甚句

パチンコ甚句・・・・そんなものありそうですか。
落語の世界では、色もの・・というものらしいです。

夕方、ラジオ体操のお仲間が三々五々。
わいわい賑やかに盛り上がり、○○さんやってよ！！
ビールが振る舞われる。
お一人が立ち上がる。
手拍子。

最初は、意味不明に聞こえる。
よくよく耳を傾けると、手で玉を入れる時代のパチンコとの付き合い。
玉が、最後に一番上のチューリップの中に入って、お終い・・となった。
パチンコが、昭和の時代のオトコたちの娯楽だった時に、できたものらしい。
拍手喝采！！

聞けば、ご家族が介護状態とか。
「今日は、忘れて楽しんでくださいよ」と、何度も何度も、声をかける良き隣人たち。
どこかの大会社にお勤めだったとか。
海外出張が羽田から・・の時代の話も。
そうそう、日本が、高度経済成長期に入った一ドル360円の時代。
企業戦士と言われた時代を抜けて、今がおありになる。

ささやかな気晴らしを、福祉亭でして頂いて、嬉しい。
地域には、十分、支えあい、ふれあい・・があるんですよね。
その姿を垣間見られる福祉亭は、幸せです。