Discover the 「風雅のブリキ缶」 written by tonkyu

科学と文芸を融合した仮説作品「風雅のブリキ缶」姉妹篇。街で撮った写真と俳句の取り合わせ。やさしい作品サンプルも追加。

夏の抜け殻

2013年08月08日 20時40分14秒 | 「ハイク缶」 with Photo


 会社のそばの公園で蝉が激しく鳴く木をどれどれと視力の出ない眼鏡の目で見上げていると、目の前の枝にその抜け殻を見つけた。今朝、未明といってよい薄暗い時刻から早々と蝉の鳴き声で目がさめたことを思い出した。これだけ必死に鳴く蝉の声を聴かされる夏も珍しいような気がする。これから何かが起こるのかもしれない。明日9日は長崎の原爆の日とか。

抜け殻を見詰めて思う原爆の日  頓休
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昭和30年代前半の秋葉原(神田和泉町)の懐かしい写真

2013年08月05日 21時25分33秒 | Journal
 今日の午後、炎天下の昭和通りを取材先から秋葉原駅の方角に歩いていると、建設現場の囲いに写真パネルが掲示してあるのを見かけた。小生も昭和30年代の生まれで東京・中野に幼年期を送ったが、そこには昭和30年代初期の秋葉原界隈(神田和泉町)、いやまさに小生の幼い目にも焼きついている懐かしい東京の原像が写っていた。ここに写っているラジオ体操や祭礼に集った少年少女の多くも今は60歳すぎの初老であろう。そう考えると、かつての「東京」という街に突然再会したようで無上に懐かしくもあり、少しもの哀しい写真でもある。

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