Discover the 「風雅のブリキ缶」 written by tonkyu

科学と文芸を融合した仮説作品「風雅のブリキ缶」姉妹篇。街で撮った写真と俳句の取り合わせ。やさしい作品サンプルも追加。

黒船を彷彿とさせる外輪型帆船(横浜の埠頭で)

2009年05月18日 19時58分40秒 | Journal
 これは横浜開港150周年に登場した「黒船を彷彿とさせる外輪型帆船」。体験乗船を企画してあったようで、その出航を間近に撮った。考えてみると、小生は子供の頃、帆船に憧れていた。ああした船で大海原を航海してみたいと夢に見た。しかし、だんだん自分が船酔いするタイプだと知る。好きな船でも、酔ってはつまらない。夢はあだに終った。今は、帆船に憧れたことも忘れかけている。
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逆光の赤レンガ倉庫の空

2009年05月17日 12時17分38秒 | Journal
 逆光だから暗い赤レンガ倉庫の写真になったが、あえてこの写真を選んだ。空の感じがいいからだ。この日は、天候の変わり目で、翌日は雨になった。その不穏さが空の表情に出ている。人間は地上に文明を築き上げた。しかし、空はいまだ自然だ。少し汚染されてきたが、見た目は天然の空だ。
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赤レンガのワールドグルメレストラン

2009年05月17日 12時09分16秒 | Journal
 赤レンガまで歩くと、大きなテントがあって、各国のみやげ物品などを売っている。小生も南米製のフクロウの置物を買った。丸い瓢箪でこしらえた可愛いフクロウだ。600円だったか。ところで、ワールドグルメレストランというのもあったので、お腹は少し前にホテルニューグランドの横のホテルで肉を食べたばかりなのですいていなかったが、せっかくだからと一品食べて飲んだ。印象は、うまくない。アルバイト学生が作ったお手軽な料理だ。こういうのをグルメと呼んでもらっては困る。詐称だ。
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象の鼻地区再整備事業について

2009年05月17日 10時38分39秒 | Journal
 昔は、イギリス波止場と呼ばれた所が時代をおってその形状から「象の鼻」地区と呼ばれるようになった。横浜開港150周年事業では、ここを再整備することになる。ぜひ、上手にやってもらいたいものだ。それにしても写真の明治43年(1910年)の横浜港は魅力的だ。再整備して、こうした港の実務的な美しさがよみがえるわけではなかろう。
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横浜開港150周年の賑わい

2009年05月17日 10時27分55秒 | Journal
 人、人である。ゴールデンウィーク期間中のなかびとあって、遠出しなかった人々が開港150周年の横浜へ吸い寄せられてきた。国内外のどこへ出かけたって、横浜以上にきれいな街はそうあるもんじゃないから、高い料金を払って混雑のなか長時間の移動を我慢するよりは賢明な選択である。
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横浜海岸教会と資本主義の精神

2009年05月17日 09時49分14秒 | Journal
 横浜海岸教会、名前だけでちょっとしたテレビ向けのブライダル物語ができそうだ。日本大通りの港寄りにあるアメリカ渡りの日本初のプロテスタント教会だ。Reformed and Presbyterian(改革長老派)と看板にあるから、カルヴァン主義の立場にある教会ということなろう。といっても、よくキリスト教の宗派のことは分からない。なんでも、その神学体系は予定説と全的堕落の教理により最もよく知られているということだが、マックス・ヴェーバーは論文「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」の中で<カルヴァン派の予定説が資本主義を発達させた>という論理を提出したという。つまり、「神の救済に与る者と、滅びに至る者が予め決められている」が、「自分こそ救済されるべき選ばれた人間であるという証しを得るために、禁欲的に職業に励もうとした。すなわち、暇を惜しんで少しでも多くの仕事をしようとし、その結果、増えた収入も享楽目的には使わず更なる仕事のために使おうとした。そしてそのことが結果的に資本主義を発達させた」という論理である。こういう時代になると、あらためて資本主義とは何かというテーマが新鮮な問いかけになる。人々は何のために苦しんでまで働くのか。これに答えるプロテスタントによる資本主義論があるのならば、仏教徒やイスラム教徒による資本主義もあっておかしくない。実際、イスラムにはそうした典型的な動きがある。日本の経済学者は、こうした宗教と経済活動を結びつけることに無関心だ。マルクス主義というイデオロギーへの拒絶反応、アメリカ型の資本主義のスマートな実体に目がくらんだということだろうか。それとも、無信仰的であることを得意とする国民性のためであろうか。もともと理数系だったが、たまたま経済学を選んだので、計算によって明確な答えが出そうもない文系のテーマには、学問のコストパフォーマンス上、寄りつかないだけであろうか。そうした人間が教える経済学をいくら勉強したって、資本主義のレントゲン写真の分析法を習っているようなもので、そもそも投影された影でしかない効用の分析で人の心の動き(行動)を知りえるのか、根っこのところでますます疑念がわく。
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日本新聞博物館のオフセット輪転機(横浜・日本大通り)

