Discover the 「風雅のブリキ缶」 written by tonkyu

科学と文芸を融合した仮説作品「風雅のブリキ缶」姉妹篇。街で撮った写真と俳句の取り合わせ。やさしい作品サンプルも追加。

正月の昭和記念公園

2020年01月04日 14時45分15秒 | 「ハイク缶」 with Photo
 シックハウスの家で正月も家内に閉じ籠っているのも我慢ならないので、昨日、川崎の家から車で1時間半ほどの東京立川の国営昭和記念公園へ妻と行ってきた。一種憧(あこが)れの地である東京の国立が比較的近いことに感慨があった。昭和記念公園はだだっ広く、しかもよく管理された自然公園風の公園であった。まず、ソシンロウバイという早咲きの黄金色の梅を見に行った。ソシンロウバイ(素心蝋梅)は、中国中部原産で、日本には江戸時代に入って後水尾天皇の時代(1611から1629)に渡来したロウバイの変種だそうだ。黄金の花に顔を近づけて嗅ぐとなんとも好い香りがする。それからぐるりと周遊していろいろ撮ったが、どの風景も冬の木漏れ日に素晴らしい。立川駅前でインドカレーを食べ、それから公園の駐車場に向かったが、出る時は夕暮れていた。天気もよく陽射しも暖かいので、正月の暢気(のんき)な目出度さを満喫できる散策となった。


冬日差し素心蝋梅枝降(くだ)る








冬の日侍(さむらい)乗せた江戸の舟




弱りゆく日射しに笑う冬木立






年越えて黄昏(たそがれ)時に鴨が居る


鴨鍋を厭(いと)いて鯉に恋する哉

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