折々の記

日常生活の中でのさりげない出来事、情景などを写真と五・七・五ないしは五・七・五・七・七で綴るブログ。

兄弟4人、ディズニーランドに遊ぶ

2010-06-24 | 家族・母・兄弟
お世話役

小生、兄弟は男ばかり4人で、長兄とは6歳、次兄とは3歳、弟とは9歳それぞれ年が離れている。

先日、実家に行くと長兄からこんな話が。

『我々、兄弟も今は皆元気だが、これから先、いつまで元気でいられるか分からない。体が言うことをきけるうちに兄弟で出かける機会を持とうや』

かくて、その世話役のおはちが小生に回ってきたという次第である。

年寄りの冷や水?

これまでは、自分からそんなことを言い出すことのなかった長兄、その心境の変化に少々戸惑いながらも、大いに結構な話なので、喜んで世話役を引き受ける。

そして、第1回目として『ディズニーランドで遊ぼう!』という企画を立てた。

この企画に兄弟たちは即OKだったが、かみさんを始め、息子や娘たち外野からは

『何よそれ、揃いも揃って、いい歳したおじいさんたち4人がディズニーランド?!』

あたかも、『年寄りの冷や水』になるから止めにしたらと言わんばかりの反応。


案ずるよりも産むが易し


当日は、舞浜駅に現地集合。



ディズニーには、不似合い?年寄り4兄弟


『ディズニーランドには、出来て間もない頃、子どもたちを連れて来て以来だから、もうかれこれ24,5年になるかな』と長兄。

『会社のレクレーションで家族連れで来て以来だから、おれも24,5年振り。その時は、スペースマウンテンに乗るのに2時間以上並んで、他のものは何も乗れなかったのを覚えているよ』と次兄。

『おれは、食わず嫌いで今回が初めてよ』と弟。

ディズニーランドの入口に向かう若い人たちに交じって、老人組は意気軒高である。

『もう、歳も歳なんだし、血圧の薬を飲んでる人もいるんだから、ジェットコースターのような激しい乗り物は体に負担をかけるから乗らないで』

というかみさんの心配をよそに、みんな『大丈夫』と自信満々の様子。

これは、もう成行きに任せるしかないなと思い定め、

アドベンチャーランド、ウエスタンランドと順次巡って行く。


 
降り出した雨の中を若い人に交じって移動する兄弟たち(左)、西部劇が大好きな次兄は、ウエスタンランドでライフル射撃にご執心(右)


平日で雨模様、しかも午前中とあって各乗り物は空いていて、普段は待たされるビッグサンダー・マウンテンもすいすい。

みんな約4分間のスリルを楽しんだようで、心配は杞憂に終わり、まさに

『案ずるより産むが易し』であった。


永久幹事?

そして、昼食。

お昼前から降り始めた雨がこの頃になると雨脚も強まり、おまけに強風まで吹いて、まったくのお手上げ状況。

やむを得ず、昼食後は乗り物やアトラクション巡りは中止し、お土産を物色して3時過ぎには帰途についた。

かくして、兄弟そろってのレクレーションはいささか中途半端のうちに終わってしまったが、次回は9月頃にはとバスによる東京新名所巡りをしようということになった。

次回の幹事も小生と決まり、どうも、小生はこの集まりの永久幹事という役回りになりそうである。

せっかく盛り上がった催しである。

これからも、せいぜい知恵を絞って、みんなに楽しんでもらえるものにしたいと張り切っている次第である。