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ガジ丸が想う沖縄

沖縄の動物、植物、あれこれを紹介します。

ベニデマリ

2017年09月17日 | 草木:低木

 サンタンカは近所の民家にあり、職場にもあり、公園などでもよく見かける。それぞれ多少の違いはあれど、そのどれもサンタンカであると私は認識していた。ところが、花びらの先が丸いものがサンタンカで、尖っているものはベニデマリと分けられているとのこと。ただ、似ているだけあって、どれも同じアカネ科サンタンカ属。
 職場にあるのはコバノサンタンカ(ミニサンタンカともいう)とジャワサンタンカという種らしい。これらは花びらの先が尖っているのでベニデマリということになる。近所の庭にあるものは花びらの先が丸いのでサンタンカ。どっちでもいいや、と思うが。

 大雑把な性格の私が「どっちでもいいや」と思っているサンタンカとベニデマリ、一般的(沖縄限定の一般かも?)にも「同じようなもの」とされ、どちらもサンダンカ(タがダと濁って発音)と呼ばれている。沖縄の植物を紹介している由緒正しい文献にもサンダンカとベニデマリの写真が同ページに載って、サンダンカと紹介されている。
 そこで、あまのじゃくな性格の私は、「一般がそうならば」とニヤリと笑い、サンタンカとベニデマリを別々に紹介することにした。サンタンカとベニデマリを同ページで紹介したのは2004年7月のこと、それから7年も経ってからの訂正だ。大雑把であまのじゃくである私はまた、とてものんびり屋な性格でもある。

 ちなみに、もう一つサンタンカに似た植物でクササンタンカというのがある。ペンタスという名でよく知られているアカネ科ペンタス属の多年生草本類。見た目違うし、なにしろ草なので、これは、どっちでもいいや、とはいかない。
 
 ベニデマリ(紅手毬):花木・切花・生垣
 アカネ科の常緑低木 インド原産 方言名:サンダンクヮ
 紅い花が毬(まり)状にかたまって咲くことからベニデマリという名前。別名にコバノサンタンカ、ミニサンタンカがある。他のサンタンカ類に比べ葉が小さいことから小葉、全体的にもこじんまりとした樹形となることからミニとつく。
 サンタンカもベニデマリも、ジャワサンダンカもサンダンカスーパーキングも同じイソクラ属で、それぞれイソクラ・○○という名前で紹介している文献もある。
 沖縄ではサンタンカもベニデマリもサンダンクヮと呼び、区別は無い。ただ、両者、見た目に違いがはっきり判る。サンタンカは花弁の先が丸く、ベニデマリ尖っている。それぞれに品種があり、花色に白、黄色などがあるが、基本種はサンタンカは橙色、ベニデマリは紅色。ベニデマリはサンタンカに比べ開花期も短く4から6月。
 高さは1mほどになる。剪定が効き、分枝も多いので刈り込んで生垣なども作れる。酸性土壌で、よく日の当たる場所を好む。カイガラムシがつきやすい。
 学名、ベニデマリIxora coccinea L.
 サンタンカIxora chinensis Lam. 
 
 黄花
 
 橙花
 
 白花

 記:2011.6.7 島乃ガジ丸 →沖縄の草木目次

 参考文献
 『新緑化樹木のしおり』(社)沖縄県造園建設業協会編著、同協会発行
 『沖縄の都市緑化植物図鑑』(財)海洋博覧会記念公園管理財団編集、同財団発行
 『沖縄園芸百科』株式会社新報出版企画・編集・発行
 『沖縄植物野外活用図鑑』池原直樹著、新星図書出版発行
 『沖縄大百科事典』沖縄大百科事典刊行事務局編集、沖縄タイムス社発行
 『沖縄園芸植物大図鑑』白井祥平著、沖縄教育出版(株)発行
 『親子で見る身近な植物図鑑』いじゅの会著、(株)沖縄出版発行


