あたま痛ぇ
今年(2019年)7月の中頃、二日酔いでもないのに頭痛がしていた。前に年上の女性から「私、台風が近づくと酷い頭痛がするのよ、台風だけでなく低気圧に反応するみたい」と言っていたのを思い出した。天気が悪いと膝が痛くなる。古傷がうずくなんてのも聞いた覚えがある。頭痛の他にも不具合がある、口内炎がまだ残っていて、右足首に原因不明の痛み、鼻の穴入口に原因不明のおできができている。「なんじゃい、こりゃぁ!」と思い、そして、これはあれだな、老化によるものだなと判断する。
いやいや、老化と片付けるのはまだ時期尚早と希望的観測からもう少し考察する。じつは、頭痛の要因は他にも考えられる。台風の来た7月18日以降は体調不良(概ね頭痛)でほとんど休んでいるが、それまで、私の性格に似合わない「一所懸命勉強」をやっていた。数冊の本を読み、その内容を自分なりの文章でまとめるためパソコンに向かう。大学受験以来の集中勉強、脳味噌から煙が出るんじゃないかと思われるほどの集中勉強。そんなのを5日間もやったせいで私の脳味噌の一部が壊れ、それで頭痛なのではないか。
もう1つ原因ではないかと思うものがある。パソコン作業による目の疲れ、から来る頭痛もあるのではないかと思われる。パソコン作業が連続30分も持たなくなった、のは3ヶ月ほども前だったか、今は30分どころか15分できつくなる。目が痛くなる。ドライアイではないか?と友人に言われ、それようの目薬を購入し、今使っている。
アンマサンは沖縄語。沖縄語辞典を引くとアンマは「按摩」のことを言う、アンマーと語尾を伸ばすと「母ちゃん(平民語)」のことを言うが、アンマサンとなると形容詞となり「気分が悪い、頭が重い、頭を悩ます」といったような意。
「アンマサ クトゥ(ので) ニン(眠)トーカ(っておく)ヤー」のように使う。
アンマサンという言葉は子供の頃よく耳にした。祖父や祖母の口からよく出てきた。ということは、老人になると「気分が悪い、頭が重い、頭を悩ます」ことがよくあることなのかもしれない。ということは、私の頭痛も老人性頭痛なのかもしれない。一般より少し早めに肉体の老齢期がやってきただけのことかもしれない。
暢気者の私も過去に経験したことのないアンマサンンに「これはヤバイかも」と思い、これまで以上に健康に気を付けるようになった。頭痛がするので散歩は休んでいるが、頭痛であっても家の中での筋トレ、ストレッチは続けている。そして、
7月20日から8月9日までの3週間で、休肝日が5日連続、6日連続を含め15日あった。7月20日以降はタバコの量も1日1~2本に減り、1本も吸わない休肺日も5日連続、6日連続を含め13日間あった。休肺日はコーヒーも飲まなかった。コーヒー飲むとタバコが吸いたくなるという癖が私にあるので。そんな、私としては大きな努力をした。にも関わらず私のアンマサンは良くなる気配を見せなかった。なーんでだ?
アンマサンしている間、ほとんどヤーグマイ(家籠り)であり、1日の内の3分の2はベッドで横になり、断続的にウトウトしていた。起きている間の、家事以外の時間はパソコンを開いていた。私が参加しているブログは半年ほど前だったかに体裁が変わり、私はまだ理解できていないことが多い。それがこのアンマサンのお陰でいくつか覚えることができた。それはそれでいいのだが、パソコン画面を観ていると目が痛くなる、目が痛くなると頭痛がしてくる。よって、頭痛が続く。「バカかお前は?」となる。
記:2019.8.10 ガジ丸 →沖縄の生活目次
参考文献
『沖縄大百科事典』沖縄大百科事典刊行事務局編集、沖縄タイムス社発行