Discover the 「風雅のブリキ缶」 written by tonkyu

科学と文芸を融合した仮説作品「風雅のブリキ缶」姉妹篇。街で撮った写真と俳句の取り合わせ。やさしい作品サンプルも追加。

江の島詣で

2020年01月15日 10時55分18秒 | 「ハイク缶」 with Photo
 天気もよかった3連休の最終日、一昨日の昼頃、急に思い立って、江の島へ向かった。近場のバーミヤンで昼食、大和までは246号、その先はひたすら藤沢街道(467号)を下って藤沢市街地で渋滞があったので車で3時間近くかかり、着いた時は4時半になっていた。日が暮れる前に急ぎ富士山を撮る。それから宿探しだが、慶長年間というから江戸時代初期の創業、HPにある350余年どころか400年余の「恵比壽屋」という古い旅館が参道の入り口付近にあって、意外にも宿泊できるというので泊まることにした。この老舗旅館、「島に弁天、旅館は惠比壽」のキャッチコピーで知られるそうで、明治の元老・伊藤博文や桂小五郎も泊ったという。2階建てになった公共の駐車場から旅館の駐車場へ車を移動させてから江の島観光をした。若い人を中心に人出はかなりのものだ。日没後にもかかわらず、なぜ、こんなに人が多いのか、すぐに理由は分かった。坂の宿道から急な階段を上って、神社を過ぎると、なかなか豪華なイルミネーションの畑や林である。展望台もライトアップされている。ああ、キレイ、キレイと帰ってきてから、旅館の晩飯を食べた。献立に「弁天」(料理長・山中広充)とある。さざえの壺焼きや河豚刺しなど海の幸が豊富にあるが、汁にあった大きな鮟肝(あんきも)ばかりは痛風を怖れて箸(はし)にとることを辞退した。翌朝、朝湯につかり朝食を食べてから、参道の紀の国屋本店(1789‐)で作りたての江の島名物「女夫饅頭(めおとまんじゅう)」を「こりゃうまいな」と頬張(ほおば)ってから帰ってきた。


初富士を仰いでいるは弁天様






竜宮へ山のぼるは江の島














海の朝見やる先には富士の峰
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