ベニツツバナ

2017年09月17日 | 草木:低木

 大学生の頃、友人(同郷の、つまりウチナーンチュの)と連れ立って冬の湘南へ出かけた。湘南の海は沖縄の海と印象が全く違った。季節が冬ということもあろうが、全体に暗く、黒っぽい感じがした。海は灰色(曇っていたからだが)だし、浜の砂は黒い。沖縄の海は青く、浜は白い。「ふるさと遠く離れ」としみじみ思う青年たちであった。
 我々は江ノ島まで渡ることにした。風の強い日で、「さぶい、さぶい」と口にしながら橋に近付く。向こう側から橋に近付いている人影が見えたので、顔を上げた。人影は二つあり、二つとも若い女。何やら声を上げて、我々に向かって手を振っている。二人は、高校の同級生であった。高円寺や中野、吉祥寺の駅などで偶然出会うことは想像できる。同級生の多くが中央線沿線に住んでいたからだ。しかし、この日この時間、江ノ島へ渡る橋の前で、遥か南端の島からやってきた同級生同士が出会うなんて、何という偶然なんだろうと我々は皆で驚いて、あまりの不思議に可笑しくなって、笑い合ったのであった。

 散歩で偶然出会う確立というのをちょっと考えた。江ノ島の偶然はおそらく1億分の1くらいの確立であろうが、散歩の途中、ある植物がたまたま開花時期であるという確立はそう低くは無かろうと考える。その花が2ヶ月の間咲き続けていれば、2ヶ月に1回その道を散歩すれば、1年のうちに出会う確立は10割となる。必ず出会うわけである。
 2ヶ月に1回は通る道がある。「おっ、こんなところにこんな花が」というものに出会った。「開花期に出会うなんて俺もついているな」と思った。ところが、上記の通り2ヶ月に1回歩いていれば出会う確立は10割なのである。ついているわけでも無かったのである。しかもその木、ベニツツバナは一年中咲いているとのことであった。ということはこれまでにこの花を私は何度か見ているのである。気付かなかったのである。出会う確立には「ボケーっと歩いている」割合も加味しなければならないようである。
 
 ベニツツバナ(紅筒花):生垣・添景
 キツネノマゴ科の常緑低木 原産分布はメキシコ、中央アメリカ 方言名:なし
 花が、色が紅くて形が筒状なのでベニツツバナ(紅筒花)という名前。
 根元から多く分枝し株立ちとなる。高さは2mほど。枝の先から花茎を伸ばし、小さな花がかたまって穂状となり、紅い筒状の花を次々と咲かせる。開花期は周年。
 原産分布地について、『沖縄都市緑化図鑑』にメキシコ、中央アメリカとあり、『沖縄植物野外活用図鑑』には南アフリカ原産とあった。ここでは前者を採る。根拠は無し。
 私の近辺ではあまり見かけない植物であったが、職場の近くの民家にあった。花はかたまって多く咲き、色も鮮やか。株立ちの樹形を生かして、生垣にするといいのではないかと思う。ただ、全体の見た目がちょっと荒れた感じがする。適宜の剪定が必要だろう。
 
 花

 記:島乃ガジ丸 2006.11.4 →沖縄の草木目次

 参考文献
 『新緑化樹木のしおり』(社)沖縄県造園建設業協会編著、同協会発行
 『沖縄の都市緑化植物図鑑』(財)海洋博覧会記念公園管理財団編集、同財団発行
 『沖縄園芸百科』株式会社新報出版企画・編集・発行
 『沖縄植物野外活用図鑑』池原直樹著、新星図書出版発行
 『沖縄大百科事典』沖縄大百科事典刊行事務局編集、沖縄タイムス社発行
 『沖縄園芸植物大図鑑』白井祥平著、沖縄教育出版(株)発行
 『親子で見る身近な植物図鑑』いじゅの会著、(株)沖縄出版発行
 『野外ハンドブック樹木』富成忠夫著、株式会社山と渓谷社発行
 『植物和名の語源』深津正著、(株)八坂書房発行
 『寺崎日本植物図譜』奥山春季編、(株)平凡社発行


