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科学と文芸を融合した仮説作品「風雅のブリキ缶」姉妹篇。街で撮った写真と俳句の取り合わせ。やさしい作品サンプルも追加。

35 ワット・プラケオ⑲ 猿神ハヌマーンと孫悟空(バンコク)

2007年10月08日 09時46分20秒 | バンコク・パタヤ・アユタヤ見聞録
 この物語「ラーマキエン」、誰もがそのラーマ王子とハヌマーンの組み合わせは、「西遊記」の三蔵法師孫悟空を連想するであろう。物語の根は同じところから派生したと考えられる。
 孫悟空のモデルとして、Wikipediaには「インドの有名な叙事詩ラーマーヤナの猿の神として登場するハヌマーンも黄金の肌と真紅の顔面そして長い尾っぽを持つ姿として描かれているところから、ハヌマーンが孫悟空のモデルとする説も唱えられている。ハヌマーンもまた実在のサル、ハヌマンラングールをモデルにしていると言われ、インドのヒンドゥー教寺院ではハヌマンラングールがハヌマーン神の使いとして手厚く扱われ、参詣者から餌などを与えられて闊歩している。ハヌマーンもまた孫悟空と同様に、超常的な神通力を使用し、空を飛んだり、体の大きさを変えたりした。また、場面によって猿軍団を率いる、山を持ち上げるなどの行為を行ったとされる。ラーマーヤナの物語中でヴィシュヌの化身とされるラーマを助けて様々な局面で活躍する猿神の姿は、西遊記において猿妖である孫悟空が三蔵法師を護衛して活躍する姿と相似ている部分も多々見受けられ、西遊記の物語形成過程にラーマーヤナが少なからず影響を与えたことも考えられる」とある。
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