福祉亭日記

日々の出来事を更新していきます.

いやし

2012-12-07 05:42:53 | 日記
建築系のみなさんと福祉系のNPOさんがご訪問。
福祉亭の説明をさせて頂く時、孤独死されたボラさんの話は、避けては通れない。
振りかえれば、そのかたの日常、個性から、予見できたはずなのに。
福祉亭の不甲斐なさ、ジブンの不甲斐なさ、未熟さ・・に、いつも向き合うことに。

前日の講座で、内科医先生が、孤独死は、あります。避けなければいけないのは、孤立死です・・と、お話されていた。
孤独死とはいえ、死後3か月して発見という事実の重みに、ジブンに対するささやかな言い訳は、力を持たない。
孤独死を、あの頃も今と同じように、なんとかしたいと願っていたにも関わらず・・。
日々の運営は、大げさな言いかたをすれば、それを回避するための積み重ね。
それが、瓦解したということですから。

そんなこんなであるのに、また、「福祉亭のいやしになるの」と、言われていると、耳に入ってくる。
福祉亭で、傷つき、そのいやしで・・と。
耳にして、数日過ぎているのに、まだ、抜けられない。

何故、理解しあえないところにまで行ってしまったのか・・と。
もういい・・と、拒絶する気持ちから抜け出せないのか・・と。
表向きの取り組みの姿勢とは裏腹に、どこか理解できない、どこか空気で、押し返している心の在りよう。
度量の大きい・・と、他のかたへの褒め言葉を聞くと、反射的に、ジブンは、度量が狭い・・と、反応してしまう情けなさ。

いいの。
このままで。
何度もジブンに言い聞かせる。



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