TBSテレビの生中継画面より。
マスターズ 感極まりし グリーンかな
米国男子メジャー「マスターズ」の最終日をテレビで見た。
雨中のプレーオフ。
アダム・スコット(オーストラリア)、アンヘル・カブレラ(アルゼンチン)の両者の秘技を尽くしての激闘は、まさに世界最高の舞台にふさわしく、見ていて何度も鳥肌が立った。
そして、バーディパットをねじ込み勝利を決めた歓喜の瞬間、あの場に居合わせたすべての人たちの感極まった様子をテレビカメラは克明に捉えていた。
マスターズでは、毎回筋書きのないドラマが生まれる、といわれている。
今回のあの感極まった情景は、この筋書きのないドラマがいかに劇的なものであったかの証左でもあった。
それは、また「マスターズ」というメジャータイトルがゴルファーにとって、何ものにも代えがたい「栄誉」であることを如実に表していた。
テレビ解説をしていた中島常幸プロの「マスターズの感想など、言葉では表せない」と感動で声を詰まらせながら語った言葉が胸に響いた。