折々の記

日常生活の中でのさりげない出来事、情景などを写真と五・七・五ないしは五・七・五・七・七で綴るブログ。

Oくんの『信念』、『情熱』、『勇気』に敬服

2008-07-08 | 友達・仲間
大学時代のサークル仲間で1年後輩のO君が『砂漠の預言者ベングリオン』という本を自費出版し反響を呼んだことについては、以前ブログで紹介した(2007・5・13『自分遺産』)

               
               O君が自費出版した著書
               『砂漠の預言者ベングリオン』


そのO君、ベングリオンへの思い止みがたく、ついにはその思いは、O君をしてベングリオンへの『追体験』へと駆り立てたようで、彼がイスラヘルへ向かったのは3ヶ月前のことであった。

そのO君から先週末、『無事戻ってきました』とのメール。

長い長いメールの行間から、前回の著作に続き、またもや今回エポック・メーキングな試みをやり遂げたという『喜び』、『達成感』そして『自負』が溢れていて、いかにもO君らしいと思わず微笑んでしまった。



6月6日ネゲブ砂漠 キブツ・スデー・ボケルから送られてきたO君のはがき
びっしり書き込まれた文章に、彼の意気込み、自負が垣間見える



メールによると、約3ヶ月のうち最初の2ヶ月は、北のキブツ・ヘフチバでヘブライ語の特訓と労働と家庭訪問を通じて開拓者魂を学んだとのこと。
また、エルサレムで開催された『建国60周年記念式典』に出席したとも書かれていた。

後半の1ヶ月は南のネゲブ砂漠にあるベングリオンが住んだキブツ スデー・ボケルでベングリオンの『追体験』を身をもって体験したこと、砂漠のど真ん中にあるベングリオン大学ネゲブキャンパスの教授達から砂漠の農業、太陽エネルギー発電、排水の再使用等の話も聞くことができ、また、実験場、試験農場、排水処理施設も見学させてもらえる機会に恵まれたことなどが事細かに書かれていた。

それにしても、慣れ親しんだ安全で心地よい日常の世界を離れ、幾多の困難と危険が予測されるイスラエルの砂漠での3ヶ月もの生活という非日常の世界にあえて飛び込んで行ったO君の決断力=勇気には正直、改めて驚かされた。

そんなO君は、小生にとって

『信念の人』であり、『情熱の人』であり、『行動の人』であり、そして『勇気の人』である。

そして、小生にはどれ一つとて備わっていない資質であり、その意味では、小生にとって『羨ましい人』であり、小生の『対極にいる人』でもある。

メールによるとO君は、この3ヶ月のイスラエル滞在で膨大な資料を収集し、持って帰って来たらしい。

前作『砂漠の預言者ベングリオン』に続く著書が上梓されるのも、そんなに遠くないに違いない。

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