折々の記

日常生活の中でのさりげない出来事、情景などを写真と五・七・五ないしは五・七・五・七・七で綴るブログ。

写真&俳句VOL191~緑の褥(しとね)

2013-04-16 | 写真&俳句


若草や     人と犬との     褥(しとね)かな


今回も緑滴る黒目川の情景である。

前回は心地よい風に、思わず睡魔に誘われ、心地よげに「舟を漕ぐ」様子を写真と俳句で紹介したが、今回は若草の上でリラックスしている飼い主と犬の図である。

この日は週末とあって遊歩道は、愛犬を連れて散歩を楽しむ人たちで賑わっていた。

どのワンちゃんもみな楽しそうに歩いている。

半年ほど前までは、同じように愛犬のパールを連れてここを歩いていたのが、随分前のように思われる、そんな感慨に耽りながら河原に目をやると、もう一歩きして来たのだろう、若い女性の飼い主とボーダーコリーが一休みしていた。

若草を敷物にして、飼い主も犬もすっかりくつろいでいる様子は、のどかな微笑ましい情景であった。