さっそく・・

永山に帰り着くと、ゆっくりする間もなく、福祉亭へ。
金曜日の食材の買出し行くつもりで・・
裏ドアを開けると、油の匂い・・
厨房土間は、慌てて出た月曜日のままの汚れ。
やらなければいけないなあ～と、思いつつ、目をつぶっていた扇風機の油汚れ、換気扇のフィルターの油汚れ・・
これが、油臭さの原因。

とりかかりたくない・・その気持ちを捨て、床に洗剤をまき始める。
作業着じゃあないな～・・などと思いながら。
とりかかれば、手馴れた仕事。
苦痛でもない。
やっているうちに、裏に、ボランテイア袋が二つ置いてあることにも、気づく。

へ～、この休み中も、公園のゴミ拾いをしてくださったんだ～と、感心する。
最近、福祉亭のボラんテイアをやる・・と言って、来始めている40代。
社会にスポイルされている。
スポイルされた人の持つオーラを出す。
その胸のうちの痛みを思うと、無碍にはできかねる。
ただ、ご本人のこれからの人生の何かに役にたつものが、福祉亭にあるのかどうか・・と。
まだ、若いので、公園で、子どもたち相手のサッカーをしてみたり、ゴミ拾いをしてみたりと、所在無げな風情で、福祉亭で、暮らし始めている。

よくはわからないけれど、もし、地域のみなさんが「豊かな」・・という言葉で、表現できる人生を送ることができる・・を、目標としている福祉亭であるならば、どう、向き合うのか・・・
新しい存在は、新しい課題を福祉亭に課す。