉。
(活動日)

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移り変わり

2021年06月04日 | 日々

  
いつの間にか色付いていました。

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森林塾2

2021年06月04日 | 日々

森林塾へ参加しました。
2021.5.20(木)
於:有馬富士公園


ハナモモ
葉の毛虫がワンポイント


イチゴノキ(ツツジ科)
イチゴの様な実が成る樹だそうです。


斜面にあった謎?の壺は、
かつて古墳があったこの地へ対してのオブジェ?らしい
との見解でした。


植栽の下に、段差が設けてある凹みがあります。
これはかつて公園が設計された際、車いすで園芸活動をする為の
施工だったそうです。


サネカヅラの絡んだアーチ植栽
この場所も初めてでした。ずんずん奥へ進むと・・


石畳に円形屋根の小さな講堂?


花の講堂と言うそうです。
木々に囲まれ、素敵なスペースでした。


池の上にはモリアオガエルの卵が下がっていました。


ヒメカンアオイ(ウマノスズクサ科)の葉は、
ヒメギフチョウの食草、とのことです。




☆パークセンターを出発し、お話を聞きながら有馬富士公園を散策しました。

小雨降る天候でしたが、2回目の今日も勉強になることが多く、有意義な受講でした。

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