折々の記

日常生活の中でのさりげない出来事、情景などを写真と五・七・五ないしは五・七・五・七・七で綴るブログ。

写真&俳句VOL30~「雷門」

2011-12-14 | 写真&俳句
  いつもは観光客で賑わう浅草の名所「雷門」の前。この日は人影も少なかった。


歳の瀬や     雷門は     憂い顔



大学時代のサークルの先輩のHさん、Nさんからお声がかかり、浅草でフグをご馳走になって来た。

昨年も両先輩からご馳走になっており、その時以来、丁度1年ぶりである。

待ち合わせ時間まで余裕があったので、「仲見世通り」をぶらり歩いて見た。

浅草は外国の観光客が大勢訪れる、わが国有数な観光地の一つであるが、3・11の大震災と原発事故で一時閑古鳥がないているとテレビなどで報じられていたが、この日歩いて見た限りでは外国の人たちの姿をそこかしこで見かけ、少しはもとに戻りつつあるのかなとほっと胸をなでおろした。

 
               昨年と比べるとこの日の人出は、ちょっと少なかったように見えた。

だが、昨年同じように仲見世通りを歩いた時の賑わいと比べるとこの日の人出は、いささかさびしく感じられ、この界隈全体が、かっての賑わいには未だ至っていないのかなという印象を強く受けた。

そんな思いで眺めたからだろうか、「雷門」がいささか憂いを帯びて見えた次第である。

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