Discover the 「風雅のブリキ缶」 written by tonkyu

科学と文芸を融合した仮説作品「風雅のブリキ缶」姉妹篇。街で撮った写真と俳句の取り合わせ。やさしい作品サンプルも追加。

なぜ、東京スカイツリーの脇に31階のオフィスビルなのか?

2010年07月27日 20時19分52秒 | Journal
 ガイドさんの説明で、東京スカイツリーのすぐ脇に31階建ての高層オフィスビルが建つのだと知る。余計なものが建つなと思った。エッフェル塔の脇に、東京タワーの脇にそんなものが建っているだろうか。ガイドさんは、隅田川はセーヌ川で、浅草寺はノートルダム寺院で、雷門は凱旋門で、東京スカイツリーはエッフェル塔だから、墨田区はパリであるとクイズに仕立てて話を披露した。少し無理があると思いながらも、ならば、ツリーの脇に月並みに四角い31階の高層ビルはないであろう。「パリ」にしては美的にバランスが悪い。平日の昼間、人が来ないのでは困るとの判断もあってのオフィス誘致なのだろうが、昼は藍白の塔だの、夜、ライトアップしたら粋だの雅(みやび)だの、そこまでツリー固有の美を強調するならば、そうした付随した経済効果の話は抑えるべきだったのではないか。
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東京スカイツリーの第1展望台

2010年07月27日 20時10分02秒 | Journal
 今は高さ398㍍まで建ち上がったとかで、テレビで紹介されているように350㍍の第1展望台も大方できあがったようだ。望遠で撮って、少し記念とする。いずれにしても、日本では今世紀最大の塔になるだろう。634㍍というのは「ムサシ」と読めば覚えやすいとガイドさんが説明していた。
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炎天下の東京スカイツリーへ行く

2010年07月27日 20時04分56秒 | Journal
 取材先の見学会で東京スカイツリーへ行った。とにかくこの炎天下である。中へ入れるのかと思ったら、案内所でビデオを見せられて、隣の東武鉄道の建物の屋上から東京スカイツリーを眺めただけであった。スカイツリーの脇で関連施設の建設も始まっていて、そのクレーンとツリーを青空をバックに撮った。
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火星に触った(東京大学総合研究博物館)

2010年07月24日 09時52分14秒 | Journal
 これは火星からやってきた隕石だから触ってみろというので、写真の右下の穴に手を伸ばして触った。なんだか指の先でツルツルしている。ツルツルしているのは実験後で溶かしたものがまた固まったせいらしいが、とにかく小生はあの火星に触ったのである。
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声の地震計測器(東京大学総合研究博物館)

2010年07月24日 09時46分10秒 | Journal
 なぜ声の振動さえ地震波として計測できる精密機械が火星の内部構造の究明に役立つのか、火星の地表を吹きわたる風が地形の奥底の神秘を語るとでもいうのか、記者たちに説明した先生の話は今一つ理解できなかったが、写真のように複雑な仕掛けの機械だから多分、そんなことも可能なのであろう。
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七転び八起きの火星探査機(東京大学総合研究博物館)

2010年07月24日 09時41分32秒 | Journal
 火星は鉄の星で、地表は酸化鉄でおおわれているからあんなに赤っぽく、それを喰う?鉄還元菌なる微生物まで居るそうだ。東大の総合研究博物館で「火星展」を始めるというので記者発表会を取材した。協賛の新日鉄から譲ってもらった鉄鉱石を敷き詰めた上に火星の地表の凸凹(でこぼこ)に七転び八起き、転んだって転ばないすぐれものの探査機が展示してあった。
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高齢化「お一人様の時代」がやって来る

2010年07月18日 10時57分38秒 | Journal
 自分もつい最近までお一人様族だったので、そうかと思ったのだが、自分の境遇は必ずしも例外ではなかったのだ。やはり、新都市ハウジング協会の調査研究発表会で東大の大野秀敏教授は「縮小する都市の未来」をテーマに講演した。いわゆる確実に到来する少子高齢化を甘く見てはいけないし、その中でも「お一人様」が増え(2030年には一人住まいが37%)、しかも急激な高齢化をともなうから独居老人が確実に社会の一大勢力になる。住んでいる人口が減って、そのなかでお一人様老人が増えるのだから、東京に通う労働人口も減り、消費自体も減る。だから、これまで拡大を続けてきた首都圏も縮小するに決まっている。大野氏は、こういうときは「縮小期にしかできないこと」をやるべきで、いまだに進行中の都市の拡大を前提にした開発プランを妄想とする。今日の毎日新聞朝刊1面にも2030年には65歳人口が7割を超える「超・限界集落」群馬県神流(かんな)町の紹介があった。介護の問題など大変だという。
 実は、小生、変な言い方になるが、こうした大変な縮小社会の到来にある期待感をもっている。やっと自分の中に執拗に生き続ける「高度経済成長」のドグマに反抗する時機が来たからだ。拡大を志向しているとき、人間はあるものを見落としてしまうものだ。それを拾って建て直さなければならない。
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歩く目線から見た新宿の熱画像

2010年07月17日 12時01分56秒 | Journal
 新都市ハウジング協会(ANUHT)の調査研究発表会というのが14日、品川の大林組のホールであって、取材してきた。次から次の研究発表に挿入されるかたちで、東工大の梅干野晁教授が「環境負荷の少ない快適な街づくり」として講演した。写真は、ヒートアイランド現象の新宿、歩く目線から見た快適ならざる街の熱画像である。なんでも今の使われているコンクリートを東京に敷き詰めると厚さ20㌢になるのだとか。こんな太陽の照り返しに激しく熱した街をビールを楽しみに平気で歩いていると思うと、人間という生物もぞっと大したものだ。
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五大堂からの代表的な眺め(立石寺)

2010年07月17日 11時35分09秒 | Journal
 立石寺の五大堂から撮ったものとしては非常にポピュラーなアングルの写真である。こうしか撮りようがないからしょうがない。写真の枠の中に、ここは山寺だぞと堂の欄干を写し、向こうの山の景色を入れると、所詮、こうなるのだ。しかして、これは山寺の代表的な写真上の眺めである。
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五大堂の人々(立石寺)

2010年07月17日 11時19分03秒 | Journal
 平日とあって、観光バスで乗り付ける観光客は少なく、立石寺も大体が若い男女の東北旅の寄り道らしかった。背広のズボンとシャツだけの姿で、小生のような出張ついで型の参拝客も見かけた。五大堂に登ってきた多くは日頃、芭蕉の俳諧世界とは無縁な人々と思われた。そう言う自分も芭蕉の縁者というわけではないが、芭蕉の句は格別だと思ってきた。
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