お手本 大貫思水「新版四体千字文」(日本書学館)
【読み方】
がいし しんぱつ しだい ごじょう
きょうい きくよう がいかん きしょう
じょぼ ていけつ だんこう さいりょう
【意味】
けだし思うに、この身体髪膚はわが父母から受けた大切なものである。四大(地、水、火、風)によって身体のできたことを考え、よく五常(仁、義、礼、智、信)の道を守って身を立てねばならない。
うやうやしく謹んで、父母が自分を養育した大恩を思って、片時も忘れず、この大切な身体をわざと傷つけるようなことがあってはならない。
およそ婦人は貞操・潔白の行いを慕い、婦徳を養うに心がけ、男子は才能・善良を手本とし、自ら才徳ある人となって世に立つことを期せねばならぬ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます