フォレスタの散歩道(パート4へ) 東日本大震災の20日前、2011年2月にスタートしたこのブログも1000回を超えた

概ね2~3日毎の更新、1回に3題の記事をめどとして来たが、以後間隔や記事の数などに捉われずに更新することとしたい。

【10年前の記事再投稿#15】ぶざまな号泣会見/集団的自衛権

2024-07-14 15:12:56 | 日記

   それにしてもぶざまな議員さんがいたものだ。兵庫県の野々村竜太郎県議=47歳、無所属、西宮市選出=のことだ。3年間で計345回の日帰り出張を繰り返し政務活動費から約780万円を支出したということの釈明会見で大声で泣き出した。まるで子どもみたいな姿は、「これが選挙で選ばれた議員さんか?」と目を疑った。まず出張費計上の内容が破天荒というか無茶苦茶だ。こんな内容の計上する方もする方、それを何年も見過ごしていた議会や事務局も呆れたものと言わざるを得ない。
   ”号泣記者会見”のニュースは各国に飛んで、いい笑いものになっているそうだ。 都議会での女性蔑視ヤジに続き国会でのセクハラヤジも明るみに出されたが、議員さんの醜態は掘れば底なしになりそうである。

 
  集団的自衛権の行使を安部内閣の閣議决定で容認することになった。このことについてはこれまでブログの投稿を控えて来た。「日本は再び戦争への道を辿るのか」「平和憲法の象徴である9条を歪めるものだ」「憲法改正の論議を経ずして、一内閣の解釈だけで集団的自衛権が認められるのか」など疑問は数々あるが、有力全国紙を読み比べても真っ向から意見が分かれている。それぞれにはなるほどと思う考えがあって私の判断が揺らぐことがあるが、少なくとも安部首相の独断・強行のやり方にはYesとは言い難い。

 
  この2日ほどは梅雨冷えと言ったところで、天気はぐずついているが暑さからは解放されている。ところで家内は現在梅雨の明けた沖縄へダイビングに出かけており、私がにわか主夫を勤めているのだが洗濯ものが乾かない。梅雨時の主婦の悩みの一端が分かった次第である。

[今日の花]

  
  ヒメザクロ(姫柘榴)の花と実  ハナモモ(花桃)の実(食用ではない)

    
  庭木に人気のあるシマトネリコ(別名:タイワンスオジ) グラジオラス

  
 ハクチョウソウ(白蝶草)  花の形に特徴がある

 

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【10年前の記事再投稿#14】急変した天気/ヤジの主が名乗り出たが

2024-07-09 18:26:53 | 日記

   今日は大気の状態が不安定で天気が変わり易いという予報・警報は出ていた。しかし、それにしても激しい変わり様であった。
   午後2時過ぎ、市民プールへ泳ぎに行く時にはまだ雨は降っていなかったが、雷の音がしていたので用心して自転車ではなく傘も持って車で出かけた。うっかりしていて、プールは修繕と水の入れ替えで休館中だったため隣の調布市のプールに向かった。その途中で雨が降り出し、しかも雷が伴う激しい雨になった。ワイパーを最速にしてもフロントグラスの雨が払い切れない。まだ日中というのに視界が利かず対向車のヘッドライトが辛うじての頼りであった。こんな激しい雨の中の怖い運転は今までに記憶がない。調布のプールの駐車場にまでは来たものの、とても車の外に出られる状態ではなくそのまま家に引き返した。しかしそれから雨足は一気に弱まり、6,7分で家に着いた時はもう小雨となっていた。
   ところが帰宅後テレビを観ていたら、ニュース番組で当地三鷹での雹(ひょう)が積もった光景が何度も繰り返し映し出された。しかも映像で見る限り道路に30センチくらいは積っており、住民がスコップで”雪掻き”をしていた。同じ市内でも我が家周辺や車で走ったコースでは雹に遭っていないので、極めて狭い範囲で起きた現象のようだ。 最近異常気象がよく起きるが、ますます激しくなる感じである。
 
