折々の記

日常生活の中でのさりげない出来事、情景などを写真と五・七・五ないしは五・七・五・七・七で綴るブログ。

写真&俳句VOL262~酷暑の後遺症

2013-09-08 | 写真&俳句
猛暑の後遺症か里芋の葉も枯れてしまっているものが目立つ。


芋の葉は   猛暑の記憶   とどむらむ   日照りの跡の   すさまじきかな


昨日は二十四節気の白露、野の草に宿る露に秋を感じる頃であると「天声人語」が書いていた。

例年なら畑の里芋の葉に水滴が溜まって、そのさまが秋の気配を感じさせるのだが、今年はそんな風情は見られない。

この日も里芋の畑の側を通った時に注意して観察したのだが、猛暑の影響か、多くの葉が日照りのためすっかり日焼けしてしまい、青息吐息の状況で、改めて今年の夏のすさまじさを目の当たりにした次第である。