折々の記

日常生活の中でのさりげない出来事、情景などを写真と五・七・五ないしは五・七・五・七・七で綴るブログ。

写真&俳句VOL33~「豆電球」

2011-12-24 | 写真&俳句
道1本隔てたご近所Kさん邸のイルミネーション。年々、規模が大きくなって立派である。


寒月と     競い合うかや     豆電球     



クリスマス前のこの時期、各家々で思い思いの電飾を施したツリーが暗闇の中で光り輝く情景は、今や暮に欠かせぬ風物詩となってきた。

我が家の周辺でも、さまざまな工夫を凝らした光のパレードをあちこちで見かける。

一方、夜になると一段と冷え込み、凍てつくような夜空には寒月が地上を照らしている。

そして、とりどりの色彩をまとった発光ダイオード製の豆電球の光が、華やかに夜空を彩る様は、夜空の寒月とその美しさを競っているかのようだ。