折々の記

日常生活の中でのさりげない出来事、情景などを写真と五・七・五ないしは五・七・五・七・七で綴るブログ。

1週間後だったら・・・!!~兄弟4人、鎌倉「あじさい巡り」

2011-06-10 | 家族・母・兄弟
先日、男兄弟4人で鎌倉にあじさいを見に行って来た。

当日は、梅雨の中休みで朝こそ霧雨が降っていたが、雨もすぐに上がり、あじさいを見るには絶好の日和。

午前中は「東慶寺」、「明月院」を中心に北鎌倉周辺を、午後は江ノ電に乗って「長谷寺」「成就院」まで足を伸ばすなど、あじさいの名所を見て回った。

巡った所は、いずれも、あじさいの名所と言われる場所であったが、惜しむらくはまだ咲き始めたばかり、『1週間後だったら、絶景が見られたのに!!』と一同それだけがちょっぴり心残りであった。


  
【東慶寺】

本堂裏の崖一面に咲いている「岩がらみ」は壮観。
案内の女性が「アジサイに良く似ていますが、岩がらみはユキノシタ科のお花です。
この一本の根から幹を伸ばし、岩全体に広がっているのです」と説明してくれた。
この「岩がらみ」を見ることができたのはラッキーだった。




【明月院】

鎌倉にアジサイの名所は数あれど、『あじさい寺』といえば、北鎌倉の明月院と言われるほど有名。
折からの霧雨にあじさいの花が見事に調和して、一際美しい。
ただし、咲き始めたばかりだったのは至極残念。


 
明月院(左)と鶴岡八幡宮(右)で記念写真



【長谷寺】

裏山の急な散策路を登り頂上につくと眼下に絶景が広がる。
頂上からあじさい越しに見える由比ヶ浜の眺望はまさに壮観である。
後1週間もすれば、この裏山全山があじさいで満開になるのだろう。残念!!



【成就院】

成就院には、煩悩の数と同じ108の石段と、その脇に262株のあじさいが咲き誇っているとのこと。
また、262は般若心経の文字の数なのだそうだ。
この参道は、海とあじさいが楽しめる絶景ポイント。
ここは、日当たりが良いせいか他の所よりも開花状況が一番進んでいるようだった。



午前中は小雨後曇りと絶好の日和だったが、午後からは太陽が出て蒸し暑い中、北鎌倉から鎌倉、長谷から極楽寺と鎌倉市内を歩くこと約1万5千歩、年寄り組にとっては、少々きつい散策だったかも?
お疲れさまでした。

小生は数年前に幼なじみのKくん、U子ちゃんと桜の季節に鎌倉に来ているが、二人の兄と弟は記憶にないとのこと。それだけに今回の古都鎌倉のあじさい巡りは、きっと、それぞれ思い出に残る1日となったことだろう。

次回は、10月。
クラシックコンサートと決まった。今から楽しみである。