ブルーエルフィン

2017年09月17日 | 草木:低木

 真夏の炎天下、連日肉体労働を続けていた2007年、肉体労働の現場は主に南城市近辺であった。南城市近辺もいろいろあるが、旧地名でいえば玉城村、東風平町、知念村、佐敷町、具志頭村などなど。那覇に比べればずっと田舎である。
 田舎には畑が多くあり、原っぱも多くある。肉体労働で疲れていたが、昼休みになると近くの原っぱや公園を私は散策した。そして、初対面の動植物にいくつか出会った。
 今回紹介するブルーエルフィンは野生種では無い、栽培植物である。また、田舎でないと育たないというわけでもない。であるが、私がよく散歩する首里近辺の民家の庭や、那覇市のいくつかの公園では見たことが無く、田舎の原っぱと公園で3度見た。
 花がきれいで特徴もあるのだが、見つけて、写真を撮ってから2年半、何者であるか判らずにいた。参考にしている文献に似たものが無かったからだ。
 参考文献の一つに『沖縄園芸植物大図鑑』というのがある。これは1980年発行と古いので、参考文献の中では参考にする機会は少ない。が、先日、試にと1ページからじっくりと見ていった。すると、あった。似たような、というか、これでほぼ間違いないという花の写真が。名前はクチムラサキクサギとあった。
 
 ブルーエルフィン:添景・花木
 クマツヅラ科の常緑低木 東アフリカ原産 方言名:なし
 名前は英名だと思われる。ブルーは青、エルフィンは「小よう精の(ような)かわいくていたずらっぽい」(学研英和辞典)とのこと。その通りと納得できる花。
 『沖縄園芸植物大図鑑』にはブルーエルフィンという名前はなく、クチムラサキクサギ(口紫臭木)という和名で載っていた。意味は理解できるが、口が紫色で息が臭いと連想してあまり良い感じを受けない。「悪戯好きの小さな青い妖精」はイイ感じ。念のためネットで調べてみると、クチムラサキクサギは無かった。私と同じく良い感じを受けなかった人が多くいて、和名として定着しなかったのであろう。
 高さは1~2m、枝先に花茎を伸ばし円錐花序をつくる。花は下方の1弁が濃紫で、他は淡紫、長さ2センチほどの蝶形。開花期についての記載は無いが、ネットのサイトでは5月~9月、または、7月~10月とあった。私の経験では1月も咲いていた。沖縄ではほぼ周年咲いているのかもしれないが、未確認。ここでは5月~1月としておく。
 口紫臭木という通り、イボタクサギ、ヒギリ、ゲンペイカズラ、クラリンドウなどと同じクサギの仲間。ちなみに学名は、Clerodendrum ugandense Prain
 
 花

 記:島乃ガジ丸 2010.2.27 →沖縄の草木目次

 参考文献
 『新緑化樹木のしおり』(社)沖縄県造園建設業協会編著、同協会発行
 『沖縄の都市緑化植物図鑑』(財)海洋博覧会記念公園管理財団編集、同財団発行
 『沖縄園芸百科』株式会社新報出版企画・編集・発行
 『沖縄植物野外活用図鑑』池原直樹著、新星図書出版発行
 『沖縄大百科事典』沖縄大百科事典刊行事務局編集、沖縄タイムス社発行
 『沖縄園芸植物大図鑑』白井祥平著、沖縄教育出版(株)発行
 『親子で見る身近な植物図鑑』いじゅの会著、(株)沖縄出版発行
 『野外ハンドブック樹木』富成忠夫著、株式会社山と渓谷社発行
 『植物和名の語源』深津正著、(株)八坂書房発行
 『寺崎日本植物図譜』奥山春季編、(株)平凡社発行
 『琉球弧野山の花』片野田逸郎著、(株)南方新社発行
 『原色観葉植物写真集』(社)日本インドア・ガーデン協会編、誠文堂新光社発行
 『名前といわれ野の草花図鑑』杉村昇著、偕成社発行
 『亜熱帯沖縄の花』アクアコーラル企画編集部編集、屋比久壮実発行
 『沖縄四季の花木』沖縄生物教育研究会著、沖縄タイムス社発行
 『沖縄の野山を楽しむ植物の本』屋比久壮実著、発行
 『海岸植物の本』アクアコーラル企画発行


