折々の記

日常生活の中でのさりげない出来事、情景などを写真と五・七・五ないしは五・七・五・七・七で綴るブログ。

【3字体(楷書・行書・草書)千字文】を書く 第39回

2011-11-14 | 書道
     お手本 大貫思水「新版四体千字文」(日本書学館)


【読み方】

もうし しゅくし          こうひん けんしょう

ねんし まいさい          きき ろうよう

せんき けんあつ          かいはく かんしょう


【意味】

毛嬪と西施の二人は共にしとやかな絶世の美人であった。西施の眉をしかめて悩む姿のあでやかさといい、毛嬪の笑いを含んだなまめかしさといい、万人をして等しく恍惚たらしめたという。

光陰は矢の如くに時々刻々移っていき、再びかえることはなく、太陽は照り輝き、月の光は下界を照波して、ひとしく万物をめぐむ。

日月の天象は年の還るにつれて移りめぐり、常に運行循環して、天地間を照らすのである。

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