折々の記

日常生活の中でのさりげない出来事、情景などを写真と五・七・五ないしは五・七・五・七・七で綴るブログ。

想定外の「結末」~発風山・山歩き顛末

2013-03-30 | 友達・仲間
里は花がいっぱいだったが、山の中ではミツバツツジが咲いているぐらいで、山の春はもう少し先か?


昨日の山歩きの続きである。

咲き競う花々を愛でながら4人で歩くことしばし、ようやくそれらしき場所に出たが、登山口がわからない。

たまたま、近くにいた地元の人に聞くと、やさしい登り口とちょっと大変な登り口と二通りの行き方を教えてくれた。

われわれは、歳のことも考えずに後者の方を選んだのだが、これが結果的に想定外の結末を迎えることになるとは・・・・。

久しぶりの山歩きに張り切る幼なじみたち。



登山道入り口に「クマ出没、注意」の立看板が。

登り始めてしばらくして、先頭を行くMくんが道の真ん中にうず高く盛り上がっている動物の「ウンコ」と遭遇、「これ、クマのウンコ?」

一同、余りの量のウンコに思わずクマの「ウンコ」とギクリ。

山道の真ん中に大量のウンコが。このウンコ、この後も再三見ることになる。


いつもはクマ対策用にと鈴を付けているMくん、Kくんともにこの日に限って用意なし。

「それでなくても、われわれ4人の声は大きいから、それだけでクマよけになるよ」と強がるKくん。

そんな訳で、この日はいつにも増しておしゃべりに花を咲かせながら歩く4人組。

里は春の花で溢れているというのに、1歩山に入ると新芽が少し芽吹いているとは言え、辺りはまだ冬の様相が濃く、花と言えばミツバツツジを見かけるくらいである。

山の春は、もう少しらしい。

 
山歩きで見つけたもの。シュンラン(左)と山繭(右)



10時半に歩き始めて、約2時間、大分歩いたが発風山まであと何キロの表示が出て来ない。

取りあえず昼食を済ませ、発風山の頂上を目指す。

そして、しばらく歩くとやっと案内の標識があった。

しかし、標識には発風山まで「1・1キロ」とあるではないか。時間を見ると午後1時半過ぎ、頂上まで行く時間的余裕がない。

そこで、急遽「鳩首会談」、その結果、登頂はあきらめてこのまま下山することに。

このメンバーで何回も山歩きをしているが、頂上を極めなかったのはこれまで一度もない。

やっぱり、最初に言われた「楽なコース」を選んでおけばよかったかな、とぼやいても後の祭りであった。

今回は何とも「締まらない」結末になってしまったが、あのまま頂上を目指していたら下山が遅くなり、帰りのバスもなくなって、大変なことになりかねなかった、あれで正解だったんだよ、と帰りの電車の中でみんなで胸をなでおろした次第である。

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2 コメント

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Unknown (ゆたか)
2013-03-30 22:31:38
熊におそわれて
命からがら逃げた
という結末でなくて
よかったです
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ほんとですね (fit-723)
2013-03-30 22:48:41
ゆたかさん

おっしゃるとおりですね。
でも、無理しなくてよかったですよ。
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