ブッソウゲ

2017年09月17日 | 草木:低木

 今の職場に入社した20年ほど前、職場の隣の家は小さなマチヤグヮー(コンビニのような店)だった。10時、お昼、3時の飲み物などをよく買いに行った。たまには、仕事が終わった夕方にビールなどを買い、同僚達と労働後の一杯を楽しんだりしていた。
 マチヤグヮーは、オジサンとオバサンの二人で交互に店番をしていた。二人ともいかにもウチナーンチュらしい暢気な性格で、店の開店時間はランダムであり、休みの日も特に決まってなく、休業日も週に3日くらいはあったのではないかと覚えている。
 開いているか開いていないか、行ってみないと分からない店ではあったが、店の前に煙草と飲み物の自動販売機があったので、それらが欲しいときはそこへ買いに行った。
 飲み物の自動販売機はくじ付きの販売機だった。1個買うと光がぐるぐる回って、当りのマークのところで止まると、もう1個飲み物が買えるというもの。当時、私は2、3回当った記憶がある。初めて当てた時、販売機の中にオリオンビールがあることに気付き、オジサンに訊いた。「オジサン、販売機で当ったんだけど、ビールを選んでもいいの?」と。オジサンはこう応えた。「いいよー、当ったなら何でも選んでいいさあー」
 100円入れて、100円の飲み物を買って、それで、くじに当ったらさらに200円のビールが手に入るという自動販売機なんて、日本国広しといえど、ここだけではなかろうか。ほんわかした気分になる、いかにも古き良きウチナーのマチヤグヮーだ。

 コンクリートのブロック塀で敷地を仕切る家が多い中、その店は、その当時には既に珍しくなっていたブッソウゲ(ハイビスカス)の生垣で道路との境界を仕切っていた。高さ2mくらい。よく刈り込まれ、手入れされたきれいな生垣だった。ブッソウゲの生垣は、私が子供の頃は多かった。月に1、2回の手入れをすればよいのだが、忙しい現代人はそれさえもできないのだろう。ほとんど手間のかからないブロック塀を選ぶのだろう。
 職場の隣の小さなマチヤグヮーはその数年後に焼失した。幸いケガ人はいなかったが、店は再開されなかった。ブッソウゲの生垣も消えてしまった。
 
 ブッソウゲ(仏桑華):添景・生垣
 アオイ科の常緑低木。分布は熱帯、亜熱帯各地。方言名:アカバナー、グソーバナ
 ご存知、ハイビスカス。ハイビスカスは属名のヒビスクスからきている。
 古い時代から沖縄にあって、文献によると琉球王朝時代にブームになったこともあるらしい。その頃から数種類の品種が栽培されていたが、沖縄の気候、土壌にもっとも適していたのが赤色一重花のもので、後年、この種が広まったとのこと。で、方言名がアカバナー(赤花)となる。もう一つのグソーバナは後生花のこと。仏前に供える花という意。
 沖縄での花期は周年。園芸品種が多数あり、花の色形もさまざまある。
  
  
  
  
  
  
 
 
 
 
 
 

