福祉亭日記

日々の出来事を更新していきます.

お盆休み最終日

2024-08-16 06:22:14 | 日記
暑~~い一週間が過ぎました。
16日今日から営業開始です。
前日の15日は、終戦記念日。
一週間変わることなく、花壇の水やりが必須でした。
台風7号の予報に何度も臨時休業をすべきか迷いました。
お弁当を待っておられるご利用者さんのお顔が浮かんで、とにかく開業を決めました。

食材の搬入をし、アダプトの水やりをしていると、保育園から避難訓練をします、の放送の声が。
見ると、お盆で、お休みの園児もいたように思いますが、ゼロ歳児が、保育士さんたちに抱かれ、2階から下りてきます。
保母さんの背中には、大きな非常袋。
おんぶされている園児も。
保母さんたちは、それだけでなく、なんとか歩ける1歳児の手を引いてもいました。
ワタシは、まず、水やりですから、それに集中していてふっと後ろを振り返ると、全園児が園庭に出て来ていました。
いつもは、あんなに賑やかな声の園児たちが、声を上げることもなく、園庭にしゃがんでいるのに、びっくり!
先生たちは、それぞれ、園児の確認をしたり、それを報告したり。
マイクを使うこともなく、本当に静かに訓練が終りました。
その静けさで、いざという時への備えの緊張感が、ひしひしと伝わってきました。

3.11の時は、福祉亭のご利用者さんを見守ることで精一杯でした。
保育園があの時どう対応したのかは、定かではありませんが、今、折しも南海トラフ、そして、台風です。
両親から日中離れ、集団生活を送る園児と、園児を預かる保育士さんたちの集団。
どれだけの準備をしていたとしても、どれだけの訓練をしていたとしても、その時の混乱を思うと、なんだか胸がつまりました。
保育園は、子どもを預かってくれるところ・・だけの役割ではなく、子どもの命とその家族を支えている。
その重みが、伝わってきました。
花壇の水やりレベルの話しでは、ありません。
水やりも手を抜けば、その日のうちに、苗が枯れてしまう今夏ですが。
非常時、地域がどんなサポートができるのか、一度考えてみないと。








コメント
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