2009年05月10日 20時58分43秒 | Journal
 横濱の日本大通りには、文化財的な近代建築が幾つか並んでいる。その一つに魅せられて入ると、奥は現代的なスペースで日本新聞博物館になっていた。通りに面した部分は古建築を残し、奥は広い吹き抜け空間をとった博物館にした、なかなか工夫した感じの良いレトロフィット建築だ。その吹き抜けには大型の新聞オフセット輪転機が置かれていた。これを見ると新聞業も産業である。機関車や大型溶鉱炉と同じく機械文明の立役者である。新聞ニュースは活字をパックした商品となり、印刷工場から街に運ばれ、人々は満員電車に揺られてむしゃむしゃと喰う。喰ったものは会社についた頃には頭にまわって即席の糧(かて)となり、一日分の気が利いた知恵を提供する。そして、家に帰って風呂に入れば屁(へ)の泡(あわ)となり、寝ては鼾(いびき)にまざってどこぞ闇の中へうわ言と一緒に消えてしまう。だから、朝のニュースはまた新鮮なのだ。
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横濱、日本大通りのフラワーアート・フェスティバル

2009年05月10日 18時41分46秒 | Journal
 ゴールデンウイーク中の5月4日、横濱開港150周年を記念して、日本大通りで開催されていた「フラワーアート・フェスティバル」をのぞいた。配られたパンフによれば、横浜の開港は「象の鼻地区」の港から始まり、そこから横浜公園に向かって一直線に伸びるのが日本大通り、横浜の近代まちづくりを象徴する道路とある。しかし、花びらを貼り付けて大通りに敷き詰め絵柄の絨毯(じゅうたん)のようにこしらえたフラワーアートは、これを「アート」と呼ぶにはいささかムリがあった。
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芦ノ湖という水溜り

2009年05月10日 18時20分32秒 | Journal
 湖というのは退屈な閉ざされた空間である。考えてみれば大きな水溜りである。雨後に道の水溜りに青空が映るのを眺めて欠伸(あくび)するようなものである。釣でもしないと間が持たない。観光客を海賊船に載せて遊覧しないと間が持たない。ネッシー(Nessie)のような怪獣が姿を現わさないと間が持たない。この日は、あらかた散ってしまった桜の梢(こずえ)を眺め、湖畔の一部を軽く散策して帰路についた。
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ザ・プリンス箱根のレストラン

2009年05月10日 18時06分04秒 | Journal
 芦ノ湖へ出てから道が交差したところで間違えて小田原方面へ行きそうになったり、時間を少々消耗した。しかし、なんとか箱根神社の先にあるザ・プリンス箱根へ。リゾート型のホテルで、敷地は広い。迷子になりそうな廊下を右に左に行って、ル・トリアノンとかいうレストランで昼食を食べた。5000円ぐらいのコース。こういうところでナイフとフォークに食事することに慣れていないから、なんだかよそ行きの気分で高い天井を見上げたりした。母親は入れ歯の口をもぐもぐさせて、ひれ肉が少し硬いとこぼした。最後の皿に載ったデザート3点が印象的。レストランから芦ノ湖の湖畔に出られる。
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