Discover the 「風雅のブリキ缶」 written by tonkyu

科学と文芸を融合した仮説作品「風雅のブリキ缶」姉妹篇。街で撮った写真と俳句の取り合わせ。やさしい作品サンプルも追加。

安物服の街、日本橋馬喰町

2008年10月28日 20時35分11秒 | Journal
 今朝の朝日新聞「天声人語」にたまたま目が止まった。めったに目に止まらぬが、今朝はなぜか止まった。その文中に▼お古が当たり前だった江戸の昔。柳原、いまの秋葉原から浅草橋にかけての神田川土手には、よしず張りの古着屋が並んだ。何を仕立て直したのやら分からぬ、怪しげな品もあったらしい。〈ふんどしが頭巾(ずきん)に化ける柳原〉と古川柳にある。温もりはあろうが、下帯のなれの果てと知ればかぶる人はいまい――とあった。その神田川土手から遠からぬ、安物の福を求めて中年女性が集まるこの日本橋馬喰町の細い路地にも、店頭に破格の値段で怪しげな品が並んでいた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

屋形船がある神田川の風景

2008年10月27日 21時28分29秒 | Journal
 柳橋を抜けて隅田川にそそぐ神田川を浅草橋から撮った写真だ。こうした屋形船の船頭さんが実は弁護士だったなんてドラマもあったが、およそ学歴やインテリと余り縁がなさそうな日本橋も下町の風景である。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

築地本願寺の合唱団

2008年10月27日 21時18分32秒 | Journal
 夜の築地本願寺内から何やら音楽が聴こえてくるので、内部へ入ってみた。階段を上って二階の一室のドアを開けると、ピアノの伴奏で合唱の練習中だった。なんだかキリスト教会の賛美歌のような印象もあるが、仏教だからとそれほどの違和感はない。こうしたものならば合唱団のお仲間に加わって下手でも有り難いお経を歌ってみたいと少し考えた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夜の築地本願寺

2008年10月27日 21時13分31秒 | Journal
 夜の築地本願寺を見るのは初めてだった。良い建物はいつ見ても良い。タイの仏教遺跡のような印象もある。東京というよりは、砂漠に建っていた方が似合っている感じもするが、そういうものが東京にあること自体が一種の変わった趣向である。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

松井選手も贔屓のもんじゃ焼きの店

2008年10月27日 21時05分42秒 | Journal
 先日、月島のもんじゃ焼きを食べた。三度目ぐらいか。間をおいていくので、その都度、作り方を忘れる。今回も店員に丸く基礎工事をしてもらった。江戸時代のもんじゃ焼き(文字焼き)は、多分、土手の丸だけでなく何かの文字を描いて楽しんだのであろうな。夜道の帰りに、松井選手の写真をとある店先に見つけた。松井選手のゴジラの似顔でも描いて食べてみたいものだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

慶應大学の協生館

2008年10月26日 10時37分23秒 | Journal
 秋の大運動会のスタンドともなった奇麗な建物は、最近建った慶應大学・日吉の宿泊施設(ホテル)もある協生館だとか。創立150周年で、寄付を集めてこんな立派な建物を建てるとは、やはり私学の雄は違う。150周年の記念行事には、アメリカの大統領候補オバマ氏を招き、小泉さんと並んで座らせるというサプライズも企画した(?)ようだが、さすがに実現はしないであろうな。残念!

■追伸――慶應大学関係者らしき読者からメールが寄せられた。内容は「慶応協生館は単なる宿泊施設ではないですよ。ビジネススクールと2つの新しい大学院のスクールが入っています。ホテルだけであの大きい建物を作るなら絶対反発が多かったでしょう。宿泊用の部屋はどれぐれい占めているか不明ですけど…」。インターネットで協生館関連の記事を探すと――慶応義塾は9月25日、横浜市内に竣工した慶応義塾日吉キャパス協生館の内覧会を開いた。同建物は横浜市が2006年度から始めた「CASBEE横浜」の認証制度を適用した第1号物件だ。最高位のSランクの評価を受けていた。協生館は地下2階、地上7階建てで地下部分はSRC造、地上部分はS造だ。地下に50mプールを抱える大空間を配置しているため、免震層を地上1階と地下1階の間に設けた。慶応義塾大学で研究したセミアクティブ免震システムを採用している。――とある。いずれにしても建築構造にお金をかけていることに間違いはない。しかし、タイトルを当初の「慶應大学のホテル」のままに放置しておくのは不正確であるとの事実を認め、ここに「慶應大学の協生館」と改めることにした。(2008年10月29日記)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

慶應の秋の運動会

2008年10月26日 10時31分27秒 | Journal
 秋らしいことではあるが、大学で運動会を開催するというのは今どき珍しいのでは。先日、用事があって慶応大学の日吉へ行くと、グラウンドでその運動会をやっていた。第57回陸上運動会とあるから伝統の運動会である。大学生が出場しているのか、付属の高校生が出ているのか定かでないが、選手を見ていると高校生にしては老けているので、大学教養の学生であろう。体育の必修にでもなっており、反強制で走ったり綱引きををしたりなのだろうか。大学生になっても私学はご苦労様である。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日比谷公園で加藤登紀子を見る

2008年10月25日 18時10分28秒 | Journal
 この日は日比谷公園まで足をのばし、写真のこちら側にあるビアガーデンでビールを一杯、さらに松本楼で軽い食事をとった。そこのロビーに置かれたピアノを弾いたという孫文夫人の宋慶齢がいかに美しかったことなど話してから、食事中から圧倒的な声で気になっていたリハーサルらしい女性歌手の姿を見に公園中央の噴水広場まで行った。すると、仮設舞台の上に、加藤登紀子がいた。なんでも、翌10月19日、「農的幸福=土と平和」をキーワードにした「農」イベント「種まき大作戦2008 土と平和の祭典」が開催されるのだが、同イベント実行委員長で半農半歌手を掲げるYae(藤本八恵)は歌手・加藤登紀子と故人となった夫・藤本敏夫の二女なのだとか。友情出演ならぬ親馬鹿出演である。しかし、加藤登紀子の大きな歌唱力は日比谷公園の夜をそのまま丸呑みにして震撼させるド迫力であったな。革命馬鹿の孫文を支えた宋慶齢といい、「反体制的活動」にはまった男を愛した一途な女はやはりパワーフルである。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東劇でシネマ歌舞伎「人情噺 文七元結」を観る

2008年10月25日 17時45分08秒 | Journal
 通りの向こうの歌舞伎座を横目に歩いていると、東劇でシネマ歌舞伎「人情噺 文七元結(もっとい)」というのを上映していると知る。時間も合ったので観る。山田洋次監督だから、歌舞伎を題材に映画にしたのかと思ったら、歌舞伎をそのまま撮影したものだった。中村勘三郎と中村扇雀の貧乏長屋での夫婦ぶりが面白かった。要は、山田監督は寅さんの寅屋のシーンを歌舞伎に見ていたのである。そのあと、有楽町のソニービルへ行ったら、ちょうどこの文七元結の展示をしていた。どうやらソニーのカメラを使って映画を撮ったようだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

歌舞伎座を撮る(東銀座)

2008年10月25日 17時35分19秒 | Journal
 築地から銀座までぶらぶらと歩いた。大した距離ではない。歌舞伎座にさしかかると開演前の大賑(おおにぎ)わいだった。いつもついでの天上桟敷だが、一度ぐらいは良い席で歌舞伎をじっくり観てみたいものである。入っていくのは、大体、団体客でしょ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする