福祉亭日記

日々の出来事を更新していきます.

手をやく

2018-04-22 06:06:53 | 日記
スーパーに行っても、たまたまその場面をみてしまう。
買い物かごをバタンッとわざと落として、そのまま別の買い物に・・や、
スーパーのスタッフをどなりちらしている姿。
できないことを忙しいスタッフにやってもらっているし。

福祉亭に来れば、気に入った席を空けてもらいたいし、
お弁当袋は、泥で汚れているし、
注意すると日曜日にしか洗濯できない・・って言うし。
他のスタッフが、あんまりわがまま言わないで・・と優しく注意すると、
バカモン!!って、顔を真っ赤にして怒鳴るし。

それでいて、ワタシが口に手をあててシ~~!って、動作をすると、
わがまま言ってないよね・・と、同意を求めるし。
それでいて、聞いたことのあるハナシとして、涙が出る時がある・・って言っているようだし。
人として、それは、あるにちがいない。
まったく手をやく。

認知症になっても暮らせる街・・とか、
住み慣れた地域で、最期まで・・とか、
言葉だけが躍る。
ふんッ・・と、むくれたくもなる。
その本質は、間違っていない。
でも、日々、接触するふつうの市民の負担は、大きい。
専門家が、相談にのります・・ということになってはいる。
でも、肝心な専門家でさえ、打つ手はなく、手をこまねいて、相も変わらずの風景が繰り返されている。

だからと言って、放置もしかね、何かすべきことはないか探してみたりもする。
読み忘れている冊子だの、本だの。
一度読んだものも。
結局のところ、本人に寄り添う・・しか手だては、ない・・・と、答えは、いつも一緒。
でも、これまでも、寄り添ったサポート側が、どれだけつぶれていったか。
甘い考えで対応は、できかねる。

現実は、いつも厳しい。






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