折々の記

日常生活の中でのさりげない出来事、情景などを写真と五・七・五ないしは五・七・五・七・七で綴るブログ。

写真&俳句VOL181~惜春

2013-04-06 | 写真&俳句
中世の山城跡を散策する丘陵ウオーキングコースの絶好のビューポイント、城の池跡に広がる桜の群生林


ゆく春を     城跡(しろあと)めぐり     惜しむらむ


桜も葉桜となり、過ぎゆく春。

最後の桜を楽しもうと急遽幼なじみのKくんを誘って八王子にある「滝川城址公園」に行って来た。

JR八王子駅からバスで20分、自然豊かな雑木林に覆われた加住丘陵に戦国時代の小田原北条氏一族の居城滝山城の遺構が残っている。

バス停から三の丸跡→千畳敷き跡→中の丸跡・本丸跡→二の丸跡→滝山城池跡・桜の群生林→滝山公園散策道→少林寺と全長約2・5キロ、所要時間1・5時間の丘陵ウオーキングコースを二人して、行く春の景色を惜しみながら歩いた。



本丸跡の断崖から望む多摩川の風景



中の丸跡 毎年行われる「桜まつり」の会場とのこと。


滝山城本丸跡


さすがに、桜は見頃を過ぎていたが、それに代わるように雑木林のあちこちで新芽が芽吹き、桜から新緑へと季節の移り変わりを告げているようであった。

 新芽が芽吹き、新緑も鮮やかな木々(左)、道端には、春すみれも咲いていた(右)