Discover the 「風雅のブリキ缶」 written by tonkyu

科学と文芸を融合した仮説作品「風雅のブリキ缶」姉妹篇。街で撮った写真と俳句の取り合わせ。やさしい作品サンプルも追加。

岡本太郎記念館10 出るとき

2007年06月30日 11時31分21秒 | Journal
 記念館の外へ出るとき、門のわきに隠れたこのオブジェを見つけ、気に入った。連れて帰りたいぐらいだ。ああして目を瞠(みは)って大げさな身振りをしてはいても、太郎は小心で気の優しい男だったに違いない。この世界が怖くて神経衰弱になる代わりに、ああして大胆不敵な芸術活動をしていたのだろう。
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岡本太郎記念館9 居間

2007年06月30日 11時28分03秒 | Journal
 奥のアトリエの前には居間がある。太郎の写真とならんで岡本敏子の写真も置いてあった。秘書兼内縁の妻といった存在だったらしい。この居間で寛いでいる太郎は、敏子にどんな風に映ったのであろうか。
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岡本太郎記念館8 アトリエ

2007年06月30日 11時22分30秒 | Journal
 この今は記念館になっている青山の家は、母で作家の岡本かの子の実家があった場所だろうか。父は漫画家の岡本一平。大作を制作するには狭いアトリエだ。母にパリで置き去りにされた太郎は、帰国し、本格的に創作活動に入ると、母が育った場所で制作するしかなかったのであろう。太郎のスキーは有名であるが、ゴルフをしたとは意外。
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岡本太郎記念館7 岡本太郎

2007年06月30日 11時09分59秒 | Journal
 岡本太郎は、慶應幼稚舎、東京芸大中退、ソルボンヌ大学と面白い学歴コースを歩んだが、要は、作家と漫画家の間に生まれたお坊ちゃんである。甘やかされて育ったわけではないが、放ったらかしに大都会に育ったお坊ちゃんである。それだけに「今日の芸術は、うまくあってはならない。 きれいであってはならない。 ここちよくあってはならない」は、お洒落な彼自身の自戒であったのだろう。階段に掛かる肖像写真は、そのことをポーズとして如実に語っている。
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岡本太郎記念館6 赤い部屋

2007年06月30日 10時59分31秒 | Journal
 吹き抜けを渡ると、赤い部屋がある。太郎の油絵が展示してある。シュールレアリズムかは知らぬが、太郎も日本人。日本間にこんな画を飾ったら案外いいかもしれないと思った。赤い部屋を取り止め、青畳でも敷いて茶道具でも置いてみてはどうか。提案なり。
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岡本太郎記念館5 太陽の塔

2007年06月30日 10時47分16秒 | Journal
 二階に上ると、「太陽の塔」の模型があった。中学生のときだった。横浜から大分に引っ越す途中、大混雑の大阪万博会場で眺めた実物の塔よりも、これは遥かに奇麗で品がよい。太郎風ではない展示の仕方ではある。
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岡本太郎記念館4 階段を見上げれば

2007年06月30日 10時42分58秒 | Journal
 エントランスの左手に階段がある。先客の男が下りてきたので見上げれば、鉄腕アトムが女装したような人形。本当に、太郎が住んだ昔からこんなのが置いてあったのかなと思う。「芸術は爆発だ!」と言った割には、可愛らしい。上に展示スペースがあるようだ。
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岡本太郎記念館3 縄文的エネルギー

2007年06月30日 10時31分27秒 | Journal
 生前はギラギラとエネルギーの塊のような面妖な人でも、死んでしまうと、そのエネルギーがほどよく萎んで、懐かしさの対象たり得る。小生は、小学校のころから岡本太郎に憧れた。よくテレビに出て、普通の大人じゃない、子供ながらに言っていることは分かるがついてはいけない感じの、芸術家の面白いオジサンだった。中学生くらいだったか、国語の教科書で、縄文人の芸術性を語った文章も読んだ。文章は比較的平易だった。それからは縄文土器を畏敬の念を持って眺めるようになった。玄関で靴を脱ぎ、入場料(一般)600円を払って、置いてあった縄文的エネルギーを眺め入った。
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岡本太郎記念館2 門を入れば

2007年06月30日 10時19分46秒 | Journal
 門を入れば、左手は喫茶コーナー、右手は庭に面してご覧の通りの悪趣味を超越したギンギンのTAROワールド。別にコメントすべきもない。侘びさびを敢えて放棄した縄文的エネルギーの大発揮と言いたいところだが、どこかアニメ的表出世界。
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岡本太郎記念館1 ぶらりと入る

2007年06月30日 10時12分12秒 | Journal
 長谷寺を出て、表参道へ帰る道すがら、来るとき地下鉄駅の出口で見かけた近辺に「岡本太郎記念館」があるという案内を思い出す。前々から見てみたかった。しかし、どこだか分からない。なんとなく住宅街風な路地を幾つか曲がり曲がり進むと、岡本太郎が長らく住んでアトリエとして使っていたその記念館の前にひょっこり出ていた。
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