 記:島乃ガジ丸 2004.11.26 →沖縄の草木目次

 参考文献
 『新緑化樹木のしおり』(社)沖縄県造園建設業協会編著、同協会発行
 『沖縄の都市緑化植物図鑑』(財)海洋博覧会記念公園管理財団編集、同財団発行
 『沖縄園芸百科』株式会社新報出版企画・編集・発行
 『沖縄植物野外活用図鑑』池原直樹著、新星図書出版発行
 『沖縄大百科事典』沖縄大百科事典刊行事務局編集、沖縄タイムス社発行
 『沖縄園芸植物大図鑑』白井祥平著、沖縄教育出版(株)発行
 『親子で見る身近な植物図鑑』いじゅの会著、(株)沖縄出版発行


フクマンギ

2017年09月17日 | 草木:低木

 私が参考にしている文献は古いものが多く、新種の植物や、最近(文献は15年以上も前のものなので、この15年のうち)になって帰化した植物などは載っていない。なもんで、植物名を調べる時、自分の撮った写真と文献の写真を見比べて確信できないものも多くある。「これだ!間違いない」というのであればいいが、「これかも知れない。だいたい似ている」という場合もいくつかあって、その場合も「えい!間違いと判ったら、その時点で訂正すればいいや」とばかりにガジ丸HPにアップすることもある。確かな情報を知りたいと思う人には申し訳ないが、沖縄のテーゲーと思って許していただきたい。

 職場の庭の2箇所にフクマンギの木があって、当たり前のことを言うようだが、同じ形の葉をしている。ところが、両者の葉は、その大きさが違う。面積にして10倍、あるいはそれ以上違う。大きい方はそれまで何度も見ているフクマンギなので、それはフクマンギであろうと確信持てるのだが、小さい方が、断定するには少し不安。花が咲くのを待ってその写真を撮り、実がつくのを待ってその写真を撮り、で、フクマンギであることを確認する。生育環境のせいで葉が小さくなっただけのことと思うことにした。
 他の樹木でも常に刈り込んで、細かく枝別れさせれば、小さな枝から出る葉もまた小さくなる。盆栽などの葉が小さくなっているのもそういうことであろうと思われる。職場の庭にある小さな葉を持ったフクマンギも、誰かがしょっちゅう刈り込んでいたのだろうと、あまり根拠の無い推理であるが、とりあえず、そういうことにした。
 
 フクマンギ(ふくまん木):添景・生垣
 ムラサキ科の常緑低木 原産分布は奄美以南 方言名:ウクマンギ・ククマンギ
 福満木などと縁起のいい漢字があっても良さそうなもんだが、本土(沖縄以外の他府県のこと)には無い木のようで、漢字は見つからない。ウクマンギとかククマンギといった沖縄の呼び名が少し変化して和名になったのかもしれない。
 自然樹形だと分枝が少なく、形も良くないのだが、刈込んであげればよく枝分かれし、良い形に仕立てることができる。萌芽力が強いので強剪定も可能。葉に照りがあって美しい。トピアリーや玉仕立て、生垣などにすると良い景色となる。
 花は小さくて目立たないが、かわいらしい白い花。開花期は4月から6月。実は赤く熟し食用になるとあるが、あんまり小さいので食べる気はしない。結実期は6月から8月。
 
 花
 
 実

 記:島乃ガジ丸 2005.9.4 →沖縄の草木目次

 参考文献
 『新緑化樹木のしおり』(社)沖縄県造園建設業協会編著、同協会発行
 『沖縄の都市緑化植物図鑑』(財)海洋博覧会記念公園管理財団編集、同財団発行
 『沖縄園芸百科』株式会社新報出版企画・編集・発行
 『沖縄植物野外活用図鑑』池原直樹著、新星図書出版発行
 『沖縄大百科事典』沖縄大百科事典刊行事務局編集、沖縄タイムス社発行
 『沖縄園芸植物大図鑑』白井祥平著、沖縄教育出版(株)発行
 『親子で見る身近な植物図鑑』いじゅの会著、(株)沖縄出版発行
 『野外ハンドブック樹木』富成忠夫著、株式会社山と渓谷社発行
 『植物和名の語源』深津正著、(株)八坂書房発行