   東京都議会の「問題ヤジ」について、頬被りしていた発言議員がとうとう名乗り出ざるを得なくなって、ヤジを浴びせた塩村議員に謝罪し、記者会見を開いた。互助会組織でかくまっていた自民党都議団も波紋が広がるにつれて、自分にとばっちりが及ぶのを恐れてかくまい切れなくなったのだろう。 全くみっともない限りだ。だが鈴木章浩議員は「自分が早く結婚したらどうか」の発言は認めたものの、「子どもを産めないのか」などの発言は否定している。私も他の議員が調子に乗って鈴木議員に続いてヤジを飛ばしたのではないかと思っており、そっちの方が議員間では格上のため鈴木議員がスケープゴートになったのでは推測している。これで一件落着ではなさそうだ。  

[今日の花] 

 

     
   秋の紅葉と真っ赤な実で知られるナナカマド(七竃)  ノカンゾウ(野甘草)       

     
 キョウチクトウ(夾竹桃)         葉の白が花の様なハンゲショウ(半夏生) 

  
    ハナタデ(花蓼)  キクイモモドキ(菊芋擬き) セイヨウノコギリソウ(西洋鋸草)
                                                                                                 
↓  
                                               

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【10年前の記事再投稿#13】ツバメの話題/世界の至宝「故宮博物院」展/記憶に残る傷痍軍人の物乞い

2024-07-09 10:55:36 | 新聞を読んで

   もう一月以上も前のこと、井之頭公園の池の上を飛ぶ1羽のツバメを見た。ツバメの飛んでいる姿なんて何年ぶりだろう、もう十数年は見掛けていないと思う。
   それから1週間くらいして今度は小学校の見守り当番の時、やはり1羽が校庭をかすめて飛んで行った。その時、今年はツバメの日本回帰が増えたのだろうかと考えたりした。
   そして半月前に父の墓参りをした帰り、途中で休憩をした富士山麓の道の駅でツバメの巣を写真に収めることができた。(写真下)     

     ← 中央に見えるツバメの雛(3羽くらいいた)に親鳥が頻繁に餌を運んでいた

    それでいつかブログにツバメのことを取り上げたいと思っていたがそのままになっていたところ、昨日の朝日新聞に『ツバメと暮らす「街」』という見出しで、日野市の住民の取り組みを紹介する記事が掲載された。まあ、これを機に今回取り上げた次第である。 
    ツバメはスマートな体形と「スピード」の代名詞のような飛翔、そして民家の軒下に巣を作る最も身近かな渡り鳥であったが、近年はその姿がめっきり減ったことは寂しい限りである。

  

    世界最高峰とも言える美術・工芸品の宝庫、台北の「故宮博物院」の展覧会が東京で開催されるという記事があった。
    そして数多い至宝の中の”目玉”として「翠玉白菜」が写真付きで紹介されていた。私は故宮博物院には一度しか行ったことがなく、それも客船クルーズの台北でのオプショナル・ツアーで駆け足で見て回っただけなので、ここの本当の素晴らしさを知るには至らなかった。現地ガイドの方はそういうツアーと心得ていて、混雑する館内の人をかき分けるように要所要所だけを案内してくれたのだが、その一つが「翠玉白菜」」であった。目にも鮮やかな白と緑の翡翠の精緻な工芸品だ。ほかにも驚嘆するような展示品があったが、極々一部の宝物しか見ていないわけなので24日からの展覧会にはぜひ行ってみようと思う。

   読者投書欄に『脳裏に焼き付いた白装束の3人』と題する66歳の男性の投書が載っていた。白装束とは傷痍軍人のことで、電車の中で物乞いをする姿が脳裏に焼き付いていると言う。投書の趣旨は集団的自衛権の容認により、再びこうした戦争犠牲者を出さないようにということであるが、私も戦後しばらく電車の中や街角で多くの傷痍軍人の姿を見て来た。そして今でも目に焼き付いている。母は近くで見かけると「気の毒な人達だから恵んであげよう」と言っていた。だが、戦後ずっと経ってもまだ白装束の姿が残っていた。その頃になると母は言った。「戦争の被害者には助けてあげなくてはいけないけれど、物乞いのために白装束をしている人もいる」と言うようになった。いつの頃からかすっかりその姿もが見えなくなったが・・・。

[今日の花] 

    
  オオバオオヤマレンゲ(大葉大山蓮華)          アスチルベ

   
                                     スカシユリ(透かし百合)

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