無口

何もかものびのび、思ったことをそのままに言える・・
それは、子ども時代のハナシ。
でも、それに気が付くまでに、随分時間がかかったワタシは、専業主婦。

何かと言えないこと、言えない言葉を抱えるようになった。
世の中の「守秘義務」まで、強制力を持つものでもないけれど。
相手の感情、周囲の空気、ちょっと言うには時期尚早、ちょっと言うのもはばかられる・・
理由は、いろいろ。

のびのび思ったことを言っているみなさんを前にすると、昔のジブンを思い出す。
かわいく思ったり、へっと、鼻白んでみたり。
とにかく、口は、災いの門。
昔から、きっと、その災いが人々の中にあっての教訓。
その教訓が、誰によってつくられたか・・なんて、だ～～れも知らないのに、ず～～っと、社会に生きている。
人という存在は、太古の昔から、変わらない・・って、ことでもあるのかな。
元首相が、オリンピックでメダルを逃した選手のことを、とやかく・・・など、など。

悪意はなくても、突き刺さる言葉ってある。
日頃の言動が、その一言の意味を左右していく。
心しないと！！
福祉亭におられる間は、気持ちよく、どなたも幸福感をもって過ごす・・・
これが、あるべき姿として語られている間は、まだ、まだ・・ということになりますかね。