折々の記

日常生活の中でのさりげない出来事、情景などを写真と五・七・五ないしは五・七・五・七・七で綴るブログ。

【3字体(楷書・行書・草書)千字文】を書く 第13回

2011-05-09 | 書道
  お手本 大貫思水「新版四字体千字文」(日本書学館)


【読み方】

ぞんい かんとう       きょじ えきえい

がくしゅ きせん       れいべつ そんぴ

じょうわ かぼく       ふしょう ふずい



【意味】

周の召公は生存中に甘棠の木の下で訴えを聞き、公平であった。万民はその徳に浴したので、召公が死去して後も、その甘棠の枝葉さえも伐らずに、詩に詠じてその徳を伝えた如く、ますますうたわれなくてはならない。

古中国では音楽は天子・諸侯・士大夫・庶民とそれぞれ区別があった。つまり、身分に応じて音楽を区分し、また冠・婚・葬・祭等の礼式も貴賎・上下の別があって、上下整然としていた。

君は臣をいつくしみ、臣は君を敬し、上下君臣和らぎむつびて天下泰平となり、また一家にあっても、婦人は夫の意見に従い夫婦相和すべきである。


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