折々の記

日常生活の中でのさりげない出来事、情景などを写真と五・七・五ないしは五・七・五・七・七で綴るブログ。

「川歩き」リポート その1 晩秋の新河岸川

2011-12-02 | 友達・仲間
新河岸川右岸から見た対岸の景色。川辺のすすき、寺の境内の紅葉と敷地内の大きな木々、晩秋の気配が濃厚に漂っていた。

先日、いつもの幼なじみのメンバーたちと晩秋の気配が漂う新河岸川とその分流であるびん沼川をのんびりと歩いてきた。(歩いた距離約20㎞、歩いた歩数約3万歩、所要時間約6時間)

以下、今回は新河岸川、次回にびん沼川の2回に分け、その時の様子を写真で紹介することにしたい。

 
【新河岸川】
新河岸川は、埼玉県川越市の西部を源とし、武蔵野台地を流れる十数本の支川を集め、東京都北区の岩淵水門付近で隅田川に合流している全長33.7kmの河川で、昭和の初めまで約300年間舟運で栄えた歴史があり、かって流域には多くの河岸場があったが、現在は河川改修によりほとんど見ることができない。
今回の川歩きの出発点となった旭橋から新河岸川の上流を望む(左)、今回の川歩きの終着点と決めた、いろは橋から新河岸川下流を望む(右)


            【福岡河岸記念館】
江戸時代に上福岡市を流れる新河岸川で舟運が開始され、福岡河岸にて回漕業が始まり、明治末まで営まれていた。その回漕問屋一つ「福田屋」の建物がある福岡河岸記念館
生憎この日は休館日で中を見ることができなかったのは残念だった。


同じ川歩きでも右岸を歩くか左岸を歩くかによって、歩く道の状態、見える景色が違って来る。対岸の道は整備された歩きやすい道だが単調。我々は、未整備の道を落葉を踏んでのんびりと歩いた。くぬぎ、なら、かしといった大木が生い茂っていて、ちょっとした山歩きの気分を味わった


新河岸川の堤防を歩いていると、堤防の河川敷に公園があって、そこで大勢の人が集まってミニゴルフをしていた。面白そうなので、プレーしている人に聞いて見ると、「ターゲットバードゴルフ」という競技で、ゴルフをミニ化したもので、ゴルファーはもちろん初心者でもゴルフの楽しさを味わうことの出来る手軽なスポーツとのこと。
ゴルフボールにバドミントンの羽根がついた形状のボールを使用し、クラブは一般ゴルフ用ウェッジクラブ1本のみを使用しているとのこと。
これは楽しいと一同休憩をかねて見学する。機会があればぜひやってみたいね、と大盛り上がりだった。



いよいよゴールのいろは橋も間近、この辺りは高校、中学校、小学校が立ち並ぶ文教地区、丁度下校する多くの学童、生徒らと行き合った。