白鳥の飛来地、中州では吹き付ける寒風に白鳥が身を縮めていた。
白鳥も 身を縮ませし 寒さかな
老母が暮らす施設のすぐそばに幼なじみのHちゃんが住んでいる。
そして、彼の所から車でちょっと行くと「白鳥の飛来地」として知られる場所がある。
そこで、今回は彼に白鳥の飛来地まで案内してもらい、帰り道に老母を訪ねることにした。
現場に着いたのは昼近くとあって、白鳥たちはすでにエサを求めて飛来地を離水した後で、30羽ぐらいが中州に集まっているだけだった。
しかも、この日は日が差さず、風も強く吹いて凍えるような寒さ。
ほとんどの白鳥が身を縮ませるようにじっとうずくまっているだけ。
折角白鳥を見に来たのだから、何とか1枚ぐらいはいい写真が撮れないものかと粘ってみたが「絵」になるようなシーンは全くなし。
それもそのはず、決定的な写真を撮ろう、と朝早く場所取りなど、みんな労を惜しまない。
小生のように、「ぽっ」と来て「絵になるようなシーン」を撮ろうなんて、そもそもおこがましいのだ、そんな当たり前のことを再認識させられた次第である。
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